Zinnia hacks tomorrow. (2016/1)

2016/01/01 (Fri)


= 新年

_ 本年もよろしくお願いいたします。


= dynabook R63/PS

_ ようやく設定をはじめた。

_ 困っていること、困ったこと、など。

_ emacs -nw で ▽ がhalf-widthとして扱われてしまって表示が崩れる問題。 gnome-terminal にオプションがあったのでそれを変更したらひとまず 崩れなくなったので様子見とする。

_ 設定画面がよく落ちる。totem (動画プレイヤー) も落ちた。 スタックトレースを見るとdlopenでi965_dri.soをロードしている最中に落ちている。 再起動すると治る。なかなか不吉だ。

_ FreeMindが起動しない。一回は起動したんだが、file openのダイヤログを 開いたところで固まってしまい、それっきり起動しなくなってしまった。

_ タッチパッドのクリックが重い。FireGesturesで↓→といった動きを させようとすると、→ を押したときにボタンが離されたことになってしまうことが けっこうある。

_ 二本指スクロールの移動量がVAIOの頃より小さくなってしまったようだ。 設定を変えたいのだが見当たらない。… gpointing-device-settings というやつでできるようだ。 が、設定を最強にしてもまだ遅い。加速度もぜんぜん効いている感じがしない。


_ 初詣であほパワーを大量に受けたので新年からげんなりした。


= dynabook R63/PSつづき

_ 切実に困っているのは2つかな…ひとつは FreeMindがまともに使えないことで、Freeplaneでも駄目だったので、 これはJava側の問題なのかもしれない。 ...OracleのJDKだと問題ないようだ。うーむ。

_ もうひとつはタッチパッドの設定が定まらない問題。 二本指スクロールの後にすぐ操作しようとするとスクロールのイベントが 残っているらしくいろいろ悪さするとか、タップしたつもりがないのに タップされたことになるとか、タップした後にスライドすると スクロールになってしまったり。 感度などはいろいろ設定でいじることができるようなんだけど、 思い通りの設定になってくれない。これも使い勝手上の問題でいろいろ困っている。 palm detectionも効いてるんだか効いてないんだかわからん。 VAIOのときはいろいろモニタするツールを作ろうとして最終的に頓挫した。 というのも思い通りの設定を見つける前に現状に適応してしまって 無意識のうちに問題を回避する操作をしてしまうようになるからだな…


2016/01/02 (Sat)


= 草津行き

_ 9時の新幹線で移動。新横浜でそれなりの量が乗り込んできてなかなかの混雑だった。

_ 今日から持ち歩くノートはVAIOからdynabookに切り替えた。100gの差というのは 思ったよりも大きいな。まあ1割減なのだから当然か。アダプタも小型軽量で 好感が持てる。キータッチもよい。ヘッドホンつけっぱなしでsuspendすると けっこう耳触りな音が聞こえてくるあたりは甘さを感じるけど。これだけ解像度が 高くて液晶サイズがでかいと全画面でアプリを動かすという発想があんまり なくなるな。今まではブラウザでもなんでも最大化して使うもんだと思っていたので この心境の変化には戸惑っている。

_ 京都から5〜6駅戻って草津着。めしどきに行っても仕方ないので駅前で軽く物を 食べて時間の経過を待つ。


_ おじさんと家でめし喰った。年末からさほど途切れなく人がいるので 多少は気が紛れているようだ。喋ることが負担になっていなければいいのだが、 本人は喋りたいようなのでそれでいいのだろう。

_ 晩飯はすき焼きを二人で作って喰った。 食前にとわざわざビールと焼き鳥を用意してくれていた。 もう煙草も酒もだめらしいのに、なんとも心苦しい。 仕度や片付けも少し手伝う。やはり気分が落着かないせいか 喋っている最中も頻繁にあちこち動きまわったりしているので、 変に仕事を取らないほうがいいのかな…という気もしていて難しい。 12年前に来たときよりも建物の中はさらに綺麗になっていた。

_ 昔話などをいろいろ。 以前から断片的な話を聞いたことはあったものの、 具体的にどういう業務にあたっていたのか等は知らなかった。 私が生まれる前の父母の話なども。

_ ちょっと声がかすれている程度で身体は健常者とほとんど変わらないので、 伏せるわけでもないし食欲がないわけでもないし、 でもガンになっていろいろ検査したり身体にメスを入れなければいけないかもしれない というのに違和感があり理不尽さを感じるらしい。検査結果が出るまでは 方針も決まらないのでなんとも言えないが、今の家で過ごせる時間が もうほとんど残されていないというところに発想のスタートがあるらしく、 理不尽さの根本もそこなのだろう。


2016/01/03 (Sun)


= 草津 2日目

_ 大きな動きはない。買物ついでに自転車で上笠通りあたりを少し 散策した程度。もう30年近く行っていないので記憶とまったく 変わっていて驚いた。もうちょっと商店街っぽい見た目だったように思うんだが、 ただの細い道路になっていた。 ただ本屋は残っていた。昔ABYSSというアドベンチャーゲームがあって、 その続編のABYSS 2というやつのオープニングで流れていた曲の名前が 分からずにいたのだけど、偶然その本屋の有線からその曲が流れてきて、 店主のおじさんに勇気を出して今流れている曲は何という名前なんですかと聞いて、 Dvorakの「新世界より」という曲名だということを知った、というような思い出がある。

_ 平和堂も名前が変わっていた。系列としては平和堂のようだけど。 そしてとても狭くなったような。普通のマルエツとかサミットのような サイズのスーパーになっていた。 とはいえこれは子供の頃の記憶が勝手に 巨大にさせている可能性もあるけど、昔は文房具売場みたいなのもあったように 思うのだが…

_ おじさんとの会話も少なく基本二人でテレビ見たり、めしの仕度して喰ったりする 程度だった。日が落ちる少し前に庭で長く会話をした程度。 体力が落ちているわけでもないようだし、頭脳の方もほぼ明晰なままだ。 人名を含めた記憶もしっかりしているし、歴史の話もきちんとしているので、 知識も記憶もぜんぜん衰えている感じはしない。 気分が滅入っているのは避けがたいようで、家の外に出て何かしようという 気持にもならないようだ。こういうときは他人の世話を焼くというのが かえって気晴らしになってよいのだろうけど、一方でおじさんは父に劣らず 几帳面なので、他人と一緒に生活することが気詰まりになるという 面もあると思う。なので1日中休みして、明日半日一緒に暮らす…という程度の ペースが丁度いいのだろう。たぶん

_ 晩飯に出してくれたビールが妙にフルーティーで蜂蜜のような甘味があって、 このドライが売りのはずのビールがなぜこんな味に…?と思って 缶をしげしげと見ていたら、これを集めて景品を貰おう的なシールに 「2010」という文字があって、底面を見たら賞味期限が2011年だった。 別に腐敗しているわけでもなく、むしろ熟成されたような妙なおいしさを 感じてしまったが、ちょっと怖かったので全部は飲めなかった。

_ ...DPZで賞味期限切れのビールを飲んでいる記事があったような気がする。 17年前のビールを飲んでみると、 練馬で、すっぱいビールが美味しかったか。 別に瓶内熟成するわけではないので放っておいてもどうしようもない気もするが、 おかしな味になったり腐敗しているわけではなかったので、 それはそれで不思議な気分だ。あと半分も飲んでないのにえらくまわった。 気のせいだろうか


2016/01/04 (Mon)

_ おじさんの家から出発。新幹線は17時ちょっと過ぎなのであわてて出ても 仕方ないのだけど、おじさんが早目に出ることを促したので昼飯喰ってそこそこに 出発した。

_ 今日は妙に暖かいのでコートを着ていると暑いくらいだった。 上笠の手前の堤防をずっと駅の方まで進んでみた。昔、おじさん(4番目、故人)に 連れられて琵琶湖の方まで川沿いを歩いたのを覚えている。どのくらい 進んだのかは分からんが、えらく疲れて途中で引き返してきた。その当時から 川の水はほとんどなくて、最近は別の方に水を誘導しているらしく 最終的には枯れさせて埋めたてるような計画になっているらしい。 河沿は散歩道になっているし、そのまま走ってれば琵琶湖まで出られるわけで ジョギングには向いているかもしれない。近所の様子はほとんど変わっていないものの、 住んでいる人はだいたい変わってしまったようで、また店なんかは どんどん閉まってしまっているようだった。昔連れていってもらった喫茶店や ラーメン屋などはとっくに閉まっちゃったらしい。

_ おじさんはいろいろその明晰な頭脳でいろいろ考えてしまうので、大小さまざまな 可能性を考慮していろんな対策を打とうとしている。 相手がその通りに動くかどうかはともかくの話だが… どっちにしても 身寄りの大部分が関東に来てしまっているので、この家をどうにかしようという 意思が親の兄弟にどの程度あるのかは不明だ…まあこのあたりは私にはどうにも ならない話ではあるけど。

_ 基本テレビを見たり家のことをしたりして過ごしたのでPCはほとんどいじらなかった。 家のVAIOにも入れるように設定をしてきたが使わなかった。 こんなにテレビを見たのは何年ぶりかしら。肩が張る。尻が痛い。など テレビ視聴行動も楽ではない。そして今の頭痛は昨日のビールのおかげか 肩こり等から来るものなのか…


2016/01/06 (Wed)

_ うんざりするのに2日もいらない (進歩なし)

_ 会社サーバのHDDが壊れた。ミラーを組んでいたんだけど1台目は完全に 認識しなくなっており、もう1台はあちこち読めない。開発用サーバとして 使っていたもので、おそらくきちんと監視体制を敷いていれば1台が壊れた 段階で気付くことができたのかもしれない。

_ それにしてもよく壊れるな。2012年に買った同じ型のHDDなのだが、3年そこそこで 2台とも壊れるとは。本体もかなり古いがPCを1から買うのは予算上の処理が 面倒だしHDDだけ買い直して再構築するか…と思っている。


= dynabook R63/PS

_ キーボードの具合はすこぶるよい。VAIOで苦汁を舐めすぎたので何喰っても おいしいけど、それにしてもかなりよいと思う。私は手がさほど大きくないので これ以上大きいとかえって打ちづらいということもあり、実にちょうどよい。

_ バッテリは思ったほど持たないようだ。10時間とかかなり景気のよい数字が 出ていたように思うが、実際にUbuntuで使っていると3時間程度?省電力関係の 設定がどうなっているのかなんて今まで考えたこともなかったけど、 見直せばWindows並に持つようになるのかな。


2016/01/07 (Thu)

_ 人間には実際に危機に瀕していなくても、 何も対策をしなければこの先来るであろう危機に想像を巡らせ、 自身の行動に変容をもたらす能力がある。危機感というやつだ。 凡人には持て余してしまいがちな能力ではあるが、リアルな危機に翻弄されるよりは ましだろう。少なくとも私はそう考えている。

_ しかしこの危機感というやつがどういうわけか働かない人がいて、リアルの危機を 目の前に出現させないと行動の変容が起こらないらしい。私などは 危機感で済んでいるうちにどうにかすればいいのに、と思うのだけど、その危機感が 働かないのであれば仕方ないのかもしれない… かといってリアルな危機を 恣意的に作り出すというのも悪趣味な話だし、 そもそもリアルな危機を乗りこなすことができるくらいなら、 危機感によってそれをシミュレーションさせるまでもないわけで、とても 見苦しいものを見せられる羽目になる。そして見ているこちらも疲弊する。

_ といった状況を過去何度か目撃して、そのたびにもっとうまくやる方法が、 私のほうになかったのだろうか、と自問するのだが、 とくに良案は見つかっていない。マイルドな危機、ゲーム感覚の危機を 設計してリアルな危機と錯覚させるなんてことができるのかわからんが、そういった バーチャル危機的なやつで操ってゆくほかないのだろうか。そんなことが できるのかどうかも分からないが…

_ 危機感が無闇に誤作動して杞憂の故事みたいなことになってもつまらないわけだけど、 人間がどうやって困難に立ち向かってゆくのか、とか、乗り越えた困難に対して どの程度が自力で、どの程度が他の力によってそうなったのか、といったことは なかなか分析が難しい。なんだかよくわからない述懐になってしまったが、 ここ何年かそんなことばかり考えて悶々としている。「啓発」というのは 本当にそんなことができるならすばらしいと思うけど、 誰にだって自我というものがあるし、それを破壊して望む動きをさせることを 啓発と呼ぶようでは胡散臭い商売と変わらなくなってしまう。


2016/01/08 (Fri)

_ 2016年が始まってまだ一週間しかたっていないが、いろいろと 悪いニュースばかりであまりいいことがない。なんだか今年はいろいろありそうだな


= 最近のVAIO

_ dynabookへの引継もほぼ終わっているのでWindows10を入れる算段をする。 最終的にはまっさらにしようかな… と思っているが、それよりまず Win8.1を10にアップデートしてしまえと思ってそのようにした。いったん上げとけば 後でゆっくり上げられるし…

_ 回復ディスクは8GBだった。 以前は14GBを要求されたので、 VAIOのソフトで実施するリカバリーメディア作成とは作りかたが違うんだろう。

_ そしてUEFIのブート設定を上書きしてしまうらしくgrubがいなくなってしまった。 以前なら悲しい思いをしていたかもしれないが、今ではUEFIとトモダチになっているので 特に問題ない。 といってもトモダチになる前とかわらずboot-repairを走らせただけだけど…

_ VAIO TV with nasne がきちんと使えている間はPC使いながらテレビ見るのも とても手軽なのでよい。あたりまえだけど、LC-22K30-B側のチューナーを 使った場合はそっちでしか見ることができないのに対して、 VAIO TV with nasneならウインドウ化した状態で見たり、VAIOの液晶側で 全画面にすることもできる。Netflixもブラウザベースでかなり快適。 早目に端末のセットアップ等を済ませて本格的にWindows環境をどうしてゆくか 模索したいところだ。 まあdynabookの具合がかなりよいので、あまりリモートで端末をいじらなくても 十分かなという気もしているのだけど。


2016/01/12 (Tue)

_ 年末から年始にかけての食生活のせいか胃腸の具合があまりよくない。


= ホテルブルーベリーヒル勝浦

_ つぼみ、ジョンを伴ってでかけた。ミミ子は留守番。

_ 勝浦ってどこだよということすら理解しておらず、Google Mapsを見たら チーバくんのケツあたりだということを出発前日に知る。そして木更津から 求められるままに進んだら壮絶な山道だった。いちおう県道だし 鉄道も走っているようだったが… 帰りは九十九里経由で帰ってきたので 山道具合はほとんどなかったものの、かわりに1時間余計に移動時間がかかった。 どうやら圏央道というのもあるらしいので、 何も海岸経由で帰らなくてもよかったのかもしれないが、海岸沿いの 景色はなかなか綺麗だったのでよいのではないかと思う。

_ 客はそれなりにいたけど犬連れはほとんどいなかったようで、 2面あるドッグランのうち1面は貸し切り状態だった。ジョンもつぼみも とても楽しんだと思う。

_ ホテルの部屋はかなり広い。そして犬が入れないエリアと入れるエリアの両方に ベッドがあったりといろいろ贅沢だった。めしはバイキング形式だった。

_ ジョンだけでなくつぼみも思いのほか楽しんでいたようでよかった。


2016/01/13 (Wed)

_ できない人達をおだてて、できそうな仕事だけをやらせて、 できそうにない仕事を排除したり背後で懸命にフォローしたりして、どうにか やりくりしているのだが、 そういう手当を必要とする人たちが、 自分の有能さが正当に評価されていない、ということを不満として 挙げてくる様子を目撃してしまい大変惨めな思いをした。少数のできる人が 組織を支えてゆくという構図はどこにでもある話だけど、できない人は ここまで勘違いするのかと恐しくもあった。となると私がやっていることは 単にそういう人達を甘やかしているだけということではないのか。

_ 俗に言う心が折れる体験とはこういったものを指すのかな、と思った。 生憎私は他人が心を折るらしい体験をしてもなぜか大丈夫らしいので、 単に惨めなだけで生活にあんまり変化はないわけだけど…


= 靴下ハンガー

_ 洗濯が終わった靴下のペアリングというのは一生ついてまわる難題だ。

_ 単に洗濯のロットがずれただけのこともあれば、 何らかの事故で失なわれていることもある。片割れが見つからない限りその 靴下はずっと待機状態となり何の役にも立たないばかりか、 場所だけをとる無駄な存在となる。1年、2年後に洗濯機の裏から 片割れが発見されたとして、それが何の価値を持つのだろう。

_ 自然、タンスの奥に残ったり、机の上などに置いてしまうことになるのだが、 なにしろ整理されていないので、 片割れが見つからないままずっと残っていたり、実はすぐそばにある片割れを 見つけることができなかったりと著しく非効率だ。空間を犠牲にせず、 検索性の優れた一時収納方法がないものかとずっと悩んでいた。

_ 針金ハンガーに洗濯ばさみをたくさんつけてそこにぶらさげておけば いいのではないかと気付いたのは昨日のことだ。これならハンガー1つ分の スペースでたくさんの靴下をぶらさげておくことができるし、 見た目が似ている靴下の一覧性も高まる。さらに、ここが大事なのだが、 たとえば洗濯ばさみを左から使うようにすることで、左側に残っているものほど 長期間保管されているといったことが一目瞭然になる。なので、時期が来たら左から 順に捨ててゆけばよい。

_ などと考えて洗濯ばさみを20個ほど買ってきた。 針金ハンガーに1つずつひっかけてゆくと、あと20個ほどくっつけられる程度の 横幅の余裕がある。しかし靴下も数が多くなるとそれなりの重さになるようで、 20枚の靴下をぶら下げてみると (つまりうちには片割れが見つかっていない 靴下が20組以上あることになる) 針金ハンガーが重みに耐えられず少し歪みを 生ずるようになっている。まあ、機能を損うほどではないので、もう少し 洗濯ばさみを補充して様子見かな… と思う。


= 舞台『闇狩人(やみかりうど)』

_ 見間違いかと思ったら確かにあの闇狩人の舞台化だった。闇狩人はかなり好きな 漫画で、ほとんどの漫画を処分した今でも、捨てずに残してあるくらい好きだ。

_ たぶん指摘され尽くしているのだとは思うが、闇狩人は現代版「仕事人」か? 現代版「必殺」ではないのだろうか?原作読む限りではそうとしか思えないので、 「必殺」と「仕事人」を混同するなんて無神経なことをなぜするのだろうと 悲しい気持になった。演出の人(深作監督の息子さん)のコメントからしてそうなので、 なんだかやるせない。

_ それはそれとして、闇狩人は新シリーズが始まっているらしいと知ったのは収穫だ。 坂口いくさんの原作らしい。


2016/01/14 (Thu)

_ 寒い。

_ 会社の開発サーバの再構築はちびちび進めている。いったん構築したHDDを元に ミラーを構築するのってどうやるんだっけ… と調べてみたらいろいろ 面倒そうというか怪しい操作をしている人が多かった。そんな面倒なことしたっけ… と過去の記述を見直してみたら、alternateを使って最初からミラーを 構築した状態でインストールしていたらしい

_ 情報はいろいろあるんだがどれも微妙に古かったりで今現在役に立つのかしら… というものもある。ぶっつけは怖いのでいったんVMで試してみるか…


= WindowsからSSHでログインする話

_ なんだか半年に1回は悩んでいるような気がするが、 Poderosa 4.1.0 だと、ここのところ無効化されがちなKEXや暗号アルゴリズムしか 使えないので接続できないという問題が増えてきた。

_ さほどPoderosaに思い入れはないのだけど、かわりになるものが見つからない。 RLoginは昨年、端末開発をしていた当時に活用して、なかなかよいと思った。 SFTPも統合されているのでとても便利。なのだけど、なんか設定が億劫だなあという 気がしてならない。1回慣れてしまえばそれまでなのかもしれないが。

_ MobaXtermというのがあって Xサーバやらなにやら何でもありな感じですごかった。けど根本的に私は 端末のサイズを固定にしなければいけない呪いにかかっていて、それはそれで どうにかしなければいけないと思いつつもまだその呪いが解けていないので あまりフレキシブルに端末のサイズが変わるのはどうも… あとEUC-JPが指定できないみたいでそれも困る。まあこれも呪いの一種だろう。

_ といろいろ絶望していたのだが、PoderosaはSourceforgeで開発が継続していたのね。 4.3.16というのを落としてきたらいろいろ解決した。 そのため当面はこのまま進める予定。 gtsを開くときには -open をつけなきゃいけないのに、 HKCR\gts_auto_file\shell\open\command\ には -openが入っていないのでうまく 起動しないという問題があったので手で直した。

_ w3m で . とか , で横スクロールするとPoderosaが内部エラーというダイヤログを たくさん出してくるな… うっとうしい。


= 呪いの話

_ いずれもscreenを使っているところから来るのだろう… UTF-8 で満足に動いた経験がないので未だにEUC-JPでやっている。 multiwindowで同時にいじるときに端末サイズが違っているといろいろ悲しい、 といったあたりだ。世間の人がそうやって悩んでいる様子がないので、 おそらく私が物を知らないか、おかしな使い方をしているだけなのだろう。 画面はどんどん広くなっているし、端末もいろいろ進化しているはずなのに、 使いかたはここ10年以上ほとんど変わっていない。もったいないことだと 思えてきたのでいろいろ勉強しなおそう。


= memopri

_ 便利に使っているんだけど、必要なときに手元にない! ということがよくある。 家で使いたいのに会社に置いてきてしまった、など。 常時携帯できるサイズだったらよいのだけど、 仕組を考えるとなかなか難しいんだろうな。 しかし会社にいるときはテプラが使えるから別にいいのか… そう考えると 家に置いておくのが正しいのかもしれない。

_ それにしても印字するためにWindowsが必要というのが、 家で使うには地味に不便…家ではあんまりWindows使わないからな…。 Bluetooth版はUSBに流れているデータをそのまま流せばよいという を 書いている人がいて、どうも流れているデータはESC/Pらしい。ESC/Pか… memopri側にはフォント積んでるのかなあ? いずれにしろESC/Pは DOS時代に少し触ったことがあるが、あんまり真面目にいじったことはない。 ESC/POSならあるんだけど… まだあるのだろうか、あれ…

_ と思ったら無線LAN版のクライアントを作っている方が。 ソースを眺める限りでは、 やっぱり自力でレンダリングしてから送っているように見える。これを 流用させてもらえばUSB版でも使えるようになるかなあー


2016/01/17 (Sun)

_ 昨日は5時間くらい喋っていたので疲れた。こんなに長時間喋っていたのは ここ何年もなかったような… 我ながらすごい人生だな


= ストームグラス

_ というのが名前らしい。 妻のプレゼントに買った。 過飽和再結晶という化学の現象がストレートに アクセサリになるという点が気に入っている。同様なものとして ガリレオ温度計も候補にあって、 お洒落なものもそれなりに売られているので、どっちにしようか迷ったが、 ストームグラスは結晶の様子が日々変わってゆくので飽きも来ないかなと思って こちらにした。自分が欲しかったというのもあるが…

_ 科学の力で実現させるホワイト・クリスマス - デイリーポータルZ:@niftyを参考に手作り…というのも ありかと思ったが、日々の変化を楽しむことができる分量を決めるのは 面倒そうだなあ…と思ったり。

_ 再度画像を見直したらやっぱりガリレオ温度計もいいなあと思えてきた。欲しい。


= 最近のTEDICT

_ 今月末はTOEICなのでそろそろ最後の追い込みだなあと思う。 具体的に何か特別なことをするわけではないが。

_ Emilie Wapnick: Why some of us don't have one true calling (天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?)。 それはあなたがmultipotentialiteだからなのかもしれません、ということだろうか。 ただ一つの天職というものがあるという人もいるのかもしれないが、それに対して、 いろんなことに興味をもって何でもほどほどにでき、新しいことに柔軟に挑戦できる 能力と経験を持つ人達のことをmultipotentialiteと呼ぶようだ。 で、そういう人達は新しいものに数々取り組んでいるので、 初心者であることを苦にしない、という得がたい才能を持っている。

_ 対になるspecialistが住むところを失いつつある中で、 そういう適応力の強い人達はこれからどんどん求められてゆくので、 そういう人が 運命の仕事が見つからずに長続きしない状況を後ろめたく思う必要はないですよ、 という話だと理解した。まあそうかなあという気もするけど、本当に根気のない人も 一方ではいるわけだし、そもそもこういう人達というのは新しいものに興味を 持ち続けることが存在理由と言えるわけで、それは私には呪いのようにも 見えてしまうのだった。もっともそれはspecialistがその道を進み続けることを 諦めたら退場するしかないというあたりで同じことなのかもしれないが…。

_ Bill Gates: The next outbreak? We’re not ready (もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない)。 Bill Gatesのスピーチは初めて聞いた。思ったより声の高い人なんだな。 聞きとりやすかった。

_ 次に大量に死人を起こす災害はもう戦争ではなくウィルスの大流行が原因であろう、 ということになるらしい。エボラが水際で終息できたのは、確かにその殺傷力の 高さがかえって幸いしたとか、現地スタッフの努力もあるけど、運もよかったんだ、 ということらしく、そう聞いてみると確かに恐しい話だなあと思う。 内容もさることながら、飽きるほど金を稼いだ人が関心を抱くのはこういう世界なのか、 といろいろ興味深かった。つまり自分は努力や幸運によって富を手にしたのだが、 次に目指すべきは公平性ということになり、その最たるものは医療なのだ、という 感じかなあ

_ Abe Davis: New video technology that reveals an object's hidden properties (物の隠れた性質を解き明かす新しい映像技術)。 The Visual Microphone: Passive Recovery of Sound from Videoという動画を以前見てえらいびっくりした 記憶がある。2014年8月だから1年半前か。この動画に出てくるVisual Microphoneの話。 あれからさらに進化していて、普通の携帯電話についているようなカメラでも 同等なことができる技術や、映像内にある微細な動きをとらえて 物の性質を分析して、力をかけてみたらどんな反応をするのかを シミュレーションできるなんてことまで。すごすぎる。

_ Daniel Kish: How I use sonar to navigate the world (音で「見る」ことで、世界を動き回る方法)。 何らかのテクノロジーの話なのかと思って見始めたら、 訓練して獲得された能力の話だった。まさにエコーのように音で周囲の状況を 知ることができるらしい。視界のように頭を向けている方向に制限されず360度の 視野を手に入れることができるらしい。これまたすごすぎるな。


2016/01/18 (Mon)


=

_ 朝起きたときは雪ではなく雨になっていたので、 積もった雪がぐちゃぐちゃになっていた。数年前と同様。こういうのは 雪国ではまずめったにないことなので、かえって辛い。

_ 千葉はほとんどまったく降っていなかったらしい。 電車はいろいろ遅れていていつもより20分前に出る、高砂で快速に切り替わるやつが やってきたのでラッキーと思っていたらなかなかの混雑具合だった。おそらく 下りの本数もだいぶ減っていたのだろう。


2016/01/19 (Tue)

_ うんざりすることが多いので疲れている。


= 【岩田 聡氏 追悼企画】岩田さんは最後の最後まで“問題解決”に取り組んだエンジニアだった。「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」特別編

_ 以前話題にした岩田さんと川上さんの 対談を 読みなおしていたら続編が出ていたことに気付いた。 経営者になってからの、技術者としての岩田さんの様子が語られるのは 非常に貴重だと思う。 当時CVSで同期をとりつつ開発していたのが本当に斬新だったのか、とか、 アセンブラのコード見て逆コンパイルするのが本当に超絶技巧(要約)だったのか、 といったあたりに要検証的なひっかかりを覚えるけど…

_ 岩田さんは非Geekの人達に、 最適化・問題解決というGeekの行動原理を分かりやすく伝えたという 功績はでかいと思うんだけど、 最近ちょっと浪費されすぎているんじゃないかと思ったりもする。 ……読み直してみたらその話をしているのは岩田さんじゃなくて梅田さんだった。 そしてその話の元はまつもとさんだった。締まらない文章になってしまったが 浪費云々という感想は変わっていないのでいいか…

_ 病床で医学書を読み漁る岩田さんの姿を思い浮かべてたまらない気分になる。


2016/01/24 (Sun)


= 帰省

_ 父がまた草津に行って家をあけるらしいのでその間の留守番を 手伝うために帰省した。金曜に来て、今日帰る。

_ 衣笠から家まで走ってみた。ほぼ高校時代の通学路と 同じなのだが… 10kmくらいあると思ったら実際は8kmちょっとだった。 しかし坂が多いので普段とはだいぶ具合が違う。普段のジョギングコースには さほど坂が多くないので、登り坂がこんなに辛いとは知らなかった。

_ 昨日は荒崎→ソレイユの丘などをまわってきた。こちらも8kmほど。坂も多いが 今回とったコースは下り坂の方が多かった。

_ あんず、くるみは相変わらず。あんずは14歳だがまだまだ元気そうだ。 ずっと一緒に生活している父母から見ると弱っているように見えるようだが、 普段保護犬と接している私の目には大きなトラブルもなく 健康そうというように見えてしまう。

_ 2日間のんびりしつつ書き物やら考えごとなどをしようと思っていたのだが、 文字通りのんびりしてしまいほとんど何か喰ってるか散歩しているか走っているか テレビ見ているか寝ているかのいずれかだった。


2016/01/27 (Wed)

_ いろんなことがありますなあ! (何も説明していない文章)


= dynabook

_ あいかわらず好感度は高いんだけど…小さな不満がいくつかある。

_ 平らなところに置いてもがたつく。足がとれてしまったわけではない。 手で触ってみるとたしかに高低差を感じるくらい特定の足が低い。 これは出荷時のミスなのか、はたまた何らかの原因でへこんだのか…

_ たまにビデオカードまわりのせいかあやしく墜落することもある。 とくに動画を見たりすると… 勝手にシャットダウン動作に入ってしまったことも。

_ それと関係するかどうかは不明だがSSDのSMARTの情報でけっこう警告が出ることが多い。 SMART Usage Attribute: 194 Temperature_Celsius changed from 61 to 60 など。 安静にしているのにそんなに高くなるか?Celsiusといいつつ… などといろいろ疑問。

_ と思ったらこれは正規化した後の値なのね。 そして特に警告というわけでもないようだ。


= digg reader

_ いろいろ設定したんだがどうもdigg readerでWebの記事を読むという 習慣がないのでいまいち定着しない。そうこうしているうちに 溜まっていって、さらに読む気がなくなるという悪循環。

_ 一方、洋書はKindleでそれなりに読んでおり、 もっとたくさん読みたいという気持がある。のだが、なんか英語活字に対する 飢えを解消するためにいちいち本を買うよりは、ろくに使えていないdigg readerを どうにかしたほうがいいのではという当たり前の結論に至った。

_ さしあたり分量に溺れないようにいろいろ削った。Huffinton Postなんかは それだけでえらい分量になるので、だいたい1日100件くらいでおさえられるように いろいろ削った。これでしばらく過ごしてみる予定。


= 最近のTEDICT

_ TOEICが今週末なので、できたとしてもあと1つくらいか。 前回のTOEICが終わってからどのくらいTEDICTに費すことができたのだろうか。 400時間という目標を立てたものの、 通勤の片道で取り組めるのは40分くらい、毎日できているわけではないので 週3往復として4時間、それが6ヶ月だから… せいぜい100時間か。 TEDICT自体は楽しいので別に家でやってもいいんだが、そうなるとキーボードなんかが 恋しくなるだろうな…

_ Regina Hartley: Why the best hire might not have the perfect resume (最高の人材の履歴書が必ずしも理想的でない理由)。 一貫性のない転職を繰返している人は単に長続きしない人だとは限らない…かもしれない、 という話。確かにそういう面はあるかもな。本当に単に根気がなくて 長続きしないだけの人なのかもしれないが、少なくとも面接する価値はある。 天衣無縫の経歴を持つ人は困難にどう対処してきたのかが分からない。など。 なるほどねえと思った。確かに私の周囲にはその手の華麗な経歴を 持っていながら挫折する人が多く、そしてその挫折の原因は私の周囲の人やら 環境やらにある、ということが往々にしてある。 困難に直面したときに取り乱したり何もできなかったり、それまでの経緯に 不平を言ったり、結局何も前に進めることができない、ということであれば それはその人にとって単に最初の困難であってそれを乗り越えることができなかった ということに過ぎない。 困難にどう立ち向かってきたのかというストーリーが滲み出てくるのはむしろ 履歴書だけを見るとただのジョブホッパーじゃないかという印象を抱きがちな人の 方であるのかもしれない。そしてそういう人達は今の自分が自分ひとりの力で 成立しているわけではないということも知っているわけで、そしてなにより、 本物かどうかは会えばわかるわけで、 ただのジョブホッパーなのかどうかは容易に見分けることができるだろう。

_ Danny Hillis: Understanding cancer through proteomics (プロテオミクスによって癌を理解する)。 ゲノムで発見できる病気もあるが、それは生まれつきの体質によるものだけであり、 もともとの体質ではなくいつもある機能が正しく働かないといった性質の病気は ゲノムを見ても分からんということになるらしい。 そしてそれをゲノム解析並に安定してできるように頑張っている人の話。 そのタンパク質は何なのかは分からなくても、健康な人とそうでない人の違い、 あるいは病気なる前と後の違い、などを比べることが可能らしい。これはなかなか 夢があるな。実際の治療をこのテクノロジーによってするわけではないが、 薬や色々な療法が正しく効果を発揮しているかを追跡する手段として有効だとか。

_ Linda Hill: How to manage for collective creativity (集団の創造性をマネジメントする)。 昨今求められるリーダーシップというのはイノベーションの創出をするのではなく 集団として機能するような状況を作り出す能力を指すらしい。プレゼンの中で 引用されている科白の中にある「ボトムアップの仕組を育て、それが崩壊して カオス化しないよう見守ること」が仕事だというのは、まあ、そうなんだろう。 この対談で 岩田さんが喋っている、

最初の計画では決まってなかったことを、
 「これ、ぼくがやっておきましょうか?」
というような感じで誰かが処理してくれるとき。
そういう人がたくさん現れるプロジェクトは
だいたい、うまくいくんです。
というのも、通じるところがあるのかなあと思う。

_ 「あなたと議論できる人々を雇いなさい」というのもなるほどなと思った。 少数の天才が世の中を大きく変えてゆく、いわゆるイノベーションというやつは その近くにいたいという気持があまり生まれてこないけれども、 よいものをどんどん生み出してゆくだとか、問題解決集団的な場には いたいと思うし、そういう環境を作り出してゆきたいという気持はたしかにあるな。

_ で、そのような構造を作ったところで周囲の能力が低くて、 一部の能力の高い人間に依存しきっている場合にはどうしたらいいのかは 分からない。分からないんだけど、そういう境遇であってもなおこのような 環境作りは大事だと言えるんだろう。 結局のところ集団の力で何かを成し遂げるしかないんだからなあ

_ Jon Ronson: When online shaming spirals out of control (ネット炎上が起きるとき)。 妙に聞きとりづらかった。そして教材としてもいまひとつ。 喋らずに映像として出ているものを字幕として入力しなければいけないページが けっこうの数あったし、音声と入力がページ1つ分ずれたりするのに至っては 続行困難と判断して全体の半分くらいで断念した。後で動画できちんと見直そう。 相手に「恥」をかかせて退場させるという話を見ると なんだかHARAKIRIというやつは軽く20年時代を先行しているわけで、 これはいよいよすごいなあと思ってしまうのだった。


2016/01/28 (Thu)

_ 今日は1回休み。ついでにW2306Cをひきとってもらう。


= W2306C引き取り

_ 伝票に書いてある通りの手順で郵便局につながったのに 住所伝えてる最中にその住所は別の郵便局の所轄だから引き取れませんと始まって、 案内された通りに進んだらその道は間違っていますと 言われて、 それは案内に脳天気に従った私の甘さを地獄で悔いろということなのだろうか、 と、やるせない気持になった。ともあれひきとってもらった。 まだまだ使えるのに手放すことになったのは申し訳ないところだけど、これで 部屋の片付けがより進むであろう…


= 片付けなど

_ いろいろ改革を試みることにした。ひとまず脱衣場に以前購入した除湿・乾燥機を 常備することにして、突っ張り棒を渡して少量の洗濯物なら乾かせるようにした。

_ 家にはとにかく物が溢れかえっているので、それらに定位置を作らないといけない。 生まれてくるゴミについても定位置がないのがよくない。 定位置を作るためにも、まずは減らすところからだな。

_ その他の試みとして、充電式、サイクロン式のハンディ掃除器を注文。 つぼみの皮膚が改善しないので、もっとこまめに掃除してハウスダストの影響を 可能な限り減らしたい。ハウスダストが原因かどうかは分からないけど、 あってかえって元気になるということはないだろうし。

_ 掃除器はこまめにかけたいと思うものの、 やはりそれなりのパワーのある掃除器は図体もでかいしコードの取り回しも 億劫なので、日常的に使うのは大変。ハンディ式ならしょっちゅうやることも できるだろうと思う。


2016/01/31 (Sun)

_ 今日はTOEICの日だった。


= TOEIC

_ 会場は拓殖大学の文京キャンパスだった。茗荷谷。初めて降りた。坂多い。 3人がけというのは初めての経験かもしれない。こうやって見てみると 大学の講堂というのはなかなかホスピタリティの低いところだな。 できるだけ人数を沢山詰められるような方向の努力は大きいけど、中に いる人達の快適さはかなり後回しにされている感じを受ける。 まあ自分が学生だった頃を考えるとより苛酷だったんだろうけど… 空調も暖房しかなかったし、暖房すらない部屋もあったように思う。

_ さて、この半年で取り組んできたものは、 TEDICTを100時間くらいと、あとは日常的にPodcastは 聞いている(1日1時間くらい?)、というのはこれまでの継続として続けている。 ドキュメントや本は英語優先で、というのも継続している。 Ankiは英検準一級の単語集に取り組んでいる。

_ 新しい試みとしては、英作文の訓練としてTwitterを活用することを始めた。 これはまだ2ヶ月ほどしかやっていない。今までのアカウントとは分けている。 今までのアカウントは英文に溺れられるように広告メインであろうがなんであろうが とにかくフォローしまくっていて、 かわりに自分からはほぼまったくTweetしていないのにもかかわらず日常的に FollowerがついているというTwitterの歪みを端的に表出したようなアカウント。 それに対して一生懸命拙い英語でTweetしているアカウントはFollowerは1名だけで その人もなんでFollowしているのかいまいち分からないし、たまにLikeが来るのも 犬だとかErlangだとか特定のkeywordに反応しているものばかりだし、 それかiPhone安く買えますみたいな脈絡のないmentionだったりするので、 これはこれでTwitterの歪みを端的に 表出したようなアカウントで、ほんとどうしようもないなと思うんだけど、 それでも英作文をしようと思うとしょうもない日常の話題でも一生懸命 書くようになるから不思議だ。

_ 英作文するとTOEICのReadingやListeningに役立つのか?というと、そうでもない 気がしつつ、まあ別にTOEICの点数上げるために取り組んでいるわけでもないので それは気にしない。

_ 他の取組みとしては映画を見るようにしたというところか。映画は会話の 密度から考えるとPodcastより大きく劣るものの、やはり見ていて楽しいというのは でかいと思う。また、いつか見てみたいと思っていた映画たちを、 英語の勉強を兼ねて見ることができるというのはなかなか面白い経験でもある。 幸い字幕を頼ってよいのであればそこそこ見られるし、低年齢向けの作品であれば 字幕なしでもまあまあ見られる。

_ 今回は明確に目標点数を意識しながら試験に望んだ。とはいえTOEIC向けの 試験勉強みたいなものはしていない。で受けてみた結果、 あまり手応えを感じなかった。前回より悪かったということはないだろうけど、 今回設定した点数に達するのかなあ?ちょっと心もとない。

_ リスニングは、前回よりはよく聞きとれているかなあ? 前回までは 設問を追うのに精一杯で、結局全体的に何の話をしているのかとか、 細かい話の流れをいまひとつ理解できていないということが多かったけど、 今回はそこまで五里霧中という感じではなかったと思う。

_ リーディングはどうだろう。かかった時間も前回と大差ないし、あいかわらず 新聞?雑誌記事?系の問題は素早く設問に答えることがどうしてもできなかった。 うーん前回と同じくらいかなあ?

_ 現在のところ年2回受けているが、今回設定した点数に達したら、 次は6月に受けて、あとは年1回にしようかしら、と思っている。 結果が出るのは3月早々と思われるので、反省しつつ次に備えようと思う。


= 聞きかたや記憶のしかた

_ 英語を聞いていて抱く五里霧中感というのはなかなか解消しないもんで、 Podcastは、3種類のチャンネル、合計200弱くらいの番組を順に1回ずつ聞いて、 終わったらまた1回ずつ聞いて…と繰返している。だいたい1ヶ月くらいで 一周する。とくに飽きるという感覚はない。 さすがに毎回初めて聞いたような気分になるわけではないものの、日本語だったら おそらく1回聞けば細かい言いまわしや声の調子等々で、ああこれはあの話だな、 とか、会話の流れなんかも芋蔓式に復元されてゆくもので、何回も聞くというのは かえって苦痛になるだろう。

_ そういった記憶力が英語に対して発揮されることはほとんどない。 皆無ではないけど… 日本語に比べると絶望を覚えるほどに少ない。これは、 棋士が棋譜をきちんと記憶する能力だとか、そういうものに通じるのだろうか。 人間の処理能力は110bpsが限界で、 人の話を聞くには60bpsの処理能力が必要というも、 前段で高度な情報処理をした結果そうなるという話なのだろうから、 私にとって前段の処理能力がまだまだ不足しているということなのだろうと思う。

_ また、日本語であれば雑音混じりであっても、 いろんな会話が飛び交っている状態であっても、極端に小さい声であっても、 だいたい聞きとることができる。それは認識能力や処理能力に加え、 予測をしてそれをフィードバックするための能力もあるからなのではないかなと 思っている。私にとって英語に対してそのような能力がなかなか発揮できない。 英語を聞きながら他のこと、たとえばプログラムを書くとか、文書を書くというのは なかなか困難。日本語であれば、ラジオを聞きながら、落語を聞きながらというのは さほど困難ではないし、気になる話題が出てきたら注意を引かれるということも あったりする。この点でも壁を感じている。

_ こういった壁がどのくらい高いのかがよくわからない。別に日本語と同等以上の能力を 望むわけではないが、せめてその壁がどのくらい高いもんで、 どのくらい乗り越えるのに必要なのかくらいは知っておきたいもんだと 思わずにいられない。 それが数万時間ですと言われれば余命を考えて諦める方向も 検討しなければいけないが、数百時間であれば取り組む価値は大いにあるわけで…


= CCP CT-DC63-SL

_ コードレスハンディークリーナーでかつサイクロン式という素敵な仕様なのだが、 重い。重量そのものは1kgそこそこなので、別にさほど重くないように見えるし、 実際そう思って購入に踏み切ったのだが、この握り部分の形状がとても悪く リアルに手〜手首〜肘にダメージを与えてくる。 これは長時間使う気にはとてもなれん。

_ ハンディ式にしてはそこそこ吸引力があるようだけど、 上記の通り長時間使う気になれないので、フトン1枚吸うだけでもけっこう大変。 ただまあ、いくらそこそこの吸引力といっても 普通の掃除器ほど吸うわけじゃないので、なんでもこれで解決しようと思わないように この重さで我慢できるくらいの規模の掃除にしか使わないという風に思わせるように、 形状が考えられているのではないかと勘繰ってしまったりする。まるで拘束具だな

_ 普段から清潔にしておいて、さらに日常的にこれをこまめに使うことでその清潔さを 維持する、というのが正しい使いかたなんだろう。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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