Zinnia hacks tomorrow. (2010/11)

2010/11/05 (Fri)

_ 疲れてたりうんざりだったり、それでいて忙しかったりで大変だ。

_ 昨日はあちこち移動した。4時間くらいは移動時間だった気がする。 目黒駅のバス停で宮城さんを目撃した。


2010/11/07 (Sun)

_ 電子レンジが大往生。妻がわんたのえさを温めていたらしいのだが、 ふと見てみたらレンジの中で激しいフラッシュ&背面から煙が出ていた。 PCのマザーボードのコンデンサが爆発したときに似ているなあと思った。

_ 米沢で使ってたレンジは引っ越しのときに処分したので、おそらく東京に 来てから使い始めたものだろう...となると5年くらいか。どうも 買った記憶が希薄だ。そもそもNational製品なんてあんまり選ばないからなあ... 実家のお古なのだろうか?ともかく、電子レンジのような 機構のものがああいう壊れかたをするのは怖いなと思った。

_ 大往生というにはちょっと激しい最期だったか... けっこうショックだが妻は新しいオーブンレンジが欲しいと常々言っていたので 喜んでいる。


2010/11/08 (Mon)

_ 目が痛い。昨日の煙でやられたか


= プログラミング言語の手習い

_ プログラミング言語の修得自体が目的となることはそんなに 多くないのかもしれないが、書籍や雑誌記事、基礎文法最速マスター等を あたってひととおり理解したような気がしたものの、いざ自分で何かを 書いてみようと思うとまったく手が動かない...ということは ままあることだと思う。

_ 手にしている書籍がプログラミング言語をStep by stepで修得して ゆきましょうという本であれば、練習問題をやっつけて... というのがいいんだろうけど、あんちょこ片手に「一般的な」問題を 問いてゆく、その過程で曖昧な理解がクリアになったり、その言語で 向いていること/向いていないことが理解できたり、ということが 期待できるのではないかと思っている。

_ というような話を#sdl-fan-jp でして、いろいろと意見を聞かせてもらったまま 消化しきれないで1ヶ月以上経過してしまったので、とりあえず自分なりにまとめた ものを書いておくことにする。意見を聞かせてもらったといいつつ、どれが 自分の意見で、どれが伺った意見なのかを区別しながら書くことはできないので、 ここではマージ済のもののみ提示する。


= 初歩的なもの

_ FizzBuzz、99 Bottles of beerなど、条件分岐や繰返しといったものが 対象の言語でどのように書けるのかを知る。

_ ErlangでFizzBuzzなどを書いたことがあり、 10分かかった。本読んで理解したつもりでも手を動かさないといけないんだなあと 思ったのがこの話題の始まりだったように思う。


= アルゴリズム

_ 前項からのステップアップとして、オセロ、8クイーン等、すでに 解法を理解していて他の慣れた言語で書いたことがあるものを書いてみる。 以後も同じだが、すでに理解して書いたことがあるものをベースにやってゆくと、 余計なストレスがなくてよいのではないかと思うし、 他の言語で簡単に書けたことが思いのほか難しくなったり、 その逆だったりということを知るのはよい経験だと思う。


= テキスト処理

_ cat、head、tail、sort、uniq、wc等の処理を書いてみる。 「ふつうのHaskellプログラミング」で実践されていた方法。 文字列処理が得意かどうかが分かってよい気がする。

_ もうちょっと複雑な例としては、転地インデックスを作るとか。


= ゲーム

_ ライフゲームのような簡単なものから、15パズル、Pong、などなど。 ゲーム作るのが好き/得意な人や、ゲーム向きの言語を評価している人は このあたりの方が親しみやすいかもしれない。 SDLに親しんでいる人であればtestspriteなども候補に上げられるかと思う。


= ネットワーク

_ echo serverを作ったり、簡単なWeb serverを作ったり。

_ 相手側は既存のものをそのまま使えるので環境が充実しているとか、 解析用のツールもたくさんあるといったこともあるし、 そもそもネットワークを使ったアプリは楽しいので好きな課題だ。


= 分散処理

_ リングノードベンチをプロセス通信やTCP等で書いてみる。 TCPの場合は同期/非同期での書き方に慣れるといった課題もあると思う。


= GUI

_ 言語とはずれるかもしれないが、言語と親和性の高いGUIツールキットで 簡単なGUIを作ってみる。メモ帳を作って、ファイル/編集/検索/フォントくらいまで いじれるようにするとか


= 問題集

_ どう書く?org は、冒頭に挙げたような問題意識で取り組むには 非常に適しているように思う。

_ その他、Topcoder、Project eular、Anarchy golfなどが挙げられた。


= まとめ

_ 言語を理解したつもりになったらまず取り組みたい問題を集めたいと思って 意見を伺ったものであり、冒頭で書いた通り言語の修得自体が目的ということで なければ不要なものだろう。 また、とにかく何か作ってみたいものをイメージして それを作り始めるというようなやりかたの方が合っているという人も多いと 思う。それでも上記のようなリストでとりあえず取り組んでみるというのも 選択肢の一つとして悪くないのでは...思っている。


2010/11/09 (Tue)

_ 今年に入ってからrisky-safety.org向けのメールをまともにとるのを やめてしまっているので、 プロバイダ側にメールが2万通ほど溜まってしまっている。 さすがにこのままというわけにもいかないので、 メールの読み書きができる環境をきちんと作りたい。

_ しかし今から2万のメールをベイジアンフィルタ的なものに 振り分けるのはしんどいですね... なにしろこのあたりの知識がもともと豊富じゃないので今どんなソフトがあるのかが いまひとつ分からない。

_ 保存はMaildirでやりたいので、IMAP4はDovecot、 振り分けはscmailで、フィルタにはSpamAssassinとscbayesといった 感じかなあ?


_ 先日のネットブックに関する考察は 何か変だな。というのも直前に MacBook Airがしっくりこないと書いていて、でもネットブックに関する考察で 挙げている条件見たらMacBook Air買えばいいじゃんとしか思えない

_ 結局どっかでMacOSXに対して違和感を覚えていたり、なんだかんだで Windowsじゃないとなあというのがあるのかもしれない


= Java

_ 年に何回かJavaに真面目に取り組みたいと思うのだが長続きしない。 仕事でも使わないし...

_ 道具のせいにするのは潔くないがやはりEclipseに親しめないというのが 足が遠のく理由として大きいと思っている。とにかく重く感じる。 起動が遅いとか動作が遅い、コンパイルが遅いというのは、我慢しようと 思えばできるんだけど、メモリを大量に喰って他のアプリを上げていられない というのが苦痛だ。以前もFreeMindのデバッグで使ったけどFreeMindで メモとりつつデバッグということをしようとするとディスクアクセスだらけで まともに動かず大変ストレスだった。

_ 機械の方をなんとかせいという話もあると思うが、なんだか Eclipseが重いって前の会社にいた頃からずっと思っていたような気がする。 当時よりもマシンの能力は上がっているはずなのにやはり重い。 どんなソフトでも多かれ少なかれそういうもんなんだろうけど

_ Erlangは、今いじってる規模ならEmacsでまったく問題ないのだが、 JDEEで開発できるかと言われると、今となってはちょっと自信がない...。


2010/11/10 (Wed)

_ バズワード認証というのを思いついた。「Web 2.0!」weak!、 「クラウド!」good!、「Web 5.0!」strongest!

_ 世間的には存在しないにほぼ等しいNo orz No Lifeだが、 書いてる最中や書き上がったものを読んでるときにうんざりといった気分になる。 文章が駄目すぎるからだ。 推敲が不十分というのもあるが、それでもこの程度かと思うと情けない。

_ もうちょっと文章の書きかたを練習しないといかん。分かったのはZHTをいくら 書いてても文章の巧拙にはさほど変化がないということだ。ZHTぽい文章を 書くのは上手になるのかもしれないが、特に文章を作る能力には関係がないらしい。 が、こっちはこっちで後から読んだら意味わからんというような文章も 散見されるので、脱力しすぎには気をつけないといかんなと思った。


_ 会社のマシンが1日5回くらい落ちるのでさすがにたまらなくなってきた。 (そんな状態で1年以上使ってる方が悪い気もする)

_ NVIDIAのページでGPUの温度を調べたり、ストレスをかけたりするツールを 落としてきた。温度は63度くらいで安定しているようだ。ストレスは 全部一気にかけたら一発で固まった。GPUを除いても固まった。もうちょっと 調査を続ける予定だがそもそもNVIDIAコントロールパネルというやつを上げるだけで 青画面になるので話にならん気もする。

_ ...いろんな組み合わせで試してみたら、どうもビデオカード+ディスクの負荷が 同時にかかると固まってそれっきりらしい。

ビデオカードやPCI Expressにだけストレスをかけても落ちない (一旦応答は停止するけど)ので、果たしてビデオカードだけが悪いのかがいまいち 分からない。

_ ディスクに関してはチューニングできる要素がなさそうだし、遅くなるのは嫌なので、 ビデオカード側のクロックを下げてみた。そのおかげか、 落ちなくなったような気がする。今まではYouTubeの再生ボタンを押すと 即死だったのが、普通に見られるようになった。通常使用時も、画面にノイズが 乗ったり、市松模様になったりしていたけど、今のところそれも見られない。

_ ...でもこの状態で全コンポーネントを指定してストレステストかけると 青画面になった。クロックは30%くらい下げているので、 落ちづらくなったというだけのことなのかもしれない。 クロックを最低(Core: 675→168MHz、Memory bus: 1008→252MHz)まで落としたら、 落ちなくなった(一回ドライバの応答が停止したけど回復)。 これでしばらく様子見かな

_ ...クロックダウンした結果は再起動すると忘れてしまうらしい。 プロファイルを保存できるようなので、いろいろいじった結果を保存して スタートアップに入れてみたがやはり反映される気配がない。 ひととおり起動してから手でプロファイルのファイルをクリックすると 反映されるのでまあこれでいいか


2010/11/11 (Thu)

_ クロックダウンした環境は、いきなり落ちたりは今のところしていないが、 おかしいながらも上がりつづけているだけで特にメリットがないような 気がしてきた。最終的にはモザイクとノイズだらけになってしまいダイヤログ等が まったく読めなくなったので、リモートで入って再起動

_ クロックダウン前は最新のドライバを入れるとさらに不安定になっていたので、 クロックダウンしてドライバをバージョンアップしたらどうなるかな、と思い 試しているところだ。さっき10秒くらい固まったが、復帰してきた。 今までだったら電源切るしかないパターンだったのだが


_ Niftyのアカウントを解約した。IDも当時の住所も電話番号も うろおぼえだったのだが、コールセンターの人がいろいろ調べてくれて 無事に2つとも解約できた。 21世紀に入ってからNiftyを利用した記憶がない。 以前も解約を試みようとしたんだが果たせず さらに2年も経過してしまった。

_ こういう無駄はどんどん減らさないと... 奨学金もさっさとリレー口座 切り替えて米沢信金の口座を解約しよう。 ネットバンキングは月額とられるんだよな。 後から知ってそんなことなら1000円のキャッシュカード再発行費用をケチるんじゃ なかったと後悔した。

_ リレー口座変更申込書の取り寄せの電話をした。平成10年以前に貸与 が終わった人は手続きが違うらしくて、ページのあちこちを漂って 結局よくわからなかったのでコールセンターに電話して送ってもらうようにした。 新しい口座からの引き落しは最短で1ヶ月、最長で3ヶ月らしい。 1ヶ月でできるというのはどういうスケジューリングなんだろう。 振替日が月末だからデータ送るのが...何日前になるんだっけ。前職〜現職で 口座振替はさんざんやったけどもう忘れてしまった。まあいいか


= エネループカイロ

_ 充電式カイロらしい。エネループで給電、USB充電も可能らしい。

_ カイロを必要と思ったことは米沢にいた当時ですらなかったのであれだけど、 カイロにもなる充電器として考えると面白いのかもしれない


_ 毎月払っててまともに活用できてないものといえば後は Project EGGだな... いったん認証したものは解約しても使えるらしいので、解約しちゃってもいいか。



= エンジニアが求める職場環境まとめ(暫定)

_ 話題としてはちょっと前になるが、こういうのがあったので、 以前書いた方法論に従って 一つずつ今思うことを書いてみようと思う。自分が求める環境とは何か?が メインなので、それエンジニア云々は関係ないだろうというような話はここではしない

_ まず冒頭で除外されている金銭。これは当然必要だけど条件はここで書くには 複雑すぎて書けない。以下一部重複していると判断したものや意味が 理解できなかったものは省いている:

うーんまだ半分くらいしか来てないが集中力が切れた。


2010/11/14 (Sun)

_ 11月ももう中旬だ。


= コーヒー「こつ」の科学

_ こういう本が欲しかった。 1800円するのでお手軽感はちょっと薄いが、非常に有意義な本だ。

_ コーヒーを豆で買ってきて、自分で挽いて飲むようになって もう10年以上になるが、あまりに漠然とした知識と乏しい技術なので、 自分が望む安定した入れかたを目指すにはどうすればいいのか、手がかりすら 掴めていない状態だった。

_ コーヒーに関してはいろんなこつ、たとえば ペーパードリップに限って言えば、まず少し浸して蒸らす、「の」の字に入れる、 縁にお湯をかけない、といった、随所で見られる記述や、 湯の温度等についての統一感がない記述があり、結局どれが正しい正しくないという 話の前に、どういう意味があってどういう効果を期待しているものなのか、 その下に流れる仕組はどういうものなのかが分からないというのがストレスだった。 この本はそのような疑問の多くに答えてくれた。

_ 個人的に知りたいと思っているのは、どう入れるのが正しいのかではなく、 どういう行為がどういう結果に結びつくのかといったことだ。 「どうしてそうなっているのか」に、こだわるというのは万人に共通の 感覚ではないのかもしれない。数こなしてゆくうちに慣れてくる、というのを 好む人もいるのかもしれないが、どうも自分にはヒューリスティクスに 対する本能的な恐怖心というのがあるのかもしれない。

_ ペーパードリップについては最終的な味を左右するパラメータが 非常に多く、また、そのほとんどが湯の注ぎかたで 決まってしまうため、なおさらそう感じていたようだ。この本に書かれている内容を ヒントに、ペーパードリップではない方法を試してみたところ、 ようやく少し抽出の仕組が分かってきた気がした。 具体的には大きめの容器に粉とお湯を入れて、後から漉すやりかた。 こういうやりかたは原始的であってコーヒーの抽出に関しては何かを犠牲にしている もんだと勝手に思っていたが、むしろスキルに左右されることなく安定した 抽出ができる優れた方法だった。

_ 上記のような入れかただと、最終的な味を左右するのは、 1) 豆の種類や焙煎の方法、2) お湯の温度、3) 抽出時間といった程度に絞られる。 1は買う豆や挽きかたで制御できるし、お湯の温度も一定にするのは簡単だ。 となると、あとは抽出時間でどう味がかわるのかが掴めれば、抽出の仕組が 実体験として理解できるし、望む具合を安定して得ることもできるだろう。

_ 実際に試してみたところ、沸騰したてのお湯で、 3分半だと酸味が強く(妻はこのくらいがいいらしい)、 4分だと苦味が少し出てきて酸味が薄れ(私はこのくらいが好み)、 4分半だとちょっとえぐみが出てくるといったことが分かった。 (なお、濃い薄いは湯の量で調節できるので、濃いめにつくっておいて 後から湯で薄めるというやりかたをしている。邪道なのかもしれないが) コーヒープレス等の機器を使わずに、ペーパーフィルタで漉しているので どうしても濾過にかかる時間が10〜15秒程度かかってしまうが、それを あらかじめ差し引いて計算しておけば問題ないだろう。

_ こういうやりかたを繰返してみて、ペーパーフィルタでドリップするときの 原理が少し見えた気がした。どうして周辺にお湯をかけてはいけないのか、とか、 ドリッパーの穴にいろいろ流儀があるのはなんでか、とか。 まあ、自己満足の世界なのでいろいろ学んだつもりでいるけどそれが 実際に生きているのかどうかは分からない。

_ 本の感想を書くつもりで内容のことをほとんど書いてないことに気付いた。 まずコーヒー豆の基本的な知識から始まり、入れかたに関する話題、 焙煎などの話題と続いている。焙煎はまだ手を出し難いものがあるが、 チャンスがあればやってみたいと思う。部屋がコーヒーでいい匂いになるからな。

_ なお、本の中にも書かれているが、ペーパーフィルタは油分を通さないので、 コーヒープレスを使った場合に比べるとそういった成分は遮断されているらしい。 味を左右する要素として油分は無視できないところだろう。なので、 上で書いたような入れかたを続けるならコーヒープレスが欲しくなるな。 洗うのがちょっと面倒らしいが... とりあえず次回は茶漉しでやってみる予定


2010/11/15 (Mon)


= Liquid Measure 2

_ わーいおもしろい。ただできることはあんまり多くない(遠く離れたところに 落とすに使えるアイテムが少ないとか)ので、組み合わせがそんなに多くならず あまり難しくはない。

_ というのは30面までの感想だ。配置的な試行錯誤を増やす(障害物を増やす)とか、 もっと組み合わせを考えないといけないようにする(あまり出番が多くなかった 分配器を増やす)とか、難しくする方法は いくつか思い浮かぶし、31面はそういった雰囲気を若干感じさせるものだった。 でもこの方針で作っても、すぐに限界になりそう。そしてそうなった結果 面白くなるとも思えないし


2010/11/16 (Tue)

_ 奨学金のリレー口座変更の申込をしてきた。リレー口座というのがどうも 昔から不思議な語感だなあと思っていたのだが、「リレー口座」で検索しても 日本学生支援機構(育英会)のことしか出てこないので独自の用語なのかもしれない。 しかしなんでリレーなんだろう。

_ ErlangはHTTP Proxyを作りながらいろんな疑問を解決しつつ勉強を続けている。 単純に作りあげるだけならすぐにできるんだけど、 オブジェクト指向的な言語とは考えかたも道具立てもいろいろ違うので、 いろいろ手探りで理解しながら進んでいる。 どう書けばいいのかで手が止まることが多く、まだ今の状態で大規模なアプリを 書ける気がしない。それを組み立てる要素が見切れていないせいだと思う。

_ どう書けばいいのかで手が止まるというのは、 その言葉通りどうやって書いていいのか見当もつかない、 という場合も皆無ではないが、どちらかというと現時点で自分の頭に 浮かんでいるもの以外のやりかたを思いつかない(けど今思いついているやりかたが うまいとは思えないし、もっといいやり方があるように思えてしかたがない)、 といった逡巡から来るものがほとんどだ。 さすがにプログラム書いて30年近くになるので、普段から取り組んでいる作業なら、 問題に対する対応案とメリットデメリットが瞬時に浮かんでくるのが普通だけど (じゃあTopCoderやってこいよと言われるとすごい恥ずかしい表情しかできないけど... このあたりについても考察する価値がありそうだけど今回は置いておく)、 Erlangはまだ自分が使える道具の全貌が見えてないとか、見落しがちだとか (モジュールを引数でとるというのは当然知っているが、解法の中で なかなか思い浮かばないとか)、そういったレベルでの悩みが多い。

_ 数こなして身につけてゆくしかないのかなあと思ってHTTP Proxyなんかも 書き始めたわけだけど、やはり「手が止まってしまう」以上なかなか 進みが悪いと言わざるを得ない(手が止まってしまうのは性格のせいであって、 とにかく作り上げてから悩もうという考えかたもあると思う)。このあたり、 先日の考察に通じるものがあるかもしれない。

_ まあ書き続けてゆくのはそれとして、もうちょっと系統立った学びかたも できないもんかなあ?と思うと、あまりよい資料が見つからない。 一方で、Erlangで書かれた優れたプログラムはたくさんあるので、それを 丁寧に読んで学んでゆくというのが結局のところ現状では最善なのかもしれない。



= Emacsテクニックバイブル 〜作業効率をカイゼンする200の技〜

_ 買おうかどうか悩んだが結局購入。自分で情報を集めるよりも手軽で的確だし、 鮮度を失ってから手にとってもしょうがないので、買うなら今しかないと思った。

_ 外部パッケージに関するまとまった情報というのはほとんど知らなくて (本書でEmacsWikiのことを知った)、 一気にいろんな情報を仕入れることができたので、この機会に .emacsの中身も見直してみようと思う。



= 複数のEmacs環境の設定

_ ErlangはEmacsで書いており、作業マシンは複数あるので様々なバージョンの Emacsを利用している。全てのマシンで同じ設定を使うというのはなかなか 面倒だけど、今後いろんな設定をしてゆく中でなんとか共有させないと 大変だなとも思う。

_ .emacsは工夫すればどのような環境でも動くようにするのは可能だろう。今使ってる .emacsも基本的には20世紀から少しずつ改変して成長させたものを ずっと使っているし。

_ 一方で、外部パッケージはどうなのかな。 うまくいかない場面もいくつかありそうな気がしつつ、site-lisp等を放棄して すべて$HOME/emacs/lisp 等に放りこむ、くらいしか思いつかないのだが

_ いっそ$HOMEを全部bzrに放りこんでしまうという手もあるかなあと思ったが さすがにやりすぎかもしれない。が、$HOMEの中でbzrで管理できるものを放りこんで あとはリンクでうまいことやるというのはありかなあ... emacsとかbashとかscreenの設定を全部bzrで管理して、新しいマシンに セットアップするときはbzrで持ってくれば完成、といったような


2010/11/17 (Wed)


= Emacs Lispいじり

_ 昨日書いたことを実際にやってみた。 まだまだ荒いけど、別のマシンにbzr cloneで持っていって、 ちょっと初期設定するだけでdistelが動くところまではできたのでうれしい。

_ site-lispの中身もどんどんbzrのリポジトリにつっこんでいる。今のところ バージョンの違いで問題が出たりはしていないが、常にうまく行くのかは分からない。

_ あと、とりあえずバイトコンパイルはしない方向で進めている。バイトコンパイル する/しないで目に見えて変わるのは起動時間だけど、以降の動作では あんまり違いを実感できないので、 よっぽど困らない限りはバイトコンパイルなしで進めてゆく予定だ。

_ 残る課題はバージョンアップだな。いろいろ試してみて よい方法を探ってゆくことになると思う。



= Vistaマシン再セットアップ

_ 以下のようなものを入れたりいじったりしてひと段落した。

あとは、SKKIME、xkeymacs、Poderosaを入れて、妻のマンガ更新のために HPのプリンタドライバ関係と、「すくりん」を入れれば大体普段の生活には 困らない感じがする。

_ Launchyを入れたら「Uniblue Registry Booster」なるソフトも 一緒にどうでしょうといった感じのメッセージが出てきた。調べてみると 大変評判が悪い。まあ、一部はなんか賢さが足りない感じの人が書いてたりで ぽかぽかしたけど、いずれにしても入れる必要性をまったく感じなかったので 入れなかった。

_ Meadowはさっそく今日の成果を使って設定を持ってきた。大変便利なので もっと育ててゆきたいところだ。こうなってくるとアプリの設定をいちいち やりなおすのは面倒だなあと思う。FireFoxのプラグインの設定とか。 たぶん取り出したり入れたりする手はあると思うんだけど

_ ともかく、Emacsに関しては環境を共有する方法が分かったので、これで 心おきなくカスタマイズができる。なるべくEmacsの中でやる習慣をつければ いろんな環境で作業するストレスも少なくなるかなと思う。ので、先日買った 本見ていろいろやってゆく予定


2010/11/18 (Thu)

_ Synergyc.exeの優先度が「リアルタイム」になっている...これはいったい どうしたことだろう

_ ...どうやらマウスやキーボードのステートが変になる(押されっぱなしとか) 問題を回避するために優先度を上げるのが有効らしい。自分でやった記憶がないので そういうものなのかしら...しかしリアルタイムはすごいな


= オーブンレンジ

_ 大往生したのもショックだが妻が喜んでいたことの方がショックで、 大型ごみ回収のために共同収集場所に持っていく途中で、 苦楽を共にした日々のことを思い出し、今までありがとう、と、 1分ほど撫でて別れを惜しんだということは今初めて明かされる事実だが、 新しいオーブンレンジが来てみれば、確かに広々としていて使いやすそうだし、 温めは早いし、妻は嬉々としてパンやナンなどを作ってくれるし、 欲しがるだけのことはあると思った。

_ 昔ながらの電子レンジしか使ったことがなかったので、 ここまで違いがあるもんだとは知らなかった。 ただ、トーストはできないらしい。 パンは焼けるのに焼けないなんて禅問答みたいな話だ。


= Emacs Lisp

_ Emacsとはつかず離れずの関係をもう10年近く続けている。 真剣にカスタマイズを考えていたのは最初の3年くらいで、あとは なるべく工夫しないで使おうということを意識していた。 .emacsも、古いものを当時どういうことを意図して設定したのかを 思い出せないままずっと使っていた。 一時期は脱Emacsしようかとも 思うくらい冷えた関係が続いていた。

_ が、Emacsで生きてゆく(意味不明)と決めた以上、今までのような 腑抜けた使いかたはもうできないだろう。設定ファイルいじるために 軽くEmacs Lispを触ったが、やはりEmacs Lisp特有の話になるとほとんど 覚えていない。いい機会だから勉強しなおすことにする。

_ Emacs Lispの本に手が延びるところだが、infoに非常に読みやすい ドキュメントがあるのでまずはこれを読んでみるつもりだ。いろいろ忘れて しまっているとはいえ頭の中から跡形もなく消えてしまっているわけでは ないだろうし、Lisp自体は昔より多少はまともに書けるようになっているので、 さっさと自在に書ける程度になりたいもんだ



= 事業仕分け

_ どういう経緯で始まったのか知らないし、どういう根拠であそこに 集まってやりとりしているのかも知らない状態なので(それもどうかと 思うが)、たまにあの映像が目に入ってくると虫酸が走るので困る。 枝野幸男さんや蓮舫さんが喋っている様子を見ると生理的な嫌悪感を覚えるんだが、 それを理性の力で排除してなお、あの物事の進みかたや決まりかたが 気持悪くてしょうがない。

_ と思って、「決まりかた」というけどあれで何が決まったことになったのか? というと、あの場で決まったところで直接その事業がどうにかなるという 性質のものではないらしい。

_ 何が気持悪いんだろう...と考えてみると、国の金がそんな無駄なことに 使われているなんて...!!という体の白々しさがその底にあるのかなと思う。 それは「政治主導」だとか、「棚上げ発言に合意した事実はない(要約)」といった あたりにも共通して感じる。

_ それにしても、 未だに2位じゃ駄目なんですか発言が新鮮な気持でやり玉に上がったり しているので、よっぽど深い傷跡を残しているんだなあと思う。文脈が 分からないのでなんとも言えんが、確かになかなか破壊力が強いなあと思う


= マスコミの元老化

_ ここ何年も、失言を執拗にとりあげる→限界説→辞職というのがパターンに なっているし、偏向した報道内容で票を操作して、作ったり壊したりを 繰返している様子は、明治〜昭和初期の元老に重なって 見えることがある。

_ そこで浮かんだフレーズは表題のような感じだ。 実際にそうだったとして、どういう意思があって作ったり壊したりしているのかは 分からんけど



= 変拍子や変態系のロックバンドのおすすめ教えてくれ

_ かっこいいの多いんだけど、変拍子の曲ばかり聞いてると疲れるということを知った


= 守口 さんの公開マイリスト Part1リンク

_ 「ゆっくり実況プレイ」というものらしい。今はWiz#4の実況中らしい。 Wiz#4をきちんとした動画で見るのは初めてなのでとてもうれしい。 #1や#2の動画も非常に面白かった。 普段リセットばっかりしているので、逃げない、リセットしないという 縛りはそれだけですごいと思うし、救出や復活シーンとかドラマチックすぎる


2010/11/19 (Fri)

_ 寝る前に軽くストレッチなどをするようになって肩こりは少しまともに なったようなそうでもないような気がする。ただ頭痛はあいかわらずだ


= Wizやりたい病

_ Wizやりたい病とNethackやりたい病は年に何回か発症するんだが、 ボクは一生Wizしますと言うためには安定したプラットフォームが 必要で、それは一体どれなんだという気がする。 最後にやったWizはワンダースワンの#1なんだけど、あれを一生できるとは 到底思えないし、そもそも液晶のバックライトがもうだめだし...

_ 以前、Wizardry Collectionという、PC98版の1〜7まで納められたものがあった。 中身はAnex86で動いていたのでWiz#4でうっかりALT押すと瞬時にTREBORに 追いつかれてゲームオーバーになるとか、リセットしようと思って焦って ALTに手が行くと瞬時に全てが終わるとか、いろいろ楽しい仕様だけど、 今にして思うとあれが一番末長く遊べるWizなのかもしれない。 たぶん探せばどっかにあると思うが、あれマニュアルプロテクトだった気がする。 パッケージごと見つける自信がない。まだ手に入るのか分からないけど ...Amazonだと中古で18,800円とか値段がついてるな。とても買えんよー

_ Windows版のリルガミンサーガという手もあるか。アレンジモードは 一回やってみたいしなあ。でもこっちもけっこう高いぞ



= MACHINE_CHECK_EXCEPTION

_ 会社ノートが前触れなく青画面出して落ちた。辛うじて表題の文字列は 目に入った。 エラー メッセージ : STOP: 0x0000009C (0x00000004, 0x00000000, 0xb2000000, 0x00020151) ...によると、 プロセッサのチェック機構にひっかかった結果らしい。 デスクトップの方は頻繁だけど、ノートで青画面は珍しい。

_ 最近やたらと熱を持つようになっているので、そのせいかな...頻発するようなら 考えないといかん


2010/11/24 (Wed)

_ 朝ごはんを食べてるときから微妙に腹の調子がうまくない気配を感じていた。 高砂で発車を待ってるあたりからだいぶ深刻になり、 とりあえず我慢が続くまでは進もうと思った。 船橋を出たところでエマージェンシーになり、船橋競馬場で降りた。途中下車は 久しぶりだなあー

_ 船橋競馬場で降りたのは初めてだが、階段登っている最中から臼井と構造が 似ているなと感じていたのでほぼまっすぐトイレに向かうことができた。 たぶんニュータイプのひとがたまに発するあのときの効果音がしていたと思う。


= 「昔のゲームは面白かった」、もはや懐古厨は害でしかない ほか : はちま起稿:

_ 「いろんなクルマにも乗ったけど 最近はちょっとねえ…」「昔のクルマは楽しかったですよ」→「『昔のクルマが楽しかった…』ではなく『その時の自分が楽しかった』だと思いますよ」「クルマは変わらず楽しいと思います」 前半は完全に同意だけど「クルマは変わらず楽しいと思います」というのが よくわからない。楽しい、楽しめなくなったというのは自分の心の中の 出来事なのだから、 車全体を指して楽しい楽しくないを言うのはおかしいということだろうか。 そういう表現の問題であるならここで話は終わりで、確かにそうですねという ことになるが。

_ 表現の問題ではなく「変わらず楽しいと思います」と返していることを 問題にしてみると、これだと、 楽しめなくなった原因が自分の中にあるということになってしまうのではないかしら。 というのが違和感の正体だ。 自分が楽しめなくなる変化が起こった結果、楽しめなくなったという ケースでは、もちろん自分の心境や境遇の変化がそうさせる場合もあるだろうが、 自分の望む状態とは無関係に自分以外が変わってゆくということもあり、 それを歓迎できないからそういう科白が出てくるのではないだろうか。 方向性が変わるとか、単純に質が落ちるとか。それをこちらの受け止めかたの 問題と片付けてしまっては、過去と比較して楽しい楽しくないを判断する 行為が批判として成立しなってしまう。

_ ↑のページだと懐古ゲーム厨と呼ばれる人達がやり玉に上がっているが、 まあそういう人達の言動が情緒的だとかそういう目に余るところがあるのかも しれないけど。それにこの手の問題はその当人にとって心地のよかった昔の 状態を共有することが、その当時を体験していない人にはとても難しいという 面も不幸の1つだと思う。


2010/11/25 (Thu)

_ シュトーレンて三国志の武将みたいな響きだなと思った。


= flush-lines

_ 正規表現にマッチした行を消してくれるらしい。なので、^$ などと指定すれば 空行を削ってくれる。

_ Emacsで正規表現使っててたまに悩むのが、 複数行の連結っぽいことをしたい場合だ。C-q C-jで改行文字を入れることが できるので、それでマッチさせるといいようだ。

|1
2|
|3
4|
|5
6|
といった文字列を、 ^|\(.+\)^J\(.+\)|$ から |\1|\2| に置換させると、
|1|2|
|3|4|
|5|6|
といったことになってくれる。


2010/11/26 (Fri)

_ 図書館で本を予約した。どうせばらばらに来るんだろうと思って11冊予約したら 一気に7冊も揃ってしまった。そのうち一冊はASTの本(分散システム)なので これだけで2週間じゃ済まない気がする。


= brainfuck

_ Erlangでいろいろコード書いてみようと思いとりあえずbrainfuckの インタプリタを作ってみた。次はErlangへのトランスレータを書く。

_ で、Hello, Worldとかは通ったので他のコードも動かしてみるか、と 思いAnarchy Golfのサイトから いろいろソースをもらってきた(brainfuckのコードがたくさんあるサイトを 他に知らなかった)。動くやつと動かないやつがある。 Version info of languagesにある インタプリタを使えば確かに動くのだけど。

_ 動かないやつはみんなデータポインタが0未満になっていてガードに ひっかかっている感じだ。 例えば Quineとかは いきなり左にポインタ動かして書いてるのでそこで止まってしまう。 Wikipediaによれば 左方向にもメモリが延びてる亜種があるということなので、それなのかなあと 思ったけど実装を見る限りではそんな風でもない。 brainfuckを正確に実装したいわけでもないので、あとは入力をサポートして それなりに動けばいいかなあとは思っているが...

_ それにしてもよくbfでプログラムなんて書けますね...

_ 動かないスクリプトのうちいくつかはインタプリタ側のバグだった。 "["と"]"のポインタの動かしかたを間違っていたようだ。 ちょっと間違えただけでまったく違う動きをするのが 面白いと思っていたが、一方でこんなあからさまなミスをしていたのに Hello, Wolrdが問題なく動いたりで、結局のところやっぱり面白い。


2010/11/28 (Sun)

_ 急に忙しくなった。詳しくはいずれ書くか書かないか

_ 昨日の夜それなりに強い吐き気を感じていたんだが寝たら治った。 もうちょっと寝ていたいがあんまり時間ないな。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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