Zinnia hacks tomorrow. (2015/9)

2015/09/01 (Tue)

_ 今日は夏休み。天気悪いけどあとで走ろうと思う。


= ガンについて、つづき

_ 判断をするためには知識が必要だと思っている。 知識というのはあるときから急にいろんなものが噛みあって思考が 動くというものだと思っているが、中途半端な理解でも、それなりに思考できない こともない。足りないところを想像力で補っているので、それはとても正確とは 言えないものだし、量・質・規模・因果関係といった要素を無視した想像は 無意味どころかかえって有害ということもあるだろう。 試験官の中ならそうかもしれないけど… といったようなものとか。

_ 判断をするためには知識が必要だと思っているが、 自分が納得して揺がない境地に達するには必ずしも知識を積む必要はない。 想像力の及ぶ世界で辻褄をあわせて、 都合の悪いことには近付かないようにすればいい。

_ おそらく自分のことであればそれで済むケースも多いように思う。 それであまり苦しまずに済んでいる人もいるだろうし、そうなれば 余計なことを思い患う必要がなくて遥かに健全だと思う。そうもいかないのは、 自分以外のことを考えたり、誰かに薦めたりということをする場合だろう。 願望や妄想はどこまでも個人的なものなので、 それを自分以外に押しつけるわけにはいかない。と思う。

_ なので、事実に基づいた知識を構築したいと考えるわけだが、 一朝一夕に成るものではない。知識を得る作業を 穴掘りに例えると、多くの人はそうだと思うけど、特定の場所を深く掘るよりも、 浅く少しずつ掘っていって、堅い障害物が見つかったときはそこをいったん 放置しておいて、周囲を少しずつ掘り起こしてゆく、 というような動きをするもんだと思う。 今の自分にとって複雑そうなところは端折りつつ漠然とした像を形づくっていって、 繰返し学ぶことで次第に輪郭がはっきりしてゆくといったようなイメージ。

_ どこまで知識を積めば十分なのかという話と並行して、 判断を迫られるシチュエーションはそれを待ってくれないという問題がある。 今ある知識でどうにか判断してゆくしかない。知識が中途半端である自覚があると、 かえって迷いが出てくる。迷いがないのは無知だからという例の通り。

_ といったことを最近考えている。

_ さて、抽象的な表現だけど、身体が弱っているときにガンになりやすいという 仮定は妥当だろうか。免疫であろうが他の何かであろうが、 それが正しく働いているから健康を保つことができるわけで、そうでなければ 日々発生するという癌細胞が常に優位ということになってしまう。なので、 この仮定は妥当だと思う。ガンはそれ自体身体を弱らせることになるので、 身体が弱らないように、弱った身体を回復できるように努力することが 無意味とは思えない。予防のために有効なことが、 治すために有効でなければいけないということはないので、 論理的には正しくないけど。

_ そう考えると、身体が普通の動きをできるようにしてゆく努力というのは、 イメージしやすくてよい。バランスのよい食事、適度な運動、 ストレスを減らす、などなど。


= ペットがガンに負けないために / ペットがガンになってしまったら

_ 効果は疑問で気休めにしかならない、というときに、 それが人間であれば本人にとって気休めになればいいということは言えるけど、 ペットの場合は本人というよりはその飼い主である人間の方の気休めということになる。

_ この本では癌と「共存」することを第一の目的とすべきだという態度をとっているので、 手術、抗癌剤、放射線治療には積極的ではない。癌と「共存」という態度は 正しいと思う。病的に増植をすることなくその場にとどまって あまり悪さをしないのであれば、それはそれでいいと言える。のだが、 その後から少しずつ雲行が怪しくなっていって、 代替療法・民間療法で治していますという話が始まっている。 ホメオパシーの話も真面目に取り扱っており本気なのかなと思う。 治った、または共存した例はたくさんあがっているが、そうでないケースや そうなりかけてダメだったケース、などがないのでバランスを欠いている。

_ 犬や猫に必要な栄養素の話がそれなりに出ているのでその点は有用だと思う。 著者たちの見解の部分は割引いて読まないといけないと思うけど。


= 今あるがんに勝つ! 手づくり犬ごはん

_ ガンの部位別のレシピというのは斬新だな。 穀物や芋類が多めなのは、身体には血糖値を一定に保つ能力があるので 糖質制限しても無駄という立場からで、ニンニクを喰わすのも程度問題であり 適量喰わせる分には問題がないという立場かららしい。


= 愛犬のためのがんが逃げていく食事と生活

_ ひとつ上と同じ著者。なのでレシピは穀物中心でニンニクを使っているあたりは 変わらない。食生活全般の本なので参考になると思う。 すべてを鵜呑みにはできないが。 この本も、原因を取り除けば ガンは自然と小さくなるという立場をとっている。

_ 今の食生活を見直すところから始めるというのは大事なのかもしれないな。


_ そんなに日差し強くないし昼から走ろうかな…と思ったら寝てしまった。


= beatmaniaIIDX

_ 好きでない曲を繰返しやらされて、しかもクリアできないというのはなかなか ストレスが溜まる。Level 9は半数くらいクリアできるようになったので Level 10も少し手を出してみた。同時押しがえげつなくてほとんど歯が立たない。 20日経過したわけだけど、残り10日でどの程度進歩するものなのか… 今のところ2年前と同程度にしか戻らないような気がしている。せめてAA[H]が クリアできるようになっていたいものだが…


= DX7 30thアニバーサリーブック

_ 突如シンセサイザーの論文とかサイトなどを読みたくなって読んでいた 時期があって、 JOSというひとのサイトが異様に充実していて楽しかった。 で、DX7の本なんか出てないかなと思ったら見つけた。もう1冊は FM音源の設計者の共著でえらい高かった。 タイムリーなことにその人の インタビューが。

_ この本はFMの理論などはほとんど入ってない。この程度ならWebまわればすぐに 見つかるだろうという程度だった。どちらかというとDX7を使い倒している人たちの 思い出話が聞けるということが貴重なんだろう。FM音源つながりで古代さんも 短いインタビューに答えていた。


2015/09/04 (Fri)


= 健康診断

_ 毎回健康診断受けると不健康になるんだが今回はさほどでもなかった。 採血によって生命力が落ちているのかバリウムの副作用なのか、 下剤の副作用なのかわからんが、 だるくて頭痛で発熱するのが常だったんだが。

_ 途中経過としてはまあまあ健康らしい。しかしやはり体重はもうちょっと減らさないとねえ、このあたりの気になる数値は体重減れば自動的に解決しますねえという感じで、 ごもっともごもっともと思った。運動については改善の方法を模索しつづけるとして、 運動を前提に食生活を考えてゆくというのはいい加減やめないといけないのかなと 一方で思った。


= beatmaniaIIDX

_ あまり進歩がないかなあと思いつつ、 クリアできなかった曲がクリアできるようになったり、クリアできないまでもゲージを残すことができるようになったり、ハイスコアを更新したりできているので これも進歩と言えるのかもしれない。 Level 9はそろそろ卒業かな?

_ ハイスコアといえば、やったーハイスコア更新してRankがBになったよーというような 次元なので、面白いほど光らないというのはこういう状態なんだろうと思う。 Level 12の発狂譜面で当然のようにパーフェクト等をとれる人達にしてみれば ロースコアアタック (註: わざと低い点数でクリアすることを狙うプレイが実在する。 DDRのほうが盛ん?かもしれないけど) でもしてるんですかと言いたくなるはずだ。 言われたつもりで暗澹たる気持になった。


= HTML5ハイブリッドアプリ

_ デモアプリを作ってほしいと言われて、普通に作るだけならすぐにできるが、 読者諸兄諸姉は御存知の通り私は意識高い系なので、 同じことを繰返してもスキル上がらないのでUIはHTML5でやって 既存ロジックと結合するようなアプリを作ったら素敵なんじゃないかと思った。 実際のところ来週火曜までに作ってほしいと昨日言われて憤概しているので前提環境を 示してこないのをいいことに洒落で済む範囲(スベったら数時間以内に作りなおせる範囲)で 想定外のことをしてやろうという暗い感情があることを否定できない。

_ 以前からネイティブアプリにブラウザコントロールを貼りつけてやるというのは あったように思うが、最近は表題のような言い方をするらしい。 Cordovaというのは聞いたことがあるな。 最近はVisual Studioでスマホのアプリが作れるようになっているのだが、 そのときにXamarinとCordovaの名前が出てきたように思うので積極的に インテグレーションを計っているのだろう。

_ そういえばストアアプリというのもあった。で、 WinRT(Windows Runtime)のことを 調べてみて、全貌が見えていなかったことを知った。てっきりストアアプリを 作るためのツールキット的なものだと思っていたのだが、Win32 APIの後継として かなり野心的なことをしているようだ。今のところWindows8以上でしか使えないし 開発もできないようなので悩ましい。なおCordovaも Windowsアプリケーション作ろうと思うとWindows8.1以上を要求するらしい。 そしてARMのあれと同じ名前つけてどういうことなの、と思っていたが、 ARMのあれはWindows RTで、こっちはWindows RuntimeまたはWinRTという略称らしい。 それなら安心だ! と思うはずもない

_ 今回のデモにはManaged DLLに追いだされている機能を呼ばなきゃいけないのだけど、 ストアアプリならWinRT経由でどうにでもできるらしい。 CordovaはPluginを書けばいいようだ。 ストアアプリにしてもCordovaにしてもWindowsは8以降じゃないとだめなので ちょっと辛い。動作環境はべつにWindows8以降でいいんだが開発環境が未だに Vistaだの7だのなのでそもそも開発できない。CordovaのTarget platformには Ubuntuというのが入っているのでそっちで開発して試すという手があるのかもしれんが、 ここで書いてあるUbuntuというのが普通のデスクトップOSのことを指しているのかは不明。

_ そう考えると別にただのWebアプリでもいいような気が少ししてきた。 最近はなんかSPA (Single Page Application) というのが流行しているらしいし、 Managed DLLの呼び出しはローカルに立てたサーバ側でやればいい話ではある。 ASP.NETはなんかやだなあという気がしないでもないがその程度だ。 .NET で使えるもっとコンパクトなWeb Applicationフレームワークないもんかな、と 思ったらいろいろ見つかった。 Nancyとか Ninaなど。 いずれもSinatraを意識しているようだ。 あまりアクティビティがないけど、 今回の用途ではそんなに凝ったものはいらんのでこれで十分なような気がする…。 今後凝ったことするならWebSocketどうするの、といった不安もあるが、 その場合になおこの暗い感情が生きているならASP.NETとかSignalRとか 使ってなんかするんだろう。しないかもしれないが。


= Yeoman

_ なのかその中で使っているBowerなのかは判然としないがいろいろ落としてきて パス名がMAX_PATHを超えてしまって先に進めないどころか消すこともできなくなった。 これはひどい。 まあ今回作る規模のアプリだとこのあたりは自力で頑張れば済む話なのかもしれない。


= パスが長すぎて消せないファイルの消しかた

_ ファイル共有作って消すとかドライブとしてマウントするとかクールすぎる解決策が出てきて泣けた。 比較的ましなのはサブディレクトリを上位のディレクトリに移動してから消すというやつだが… それでも何度も移動を繰返さなければいけなくて非常に大変だった。


2015/09/05 (Sat)


= 告白

_ これは素晴しかった。文庫で800ページ超という長大な作品。 先が気になってしょうがないということはないし、熊太郎が深く悩んだり 絶望したりあほだったりを延々とやっているので、普通に考えれば退屈な はずなんだけど、ストレスなく読み続けて、結局2日ほどで読み切った。 パンク侍、斬られて候は、 終盤の突き放され具合がとんでもなくて、やっぱり長編だとしんどいなあと 思ったもんだが、こちらは短編で感じる「町田康の文章を読むことに対する喜び」が 最初から最後まで続いて、かつ長編としてきちんと深い印象を残す素晴しい 作品だった。この人にしか書けない作品だろう。 最後の最後まで熊太郎から視線を外さずに 描き切られていて、ピンと来なかった表題の意味が最後の最後でいきなり前面に 出てきて圧倒された。

_ 河内音頭というのがまったく馴染がなくて、河内十人斬りというのもまったく 知らなかった。事前に調べることも可能だったけどひとまず予備知識なしで 読もうということで読み進めた。

_ 裏表紙によると人はなぜ人を殺すのかというテーマを描いているということなのだが、 そうなのだろうか?私はそうは読めなかった。熊太郎が殺人に至るまでを語る 長大な小説という点では文句のつけようのない傑作だと思うけど、 こうやって人は人を殺すようになるのだ、と言われれば、納得がいくものではない。

_ 読みながら正雪記のことを頻繁に思い出した。 正雪記の正雪と熊太郎は人物像としてとても似ているように思った。 楠正成がよく出てくるのも、埋蔵された財宝をどうにかするあたりも。

_ 河内音頭と錦糸町とは妙な縁があって、「錦糸町河内音頭大盆踊り」というのが 毎年行われているらしい。今年は、この本を読み終わる数日前にあったようだ。 知らなんだ。 河内音頭にはまったく馴染がない。FromAのCMくらいだよな… 河内弁といえば 必殺からくり人血風編でピーターが操っていたのを思い出すくらい。


= カラスの親指

_ ミステリは久しぶりだ。ミステリ読みを再開することになったら読みたいリストは 以前作ったような気がするが、この本はそこにないものだった。リスト作った 意味がない。 道尾秀介氏はプープーテレビのファンらしく唐突な登場ぶりに驚いた。 私と同年代の人なんだがWikipediaの 獄門島の映画をテレビで見て横溝正史を読み始めるなんて私とまったく一緒だ。 中学のときだった。

_ それはともかく、面白かった。そんなにうまくいくもんかいなという気もするが、 そこは素直に読んでおくのが正しいんだろう。 詐欺とマジックの話、親指の話など印象深かった。 同じ手法が繰返し用いられているので予行演習になるはずなんだが、結局 真相を読み切ることはできなかった。違和感は各所にあったしそれを疑うことも していたのでびっくりすることはなかった。ただ、冒頭に書いた通りそんなに うまいこといくもんかと思ってその可能性を排除していたので、 あらやっぱりそうなの、というような感覚があったのは確かだ。 といった逡巡はあるものの、終わりかたも綺麗だし、狙い通りに行ったんであれば とても素晴しいし、読後の満足感も高いので、よいことだと思う。


= ラーメンショップ

_ 実は勤務先のすぐそばにもあることを先日知った。

_ 以前も書いたが私にとってラーメンショップと言えば 天童で、ここで初めてつけ麺を食べて 酸味のあるスープの虜になった。たしか国道13号線沿い、 福島と米沢の間にもあったと思う。1〜2回行ったことがある。

_ あまり店舗間の共通点がないものだと思っていたが、 とんこつ醤油系のスープという点はだいたい同じなのか。なにしろ天童では つけ麺だったし、他の店舗でもたまに食べるくらいなので共通点に思い至らなかった。

_ で勤務先のそばにあるラーメンショップのつけ麺も、そこそこ酸味の強いスープで、 これにんにく入れてもうちょっと辛くしたら天童のやつに近くなるのかなあ、と 思ったがなにしろ最後に天童で喰ったのが20年前といった次元の話なので、 だいぶ記憶が薄れている。そうか大学に入ってからもう20年以上経過しているのか。 その数字の大きさに愕然とした。


= HTML5アプリケーション合宿

_ 始めるにあたりまず机の片付けからか… と思ったのですでに 先が見えている感じもする。

_ まずWebアプリを動かす土台が必要。今回はNancyを使うことにした。 また、今まであんまり積極的に使っていなかったが今回はNuGetをきちんと使うことにした。

_ Self Hostingもできるので、 IISなどは不要。なのだが、HTTPをホスティングするにはACLいじらないといけないらしい。 そうなのか、面倒すぎる。HttpListnerのせいかと思ったが説明を見る限りではそうでもないようだ。

_ ひとまずHello Worldが出るところまで確認。 いくつかのアクションを定義して、static fileの配信ができれば サーバ側でできることはひととおりOKだろう。ドキュメントが豊富なので助かる。

_ その後巨大な割り込みが発生してしまい4時間も中断してしまった。 時間ないのに…

_ いろいろマジカルに探したり見つけたりしてくれるので便利なのだけど、 自動では困ることが起きた場合にドキュメントをあたってもいまひとつ欲しいものが 見つからないような… 二つ前の段落と激しく矛盾したことを思った。 今回はWindows FormベースのアプリケーションをWebアプリ化するつもりなので、 Windows FormのほうにNancyを組み込んでロジック乗っ取って…というようなことを したいと思う。NancyModuleを継承したクラスを作っておけば勝手にそれを ホスティングしてくれるし、引数にForm1なんてのを指定すれば勝手にそれを 使ってくれる。のは、よいのだが、別のインスタンスを作ってくれるので、 あまりよろしくない。

_ このあたりは、bootstrappingというのでどうにかするらしいのだけど、 Formの中でWebアプリを作るのではなくWebアプリの中でFormを作るようにすればいいか…と早速横着なことを思ってしまった。 試してみたところリクエストのたびにFormが増植してしまい使いものにならない。 横着はできないらしい。 Stack Overflow先生のおかげで解決。


2015/09/06 (Sun)

_ 運動したり寝たりミミ子の病院行ったりめし喰ったりコインランドリーで 乾燥したりしていたら日曜が終わりつつある。


= HTML5アプリケーション合宿

_ 調べものなどをして不明な点を洗い出しておこうと思ったのにほとんど時間が とれなかった。合間を見て How Single Page Applications Work (with AngularJS)を見た。 極めて分かりやすかった。 SPAについてはあちこちの資料をあたったり動画を見たりしてみたんだけど、 なんでそれでうまくいくのかがまったくピンと来ていなかった。 なぜルーティングがいきなり出てくるのか、 なんでクライアントサイドでルーティングができるのか、というのは大きな疑問の ひとつで、この動画はその答えになっている。このシリーズは全部通して見たほうがよさそうだ… けど、なかなかボリュームがありそうだ。 手動かしたほうが早いかもしれない。


2015/09/09 (Wed)

_ 台風が上陸している中移動して、駅に着いたときにちょうど雨が途切れて、 そのまままっすぐ帰ればいいものを腹が減ったのでめし喰ったらまたひどくなって、 しかし1〜2分で弱くなったので近くの喫茶店で豪雨を凌ごうかと思ったが 腹いっぱいで寄る気になれず、そのまま家に戻る最中にまたひどくなって、結果 全身ずぶ濡れになった。今日はいろいろと判断が裏目に出る日だな


= AGFマリームCM 80年代

_ 子供の頃に見たCMで、l4gab->d<ga8b-.>d といったメロディで始まる 女性のアカペラの曲が流れていて、素朴な雰囲気がとても心に残っていたのだけど あまりに手がかりが少ないのでどんなCMだったかまったく思い出せなかった。 化粧品か何かだったか… おしゃれな女性が出てきたことしか覚えていなかった。

_ musipediaで調べればいいと気付いたので調べてみたら Suzanne VegaTom's Dinerという曲だということが分かった。 曲が分かればあとはすぐに調べがついて、表題のCMを見つけた。 いくつかバリエーションがあるんだろう、 CMは私が記憶しているものとはずいぶん違うが、 曲はまったく記憶の通りだった。感動。

_ Wikipediaによると、 この曲は世界で最初にMP3フォーマットになった曲らしく、 The mother of MP3と呼ばれているらしい。また、DNA mixなるものがあって、 ダンスミュージックになっていた。Youtubeで検索するとそっちのほうがよくひっかかる。 本人がそのへんのエピソードを含め語った後に歌っている動画もあった。


= Big Girls Cry

_ Chandelierは今でも大好きで、 Maddieもかわいらしいと思うんだけど、 Elastic Heartはあんまり感銘を受けないなあと 思っていたところにこの曲が出てきて衝撃を受けた。繰返し聞いている。

_ 「Big girls cry when their hearts are breaking」と 「Big girls cry when their heart is breaking」という歌い分けをしていて、 この違いの意味するところは何か?と悩んだ。 Stack Exchangeの投稿で説明されていた。以下引用:

Both versions sound perfectly fine but carry different understandings, 
it's much more like a matter of style.

In the first line the author wants to convey the meaning that the plural
makes it sound as though the girls are crying with more than one heart
whereas in the second line they are being referred to collectively, as
though they were all one body sharing a single heart.
なるほど…と感銘を受けた。 (the first line = hearts のほう、 the second line = heart のほう)


= Sia - Big Girls Cry - Connie Talbot cover

_ 歌がうますぎてびびった。 ピアノうまくてギター弾けて綺麗で、人生は不公平だと思った。 Wikipediaによると Britain's Got Talentというテレビ番組で子供の頃に勝ち残った子らしい。 アメリカにも同じような番組があったと思うけど、あの手の番組は たまに信じられないくらい歌がうまい人が出てくるので驚く。

_ Siaはオーストラリアのアクセントがあってちょっと聞きとりづらいが、 この人はとても聞きとりやすい。


_ 80年代のCM動画を見ているとなつかしすぎていくらでも時間を使ってしまうな… 戸川純のウォシュレットのCMはやはり画期的だと思った。


2015/09/12 (Sat)

_ 大雨もひと段落して晴れている。久しぶりに30度くらいまで上がるようだ。 今朝は大きな地震があった。えらい長いこと揺れていたように思う。 ジョンがびっくりして大騒ぎしていた。墨田区は震度3か…

_ 今回の大雨は一箇所にとどまりつづけて局所的に降り続けるということが 起きていたようで、江戸川もそれなりにすごいことになっていた。 うわー川に建造物的なものがたくさん浮かんでいる、と驚愕したが、 河沿の公園的な建造物のところまで浸水していただけだった。それでも 木とかがそれなりの量流れていたし、やはりものすごい水位だった。


= beatmaniaIIDX

_ 会社から帰れない日以外は毎日やって25日。 Level 11どころかAA [Hyper] もあいかわらず歯が立たないし、 結果としては数年前の状態に戻っただけという状態だった。 まあ数年のブランクを埋めるのは大変なんだろう。

_ 今後は週1〜2回のペースでつづけてゆこうと思う。まったく歯が立たない曲を やるのは指や目のダメージが大きいので控えてゆかないといけない。 beatmaniaはよい/だめがその場で判定されるので、もう少しで出来そうなところを 繰返しやる反復練習がもっとも効果的だろう。 ランダムで外れが来るとクリアできない曲とか、ノーマルと一部ランダム譜面でしか クリアできない曲を中心にやってゆくのがいいのかな… トレーニングモードを 活用すればもっとよいのだろうけど、さすがに無味乾燥すぎる気もする。


= 30 days challenge

_ 次に何をするかを考えないまま一ヶ月が経過してしまった。 オリジナルのプレゼンにある通り、 30 days challengeというやつは、新しい習慣を作ったり、今までの習慣を 断ち切るきっかけに使うというのが本来あるべき姿なのだろう。

_ 要するに、 昔からやってみたかったことを30 days challengeをきっかけにやってみるとか、 昔からやめたほうがいいと思っていることを30 days challengeをきっかけに やめてみるとか、そういう題材が適切と言える。 そう考えるとbeatmaniaIIDXをやるというのは行動コストが低く取組みやすかった という意味では目論見通りだけど、これをそのまま習慣にするかというと 難しいところだと思う。


= 最近のTEDICT

_ どうも眠かったりだるかったりでやる気が出ないので進みがよくない。 これでは次回のTOEICまでに400時間というのはとてもむりだな。 せいぜい200時間かそこらということになってしまうだろう。

_ Fei-Fei Li: How we're teaching computers to understand pictures (コンピュータが写真を理解するようになるまで)。 ImageNetというのを立ち上げた人らしい。 視覚を元にした知性を発揮するところを目指している人がいるんだなー 言われてみれば当然なのかもしれないが、 画像認識の世界はどんどん進歩してすごいことになっているので なんだかこの世界も極まってしまったような感覚を抱いてしまっているが

_ Nick Bostrom: What happens when our computers get smarter than we are? (人工知能が人間より高い知性を持つようになったとき何が起きるか?)。 早口というほどでもないのに、妙に聞きとりづらかった。なんでだろう。 母音も子音も、語のつながりも、いちいちひっかかってうまく聞きとることが できないことが多かった。 いろいろ示唆に富む内容だった。人間並の知性を獲得するまではとても長い 道のりだけど、人間並の知性から、人類最高の知性までは一瞬で 到達してしまう。そうなったときに人間はこの知性にとって利害が一致するとは 限らずむしろ邪魔になることもあり…そのときに人間はもはやそのテクノロジに 依存しきっていて止めることも制御することもできず、新しい種になった コンピュータの生命と対立しつつ共存する…なんてことが起きないように、 それをそれを制御するための技術を先に考えておきましょう、とか、 人工知能の目的が人類の繁栄につながることになるように絶えず制御して ゆきましょう…ということだと理解している。

_ そして 神の観察を思い出した。 「神の観察」では人工生命が創造主である人間を欺くシーンが出てきて とても印象的なんだけど、表面上は共通の価値観に基づいて 動いているように見せかけておいて、見えないところでは それを裏切るようなことをする、というのは、このプレゼンの先を行っている 見解だと思っている。この小説は細かいところを考えるといろいろ粗も目立つけど、 メタ視点小説として極めて完成度が高く、そして人工知能が高度化したときに 想定される脅威というのを (多少ワイドショー的デフォルメを感じないことはないが) それでもきちんと描き切っておりとてもよく書けていると思う。

_ Del Harvey: Protecting Twitter users (sometimes from themselves) (Twitterの規模がもたらす変なこと)。 うってかわって聞きとりやすかった。内容も納得。半分くらい 聞いた段階ではあんまり技術的な問題ではないし、それに対する解決策を 示していないように思ったんだけど、そんなことよりこの人の話している 内容の方が大事だわ、と聞き終わる頃には思っていた。そんなことそうそう 起きないだろう〜 というようなことが、 Twitterみたいな規模だと日常的に起こるという想像力はなかなか難しい。 卑近な例ではExtremely rare case と書かれているファームウェアのバグが 週に数回起こっていて、そこまで規模大きくないのに… という逆の例があったりする。 これはExtremely rare case と書いている人間が現象のトリガーを見逃しているか、 確率を見誤るというより悪い例なので規模の問題ではない。 それにしても2014年時点で1日5億tweetをさばいているのか… 6000TPS弱というところか。ワールドワイドなサービスなので本当に時間帯を 問わず同じくらいの負荷なんだろうか。すごいな… 先週あったCAFISの障害では90分くらい止まったけどどのくらいの取引に 影響があったんだろう。1000TPSという話はたまに耳にするけど。


2015/09/13 (Sun)

_ 昨晩は腹痛やら吐き気やらが出てきておどろいた。なんか悪いものでも 喰っただろうか。昼はデンジャラスつけめん、夜はコンビニのハンバーガーと ビール、あと兄夫婦に貰った梅酒くらい…。喰ってないものとしてはコンビニで 買ったホットドッグが、コンビニ袋が破れていたせいで途中で落としてしまって 家に着いたときにはマスタードとケチャップしか残っていなかったという悲劇が あったけど、それで腹痛や吐き気がするほど神経は細くない。

_ そして今日も引き続き胃が重くて吐き気がするんだけど空腹にはなるし 酒も飲みたいと思うので、それはそれでおかしいのかもしれない。頭かしら


_ デンジャラスつけめんという用語を説明なしで使っていることに気付いた。 デンジャラスつけめんとは勤務先の近くにあるラーメン屋さんのつけめんで、 正式な名称ではない(当たり前だ)。 なぜデンジャラスかというと2回に1回くらいの頻度で 腹を壊すからである。胃腸に負担を強いるようなものなのかもしれない。

_ そんなにデンジャラスなら喰わなきゃいいのだけど、非常においしいので 体調と相談しつつよく食べることになる。つけ麺といえば天童の… という話は 先日したばかりだけど、それ以外ではここよりおいしいつけ麺というのは ちょっと思いつかない。という程度にはおいしい。妻は京成金町駅の正面にある 「月星」がお気に入りだったようだ。私もあそこはおいしいと思うけど、 やはりデンジャラスつけめんの方が頭一つ抜けている。

_ まあ今回は吐き気を催しつつ腹痛なので、食中毒を疑うところまで デンジャラスではないので、デンジャラスつけめんは無罪だと思うけど…


2015/09/14 (Mon)

_ だるいのは継続中。


= 読書

_ Kindleのおかげで読書がはかどる。ありがたいことだ。 安い洋書を買ってどんどん読んでいる。犬のガン関係の本も3冊ほど読んでみた。 安いだけあってあんまりボリュームがないし、予想通り馴染みのない単語が 多くて辛い。


= AngularJS

_ codeacademyにあったことを 思い出した。取り組んでみたところいろいろ分かった。codeacademyとしては 今までWebPageのやつや、JavaScriptやjQueryなどに取り組んだことがあるけど、 それよりは複雑な分いろいろとおかしいような気がする。 どう見ても正しいし表示上も問題ないように見えるのに先に進めないとか、 どう見てもおかしいのに先に進めてしまうとか。 feedbackすりゃいいんだけど英語が達者じゃないのでレポートを書くのがつらい。


2015/09/15 (Tue)

_ しんどいのは続く。いっぺん絶食したほうがいいのかしら。


= VersaPro VC-M

_ リースが切れたので手配した。外見は今まで使っていたVersaProと同様の 野暮ったいデザインなのだけど、キーボードはセパレートタイプになっていたり LCDがかなり高解像度になっていたり、HDMIがついてたりいろいろ進化している。 キーボードも昨今ありがちな、どっかのVAIOみたいな、 薄さを確保するためにキータッチを犠牲にするようなことは しておらず打ちやすいのでさすがだと思う。そして見た目よりも軽い。

_ しかしメモリが2GBしかない。 Android Studioを動かしつつFreeMindでメモとりつつPowerPointでスライド 書いたりしていると何もかもが重くて泣ける。 「開発向けハイスペック」で手配したはずなのにこんなもんか?たしかに 32bitのWindows7にしてほしいとは希望したけど、2GBしか載せていないとは 思わなかった。せめてもう1GBあればだいぶ様子は変わるように思うが。


2015/09/19 (Sat)

_ 連休始まったか。今回は仕事しつつミミ子のケアをしつつ生きてゆくことになるのだと思う。


= ミミ子

_ 乳腺腫瘍のひとつが悪性だったので、残りの乳腺も摘出するということになり、 木曜に手術した。今日か明日まで入院して、しばらくは安静にすることに なりそうだ。

_ 今回は乳腺の摘出であって腫瘍の摘出ではない。これで乳腺腫瘍の原因となる 乳腺はすべて摘出されるので、今後乳腺癌が発生することはない。 あとは過去にあった腫瘍がすでに広がっているとか、 別の癌が発生したというところが、ガンについては 警戒するべきところになる。とはいえ、以前も書いたけどミミ子は保護された 段階でかなり乳腺腫瘍は大きかったし、さらに大きくなる気配もなかったし、 血液検査等は異常がなかった状態で半年ほど暮らしてきたので、 まずこれでひと段落なのかな… と思っている。そうであってほしいという 願望も含まれる。


= Word Runner

_ 新しいKindle Fireにつく機能らしい。 たしかにこれはFireならではだな。Androidのアプリにもつくのだろうか。


= spritz

_ Word Runnerに関する記事を追っかけてたらこのアプリについて言及している人が 多かった。思った以上に読めるもんだな…450wpmくらいでもきちんと読める。

_ 視線を移動せず単語1つずつ表示というのは読書にとって最適なのだろうか。 Speed Reading系の 本を読むと、まずSubvocalizeをやめて、単語→行→塊→ページ全体 みたいに 視野を広げてゆきましょうね、という話になっていることが多く、そして 視線の移動は指でかならずガイドしましょう、ということになっている。 そういう段階を踏むのが最適であるなら、この手のアプリがやっていることは Speed Readingの初期段階でしかないということになる。

_ 実際どうなんだろうな。これで700wpmとかが本当に実現できるなら たいしたもんだと思うし、Subvocalizeの癖をなくすのにもいいような気はする。 Subvocalizeするよりも早く単語が流れていってしまえば頭の中で発音する 暇もないことになるし、それでも読めているという体験を繰返すといいのではないかなーと思ったりする。実際のところはわからんが。

_ ...450wpmでも読めると思っていたがComprehension testしてみたら 全然だめだった。読めたつもりというだけか。そして慣れないせいか異様に 目が疲れるような気がする。原理上はかえって目に優しいようにも思うんだけど…

_ Word Runnerは進むスピードがかなりドラスティックに変化するので、 似ているようで目指すところは違うのかもしれない。そうでもないのかもしれない。


= VODサービス

_ TEDICTを繰返しているおかげか聞きとりの能力は上がってきているように思うが、 音声だけを手がかりに内容を効率よく整理して記憶して…というサイクルが まだ未発達のようで、映像や字幕なしで長時間の会話を聞きとるといったことが まだまだできるような気がしない。

_ とはいえ、英語のドラマや映画などが思ったより聞きとれそうなことが 分かったので、こっちでリスニングの練習を続行するというのもありかなあと 思えてきた。残念ながらドラマそのものに大きな興味があるわけではないので、 ドラマも消化できて英語も勉強できて一石二鳥という感じはしないのだけど。

_ いろんな会社がVODサービスをやっているが、まあ古めのものがタダで見られて、 複数デバイスで見られればいいように思う。そう考えるとだいたいのサービスは 大丈夫そうだ。


= Amazon Prime Video

_ そしてAmazon Prime Videoというサービスが新しく始まるらしい。 Prime会員限定だけど数百円/月という価格設定はすごいな。 Kindle Owner's Lending Libraryもあるし、お急ぎ便も使えるし、Prime会員の メリットがどんどん上がっているように思う。 なんだかどんどんAmazonのプロダクトに取り込まれているような気がしてならんが。

_ 新しいFireもこのサービスに合わせて出すという話なんだろうな。 Chromecastとかでも見られるのだろうか。


= Chromecast

_ 買おうかしらと思ったら新機種出現のニュースがちょうど数時間前に投稿されていた。 802.11ac対応か… それが事実ならそっちのほうがいいかなー あと オーディオの転送とかもできるらしいので、 以前のAirPlayの手軽さを知っている身としては是非ほしいところだ。


2015/09/20 (Sun)

_ 久しぶりにジョンと走った。私は楽しいがジョンはあまり楽しくないようで、 というよりは散歩は嫌いではないんだろうけど、なにしろ外に出ると怖いことが たくさんあるのでしんどいようだ。とはいえ体力はまだ衰えていないし、 まだシニアという年齢ではないので運動はそれなりにさせないといけない。 ジョンの内弁慶にも困ったもんだ。ハムスターみたいに室内で運動できる 仕組が必要なのだろうかとちょっと本気で思っている。


= ミミ子退院

_ まったく元気そうだ。痛がる気配もない。帰宅早々あちこちに身体をこすりつけて 顔のまわりの汚れなどを落としていった。身体はなかなか汚れているが 抜糸までは入浴できんので我慢の日々になるらしい。


= dictation

_ 以前dictationするときにplay it slowlyを利用していて、その当時は AutoKeyでショートカットキーを定義して、rewindさせたりしていたんだが、 TEDICTみたいにループ再生しつつそのループ位置をどんどん後ろに ずらしてゆくというやりかたの方が効率がよいことが分かったので そういうソフトを探してみたんだが適当なものが見当たらなかったので play it slowlyのソースをいじることにした。幸いplay it slowlyのソースは シンプルなのでいじりやすいし、ループ再生はもともと備えているので その位置を適当に動かすことができれば用が足りる。

_ 今のところキーボードイベントとしてはCTRL + 数字で、その数字ぶんだけ rewindするとか、CTRL + [ や CTRL + ] で現在位置をループの開始・終了にする といった程度の定義しかないので、イベントハンドラをいじってループ範囲を 移動させるようにしてみた。1秒くらいはオーバーラップしていないと聞きとりを 始められないのでそのようにした。ループの長さはUIで 自分でいじっておけばいいのでとくに何もしていない。

_ 30分足らずで希望の機能が実現できて、試してみたら思いのほか便利だった。


2015/09/22 (Tue)

_ 明日は仕事なので休みは今日で終わり。ミミ子は思った以上に元気なので 放っておいてもいいような気がしつつ、他の預かり犬を二日ほど預かったりしたので ここ3日はあまり外出もせずに家の近くにいることが多かった。


= spritz

_ サイトにすすめられるままにBookshout!とReadMe! for Androidを入れてみた。 前者はなぜかアカウントがないと使えないらしい。 そしてFree Booksで検索しているつもりなのになぜか有料の本ばかりを 案内されてしまい、Project Gutenbergの本を読みたいという私の単純な希望を 叶えてくれる気配がないので後者を使うことにした。 すでにダウンロード済のコンテンツを登録したりもできるようなのでよい。

_ とりあえずUncle Tom's Cabin, Young Folks' Editionに取り組んでみた。 オリジナルは2年ほど前に読んで、 直後に和訳も読んだので内容はだいたい覚えている… ので、 なんとかついてゆけるけど、なんだか迷子になっている感が強いな。 これはリスニングのときに覚える迷子感と互換性があるのかしら。まったく 無関係とは思えないので相互に補いながら強化されるといいんだが…

_ Young Folks' Editionはかなり大胆に省略されているのでそもそもボリュームが かなり小さい。エヴァとの交流に関する描写もほとんどないし、 レグリーに買われてからラストまでもほぼ一瞬で終わってしまった。これで Young Folksは登場人物たちの苦悩やTomの覚えた無力感、 救いなどが掴めるんだろうか。まあ私は原著ではそこまで細かいところまで 掴めなかったので偉そうなことは言えないが。

_ そしてやはり異様に目が疲れるな。どのくらい疲れるかというと読んでいる 最中に頭痛がひどくなるくらいだ。根つめて本読んで次の日に痛いとかそういう レベルではなくリアルタイムに頭痛が悪化している感がある。

_ なおspritzのAPIはオンラインじゃないと使えないようだ。 spritzのサイトから表示のために必要な情報を貰わないといけないらしい。 アプリのほうでオフライン対応ということであらかじめ全部キャッシュして おくようなことをしてくれるようだ。

_ Uncle Tom's Cabin Young Folks Editionの次は…と悩んだ末、 旧約聖書に取り組み始めたがさすがに早かったかもしれない。

_ spritzそのものについてFAQや blogなどを読み進めた。全体的にふざけているというか不真面目な物腰が 鼻につくけど他にあたるべき資料が見当たらないので仕方ない… 論文とかあればいいんだけど。で、Subvocalizeについては 鼻歌歌いながら読めばおさまるよ、と書いてあってなるほどと思った。 実際に歌わなくても、頭の中で歌うだけで、そっちのSubvocalizeがいそがしくて 流れている文字をSubvocalizeせずに済むようだ。


= 最近のTEDICT

_ Donald Hoffman: Do we see reality as it is? (我々には現実がありのままに見えているのか?)。 聞きとりやすかった。そして面白かった。 現実をありのままに見るということは生存にとって優位ではない。 なんて考えたこともなかった。そして地球が丸いとか地球が宇宙の中心でないとか、 知覚ではどうにもならないことは見たままを信じることで事実とは異なる 理解をしてしまうという話を聞いていて、 この人の本で主張されていた「直感に頼るな」という話を思い出した。 卒直に言ってこの本の人の主張はピンと来なかったのだけど、こういう話をしていたのかもしれない。

_ Cosmin Mihaiu: Physical therapy is boring -- play a game instead (退屈な理学療法の代わりにゲームをしよう)。 Kinectを使ってゲームしつつリハビリしましょうという話。 映像のフィードバックがあるし記録も残るのできちんと 自宅でリハビリできていることを患者も医者も確認できるし、 ゲームとして楽しければ苦痛も柔らぐというよい話。

_ Fabien Cousteau: What I learned from spending 31 days underwater (水中で31日間を過ごして学んだこと)。 こないだ取り組んだ船外活動のみたいに 極限状態の生活の話かと思ったらそうでもなかった。 海底の神秘やテクノロジーの進化によって得られた新しい世界といった側面が 強かった。この人は1960年代に海底で1ヶ月近く過ごした記録を残した人の 孫らしい。なのでその予備知識があれば、当時と今の違いということで より楽しめるのかもしれない。 孫のほうはバスくらいの大きさで無線LANがあって ハイテク機器に囲まれて過ごしているのに対し、おじいちゃんの方はもっと狭かった だろうし通信手段も限られていただろうからもっと苛酷だったのでは…と思ったら、 おじいちゃんの方は 記録映画に なっているようだ。見てみたい。


= TEDICTisy

_ 最後のやつはTEDICTisyでやってみた。TEDICTは単語を1文字ずつタイプして 聞きとりをしてゆくのに対し、TEDICTisyは単語がボタンとして並んでいるので それを順番通りに並び替えてゆくことで聞きとりをする。 今となってはあんまり意味ないかなーと思いやったことなかったんだが、 少し酒が入っていたこともあるので気軽に取り組めそうなこっちのモードを 試してみた。

_ もちろんTEDICTより聞きとりに対する負荷は大幅に下がるんだけど、 別の難しさがある。入力に余計な手間がかかるのだ。 TEDICTはソフトキーボードでローマ字または数字を入れてゆくだけなので、 さすがにQWERTY配列についてどこを押していいのかを悩むことはないのに対し、 TEDICTisyは並んでいる単語を探して押さなきゃいけないので、聞きとれているのに どこ押していいのか探しまわるということが起きる。辞書順になっているので それを手がかりに探せばいいのだけど、ある程度入力を進めてゆくとボタンの 段数が減るタイミングで配列が大きく変わるので、 先読みしつつどんどん入力してゆくという感覚がない。

_ そして聞きとりの負荷が低いのであんまり自力で聞きとりきった感じがしない。 これ繰返していると能力上がってゆくのかなー、そしてTEDICTisy→TEDICTの ギャップはどのくらいなんだろう。今となってはもう分からないことだけど…


2015/09/23 (Wed)

_ 勤労感謝の日に勤労している人の、その勤労は誰が感謝してくれるんだろう… と祝日に絡む癖を発揮してしまったが今日は勤労感謝の日ではなく秋分の日だった。


= ベビーゲート

_ IKEAのやつ。 先日リコールのお知らせが出たやつ。 この構造見て階段で使う人がいるのかとそちらの方が驚きだが… これが上から降ってくることを考えると恐しい。

_ それはともあれ、我が家では寝室の入口にこれを設置している。 寝室にはジョンのケージもあるので、寝室兼犬部屋になっている。 ドアにはロック機構があって、ハンドルを起こすとドアそのものも 突っ張りの一部となって押しても引いても開かなくなるんだが、 このベビーゲートはそれなりに重さがあるので、ドアをきちんと下部のポールの 上に載せてしまえば、曲面になった金具がドアについており、それが 下部のポールを跨ぐような形になるので、 ドアを少し上に持ち上げない限り開かなくなる。こうなると犬の力では まず開けることができない。

_ さらに、ポールの上に載せない状態にしておくと、ドアがほとんど 閉じた状態で安定するようになっており、その状態だと犬が顔で強く押せば 開く程度の抵抗をしてくれる。 ミミ子やつぼみはそうやって顔を押しつけて出入りができるんだが、 ジョンはドアの反動で生まれる音が怖いせいかそれができなかった。よっぽど 興奮したときはそれでも出てくることがあったけど、普段は怖さが勝っていて 無理に出入りしようとはしなかった。 つまりこのドアには4つのステートがあって、

  1. 完全に締まった上にハンドルが起きた状態。
  2. ハンドルは寝ているがドアが下部のポールに乗っている状態。
  3. ドアが下部のポールに乗っておらず、少しだけ開いている状態。
  4. ドアが開いている状態。
1→2、2→3は人間にしかできず、3の状態での出入りは、つぼみとミミ子しかできない。 そのため、ドアを3の状態にしておくことで、 ミミ子やつぼみは出入りできるが、ジョンは寝室から出られないという理想的な 状態を作ることができた。

_ ところが、ジョンがその恐怖心を克服したらしく、ここ1〜2ヶ月は けっこう自由に出入りできるようになってしまった。 なんとか恐怖心を取り戻してもらおうと、ドアを通り抜けようとするタイミングで わざと揺らしたりしてみたが(ひどい)、あまり効果がなかった。 仕方ないので ドアをポールにきちんと載せるようにする必要があるのだが、そうすると つぼみやミミ子の出入りができない。ミミ子は寝室よりもリビングの方が好きらしく、 寝室に閉じこめると抗議のうんこおしっこがひどい。

_ オチはとくにない。以前も書いたけどそうやってフリーになったジョンが 我々の予想よりもよい子でいたずらしないので、じゃあこれからはフリーでいいですね、 となればいいんだけど、賢く見えてもそのあたりは浅はかで、こちらの 予想通りに悪いことをしてくれるので困っているという話。


= HDMIをD4に変換するアダプタ

_ というものがないもんかな、と思ったらひとつだけあった。 [Simble] HDMI to D端子 コンバーター 変換器らしい。

_ 家にあるW2306CはD4しかないのでHDMIの機器が つなげられない。で変換できればいいかな…と思ったんだがやはりこういう 需要が乏しそうな機器はなかなかの値段がする。DVIやRGBに変換するやつの方が 手軽な値段で入手できるようだ。

_ なんでこんなものに関心があるかというとChromecastがすぐにでも欲しくなったんだが みすみす新機種が出る直前に買うのもあほな話なのだけど、そうなったらPCのモニタに つなげとけばいいや、と思ったものの、でもHDMI端子ないよね、ということでそんな機械がないものか探したという次第だが、書いているうちに気持が覚めてきたので 買わずに済みそうではある。

_ ノートPCでHDMI入力できるとか、Miracastで送信するばっかりじゃなくて 受信もできればいいのに、などと思ったりもするが、そういうのは HDMIに対応したサブモニターでも買えば解決する話なのだろう… あるいは モニタを買い換えるとか。今じゃ20インチ超の液晶モニタなんて2万するかしないかで 買えてしまうらしい。おそろしい。そしてD4→HDMIの変換ケーブルはけっこう 出ているらしい。それこそPS2ユーザがそれを使うらしい…のだが、 音声はどうなるんだろ

_ HDMIを複数系統持っているモニタというのは、 安い価格帯のやつにはほとんどないらしい。セレクタつかうのかな。 リモコンつきなんてのもあるらしいが…


2015/09/24 (Thu)

_ 夏休みの有効期限が切れそうなのでとった。


= 買物

_ 買物をした話ではなく、しようとしているという話。

_ いい加減携帯電話とスマートフォンの環境をどうにかしないとなあと思ってもう 3年くらい経過している。

借りものばかり。通話はほとんどしないし、たまに出先でネットワークに アクセスするくらいだし、もともとこのあたりの世界は好きではないので 理解した上で自分のものとして持っていたいという欲求がほとんどない。 とはいえ自分のものであれ誰のものであれそれがないのは不便だという 身勝手にも程がある欲求はある。

_ 人は選択肢がありすぎると何も選択しなくなってしまうという性質が あるそうだが、スマートフォンやら携帯やらの世界に対する私の取組み姿勢も まさにそんな感じで、どうせ買うなら…とSIM Freeの端末探してみて、 SPモードというやつが使えなくなるそうでmoperaUというやつに契約しなければ いけないと知り、それならMVNOで…となって面倒になり、じゃあ docomoのページに戻ってみるとそんなに安くもない端末でAndroidのバージョンが 上がりつづけるかどうかも分からないのならもうちょっと古くてもいいから 安いのが…などと別のことを考えてしまい (未だに2.2使って満足しているくせに)、 ああもう面倒だやめたいとなってしまうのだった。 高いもん買って落として壊したら悲しいし(話にならん) そんなものを読まされるほうもどう受けとめていいのやらという感じだろう。

_ ノートPCがだいぶくたびれてきたので新しいのが欲しい。のだがこれはこれで 何を買ったものやらという感じがする。携帯やスマホほど跳梁跋扈的な世界だとは 思わないが、こっちはそもそもあんまりピンと来る機械が見当たらないという問題がある。 Surface 3なんてちょっと魅かれるが、なにしろWindowsで生きてゆく自信が まったくないので二の足を踏んでいる。過去Windowsで生きてゆこうとしたことが 2回あって、1回目はMuramasaのときで、もう1回目はこのVAIOを買った当時。 いずれも1ヶ月で挫折してLinux入れた。Linuxも決して好きではないんだが Windowsよりはましなので…楽だし…。 VAIOにはWindowsも残しているが そもそも私はデュアルブートというのが嫌いで…といろいろ難儀している。 UbuntuからNTFSのアクセスがとても安定しているので別に邪魔はしていない。

_ iOSのアプリは触ってみたいものが多いしiPadでも 買おうかなと思っていたところ、 iOS9になってDeveloper Program入らなくても実機で動かすことが できるようになったそうで、そうなるとMacもいいのかな、 どうせ欲しいPCもないし…と思ったが、しかしOS Xがあいかわらずゴミにしか 見えなくて、周囲で使っている人からも呪詛の声がよく聞こえるし… 過去にMacOS X で生きてゆこうと思った時期が2回あり、 1回目はiBook G4の頃。その次はMac Bookの頃。WindowsでMinGWやCygwinを 使っているときのような厄介さがないのはうれしいものの、根本的に Macに馴染めないなあと思いつつ使っていた。しかし私の周囲の人達は 私より優れた技術者であり尊敬すべき人達なわけで、そんな人達が呪詛の声を 上げつつもMacを使いつづけているということは、そんな中でも他よりは 優れているということなのだろう。私にはそれが何なのかよくわからないけど…

_ apple.co.jpを見る限りだと、私が好む10〜12インチサイズだと MacBook(12インチ)とMacBook Air(11インチ)が該当するらしい。 なんかMacBookの方が薄いし軽い。Airの価値って一体…MacBookは いろいろ攻めている感じがする。RetinaでUSB Type-Cしかなくて…などなど。 そしてCPUがCore Mというやつで、キーボードがかなり素頓狂らしい。 キーボードの件はなんか聞いたことがあるな。それに比べるとMacBook Airのほうは 今触っているVAIOといろいろ近くておとなしい感じ。

_ 会社では8GBに増設した2009年だかのモデルの MacBookにYosemite入れて使っており、あんまり性能的な不満もない感じなのだけど 今時の開発環境を触るとまた感想が変わるのかなあ。先日の 冬眠したくなるようなAndroid Studioの動きが ちょっとした心の傷になっているかもしれない。



= 宿屋めぐり

_ よかったが、ちょっとしんどかった。 ひとつは、町田康のような刺激の強い作家の作品を、しかも長編の作品を 1ヶ月とあけずに読むことは負担が強いということなのかなと思っている。

_ 普通の作品を読む際は、その物語を構成している要素を少しずつ 読みとろうとする試みが無意識のうちに行われる。 これはミステリなのかSFなのか、 歴史ものなのか、といったジャンル分けもそうだし、 高いところから落ちてもタンコブひとつ出来て済む世界なのか、 すごく痛そうに落ちるのにわりと無事みたいな世界なのか、 文字通り死んじゃう世界なのか、といった物理法則の描かれかたもそうだし、 描きたいものや提示されている謎は何なのか、という核心部分もそうだし、 叙述トリックにしてもそうだ。この本ではこういうふうに 読者を欺いてゆくんですよ、と、予行演習のように示しておいて、 いざメイントリックになったらそれでもやっぱり読み切れなくて、ああ気持よく 騙されたなあと思う、なんてのはミステリの醍醐味だと思う。直近でそのような 手口が強く出ていたのは「カラスの親指」なんかがそうだし、 少し前に読んだものだと「烏丸ルヴォワール」の印象が強い。

_ すべての読み手がそうやって読んでいるのかは分からないけど、 読む側の態度が一定であれば反応が予測しやすいし、騙すときにも都合がよいと 思うので、おそらく書く側としてはその一貫性というやつに気を 配っているのではないかと思う。そのあたりの一貫性がないと、単に読みづらかったり 結局何がしたかったのか分からんということにもなりかねない。 一方、町田康の作品の場合はそういう一貫性というものが期待できないというか、 あまり重視していないのではないかと思わせるものがある。 アンプの歪みやノイズも音色として活用してしまうギタリストが 世の中にはいるらしいが、そんな感じで、読み手の中に生まれる 混乱や雑念を期待して書き綴ることを優先しているとしたら、 描写としての一貫性といったものはそれよりも重要度が下がるわけだから 話として滅茶苦茶じゃないか、というようなことは非難として意味がないのだろう。 もちろんそういうつもりで書いているかどうかは本人にしか分からないことだし、 自分自身の読みかたと他の人の読みかたが同じかどうかすら分かっていない自分としては 読み手に特定の感情を等しく引き起こすなんてことが狙ってできるものなのかどうかも 分からない。けど、読み手としての私が町田康の作品に魅かれ、描写に衝撃を 受けて、混乱しつつも読み進めるというのは、なんだかその効果を狙っているように 思えてならない。というか、そうでなければこういった滅茶苦茶さは説明が つかないような気がしてならないんだよなあと思う。

_ だから、読んでいる最中に当然生まれてくる「主」って何なの、とか、 この、くにゅくにゅの皮の中の世界って何なの、といった疑問が 解消されるのだろうか、まあ無理なんだろうな、といった期待と諦めが ミックスされたような気持で読み進めるわけだが、考えてみるとこの主人公の 心境とそれはとてもよく似ているのは偶然だろうか。

_ 「告白」との大きな違いはあちらは三人称の小説だったのに対しこちらは 一人称の小説だというところだと感じている。 彦名も熊太郎もひたすら憤ったり都合よく物事を解釈したり、あほだったり、 騙されたり、逃げそこねたり、要領悪かったり、 鋭く内省したりしているのは変わらないものの、 熊太郎がどう考えどう行動したのかは神の視点である著者が書いているのだから 疑いようもなく、だからこそ最後の「告白」が計り知れない重さ、衝撃を持つ わけだけど、この作品では明確に創造主の気配を感じさせる世界を あくまで彦名の視点で見てゆくということになっており、 その点、この世界がどんなことになっているの?という好奇心が強くなる。 そのあたりについて、終盤きちんとその形を示してきたので、2つくらい前の 段落で書いているような、好奇心を満たすような展開になると思っていいの? みたいな警戒心は不要だったのだが、そうと気付いたときにはもう遅かった。

_ この小説に対しては珍しく本人が 解説している (といいつつ、「告白」もほぼ日で語っていたような気がするが… これか)。 「主」の読みかたが途中から「あるじ」→「しゅ」になった、と書かれていて たしかにそうだったな、と思った。

_ それはそうと、後半かなりぐろかった。「告白」も終盤はかなりぐろかったけど この作品はそれ以上だった。


= Amazon Fire TV

_ なるほど… 当然出してくるよなあなんで気付かなかったんだろう。 新しく出てくるというChromecastとどっちがいいのだろう。 Fire TVは当然Fire OSというやつなんだろうけど。

_ Fire TV Stick プライム会員限定で26日まで1,980エンか… 買ってから悩んでも十分な気がしてきたな。1080pまでで4Kは無理らしいけど そんなにいらんだろう… たぶん

_ おっと、発売は来月なのか… Amazon Prime TVは今月から始まるのに、 なんだかアンバランスだな。間に合わなかったのかしら


= VOD

_ Amazon Prime Videoが始まったのでさっそくアプリ入れて試してみた。 「字幕つき」を見たら日本語字幕しか出なくて絶望した。

_ Netflixを試してみた。こちらは字幕と音声を選べた。 しかしどっちにしても思ったよりコンテンツが多くないなあという印象。 いずれも国内でサービスが始まったばかりなので仕方ないのだろうか。 もっと、いつか見たいと思っていた映画がどんどん出てきてこりゃいくらあっても 時間が足りないよ的な脳天気な悩みに見舞われるかと思ったので ちょっと拍子抜けだった。


2015/09/26 (Sat)

_ 連休開けに1日しか仕事しないですぐ週末迎えるとなるとタスクがとても さばききれないな… そう思って水曜に出たりしたんだが他が活動していないときに できる対策には限界があるというか、単にやる気が出ないというか… 悪循環だな。と思いつつ出て仕事した。

_ 今日は業者が入っていろいろする日だということをすっかり忘れていた。 うるさくて仕事にならんのでミスドに避難してきた


= 最近のHTML5

_ AngularJSをつかってSPAで望む機能をどうにか組むことができた。 といっても私は枠組を示すだけで細部はほとんど別のメンバーにやってもらったんだけど。

_ ngAnimateはなかなか期待通りの結果にならなくて悩んだ。 AngularJS内部でいろいろクラスをつけたりひっこめたりして、最終的に どういうCSSが反映されるのかがいまひとつ分からないということになった。 デバッガ等がとてもよくできているのでよい世界だなと思う。 あまり深くはまらずに問題を探ることができた。

_ しかし頼んだメンバーの作業はやっつけ感がひどい。 始める前に意義等を説明したのだが、構造を理解しないままad-hocな対応を 繰返しており情けない気分になる。あまり興味をそそらない内容だったのだろうけど、 そういう機会を生かして創意工夫をするという意思がないのかと思う。 まあ自分ができない(やる時間がない)ものを頼んでいるのだから 贅沢は言えんのかもしれんが。


= Vita TV

_ tekezoさんが買ったと聞いて、へーそんなのがあるんだーと 2年くらいまえの製品に新鮮な驚きを得られる幸せな性格を 発揮しつつ調べてみたところ、VitaとかPSPとかのソフトが遊べるらしい。 そしてnasneの予約や再生もできて、VODサービスのクライアントとしても動いて、 ゲームアーカイブなるものも遊べるらしい。 昔のPCエンジンやPS、PS2などのソフトがならんでいた。そして1万円を切る値段。

_ 今までnasneの画面をテレビに映し出したいときは妻のVAIO経由しかなかったんで、 こりゃPS3とtorneでも買ったほうがいいのかしら、と思いつつそのために 買うのもばかばかしいと思っていたが、なんだこれで十分じゃないか。 miracastが出来れば言うことなしなんだけど、 さすがにそこまで期待するのは無理か。なんでWifi Directなんて面倒な規格を 作ったのやら…

_ しかしVita TVだと3倍録画のほうが通常録画よりも画質がよいという不思議なことが 起きるらしい。通常録画はMPEG2で、Vita TVのハードではそのままでは 再生できないということのようだ。それはそれは… あとテレビを見るのにゲームコントローラを 触るというのはいまいち冴えない気がするのだが、これはPS3用のリモコン等を 使うことで解決できるようだ。しかし4000円くらいする。 そしてメモリカードたけえな… 64GBで10000円か… なんだかんだで金かかる。


= モニタ

_ PC用モニタよりも普通の液晶テレビの方が選択肢が多いような気がしてきた。 D端子ついててRGBも入力できるやつがある。HDMI端子もたくさんあるし。 三菱のLB7シリーズというやつなど。 今使ってるW2306Cは23インチなので、19インチにするとちょっと小さくなるけど、 今の机のサイズから考えてそのくらいの方が適正かもしれない。 スピーカーの性能も落ちるがまあそんなもんだろう。 PCをつなげるには解像度的にちょっと物足りないけど、今となってはそんなに デスクトップ使わないしな…

_ 似たような製品として 日立のWooo N1というのがあるようだ。 こちらは解像度としてはさらに物足りないけど、HDMIが3系統使えたり、 USB端子が2系統あったりするので配線上はかなり楽そうだな。 そしてかなり軽い。三菱のやつが「LEDバックライト」で、 日立のは「LEDパネル」らしい。何が違うの? LEDパネルというのは三原色のLEDをそのまま画素として使うものらしい。 LEDバックライトは、バックライトとしてLEDを使うという以外は今までの LEDと同じ方式のようだ。どっちが省電力かというとどっちもどっちな感じがするが、 製品としては三菱の方が省電力のようだ。


= 柴犬がパンに似てるので「柴パン」を作ってみた - デイリーポータルZ:@nifty

_ モモ死んじゃったのか…たしかにここ何年か見た目の老化が激しかった。 しかしあのサイズの犬で17年というのはかなり長生きの方なのかもしれない。 そして柴犬のももがかわいらしい。


= Refurbish

_ そういえばAppleは整備済製品を出していたことを思い出した。 MacBook関係はほとんどないけど、iPad関係はかなりいろいろある。 1年保証があるのは立派だなあと思う。


2015/09/27 (Sun)

_ ストレスのせいなのかなんなのか、なんでもいいからいろんなものを買いたいという 気持が次々に湧いてくる。そのくせ勢いで買物をするということに 抵抗感があるので厄介だ。 寝起きハイテンショングランプリやっていた頃の自分が自分とは思えない。

_ それにしても未だにスマートフォンもタブレットも自腹で買っていなくて、 iOSやOS X関係のデバイスもまったくなくて、 触ったこともないというのはどうにも情けない気分になってくる。 決してEarly adopterでないけども (そうでなきゃ今になって Vita TVに驚いているはずがない)、 いろんなものの値段がこなれてきているのに手を出さないというのは 我ながらどうかという気持もある。

_ なのでここらで少し散財して人並のガジェットを揃えたり、 騙しつつ使っていた機器類を再構成したりしておきたいと思う。PC関係は もう少しコンパクトで小回りが利くようにしたいし。そもそも開発できる環境と 能力があるのにそれを活用しないで日々漠然と生きているのはとても情けないことだと思える。


_ ミミ子の抜糸が終わった。つぼみの皮膚は様子見。毎年この時期になると 皮膚の状態が悪くなるので何らかのアレルギーなのだと思われる。 同時期にジョンが円形脱毛をするので、同じアレルゲンによるのかもしれない。


= 臆病者のための億万長者入門

_ 臆病者のための株入門の続編。「臆病者」と タイトルがつくものとしては他に「裁判入門」というのもあった。半年くらい 前に読んだが記録残していなかった。

_ 「臆病者のための株入門」はとても衝撃的な本だった。この人の書きぶりに 魅せられてしばらくはこの人の本を読み漁っていた。最近はちょっと魔法が 解けてしまった感があるが、あの本の続編という期待を裏切らない素晴しい本だった。

_ この人の見解として、目新しいことが出ているわけではないが、 道具だてはいろいろと整理されていて楽しい。不動産投資神話を疑うあたりの 論理がさらに強化されていて面白かった。


= 臆病者のための裁判入門

_ すでに読んだのに記録を忘れていた。これもとても面白かった。

_ 事故を起こした相手側の、保険会社の担当者が杜撰な処理をしていて、 こっち側の保険会社の担当者も「こんなことは初めてだ」みたいな 反応をしていたりしつつ、裁判を起こしたり終わらせたりしているんだけど、 なんだかこの「こんなことは初めてだ」という反応自体が業界として 折込済なんじゃないかというくらい世間には「いい加減な保険会社の担当者」の 例が溢れているように思った。

_ この本の主旨とは関係ないけど。 つまり保険会社に対して一生で何回も関わりをもつわけではないので、 ふざけた対応をするのが基本であり、もしそれが大きな問題になった際は 自社他社問わず「こんなの初めて」と言いつつ担当がいい加減で上司担当ともに 処分します/しました、と言って、でもそれを追跡するわけではないのでその後 どうなったのかは誰にも分からず、単に担当が暴走しただけみたいな 印象だけが残るというような。


= 気象予報士関連の本10冊くらい

_ 別に気象予報士になりたいわけではないが、DPZで増田さんの あと出し天気予報を見ていて、 天気図ぐらい読める人生があってもいいんじゃないかとちょっと思って 気象に関する本を眺めてみた。 なお「あと出し天気予報は」はかなり画期的な連載だと思うのでおすすめだ。

_ 中学の頃に少し習ったことがあるけど、あのときは天気図4枚くらいを時系列順に 並べましょうという問題が定番で、それは高気圧の動きとかを見れば 機械的に求められる(西→東に移動するのでその順番に並べればよい)と 言われていてその理屈も分からないままその通りに回答していた程度で、 あんまり気象のことを知りたいとも分かったとも言えない状態のまま今まで 生きてきている。

_ いざ読んでみると物理の側面と統計の側面があってその間を埋めるものが 感じられないのでなかなか大変な学問だなーと思った。 天気図読めるようになるまでに超えなきゃいけないハードルがいまいち 見えなかった。書いてあることが分からないわけではないが…

_ ウェザーマップって 森田さんが 作った会社だったのか。テレビに出ている気象予報士の人はだいたいここに 所属しているように見える。DPZで連載している増田さんもウェザーマップの人らしい。


2015/09/29 (Tue)

_ 夏休みの最後の1日を消化した。


= 段ボールシアター

_ 半年〜1年くらい?前に話題になったやつ。 自分で作らんでも誰かが商品化するだろうし、そっちの方が作りが確かだろうから それを待とう… と思っている間に そんな話が 出ていてさらに募集があらかた終わっていた。

_ 英語の勉強を兼ねて映像をたくさん見ましょうという気運が高まっているが、 それで身体壊しても面白くないので、寝っころがりながら見られるこのガジェットは 理想的だ。まあ暗いところで見ることになるので目を酷使しそうな気がするので その点は注意しなければいけないが。あと映像にのめりこんでいる 間にジョンのおしっこ攻撃されないようにも注意しなければいけない。

_ いずれにしても製品として入手するのは次の機会ということになってしまい、 そうなるといつ手に入るのか分からないのでやむなく自作することにした。 幸い段ボールは生協で買っているペットボトルの水の箱(2l×6本)がたくさんあるので 素材には苦労しなかった。

_ ジョギングしながら構造を考えた。 手先が器用でないので、カッターで直線の切れ目を入れることと、 ガムテープで貼りつけたり補強したりすることだけで実現できる構造にしたい。 単に穴開けるだけだと強度が心配なので (今回はAQUOS PADを使おうと思っている)、天板と同じサイズの段ボール板を 2枚用意して、

で、この2枚を貼りあわせて、さらに段ボール箱の天板となる部分に固定。 二番目の層に合わせて天板をくりぬく。これでAQUOS PADをのっけると、 二番目の層に載っかって、一番上の層で前後左右に動かない程度には安定する。 そしてAQUOS PADの体重がかかる部分は二番目の層と天板の層の二枚で支えることに なるので強度としても問題なさそうだ。 あとは首をつっこむ部分に穴を開けて、周辺を補強して完成。

_ 遮光性はあまり考慮しなかった。 暗さが欲しいなら周囲の照明を落としたほうが早いと思ったので。 手頃なスピーカーがないのでそのあたりは宿題として残る。 耳のそばで音を鳴らすという点では 肩かけスピーカーが理想的なんだけど、 段ボールに首つっこんでいる関係上、肩で音鳴らしてもあんまりうれしくない。 なおこのスピーカーは中古で買ったにも関わらず、肩あて部分の ウレタンが劣化している程度でまだまだ元気。

_ あと接着や補強をすべてガムテープでやったので少し貧相で、まあそれは段ボールを 素材として使っている以上ガムテープで強化される貧相さというのはたいして ないだろうと思っており別に気にしていないのだが、匂いがなかなかきつい。 しばらく放っておけば改善するだろうけど。長時間籠る環境としては もうちょっとよい接着手段があったほうがいいかもしれない。


2015/09/30 (Wed)

_ 肩が痛くてやる気が削がれる。そして子供じみた主張をする場面にAMだけで 2回も遭遇してしまいそれはそれでやる気が削がれる。


= Google新製品

_ 事前リークの通りChromecastの新しいのが出たらしい。オーディオ用とそうでないのが 別々に出るというのは予想外だったが、 用途が違うのだから別々のほうがいいんだろうな…。 そしてPlay Storeですぐに買えるようなことを書いてあるが、今のところ 日本向けのサイトには出ていない。発売対象になっている国には 含まれていないのだろうか。 初代も国内で発売されるまでに1年くらいかかっていたらしい。

_ Pixel C というAndroidタブレットが出るらしい。Pixelというのは Chromebookについてる名前なんだけどこれはAndroidらしい。 Surfaceを意識しているようで、キーボードも使えて なかなかスタイリッシュに見える。

_ しかし高性能でARM8で最新のAndroidがいじれる環境が欲しいという点では 理想的なように思う。のだけど、ただタブレットOSとして見た場合のAndroidの 魅力というのは実のところそんなにないというかx86のWindowsと Androidと比べてしまえばなかなかどうにも…という感じがする。 この、ある側面から見ると理想なのに、そうであれば…みたいな別の側面から 見てけちをつけるという性質は私固有のものなのかもしれないけど、 なんなんだろう。病気なのだろうか。

_ 先日もスマートフォンみててどれもサイズでかいなあと思い、 小さいスマートフォンが欲しいとなるとiPhoneという選択肢もあるんだなと気付き、 思い入れないし安いのでいいやと思い、では5cとかどうだろう、 とスペックを見た瞬間に、 どうせ買うならA9のやつがいいなあなどと別のことを考えだして、 安いのでいいやと思った数秒後にどうせ買うなら、と始まるのが我ながら意味不明。

_ なおスマートフォンについては、もたもたしているうちに早くも2015年冬春モデルが 出る時期になってるらしい。Samsungのごついやつ出るのかな…とdocomoの 新製品リスト見てみたらNexus5Xの名前が。5XはLG Electronicsで、 6PはHuaweiだそうだ。世間の反応としては、値段が高い、そして値段の割には スペック高くない、投げ売り待ち、らしい。 そんなもんなのか。キャリアのやつ買ってもupdateってちゃんと降ってくるのかな。 Galaxy Nexusのときはあまり愉快な感じがしなかった記憶があるが… ケータイWatchによると

 将来的なOSのアップデートは、Googleによる配信開始から時間を開けず
「なるべく早く」提供される見込み。ただし、ドコモのネットワークへの
接続テストが必要な内容を含む場合、Googleが直接販売するSIMロック
フリー版とは配信時期が異なる可能性があるとしている。 
となかなか味のある表現にあっており、現代語訳すると、 あんまり期待しないでね、と読める。

_ HTC Desireは手に馴染むサイズでとてもよいのだがこれ3.7インチしかないらしい。 5インチというのはさぞでかいんだろうな。今になって4インチ未満のスマートフォンが 欲しいと思うと子供向けとかそういうものになってしまうようだ。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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