Zinnia hacks tomorrow. (Digest)

はやおきをすると、いいことがあるよ
(なかまにしてほしいといっています)

お勉強会 やっています。よかったらご参加下さい。

オリジナルはrisky-safety.orgの方です。zinnia.dyndns.orgはミラーです。

アンテナ被捕捉状況: 1コ上におひっこし

他の記録

おしらせ

とくになし。強いて言うなら転職したいです(重大すぎ)

2014/04/20 (Sun)

_ なんだか体調悪いなあ。節々の痛みと頭痛眼痛。ユンケル飲んで積極的に 休養とりつつ会社に来ているので小康状態だ。


= Ubuntu 14.04 LTS

_ ワンクリックでアップグレードできるので、この忙しい時期によせばいいのに 押してしまった結果起動しなくなった。そこまですごいことが起きるとは 予想していなかったので馬鹿なことをしたものだと思った。

_ 症状としては どうやらgrubがうまく起動しないらしく、grub rescueなるものが起動してしまう。 「symbol 'grub_term_highlight_color' not found」らしい。 手動でnormal.modをロードしようとしたところ、同じエラーになったのでどうも モジュールのリンクがうまくできないらしい。 Ubuntuのバグトラッキングにも上っていた。 画面つきで紹介しているblog

_ とりあえずUSBメモリでブートしてboot-repairでもしてみるかなと 思って準備したところ、そもそもUSBメモリからブートしてくれない。 F11を連打してもだめだし、F2連打してBIOSメニューを上げようとしてもだめで、 grub rescueになってしまう。

_ おやおや、これは詰んだかな…と思いながら、ASSISTボタンがあるのを思い出したので そちらのメニューからUSBメモリブートを試みたところ、なぜかHDD側のgrubが 普通に起動を始めて、以後USBメモリなしでも起動するようになった。

_ なぜだか わからないが、 これは よろこぶべきことだ。と、イースの神官のような 無能ぶりを発揮して気にしないことにする。 なおこの無能な言いまわしが私は好きだったのだが、 「イースの本 ファクトの章」で検索してみると最近は 「何故、止まったのか、今はまだ、知るよしもない。だが、これは喜ぶべきことだ。イースから災いが消えたことに違いはないのだから。」という文言に変わっているようだ。 分からんことには違いないではないかと思うので昔の言いまわしを支持しておこう。 昔の言いまわしは、たとえばサルモン神宮外苑〜「イース・オリジナル〜『イース Ancient Ys Vanished Omen』」2で見ることができる。

_ ともあれUbuntu 14.04にアップできた。気付いた点など:

そして気のせいかいろんな動作が機敏になっているような気がする。何かをしてから、 それが終わるまでの待ち時間が短かいという感じ。応答性が上がっているように思う。 それは入力のレスポンスという点でもそうだし、たとえばこの文章を ZHTにコンバートする作業もずいぶん早く感じる。ディスクアクセスもなんだか 速い気がする。なんだろう体調悪くてこっちのクロックが下がってるのかな


2014/04/17 (Thu)

_ 毎回似たような書き出しで気がひけるが体調が思わしくない。


= 引っ越し?

_ 妻が一目惚れした物件があるとかで引っ越しが一気に現実味を帯びてきた。 私の目から見るといくら巨大とはいえワンルームのうれしさというのがまったく ピンと来ない。空調の効率は悪そうだし、今でさえジョンを閉じこめておくために いろいろ部屋割りを工夫しているのに、ワンルームでどうする気なのかも分からない。 間仕切りするとなればまた費用がかかるし。

_ などと思うのだが、妻の通勤が大幅に楽になるのはたしかにでかいだろう。 また、私はどっちにしても費用面(イニシャル・ランニング)で折り合いがついて、 自分のスペース(3〜4畳くらい) があればそれ以上のこだわりはほとんどなく、あとは 周囲の環境がどうかという程度の関心なので、 妻がいいというならそれでいいんだろうとは思う。

_ 今住んでるところはかなり気に入っている。気に入ったところを挙げてみると:

ただ、妻の出勤がかなり大変。千代田線の辛さは私にもよく分かるので、 それだけでも引っ越したいと言われれば反対することはない。 あと、エレベータがないというのも地味に辛いところか。普段は気にしないが 荷物の上げ下げなどは大変。

_ 妻が気になっている物件は蔵前駅からえらい近くて、私としても通勤の手間はほとんど変わらない上に、 東京事務所への出勤がえらく楽になる。 押上に住んでいた頃に利用していた電車を使えば乗換が不要だし、家の周辺の設備も充実している。

_ 調べてみたところ、図書館に関しては今の環境は相当恵まれているらしい。 そもそも台東区の図書館(とそれに準ずる施設)は20時には終わってしまうらしいので、 平日の受け取りはほとんど無理ではないかと思う。 Webの使い勝手も葛飾区のほうがよいと感じる。まあこのあたりは 慣れなのかもしれないが… 台東区と葛飾区は隣接していないので、台東区に引っ越すと 葛飾区の図書館は利用できなくなるようだ。

_ 散歩・ジョギングはどうしたもんかな。隅田川が近いけどサイクルロードは 途切れがちだし、荒川や江戸川のように河川敷でスポーツしている印象はない (むしろホームレスが多いという印象)。 数km離れているが浅草や上野公園がある。 バスは南千住、神田、大塚、錦糸町、東京(八重洲口)に向けたものがある。 犬の病院は青砥なので電車なら1本で行ける。 つぼみは電車があまり好きではないので悩むところだけど、バスで辿りつくのは けっこう大変そう。南千住行きで東武浅草まで行って、 そこから浅草寿町まで歩いて金町行き、になるのかな。

_ 錦糸町にはバスで行ける。歩いても4km程度なので自転車圏内だ。 そう考えると立地条件としてはとてもよいな。いつか押上〜業平周辺に 戻ってきたいなと考えていたので、蔵前ならその欲求をかなりの程度満たすことができる。 徒歩圏内という点では、田原町(銀座線)、浅草橋(浅草線、JR線)なども。 今までの生活でほとんど利用してこなかったけど蔵前は大江戸線も走っている。

_ まあ間仕切りは何もそのための設備(パーティションだとか)じゃなきゃいけない ということもないんだろうし、家具の配置を工夫すればそれなりなのかもしれない。 整理整頓が下手な夫婦としてはだだっ広い部屋というのはよいことなのか 悪いことなのかはよく分からない。


_ その後、内見をしてきた妻がいろいろ思ったのと違うのでやっぱなしという 連絡が。思ったより圧倒的に狭かったらしい。

_ まあ引っ越しの気運はあいかわらずあるようだし、 蔵前周辺は気に入ったそうなので、あのあたりでひきつづき探すことになるんだろう。


2014/04/14 (Mon)


= 十代目 金原亭馬生

_ 志ん生の息子、志ん朝の兄である十代目金原亭馬生の没後に故人を偲んで 対談をしたり寄稿したりというものを集めたらしい。

_ 金原亭馬生は、まだ少ししか聞いたことがなくて(そもそもCDがあんまり見当たらない)、 「今戸の狐」なんかはあまりピンと来なかったというか、志ん朝のがよすぎて それと比べると…という感じがしたけど、「目黒のさんま」を聞いたところ 抑制の利いた落ち着いた雰囲気がなかなかいいのかな、と思ったりした程度。

_ 馬生の死を知った直後の編者が談志の高座で馬生について語っているところを 記述したところと、それをもとに談志に直接インタビューしたところが一番 印象に残った。


= 立川流騒動記

_ 立川談之助というと三遊亭円丈と並んでポプコムで連載していた落語家という 印象しかない。 談志の弟子だということすら知らなかった。 ポプコム連載当時は二つ目だった(円丈は真打)のだが、この本によると 真打になれと談志に言われて断わりつづけていた時期のようだ。 上納金が倍増するだけで特段のメリットがないという話らしい…

_ 談志の参議院議員時代に私設秘書の立場から見た談志、 落語協会分裂騒動、落語立川流立ち上げの話などで、 談志の側から見た内幕が赤裸裸に語られている。 落語三遊協会立ち上げに深く関与しておきながら土壇場で手を引いた 真相も書かれている (Wikipediaにも載ってるが)。 それと並行で、談之助自身が談志に入門するようになった経緯や、 談志の横暴な振舞いなどが描かれており、やっぱりこいつ最低だなと 素で腹が立ったりした。

_ 終盤は談志が立川流を立ち上げた後の話。 正直なところ、いくら談志没後に出版したものとはいえ 追悼本の域を出ないものだろうと高を括っていたのだが、ここに来て 一気に雰囲気が変わって凄味を帯びてきた。立川流になってからの 談志の芸について「止まった」「はっきり言ってしまえば落ちた」と断言している。 これにはびっくりした。

_ 先日読んだでは、歳を重ねるにつれて 神がかった落語を見せるようになったと書かれており、談志が好きな人には そう映るんだろうなあと思っていたし、談志自身も60を超えてからの 自身の落語について新しいステージに至ったような意味の述懐をしているのを 他のインタビューで読んだことがあるので、そういうもんなんだろうと 思っていたが、談之助は全盛期の談志 (紀伊国屋ホール時代の談志ひとり会会の頃を 想定しているらしい。巻末の年表によると談志が30前後の頃らしい) と比べて はっきりと衰えていると書いているし、 立川流での談志を「お山の大将」「裸の王様」とまで書いているのがすごい。

_ そして志ん朝の存在と死がいかにでかかったのかということも。 いかに止まった/落ちたとはいえ談志の芸は最高峰のままで、志ん朝の死後は 比べるべき者がいなくなってしまった、というふうに談之助には映っているらしい。

_ なお、「美少女ゼミナール」(談之助のポプコムの連載)でよく出てきた 「レーニン」というのが馳星周のことだとこの本で知った。 Wizの小説を書いていたというのは聞いたことがあったけど…。 イボンヌ木村と同系統だったのか…


2014/04/12 (Sat)

_ よく寝た。


= 現代落語論

_ 冒頭こそ落語というのはこういうものなんだという説明が分かりやすくてよいなあと 思っていたが、その後はこれはいい、これはダメ、という談志の価値観の話や、 悪口、愚痴、自慢に始終していてどうにも。面白かったけど。

_ この本は談志が30になる前に書かれたものらしい。そう考えると印象も 変わるな。こういう本を書くというのは自信と自負のあらわれだろうし、 30前にこれだけの問題意識を持って落語に取り組んでいるというのはすごいことだと思う。


= 翼ある闇

_ 麻耶雄嵩のデビュー作らしい。面白かったし、置いてけぼりにされた 感じもしないけど…この「真相」は自力で気付くことができるのだろうか?

_ 以下ねたばれ注意 (飛ばす)

_ 国内外のミステリを読み慣れた人間じゃないとついてゆけないねたもあるようだが、 まあなんとかなった。全体的な流れは「黒死館殺人事件」の パロディになっているらしい。全体を流れる衒学趣味なテイストは ここから来ているのか。なお私は「黒死館殺人事件」は 10ページほどで挫折したので実際のところは よく分かっていない。

_ 「私」の存在感がでかいし、教養もありそうだし、登場人物とのやりとりも あんまりワトソンぽくないので、そこに何かあるだろうとは当然思うだろう。 出てくる探偵が自信満々に失敗する様子や、彼等とは無関係なところで真相が あきらかになるあたりはなかなか新鮮だった。 「メルカトル鮎最後の事件」という人を喰ったサブタイトルはどうなんだろう? なんか続編があるみたいなのでどういう扱いになっているのかは気になる。


= ほんとうに安全?現代の暗号

_ 暗号技術関係の製品をとりあつかっており、 他の人間にレクチャをするために知識を更新しようと思って借りた。わかりやすい。

_ 「ほんとうに安全?」という点では、「○○という前提の上で」 安全ということになることは読む前に分かっていたわけだが。 量子コンピュータが実用になると素因数分解が多項式時間で解けるようになるので RSA暗号とかはもう安全じゃなくなるらしい。 その割には世の中が焦ってる感じがしないのは、 実用化はまだまだ先だからということなんだろうけど、どのくらい未来の 話なんだろう。

_ shinhさんが以前書いてたスライドでは15 = 3 * 5 みたいなレベルだと書かれていたように記憶しているんだけど、 1kbytesのコアメモリが数百万という時代(適当)が気付いたら…という ような世界の話であればもうちょっと焦ってもいい気がするので、 そういう次元ではないんだろう…

_ 21 = 3 * 7 だった


= 桂枝雀のらくご案内

_ もうちょっと枝雀の捉えかたとか、好き嫌い得意不得意が書かれているといいなと 思ったんだけどこのボリュームで60も噺を扱っているのであまり濃い感じはしない。 たとえば「崇徳院」で「割れても末に買わんとぞ思う」をやらない理由なんかは 知りたかったんだけど。

_ 素の真面目な性格がそのまま出ているせいか、分かりやすいという点では抜群だが、 すばらしく面白いというわけではない。 ただ、弟子(べかこ)の話や、自身の病気(うつ病)のことが書かれていたりなので、 今となっては貴重な記述なんだろう。

_ 枝雀は談志とは違った意味で好きと嫌いが同居している。とんでもなくうまい人だと 思うし面白いんだけど、一方でところどころ鼻について冷めてしまう瞬間があったりする。 それに加えて、彼の最期を知っているというのもあって、心から楽しめないものがあるという気持を否定できない。


2014/04/10 (Thu)


= 落語家はなぜ噺を忘れないのか

_ 柳家花緑は5代目小さんの孫。小さんといえば永谷園のCMで見たなあというのと、 談志や圓楽と衝突したという知識(?)しかない。

_ 落語家が噺をどう覚えていってどう整理しているのかといったことを赤裸裸に 記録していてとても興味深かった。

_ 一方で○○さんは××と言った、きっと△△だろう、といった描写がいくつかあって、 読んでいるこっちとしては××と言っている様子を思い浮かべてその意味するところを 想像した結果と、花緑の言う△△がまったく一致しないといった 経験が一度ならずあった。 得な性格なのか、育ちの良さがそうさせるのか…





Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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