Zinnia hacks tomorrow. (2009/8)

2009/08/01 (Sat)


= 第1回お勉強会

_ とりあえず1回開いてみて手應えを知りたいなと思ったのでちょっと 慌ただしいけど開いた。

_ ドリンク・フード込みで一人2000円だった。参加したみなさんの感覚だと どうなんだろう?私はちょっと高いかなと思っている。 気軽に開くには1000円前半くらいだと個人的にはうれしいんだけど... 5時間の娯楽としては高くはないが決して安くもない値段だ。 費用と人数、広さなどはトレードオフであって最適なものを見付けるのは なかなか大変かもしれない。少しずつ改善してゆきたい

_ 今回取り組んだこと(と、その後解決したこと)の記録。 今回はESDL(ErlangのSDL)をいじったりOTP.NETを評価したりということを やろうと思いつつ望んだ。

_ ESDLは昨日のうちにセットアップしといたのでじゃあtestspriteでも 書いてみようかと思った。testsprite自体はESDLの中にも入っているんだけど、 せっかくErlang使ってるんだから並列でやりたいよなあというのが ここのところ考えていることだ。

_ そのためにはFutureパターンが欲しいなとなんとなく思ったので書いてみた。 いちおう思った通りには動くけど、なんかしっくりこない。 というところで調べてみたらこちらのコードを 発見した。なんとエレガントな...感動。というか自分の書いたやつの駄目さ加減に泣いた。 これにタイムアウトつきgetとloopプロセスを落とす関数を付け加えた。

_ 気分を変えてOTP.NETをいじろうと思ったらサンプルプログラムが動かない。 そういえばrpc関係はまったくやったことがなかった。 お勉強会の後にいろいろ試してうまく動くようになった。

_ じゃああらためてtestspriteいじるかなーといったあたりで時間切れになってしまった。 5時間いてこの程度ではいまひとつと言わざるを得ない。 次回がオフの前に開催された場合はオフの準備に使うことになると思う。


2009/08/03 (Mon)

_ TechEd 2009のハンズオンの予約が始まったので受講するやつを 選んでみた。 今回は4回シリーズでビジネスアプリケーションを作る的なものが目新しい感じ。 でもこういうのは別にTechEdで受けなくてもいいような気がしないでもない

_ Silverlight3とか受けたいなあ、仕事と関係ないけど、と思ったけど 受ける余裕はなさそうだった。さすがに仕事で受けたいものを省いてまで 受けるわけには...


2009/08/04 (Tue)


= SWIG

_ PKCS#11をC#から呼べるようにあれこれやっていて、まあ呼べるように なったんだけど、決まりきったコードがほとんどなので当然自動生成を 考えるわけで、でもヘッダファイルを行単位で適当に分析して生成...などとすると それは他の場面では使えないわけで、一度使ってみたかったSWIGを試してみた。

_ サンプルをちょっと動かしてからPKCS#11のヘッダファイルを喰わせてみた。 いろいろと直さなきゃいけなかった。 Syntax Errorとしか言ってくれないのでなんともあれだったがなんとなく 直した結果エラーがでなくなり、大量の.csファイルと1つの.cxxファイルが 生成されたので、DLL組んで呼ぶようにしてみた。が、なんかstaticのメソッドを 呼ぶ段階でエラーが。

_ たしかに手軽だけどC/C++のライブラリがそのまま呼べる以上のことをしようと 思うと、記述量がそれなりに増えて大変なように思う。 と思いつつ誰かやってないかなと思ってPyKCS11を発見した。 うまくまとまっててすばらしいけど.iとその周辺ファイルだけでかなりの分量だ。

_ SWIGに慣れるとこういうのをすらすらと書けるようになるのかな。 そこまでしなくても...という気持がどうしても出てきてしまって先に進みづらい。 C/C++をパースしてtypedefとか定数とかメソッドとかクラスの一覧がとれるだけで とりあえず十分なんだけどな...と思わずにいられない



= アマルフィ

_ 週末見てきた。映画を見たくなる基準として 前田有一の超映画批評は大きなウエイトを占めているのだが、 とても高評価だったので 見たくなった。 映像綺麗だし面白かったけどそこまで手放しでは...という感じだった。

_ こっちの人の方がしっくり来る。 たしかに、突然音と映像が切れるのが2〜3回あったがあれは故障なのか演出なのか 理解に苦しむところだった。 空撮でボケてたのは映写機の原理よくわからんけど劇場固有の現象だと 思ってたがそうでもなかったらしい。 アマルフィあんまり関係なくね?というのもな

_ まあ織田裕二かっこいいし天海祐希綺麗だし(怖いけど) 景色綺麗だし いいのかなーと思う


2009/08/05 (Wed)


= 今日のMercurial

_ コミットメッセージに日本語使いたかったのでエディタをサクラにしてみた。 MercurialはCygwinから入れたので、最終的には↓のような スクリプトを経由して起動するようにした。

#!/bin/bash
"/cygdrive/c/Program Files/sakura/sakura.exe" -CODE=4 "`cygpath -w $@`"
-CODE=4はutf8のことらしい。あと、HGENCODINGにutf8を指定したら うまくコミットできるようになった。 hg serveで確認した限りでは問題なさそうだ



= アースシステム 03-3486-0623

_ うちにも来た。まだこんなことやってる人たちがいるのね... 速やかに呼吸が止まることを祈らずにいられない。爆発でもいいです



= C++ Interop (暗黙の PInvoke) の使用

_ ちゃんと理解しないまま書いてるので余計な処理をたくさん書いてしまったような 気がする。 が、とりあえず目論んでいたものはだいたい書けたので今週でいったん 仕上げてしまう予定だ。予想の3倍くらい時間がかかってしまった。 自分の能力の低さが情けないですね


2009/08/08 (Sat)

_ いろいろ割込みがあったり進みが悪かったりしたけどなんとか 予定していた作業が終わったのでちょっといい気分だ。でも 進みが悪かったのであんまり気分よくない(どっちだ

_ 週末は召集がかかりそうだったのだが回避されたので 今週もお勉強会やるよ! たぶん日曜です


2009/08/09 (Sun)


= 第2回お勉強会

_ 先週にひきつづきErlangのtestspriteをいじった。サンプルに くっついているやつは痙攣したり壁じゃないところで跳ね返ったりでよくわからんし、 自分で書いたほうが早そうだったのでやってみた。

_ 当初の予定であったスプライトごとにプロセスを作ってフレーム間の同期をとりながら 動くというところまではなんとかできた。いろいろ気になるところがあるので さらに直してゆく予定。

_ プロセスを大量に抱えると消滅させたいときとかに面倒だというか、うまい扱いかたが まだわからない。リンクとかグループとか使うのだと思うのでそのあたりを 勉強するつもりだ。

_ あと、前日に慌てて会場の手配をすると出席の意思の確認とか人数の確定が 遅くなるので次回からはもうちょっと余裕のあるスケジュールにしたいなあと思った。


2009/08/10 (Mon)


= 記録とドキュメンテーションについて

_ 昨日のお勉強会で話題が出ていたので過去の経験や現状についてまとめてみることにする。

_ 記録については下記のような立場をとっている。

そのため、記録はblogで、ドキュメントはWikiで、というのがひとまず しっくりくるところだと思っている。 他の人が参照できない記録は、組織として記録が蓄積されない点から考えても 価値がだいぶ損われてしまうと思う。また、同じ事象に対して各人がどのような 捉えかたをしているのかということを知るのは個人的には非常に有益だと思っている。 また、単純に、他の人が今何に取り組んでいるのかを知ることができるのは よいことだと思う。

_ tDiary + Wikiという組み合わせは前職の頃から行っている。今のところ他の人に見せるという ことはしていないが、前職を辞めるときにはパスワードを解除して置いていった。 それなりに役に立っていたようだ。

_ 現職ではサイボウズの個人メールを使って週報を出している。組織変更の前は日報だったのだが 週報に変わったのは個人的には退化だと思っている。また、記録に対する上記の立場を ひとつも満たしていない(報告を読めるのは管理職だけ)ので、さほど価値を感じていない。

_ Wikiは勝手に上げて勝手に運用して、そのうちに便利さに気付いた人達が使いだして... という経緯で導入した。 これからWikiを入れますとか使いますとか宣言してから始めるよりは、 実績や既成事実を作ってから、よかったら使ってね、というやりかたのほうが最終的には 受け入れられやすい形に持ってゆくことができると思う。Tracも同様なやりかたで導入した。 別に誉めるべきやりかたではないが、 今までゼロだったのに何かを始めようとすると急に100を求めだす人というのはどうしてもいるので、 本質ではないところで煩わしいことにならないためには それなりに有効な手段だと思う。ISO9001のプロセスに対応がつかないとか 既存のシステムとの連動だとか、未提出のチェックをするべきだとか... 見せられる方としてもよくわからないものを使いますと言われるよりも、 実際に動いているものを見せてどうこう、の方がまだ判断しやすいという面も あると思う。

_ 各自が都度記録を書き溜めることができるようなサイトを用意したいという気持は あいかわらず残っていて、ちょうど先月から下についたT君がLinuxに不慣れだということで トレーニングも兼ねてLinuxセットアップしてWordPressを入れてもらった。 彼には日報をここで書いてもらって、サイト運営についてのスキルを磨いてもらおうと 思っている。WordPressでアカウント分けるのはそのままではできない?みたいなので 今後の展開は不明だけど


= RedmineでToDo管理(2)

_ あらすじ: TracでToDo管理してたのを Redmineに切り替えた

_ レポートがないのでチケット追うの大変かな...?と心配したがカレンダーとマイページを きちんと見て、遅れたチケットをきちんとフォローしていれば問題ないことが分かった。 きちんと見るというのはどうせやらなければいけない作業なのでこれでいいのだと思う。

_ 月曜の朝にチケットの棚卸しをしていたのを土日に持って行ったのも なかなか効果が上がっているようだ。

_ 最近エンジニアのための時間管理術を 読みなおしている。当時は思考停止していた中長期的なプランについても 少しは考えるようになったかもしれない。 この本で一番感銘を受けたのは人生を終えるときにもっと仕事をしておけばよかった と思う人はいないという意味の言葉で(今手元にないのであとで書きなおす)、 たしかにそうだなあと思った。あと User Friendlyがよい。 でも原文を理解するにはボキャブラリーが足りなすぎる気がする。

_ Redmineが習慣になったのはよかったと思う。 不足しているのはアラーム機能くらいか。これも設定次第なので 考えてみたい。


= 今日のC++/CLI

_ genericsとtemplateとマクロを駆使してやるのがとても楽しくなってきた(危険)


2009/08/11 (Tue)

_ 雷雨や地震などがすごい。あと蒸し暑い。

_ ここぞとばかりにのりピー語を喋る様子を映し出すのは アスカに精神攻撃をかけるアラエルを思い起こさせるものがあるなあと思った。 蒼いうさぎはよい曲だと思う

_ 身近ではいち早く逃亡説を唱えていたNunockyさんが昇天し神となった



= 設定を簡単に変更できるようにすること、を必ずしも重視しませんよという話

_ Yoichiさんちより。 対応と結果がきちんと描かれているのでとてもためになる話だと思った。 10年くらい前の自分だったら 設定というのは選択肢であってどちらが正しいというものじゃないし 製作者が押し付けるものではないんじゃないの?くらいの感想だったかもしれないが、 今はまったくその通りだと思う。

_ 以下はリンク元から連想して考えたこと。 「予想が裏切られた」というときの「予想」は、 各自が「それが当然」と思っているものの場合と、習慣とか文化で 形づくられているものの二種類があると思う。 前者の場合は人それぞれの部分があるのかなーという気がする。 思いつくままに具体例を挙げてみると、例えば同じ文字列でもマウスカーソルが 指の形になったら押せる場所だよ、とか、C-f でカーソルが右に一つ進むよ、 とか、そういうのは別に直感的でも予想可能でもないけど、そういうもんだとして 比較的広く受け入れられているもんだと思う。

_ それと比較して、 例えば「タブが1コだけになったらタブ自体の表示をやめるかどうか」は、 本来の表示部分を少しでも確保するために消えてほしいと思う人と、 タブが1コしかないときとそうでないときなんて認識はしたくないし、 タブの操作をするときはタブ表示部分からやっているので、 消えたら困ると思う人がいて(自分は後者)、それと異なる動きをして しかもそれが変更不能だとしたらとても哀しい事態だと思う。

_ ただ、自分の中でそういうもんだと思うことというのは、わりと 習慣とか文化とかに容易に取り込まれてしまうものなのかなと思っている。 アプリを閉じてもプロセスが残っているのは納得がいかなくてもすぐ慣れたし、 またWindowsに戻ってくればそれはそれでそういうもんだと思う。 納得いかないな、不便だな、と思って我慢して触っているうちに慣れてしまう といったような。冒頭に10年前云々と書いたけど、今なら 「まあ気に入らないかもしれないけど使ってみてよ、すぐ慣れるから」という やりかたも比較的受け入れられるようになってきた。

_ 以下はもっと関係ない話になってしまうかもしれないけど、 仕事で作ってるものについては、〜〜をどうしましょう? と確認すると 「決められないから設定で変えられるようにして」と回答されるケースがあまりに 多く、今やっているものは設定の塊になっている。 オプション全部の組み合わせを試すのはとてつもない作業だし、 誤った組み合わせを許さないようにする仕組も必要で、それはそれで テストがとてつもないことになる。さらに、運用の段になって、 今、目の前にあるものの動きはどの設定のどの部分が生かされた 結果そうなっているのか、という点がまったく不明瞭になってしまっていると 思う。特に、思い通りに動いていないときに、設定に誤りがあるのか、 想定していなかった設定の組み合わせなのか、プログラムに誤りがあるのか、 それ以外なのか、を、つきとめるのは大変な作業だと思う。

_ 「決められないから設定で変えられるようにして」という要求を はねのけるのは、こちら側にも決められるだけの材料も権限もない以上 非常に難しいことだと思う。設計や事業の立ち上げをする人達と、それを 運用する人達が(顧客としても開発サイドとしても)別だったりすると、 運用時の負担を前借りすることにあまり抵抗を覚えないという ことも言えると思う。(そもそも 運用時の困難さが想像できていない可能性もある。自分も含めて)

_ 例によって墜落点は特に(ほんとどうしたらいいんでしょうね? というような嘆きくらいしか)用意してないんだけど、 決められない理由は顧客側にもあって、エンドユーザ(顧客の客)のニーズを 把握していない/できないということなんだと思う。 新しいものを作ってゆく苦しさなのかもしれないが、 (具体的には想像できてないけど)あらゆるエンドユーザのニーズを満たす という考えかたはあまりよい結果には結びつかないのではないかなあという気が している。



= Twitterその後

_ 気付いたら2週間くらい使っていた。たぶんこの先も使うと思う。

_ ゆるいコミュニケーションツールというテーマはたしかに馴染みやすいと 思った。ブラウザさえあれば読み書きできるのもでかいし、特定の チャンネルに所属しているわけでもないというのはよい。また、 めったに会えない人と話ができたりするのもよいことだと思う。

_ 使い始めて2〜3日は、Twitterで構築されるコミュニケーション網というのが とても大袈裟に思えて、別にそこまでのものは...という抵抗感があったけど、 いくら誰でも読めるといったって別に興味持って読む人はそんなにいないだろう ということかなと思いあまり気にならなくなった。 この辺はフォローの桁が変わってくるとまた違う感想になるかもしれない。


= コメント

_ blogやWeb日記と呼ばれるものについて、 自分にとって秩序ある状態として思い描くものと、コメント機能は どう考えても相容れない。 炎上した場合、誰が見ても一目でそうだと分かるし、それが正帰還になって さらにひどくなるという点で最悪の機能だと思っている。 実際にそれを行っている人数の大小はあんまり関係ないと思うし、 少人数でそれを行っているのであれば、少人数でも秩序を 破壊できるというだけの話だと思う。 もちろんそういった行為を防ぐための機能もあるんだと思うけど、 そこまでして入れたいと思う魅力が自分にはまったく思いつかないというのが 正直なところだ

_ Twitterは比較的炎上しづらい作りになっているのかなー と思ったのでその点もよいかなと思っている、という話なのだが考えが甘いかな。



= SharpDevelop

_ バイナリデータを表示(できれば編集)できるコントロールがないかなーと 思って、そういえばSharpDevelopはソースも公開されてたなと思い出して 久しぶりに見てみたらすごいことになっていた。 Expressがあるから乗り換えることはないと思うけど...

_ で、16進エディタ的なコントロールはあるが取り出すのはちょっと大変そう? あとライセンスの問題もあるなあ(先に考えろ)

_ 自分で作ろうと考えるのは簡単なんだがどうせ作るなら末長く使えるものが いいなと思ったりで(ゼロが急に100を求める例がここにも)、 そこまで時間がとれないなあと哀しくなった。

_ が、泣いていても解決しないので ダンプ表示だけを30分くらいかけて作った。



= 今日のC++/CLI

_ だいぶ形が見えてきたのであと数回で終わるつもりだ

_ RIAAができるのでうれしいのだがアプリ終了時にコケること多数。 Disposeが呼ばれる順番によっては必要としているオブジェクトが先に Disposeされてて、じゃあしょうがないのでオブジェクトの生成を 管理できるようにして、とか、最後にまとめてdeleteできるようにして、 とか試しているうちに、前方参照やらでいちいちつまづいたりで、 出来上がった物もこんなにセンスないのかと思わせるに十分だった。

_ こんなんであと数回で終われるのか疑問だ。まあ書いてる最中にも ああすればよかった等のアイディアが出てくるので、一日放置して再度眺めて みるつもりだ。



= FPGA

_ T君にFPGAの勉強をするという指示が下るようなので、教育係の自分としては これは会社の環境を使って勉強するチャンスだと勝手に解釈して進めてゆくことにした。

_ 今までなにがなにやら分からない、 何が分からないのかが分からないというようなのが電気とかハードウエアに対する 感想なので、時間みつけて頑張ろうと思う。といっても さしあたって何を目指せばいいのかなーという問題が。 センサーつけてログとるとか、7セグメントLEDをどうにかするとか、そういうことを するのだろうか。それはハエを退治するのに核ミサイルを使うようなもの なのだろうか...それすらもわからない

_ ...ざっと眺めてみたけどこれ趣味にするには金がかかりすぎる感じがする。 道具とか教材とか。あと趣味になるまでに必要な時間が想像できない。

_ 経理がわかるSEになろうとは思ったことがあるが、ハードに強いSEは それはそれで需要があるのかしら?それもいまいち分からない(し、なんか すごく無邪気に失礼なことを言っている気がする)

_ それはそれとして、やはり教師がいないと厳しそうだ。書かれている内容を 理解できる/できないとかではなく(それならセミナーに行けば済む気もする)、 電源やらケーブルやら、無造作に書かれている物事をほいほいと用意してくれたり アドバイスしてくれたり、オシロスコープ片手に調べてくれる 人がいないと先に進むことができないかもしれない。


2009/08/12 (Wed)

_ なんか疲れが溜まってる

_ 今週末はお勉強会は回避の方向で...まあ出征中でそれどころじゃない人も多そうだしな



= VC#ExpressでWindows Mobile開発

_ Expressで開発できるなんてすごい!



= Word練習

_ 以前買った本を元にドキュメントを書いている。 ようやくスタイルとかのことが 分かってきた気がする。分かった結果としてはやはりどうしようもないなあ これという感想しか生まれてこないんだが、なんかおかしなことが起こって、 それがどういう意味を持つのか分からないまま進んでいって、 気付いたらとてつもないことになっている、とか。 あと、デフォルトの見出しと本文のスタイルはどう考えても見苦しくて、それを 適切にするのがとても大変だということが分かった。 具体的には本文のインデントと見出しのインデントの合わせかたが分からない。 いじっているうちに前項の、おかしなことが起こってそれがどういう意味を 持つのか分からないまま...というのが起こって、気付いたら 「スタイル スタイル スタイル 見出し 4 + 段落後 : 0.5 行 + 段落後 : 0.5 行 + 段落前 : 0.5 行...」みたいなスタイルが大量に出来上がって途方に暮れてみたりした。

_ それでもまあ少しずつおかしなところが解消されていって、改行やスペースで体裁を整えてた部分をなくしていくと、おおなるほど、スタイルというのは こういうものなのか、といったことが少しわかった気がした。 あと、なんで今まで前のページに見出しのスタートがあって、次のページの頭に見出しの本文が来ちゃってたのか、とか、箇条書のインデントがなんでどうしようもない見苦しさだったのか、とかそういったことも少し理屈が分かってきた ような気がした。分かった結果は冒頭の通りどうしようもないんじゃないかというか、ここまでしてようやく使い始められるのかと思うと、使えるようになった 気でいる方がむしろ有害なのかなーと思った。まあHTMLでbとかfontとか使わないでちゃんとセマンティックに書きましょうねとかそういう話に似てる 気がするが、そうやっても比較的それっぽく見えるものはできてしまうし、 デフォルトの状態ではむしろそういうふうに書くように促されているとしか 思えない部分がある。まあ古くからのワープロがそんなんだったからそれに 合わせてるのかもしれないけど...


2009/08/14 (Fri)

_ 結婚しました。

_ 喧嘩や争いや悩みが絶えることはないでしょうが二人で一つ一つ解決して 幸せになりたいもんですね。

_ さしあたっては変顔という悩みごとがありますね...


_ IT史上稀に見る慶事のはずだが頭頂部の密度に不安点を指摘されるなどいつもと あんまり変わらん感じの一日だった。 まあ書類上の話だからそんなもんかもしれないが、 やはり引き返せないというか引き返したくない選択をしたなあという 気持はありますね

_ みなさんありがとうございます m(__)m


2009/08/17 (Mon)

_ 口だけの奴はいつだって口だけだし、 中途半端な奴はいつも思いつきの言葉を並べる。そんなのに 「最後まで責任もってやれ」なんて間接的に言われてる自分が滑稽に思えてきた。 「あとよろしく」が口ぐせのあなたに言われたくない。

_ ただでさえ嫌になっているのに連休明け早々不愉快な打ち合わせだった。 まあ偉い人なので「あとよろしく」って言っていいわけだが、 それでもあんなふうにはなりたくないもんだと思う。


= 勉強と費用と展望の話

_ 10代の頃は問題としていた領域があまり広くなくて、つまりアセンブラの本が 欲しいと思うと数冊しか選択肢がなかったり、C++の本も数えるほどしかなかったり、 そもそもお金がなかったりしたのであまり技術書を買うということが多くなかった ように思う。

_ 仕事を始めて数年までは慎しくやっていたような曖昧な記憶があるものの、 それ以降はamazonで本を買うときには(゜∀゜)こんな顔をしつつ 次第に( ´_ゝ`)特に感情の動きもなく、自分の処理できる能力を超えるような 量の本を買うようになった。

_ 最近は、もちろん使うお金をきちんと管理して必要であればセーブして、という 内外の要件もあるし、それに本のコストパフォーマンスは必ずしも高くないのかなあ という気がしだしている。

_ 本の特徴として考えていること(とそれに関連して思うこと):

期間と費用というのも、 以前ちろっと書いたように 思うけど、教科書みたいにユーザの数が桁違いに多くて、ものすごい費用と期間を かけて(いると思う)安い値段で提供できるというような環境であればそういう点も 大きなメリットだと思うんだけど、技術書については、 個人〜数人の能力でなんとか賄える範囲だったりするのかな?という本が多い 気がする。だから悪いというつもりはないけど、かけられる期間・費用というのは おのずと限界があるような気がする。

_ 一方、Webの特徴としては、

なんかうさんくさいなあとかいうのは読んでてそう気付けば読まなくなったり、 割引いて読むだけだったりするのでさほどデメリットだとは思わない。

_ 結論としてはあんまり突飛なものではなくて、予算の許す範囲で厳選して本を 買って、できるだけWebで済ませて、Webの文書でじっくり勉強するように 努力しましょうというあたりか。本にしか書いてないことは本を買うしかないわけだし。 あと、積ん読になってるのをちゃんと消化しましょうね、というのもあるな

_ 以下、若干話が変わって別の悩みごとを書いてゆくが、別に悩んだからといって 今後の行動に変化があるわけでもなさそうなのであまり書く意味もない気がしつつ、 しかし書いておきたい気がするので書いておく。

_ 知れば知るほど分からないことが増えるとか、 分からない/知りたいことがたくさんあるという状態は幸せだなと思う一方で やはり焦りを覚える。焦りには二種類あって、一つは純粋にそんなことも 知らないでここまで生きてきたのかというもので、もう一つは 今知りたいと思っていることを全部身につけたとして自分に残るものは 何なんだろうという実利的な側面から来るビジョンの不明瞭さだ。

_ 前者の焦りは、凡人の特権として未来の自分への負債ということで片付けられるように 思うが、後者については... どうなんだろ。知りたいと思う欲求に従って 行動することが悪いことだとは思わんし、結局そういうものしか手元に 残らないような気もするが、ちょっと浮世離れしすぎているというか、そういう スキルを身につけたことで今後の選択肢が広がるのか?と言われると どうなんだろう?と思ってしまう部分がある。どっちにしても今やってる 仕事は、業界の縛りとかいった仕様から来る特殊性はあるものの、そこで行使される テクノロジーはむしろオーソドックスと言うべきものであって...

_ で、程度の差があっても、結局基礎が大事だよね、というような傾向は 結局のところどこの分野でも同じだと思うし、 そうなると、同じような問題意識で他の人が臨んでいるとすれば やはりその差を埋めるのはとても大変なことだと思わずにいられない。 もっとも、そういうことが当たり前とも言うべきことだったとして、 それを当たり前にできる人や組織、また、当たり前にできる人が正当に評価される 組織というのがこの業界には少ないのではないかという感蝕を持っている (悪い友達と付き合いすぎという可能性もあるが人のことは全く言えない) という 別の疑問もあるが、 この会社で重宝されている(のかされてないのかよくわからんが)自分 という存在の、組織から切離された単体としての価値はどんなもんなんだろね、と 思わずにいられないし、まして、適切な規模の組織で教育や経験を経た人との 差はなかなか埋めがたいものがあるように思う。

_ 自分自身が特定の分野でなんかものすごい才能を発揮する道というのは あんまり考えられないのだが(とても特殊な知識の組み合わせでならわからんけど)。 この会社やそこに所属している自分の居場所というのは、でかい会社に 話も聞いてもらえないような(理由はいろいろあるけど)お客さんと二人三脚で システムを作りあげていくというところにあると思っているのだけど、 最近はちょっとしんどいなあと思うようになった。

_ 冒頭に書いたように、だからといって目先の行動に変化があるわけでは ないと思うし、単にスタート間違えましたかね?という話なのかもしれないが、 この年頃にしか書けないことなのかもしれないので記録に残す価値はある...といいんだが


_ 最先端をおっかける技量も気力もない人間としては、流行の3.14歩くらい 後を歩いていることが多く、そうすると「待ってると解決している」という 例に割とよく遭遇するように思う。

時間が解決するという考えかたはゆとりに繋るので、それはそれで 悪くないような気がする。 勝負はいつも岬の最先端の崖のそばでしなければいけないというわけでもないし


= OpenSolaris

_ Solarisは9の頃にちょっと触ったきりだが随分垢抜けてて驚いた。

_ ZFSの本を買ってちょっと試してみたくなったので触ってみることにした。 どうも身近に適当なPCが見当たらない(相当古いPCしかない...メモリ少ないし)ので、 しばらくはVMwareで触ることにする


2009/08/18 (Tue)

_ 今日は1回休み


= Solaris最新情報オンライン・セミナー

_ 未来はOpenSolaris中心と明言していたのが意外だった。OpenSolarisで開発が 進んでSolarisにバックポートされるというワークフローなのね。すごい

_ WindowsやLinuxの話はけっこう出てくるけど、MacOSXの話は出てこなかった


= SVPPT

_ ↑の動画で使われいた。パワーポイントのスライドと連動していて、後から 見るときはとても分かりやすいと思った。


= eラーニング

_ セミナー受けるのもタイミングが合わなかったり一日潰れたりでなかなか 大変だが、もっと活用してもいいかなと思った。 WebでのeラーニングはWBT(Web Based Training)というらしい。

_ 身近だからそう思うのか、この手の教材はやはりMicrosoftがとても充実している ように思う。


_ 調べれば調べるほどSolarisはいいな。知らない間にこんな魅力的なものに なっていたとは。 ZFSとかCrossBowとかは単体でもとても便利そうだけど、これらが当たり前のように 使えるソフトはすごいアドバンテージがありそうだし、そうなったら他のOSよりも Solarisの持つ価値というのはとても大きいように思う。

_ プレゼンの中身を聞く限りではOpenSolarisがかなり大きな役割を果たしているらしい。 この先も開発者たくさん抱えて進んでゆけるのかな。仕事では WindowsばかりだしWindowsの進化はそれはそれでとてもよいものだと 思っているのだけど、Solarisが見せている世界というのはやはりとても魅力的だ。 MacOSX、Darwin、Linuxとかでは覚えない感情だ

_ 最初はSolarisの中でNetBSD動かして、今までどおり遊ぼうかと思っていたが、 ざっと調べた限りではSolarisの中で全部やったほうが楽なような気がしてきた。 Solarisコンテナというやつがまだよくわかってないのでこれから調べる予定



= CUDA

_ SolarisのプレゼンでNUMAとか出てきたのでそういえば(音が似てるだけの)CUDAのことを 知りたいと思っていたことを思い出した。

_ CUDAはグラフィックとは関係ない話だと思ってたけどシェーダとしても使えるのかしら?無駄か?

_ OpenCLというのも面白そう。Open Toolkit というのがOpenGL、OpenAL、OpenCLなどをサポートしてくれるらしい。 FAQはTaoとどこが違うの?という あたりが中心になっていてこれはこれで興味深い。 SDLDotNetと一緒に使うという話は出ていないので評価しないとな


= Thin Client

_ 実際に導入している人達からはあまり芳しい話を聞かないのだけど、 使ってるPCや置いてある場所ではなく、使っている人をベースに管理したいと 思ったらこういうのしかないように思うんだけどな...

_ Thin Clientとはちょっとずれるかもしれないが、去年のTechEdで聞いた App-Vはなかなか興味深かった。



= サーキュレータの置きかた

_ あんまり理解していないまま使っていたので真面目に調べてみた。

_

最後のやつは VORNADOのマニュアルを見て見ると、 ストーブみたいに熱源が下にあるときの例っぽいので、エアコンの真向かいだと あんまり効果がないかもしれない。

_ いずれにしても対流が重要ですね。


_ R40eにOpenSolarisを入れてみた。思ったほど重くはないがネットワークが 使えない... BigAdminを見ると ドライバはhttp://www.broadcom.com/からダウンロードできると書いてあるが、 古いチップのせいか見当たらない。もうなくなっちゃったのかなあ


2009/08/19 (Wed)

_ Windows7を評価しようと思ったのが今週の月曜で、まだダウンロードが 終わっていない。月曜に落としたのは休み狭んで今日やっと焼くことができて、 しかしVistaのEditionと違うのでアップグレードできんと言われ泣きながら 同じEditionのものを落としている。

_ 8時間かかって99%まで来たがかれこれ2時間ほどそのままだ。対数軸なのかもしれない。 心残りがあるのかなんなのかしらんが勘弁してほしい



= ThinkPad R40eでOpenSolaris

_ NICが認識してくれなかった件は、 こちらのリンクにある ファイルを入れてみたらうまく動いた。


2009/08/20 (Thu)

_ 一晩たっても99%のままだったのでどっかおかしいのかもしれない。 なんだそうならそうと言ってくれれば

_ Suspend→いろいろ→Resumeしたら1分で終わった


= Windows 7

_ エクスペリエンス インデックスは5.4だった。 内訳は、プロセッサ5.4、メモリ5.4、グラフィックス6.4、ゲーム用グラフィックス6.4、 プライマリハードディスク5.9。

_ たしかVistaのときは5.1だった気がするがあんまり覚えてない。 家に返ったら調べてみよう(同じ機種なので)

_ アップデートは時間はかかったものの特にトラブルもなく完了した。 ガジェットの配置がおかしなことになったくらいか。あと付箋がなくなった。

_ 壁紙が明るくてVistaのときより浮かれてる感じだ。CAPSをCTRLにする レジストリも入れなおしたらそのまま動いた。タスクバーに出ているアイコンを 右クリックするとコンテキストメニュー的なものが出てきて驚いた。 xkeymacsもSKKIMEも動いている。コンパネの「クラシック表示」は なくなったか?

_ ウインドウをドラッグして振り回したらタスクバーに波紋が出て驚いた。 ビデオカードのドライバが不安定なバージョンに戻ってしまったらしいので 再度入れた。

_ Vistaの結果を見てみた。プロセッサ5.1、メモリ5.5、グラフィックス5.9、ゲーム用グラフィックス5.5、プライマリハードディスク5.9。ふむふむ!



= 今日のOpenSolaris

_ Poderosaからログインしようとしたら 「The negotiation of encryption algorithm is failed」と怒られて入れなかった。 Cygwinのsshでは問題ないようだ。

_ そんなこと言われてもどのアルゴリズム使えるのか分からなくね? と思ったら、Poderosaにはイベントログを見るためのツールがちゃんとあって、 それで調べることができるらしい。知らなかった...

_ 結果として、(゜∀゜)を(´∀`)したことによりうまくつながるようになった。 (こればっかだな)


2009/08/23 (Sun)

_ 指輪買ったりめし喰ったりした。室内アンテナはなるべく高いところに 置かないと感度がよくない。あとノートパソコンが近くにあると駄目なようだ。 電子レンジの影響はないらしい。扇風機や蛍光灯のスイッチをかちかちやると よくないことが起こる。

_ 今週は水曜〜金曜までTechEdだから会社にいる時間がほとんどないので 月曜はかなりがんばらないといけないかもしれない。火曜も外出になりそうだ。 せっかく自宅にOpenSolarisの環境作ったんだから少しでも勉強を進めれば また展開も変わってくるんだろうがその気になれない


_ そうも言ってられないので作業を始めた。少し寝たら元気になったというのもあるが

_ コンテナを作ってみたがユーザが追加できないとかDHCP使いたいけど使えないとか でもどうすればいいのか分からないといった状態で調べなきゃいけないことが たくさんありそうだ。ざっと見た限りでは非共有IPタイプじゃないとDHCPは 使えないようで、でも物理的なネットワークインターフェースは1コしかないので これはCrossBowというやつを使うところなのかな...といったようなところだ

_ CrossBowが必要なのかどうかは不明だが、まだSolarisにはCrossBowは来てない みたいなのでSolaris 10 オペレーティングシステム - 新機能に出ていないようだ

_ 馴染めないだけなのかもしれないがzoneadmで設定をいじるのがちょっと大変


= Textile

_ RedmineのWikiで採用されているマークアップ記法なんだが未だによさが分からない。 とくにh1〜h6とかで改行が見つかるまでが対象になるというのが ほとんど理解できないというか、それでうれしい場面がまったく思いつかない

_ どうやらHTMLの記法がほとんどそのまま使えるというのがメリットらしい。 場面によると思うけどWikiの記法としてはかならずしもメリットとは言えないような


2009/08/24 (Mon)


= Effort Counter

_ ToDo管理で使っているRedmineで時間管理も少しずつやるようにした。 見積りの時間と実際にかかった時間がどのくらい違うのかというのは 常に意識していたいので

_ TaskCoachにはEffortという機能があって、各々の項目に対して取り組んだ時間を 記録することができるようになっていた。使いこなせなかったけど。 ストップウォッチを使っていたもののどうも記録の管理が煩雑で、 兼ねてより下記のような仕様のカウンタを作りたかったので 時間をみつけて取り組んでいる:

使い勝手はまだまだだけど、実際に運用しながらチケット増やしながら 作業している。今回はそこに単価計算をくっつけてみた。自分の行動が 費用としていくらになっているのかという点も常に意識していたいと思っていたので、 コードレビューで2000円使ったとか、それなりにリアルな数字が出て面白い。


_ Windows7になったらVMware Serverがうまく動かなくなってしまった。 vmnetとかがなくなっちゃったり。 入れなおしたら直るだろうか...

_ ...直ったらしい。


_ 相手の対応が変だとか言う前にその原因が自分の言動にあるのかもしれない等と 少しでも考えないものだろうか。 すべてにおいて気にいらないことは自分以外の何かが原因であるという 発想を隠そうともしないので驚くほかない。 会社が潰れるか潰れないかのピンチだから痛みや苦しみに耐えて 頑張りなさいという意味のことを数週間手を変え品を変え人を変え 言ってきているが、なんでそんなことを言おうという気になるのかが 不思議でならない。この人達大丈夫なんだろうか

_ 経営陣がこんなんばっかりで、自分たちの無能を棚にあげて 社員集めてくだ巻いているというのはどうにもやりきれないな。もう長くないだろう。


_ それはそれとして、今度はIDSとかの勉強ができそうな感じだ。 別にネットワーク屋になれるとは思ってないので機器類のことはあんまり 知りたいとも思わないのだが、あんまり詳しくない分野で評価という名目で 勉強できるのは願ってもないことだと思うのでこの機会に勉強してみたい。

_ IDSとかまったく興味なかったからまったく分からない。 何が分からないのかも分からない(そればっかだな) 何ができるのかも分からない。 こういうときにどうしても本に手が伸びがちではある。


_ そして1時間で飽きてしまった自分がいる。せめて自宅サーバの強化に つながる程度にはがんばろうよ...


2009/08/25 (Tue)

_ 9月〜10月は相当熱くなりそうだ。問題は必ずしもがんばるぞと思えないところにありそうだ。 まあがんばりますが


= 「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る (1/5)

_ こないだ書いてたことは 結局これなんだろうと思う。 こちらには要約ではなくもっと生に近いと思われる発言が載っている。

つまり1万人の中で一等賞になろうと思ったら大変なの
競争相手が少ししか居なくって、こいつさえ倒せば一等賞だっていう世界に居たら
それは生き延びられますよ。
だから皆さん方は基本的に生き延びられない所で仕事をやっているからそれは
大変ですねっていうので同情しますよ。
それだけです。
だから、プロフェッショナルクリエイターになる条件ってなったら、周りにいる
18600人をぶっ倒す!!
で潰す位の力の有る、それこそコンテンツの有るものを作るにはどうしたら
いいですか?といったら
いや〜コツコツやるしかないですよ。という事です。

_ ここから少し連想した話に。 CGだとオリジナリティは出せない的な表現があって、その辺は そういうもんなのかどうかよくわからないが、Windowsが出だした頃に 「DOSの頃は一人の天才がいればソフトは組めたが今後はそうはいかない」とか 「Windowsの世界ではどこかのソフトでできて自分のソフトでできない理由はない」 といったような表現、つまりは 能力による優位性はなくなるということだと思うが、そういう主張を 複数回見たことがあって、それを連想した。 似ているようで似てない話かもしれないが。

_ 誰が作っても同じようにしか見えない、という意味では、PCの世界はそういうふうには ならなかったと思う。 ソフトを作る難易度という点では、一時的には確かにそういう時代に なったのかもしれないが、それでプログラマの人口が減ったわけでもないし、 今でも誰々が余暇を使って数日でプロトタイプ作って、それがブレイクした、 なんていう話もあるわけで、 一方で、便利な道具を使う事によって損われる部分は、本質的なものではないというような話もあって、 やはり冒頭に戻って本質での勝負を挑まなければいけなくて、 そして競争相手が山ほどいる世界という点では似ているのかな、というか 成長→成熟に至る業界では当たり前の状況なのかもしれない。

_ また建築や電気製品とかの話を連想してしまうのだが、 実際に物を作り始める前にミニチュアを作りましたとか、モックアップを 作りましたとか、 テスト機を作りましたといったフェーズは、コンピュータの世界では、 というか、少なくとも身のまわりでは見たことがない。大雑把に イメージが分かるような、それでいて実際に動く、というものを作るといっても、 それができるのは結局実際に製造をする人たちだろうし、ましてそれをどこかに 発注するなんてことは思いもよらないし、それを基に作りなさいと言われれば、 その「大雑把なもの」の精度というものの立ち位置は非常に難しいものだなあと思う。


= Software Tools

_ 別の機会に書こうと思っていたんだが話が繋がりそうなので書くが、 最近「Software Tools」を読んでいる。10年以上前に図書館で読んだような 気もするがすっかり忘れていた。それこそ小文字が打てない端末が あるかもしれないとか、パンチカードだったら、とか、ファイルという 考えかたがない環境のことだとか、 そういったものを相手にRatfor (構造化Fortranみたいな感じのもの)やPL/Iを武器に、洗練された機能と、 そこから構成されるツールを少しずつ組み上げてゆく様子が描かれている大変な 名著だ。 ここで作り上げられているものは、UNIXのシステムコールや 基本的なコマンド、catとかgrepとかedとかsortなどといったものとして 今でも見ることができる。

_ 今とはあまりに環境が違うので、プログラミングの初心者がこれを読んで 勉強するというようなことはないだろうし、界面(インターフェース)といった、 今では原語の方が定着していて逆に違和感を覚える訳語とかも多いが、 それでも、少しずつテストをしながら組んでゆくとか、今でも色褪せない 格言が数多くあり、そういうものはやはり本質に近いのかなあと思う。 UNIXの前の時代のプログラミングなんて自分では想像不可能だけど、 この本にはその当時に問題になっていたことや、現在につながるテクノロジーが 臨場感溢れる記述で読めるので大変刺激的だ。

_ 今は開発ツールもどんどんよくなってきて、 ドキュメントや本などの情報も充実していて、自分も含めてそんなに 頭がよくなくてもプログラムは書けるような時代になっていると思う。 頭の中でアセンブルしながらスイッチでプログラム書けと言われても無理だし (せめてマクロアセンブラくらいは欲しいところだ)、そういう世界で喰ってゆけと 言われればたぶん相当な無能人間になると思う。 で、競争相手が...という点に戻ると(例によってぐだぐだな展開であれだけど)、 今の時代は種類の違う頭のよさが求められてるのかなあと思う。 「Software Tools」で描かれている、事象の本質を抽出しそれを展開する といったような。いろんなテクノロジーが手を変え品を変え溢れている昨今では、 個々のテクノロジーについてそれそのものを理解するだけにとどまらず、 本質や発展の可能性についていかに実体験として理解してそれを応用できるかという 力がとても大事なように思う。まあ、結論としてはこつこつやるしかないという点に 戻るんだけど、スリリングな時代に生まれたといったようなチャレンジングな 感情は生まれてこないのが正直なところだ。あと20年くらいしたら システム作りだとかシステム屋育成だとかももっとシステマチックにできるように なっているのかなあ

_ ...まあ一等賞にならなきゃ喰ってゆけなくて死ぬというわけでもないから 思いつめすぎかもしれない。今までの話はなんだったんだと鼻毛が伸びる 展開だったかもしれないごめんなさい


= 映画の題名に「幼女」をつけると一番みたくなるような映画って何よ

_ 1からすでに素晴しいが

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/08(土) 09:19:10.40 ID:wnzFB+WB0
シンドラーの幼女リスト
タイムリーにこういう天才的な返しをする人の能力には嫉妬せざるを得ない。 何人排除すれば銀河一面白いことが書ける人間になるんだろうと思いつめてしまうが それはエンジニアの限界を極めるより困難なことかもしれない


2009/08/30 (Sun)


= tech ed 2009

_ 週末は3日連続で横浜に行った。2日目からどうにも体調が悪くて難儀した。

_ 日程が短縮されているとかカードがICカードじゃなくなったりと 開催される前からなんか今までと違うなあと思っていたのだが、 全体的に景気や活気に欠ける感じだ。スライドを印刷した資料もくれないし、 ホール1つ減ってるし...

_ 景気が悪いといえばボールペンもなんか寂しい感じだ。去年のボールペンは 色がたくさんあって修正リボンがついててものすごかった。妻が会社で使っている らしいのだが、今年のやつを見せたら

ボールペン

ということで、たしかになあと思っていたら実はこのボールペンのインクは 60度以上に加熱すると透明になるらしい。マークシートとかでとても便利だねえ... びっくりだね...とは思ったがそれに気付いたのは最終日だった。 FRIXIONというらしい。

_ しかし60度というのは思ったより低いような気もする。炎天下の車のダッシュボードとかにこのボールペン入れといたら透明になってしまうのかしら

_ 別にここはボールペンの感想を書く場所ではないのだがすごかったので長々と書いてしまった。


= TeamSystemのハンズオン

_ SubversionやMercurialにRedmineを付け加えた状態は、セットアップも さほど大変じゃないし、プロジェクトが増えたときの対応も簡単だ。 RedmineはLDAPと連動できるのでそのあたりもとても楽。 それと比べてTeamSystemはどんなもんだろう?と思って受けてみた。 TeamSystemじゃないと逆立ちしてもできない! というものはないような気がす る。統合されていることによる利便性というのも、Reportingを真面目に使えば あるいは...という感じかなあと思う。


= Windows7と2008R2

_ 7を使い始めたのだがあんまり違いが分からないというのと、 2008R2は相当いいという話を聞くので、今後の評価に役立てばと 思い受けてみた。 いろいろ頑張っているんだねえ(それだけ?) まあこの手のことに 取り組めるだけ立派だと思う。


= ASP.NET MVC

_ Webフォームもいいけどこちらも興味があったので受けてみた。 いよいよRoRに似てきた感じがした。ActiveRecordにあたるのが ADO.NET Entity Frameworkということになるが


= チューニングとデータベースリファクタリング

_ うーん、、、事例も経験もデモもなんかこう... 今はDevpartnerを使っているが、Team Suiteは1つくらいあってもいいのかなあ という気が少しした。 DBのスキーマ管理はどうなんだろ。便利なのは分かるけど


= TeamEditions新機能による実践的設計

_ ここから2日目。 UMLの話だったとは...実装が進んでいった段階で設計書との差異をどう埋めるの かというのは毎回頭の痛い問題で、 今のところ強い意思くらいしか解決策が思いつかないというのが正直なところ だ。あるいは先方から怒られるとか。 自動生成もいいけど、せっかく連動できるなら実装と設計の相互チェックができ るとかだといいような気がする。


= SharePoint開発のすすめ

_ SharePointは興味があるけど触る機会がなくて、いい機会なので受けてみた。 WebサービスはRESTのほうがいいような気がする。 ガジェットを作っていたので実はそっちの方が勉強になったような気がする。


= Integration Servicesのハンズオン

_ 97の頃にDTSを触ったがそのときとそんなに変わっていないような気も...


= SCVMM 2008 R2

_ しまった部屋を間違えた。System Center Virtual Machine Managerのことらしい。 そういえば去年はVirtual PCだったけど、今年のハンズオンは全部Hyper-Vだな

_ Solarisを触りだしてからVM熱はちょっと覚め気味ではある。


= WPF

_ 目新しい内容ではないが断続的に受けてるのであまり身についていないので。 それに平井さんのセッションは受けておかないと...Live Attendee Onlyの動画 もあるしね! WPFは今いじってるEffortCounterにぴったりな気がしてきた。移行を検討しよう...


= ADO.NET Entity Framework

_ むずかしくて頭に入りませんでした! というのは半分嘘ですが

_ 今回景気悪化以外に感じたものとして、 サンプルとかスライドとかで楽屋ノリ風なものやフランクなものが増えたというのがある。 そういうのが何がなんでも悪いとは言わないけど、 個人的にはtech edにはそういうのは求めていないので緊張感が足りないなあと 思うばかりだった。


= Azure

_ 15分前に行ったらもう行列になってたのでびびって入らなかった。


= Visual Studio 2010と.NET Framework 4.0の紹介

_ 受ける前から思っていて、受けてもやはりそう思ったんだが なんでこれが最終日の最終セッションなんだろう..

_ そうそう、Visual Studioでは単体テスト用のプロジェクトは、 〜.Testsという名前にするのが慣例のようだ。今後は合わせるようにしたい


= YAMAHA DX7で発車メロディ

_ 兼ねてからDX-7の生の音ってどんなのか分からんという話をしていたが こんなわかりやすい例があったなんて

_ 【演奏してみた】安い音源は使えるのか?【ヤマハTX81Z編】なんてのもある。 TX81は嘘みたいに安い値段で売ってるので昔から欲しかったんだよな

_ ソフトウエアだとFM7が有名だけど、 Hexterなんてのもあるらしい。 音楽あそびは楽しすぎていくら時間があっても足りないが、 そういう趣味から逃げるというのもなんか寂しい気がするし、今はほとんど 金かけなくてもそれなりに遊べるし、またやってみようかなとおもっている



= 指輪

_ 王水には弱いらしいので近付かないように気をつけたいところだ。まあその前に 皮膚がどうにかなるだろうが

_ Wikipediaを見ると、

これまでに人類によって産出されたプラチナの総量は約4,000トン、体積にして
約200立方メートル(一辺が約6メートルの立方体)程である
だそうで、すごいなと思った。

_ PtXXXという数値は合金の純度をあらわすらしい。950だと950パーミルなので、 つまり95パーセントということになるそうだ。


= 選挙

_ 議席はデザインできるということが実証され、今回の選挙でその手法が確立されたと 理解した。すごい時代になったもんだ。

_ 個人的には、鳩山氏、小沢氏といった個々人はもちろん、民主党自体にも 何のシンパシーも覚えないし、良い方に向かう要素が まったく見えないんだけど、今の時代は混乱とは無縁ではいられないという ところだと思う。


2009/08/31 (Mon)

_ ひらしょーさんのインタビュー見た。薄くなっているとのことだが それでもけっこう過激というかひらしょーさんらしいなあという表現があった。

_ いろいろとたくらみがあるので念の為に就業規則を見直してみた。 政治・思想活動ならびに署名・募集は禁止になっているが集会等を開くことに ついては特に禁止されていないようだ。 減給に関して事前に通告がなければいけないという規則もないらしい。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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