Screenを使う、現実逃避日記

註: CVSweb関連へのリンクは辿ってもエラー出ます。ごめんなさい

削魂の記録

2003/10/28

比嘉さんからのメールを読む。今はUNIX USERの編集部にいらっしゃるようだ。

前回から もう2年たつのか... 早いもんだ。

まず思ったのは「もう書くことないかもなあ」ということだ。 前回と同じ内容を扱って再度記事書いても個人的にはしょうがないと思うし、 今自分が書けることは何なんだろうということをいろいろ考えてしまった。

何を書くのか(書けるのか)という点は置いておいて、身のまわりのことを書いてみる。

そうそうあるチャンスでもないので是非やりたい(し、お金もほしい)(卑しいね君は)。

では次に何を書くかという話だ。向こうからはどんな記事を、という話は まだ来ていない。ので、まずは自分が何を書けるのか、書きたいのかということを 考えてみる(あーZHTと違ってダラダラ書けるので気持いいなあ)

まずは8ページという分量について。前回の経験を元に考えてみると、 書く内容さえ決まっていれば、 週末カンヅメ x 1 でなんとかなる量だと思う。日数的にも前回よりも 長いので、その点はじっくりと書けると思う。まあ前回は ページ数制限がなかったので書けるとこまで書こうという気持があって、 その点は楽だったのだが

前回の記事の位置づけ、は、もはや2年前の記事だし、他誌だし、 ないものとして扱うべきなのかも。そう考えると、基本機能と 応用の解説については数ページ割当てないとなあと思う。

あとは4系の新機能と現在の開発状況などを書いて、残りは何を書こうかな。

関係ないけど今回はUNIX USERなので遠慮なくNetBSDを使うことができるであろう。 でも最近Cygwinをメインに触っているのでその辺はあまり書けないのが 残念といえば残念。

内容については、悩んでいてもしょうがないのでいっぺんメール出して 反応を探ってみよう...

2003/11/01

うう、移行のミスで30日に書いた分を失ってしまった。

だいたい書く内容が決まったという感じ。前後編で後編はR氏が...という 計画らしい。というわけであまり欲張った内容ではなく基本を丁寧に扱ってゆく 路線で。

さっさと書き始めたいところだが、今のところは仕事が忙しくて 時間とれない。でもまあ11/8あたりまでにはひと通りの形を出しておきたいと思う。 どうせzinnia.dyndns.orgの復旧のしなきゃいけないから遠出できないし。

前回はRDを使ったけど、 今回はEmacs-wiki + outline-minor-mode一本で行こうかなと思っている。 outline-modeでの構造化と、browse-urlによる外部参照があれば それなりに書けるだろうし...

2003/11/05

出張 + 遠足から戻ってきた。ちなみにまだ1行も書いてない。

R氏に依頼する線は消えて私が書くことになりそう。なんか仕事を奪ってしまった みたいで心苦しいかも(自分から申し出ておいて何を言うか)。

なので、本来の8ページ分については今週中にも上げておかないと、後編部分を 書けないことに。自分で自分の首を絞めているような感じもするが...

とりあえずまだまだ忙しい生活は続きそうだ。頑張ろう。

2003/11/08

HHK Professionalを会社から持ち帰ってきた。ちなみにまだ1行も書いてない。

この土日を使ってある程度書き上げたい気分。

...

emacs-wiki-modeで書いて、Hikiでpreviewして、w3mでテキストに保存して 提出、という計画だが、とりあえずうまく行きそうな感じ。
デスクトップの様子
後ろに動いてるのはなんだとか、隣りのタブはなんだとか、いろいろ 言いたいことがあるかもしれないが

ちなみにこの画像作るにあたってImageMagickがないことに気付いたので 一生懸命入れてみたり。

...

あとなんか部屋の電灯の蛍光管が1つチカチカしてて非常に不快なんですが、 買ってきてもいいでしょうか(……)

...

日付変わった。

思ったより進まなかったなあ... 明日は1日カンヅメか。なんとも 情けない話だ。

2003/11/09

イスが壊れていることに気付いた。背もたれを支えている部分が曲がって しまって、いつもより余計に倒れていますみたいな...

この背もたれにほぼ全部の体重をかけてDVDとか見てたりしたからなあ。 そんなわけで背もたれの使えないイスはわりと使いづらいというお話。

Hikiで画像含ませるのはどうしたらいいかなと悩む。まあ別の場所に溜めといて リンク貼るというのが正攻法のように思うが....

...

日付変わった。

うーん、予定より進んでいない。ページ数は...どうなんだろう。 ろくに数えていないから分からんけど、6〜7ページ分くらいにはなってるのかな? ちなみにまだ序の口しか書いてなくて、本当に書きたいことはまだ半分も書けていない。 なんか前回も同じような感想を漏らしていたような...

とりあえず明日というか今日中にはpreviewを出したいなあ。 全部書ききるという意味じゃなくて、こんな感じですよみたいなもので

仕事の方も微妙に忙しくて大変だけど、まあ頑張りましょう...

2003/11/10

周囲に気を重くする問題が多くて記事書きのほうもいまひとつ 捗らない。

とりあえずプレビューのせてみる。分量的には指定分くらい いってるような気もするんだけど、これで終わってしまっては話にならんよなあ

とりあえず体調を戻したいので寝ます。書き漏らした分はさっさと書いて、 応用ネタを充実させねば。自分内目標としては今週土曜あたりに書きあげて チェック→19日入稿といったところ。もちろん手を抜くつもりは毛頭ないけど それでも記事書きばかりに時間をとられるわけにはいかないし...

2003/11/11

査読をお願いしていた新堂さんに最初に指摘されたことは括弧が多いという ことだった。自覚はあったんだが一発で見抜かれたという点で非常に 恐縮している。

なお、括弧が多いことに対する自覚というのは、 括弧が多いのは私の芸風だが、記事に相応しくないなあというようなものであった。 括弧は言い換えとか簡単な説明に留めておくのがいいだろう... 脚注なくしても 括弧づけで書いてたら同じことだし

他にも、なんかひっかかりを覚えつつも通過してしまった言いまわしや 表現をずばりと 指摘されて面目ないやら恥ずかしいやら。 やはり自分が納得できない文章で他人を納得させることなんかできないよね。

2003/11/12

たむらさんにタイトルがLJ200401になっているとご指摘を受けた。 気付いていたんだけど直していない例がこんなところにも。 ちなみにほんとに200401なのかどうかは分かりません...

....

レジスタ、応用部分の加筆、Escreenの記述などを追加。

比嘉さんに見てもらった結果、分量を決めるにもまず書けることをみんな 書いちゃうべきだという結論に。がんばります

2003/11/13

昼休みを利用してmultiuserモード関連に着手

lessプレゼン作らねば

....

ききききききたー 横田さんからすごい量のコメントがー

一方的に査読をお願いしておきながら、労力を割いてくださる 皆様にはほんとに御礼しきれない気持です。

2003/11/14

査読をおねがいしている方々にプレビューをお見せしましたが、 その間にもプレビュー部分は変化していますし、いただいたコメントの中には、 変更済の個所だったり、複数の方が同じ個所に対して、だったりすることがあって、 せっかく見ていただいているのに見通しが悪くて申し訳ない次第です。

せめてこの状況を緩和するために、 以下のものを用意したいと思います。これらは現在見えている Webが一般公開されるまで有効です。

まず、CVSの履歴を 一緒に公開します。できればcvsweb込みで公開したいんですが... (CVSweb対応したのでそちらを御覧ください)

それから、IRCのチャンネルを用意いたしました。(#いーまくせんとかの ログを汚してしまうのも申し訳ないし...) 例によってirc.friend.td.nu 内 #zinnia-uu です。 ログはhttp://zinnia.dyndns.org/~irclog/zinnia-uu/ で参照可能です (user/pass は共に「irclog」です)

こちらには主に変更の履歴とかを残してゆくつもりですが、 ご指摘がある場合はログに残していただくなり、(私が入っているときは 直接お喋りいただくなどして蓄積させてゆきたいと考えています)。 雑談ももちろん歓迎です。

2003/11/15

移行のミスで古いソースを上げてしまいました。ごめんなさい。

...

3時に起きる。風呂に入ったら眠くなくなったが眠い。前者はまだ フトンから出たくねえなあという眠さであって、後者はもう寝たいなあと 思う眠さである。

などと言葉遊びをしている暇があったら記事を書こう。

...

眠気を胡麻化すために音楽を聞くことに。「NEMESIS」をループで。 TECHNOをさらにループでというのは...いやなんでもないんですが

...

CVSweb対応しました...

多くの人に(?)指摘されているように、前半の構成がとても納得できない。 同じような文章を書くのは嫌だったので、ひととおり書きあげるまで 前回の記事は読まないようにしてきたのだが、さっさと書きあげて 構成の見直しに入らないと間に合わないかもしれないなあ。

今のところは前回の完成度には及んでいない模様。焦ってもしょうがないけど

...

2003/11/16

大幅に加筆修正中。IEで表示させてフォントを最小にして印刷すると 26ページになった。これというのは実際には何ページ分くらいに なるのかなあ...

書き漏らしはあと2〜3点。そいつを埋めてひとまずfeature freezeとしたい。 あとは表現の修正やページ数調整などに専念したいところだ。

タイトル。。。どうしようか考えていたのだがなかなか。 「Screenを使う2」とかが個人的には好きなんだがさすがにまずかろう。

2003/11/16

現在6時30分。出社までに残っている部分を書き上げる予定だ。

しかし面倒でもHHK Professionalは持って帰ってくるべきかもしれない。 Proに慣れてしまうとLiteのキーが重くてよくないし、Proいじってるときに みたいに脳溶状態になってくれない(←むしろよいことなのでは

...

とりあえず加筆修正はひと段落。書き残したネタは以下の通り

ページが足りないと言われない限りは書かないだろう... flowとnonblockは書いておいたほうがいいのかなあ?

あとは校正に力を注ぎたい。今日1日でZinnia's eyeでの校正を終えておかないと、 他の方のご意見を伺うこともできないので、まだまだ頑張らねば。 19日夜に入稿予定で。そうそう、前回の記事を解禁して反省点を生かすことも 忘れないようにせねば。

しかしこれ何ページくらいになるんだろう。少なくとも8ページに おさまっている気はしない。ソースファイルのサイズで見たら 前回の記事とほとんど変わってないよ。

...

早く起きたからって早く会社に行くとは限らない。直前にフロなんて 入ったので結局ギリギリになってしまった。髪の毛が乾いてないので 頭からどんどん体温が奪われてゆくのがよくわかった。頭寒足熱...

別に足が暖かいわけではないか。頭寒足寒。ただ寒いだけともいう。

...

「ワークステーション並のCPUおよびグラフィックス機能」という表現は 今ではもう陳腐化したのではないかしら。そうでもないのかなあ

2003/11/18

フトンの中で校正。いちおう全部読んで赤入れはしていたんだけど、 こちらに反映する前に寝落ちと最低なことをしてしまった。

...

反映した。赤入れの様子がこうやって確認できるのはやはりいいなあ。 CVSwebの様子

比嘉さんからのメールによると、ページ数は8ページ以上に なっても問題ないそうだ。そういうことならあと2日あることだし、 もうちょっと加筆したい気もするなあ...

...

封印を解いて2年前の記事を読み返してみた。よく書けてるなあ...という 感想を抱くかと思ったが、実際にはちょっと荒っぽくてよくないなあという ところだった。いくら魂を削って書いた最初の記事だからって 無闇と神格化するのはよくないな(それ病気では)。 地道な作業と反省の上にこそ成長があると心得よ

ってあるある大事典かよ。ちなみに大嫌いです。

2003/11/19

まだ作業や文章に甘えが見られる。新しいネタにとりかかるどころではないな。 今日はそこらへんを潰す作業を頑張ろう。

私も気になりつつ、複数の方にも指摘されたことを次にまとめておきます。

Screenプログラムってなんじゃい

プログラムとしてのscreen、Screenの中のコマンドとしてのscreen、どちらも 「screenコマンド」と表記してしまうとどっちがどっちだか分からなく なってしまう場面があるのではないかと思います。

多少不粋でも、前者を「screenプログラム」、後者を「screenコマンド」と したほうがいいのかなあ...と思ってたりもするんですが、どちらにしても 統一がとれてません。

attach/detach

は、動詞なので「状態をあらわす」というのはヘンだろうと。

こちらも、attach状態、detach状態、と、attachする/detachする、という風に 使いわけたほうがいいかな。

冒頭の説明

かなり絞り出した感があり、くどい上に座りが悪い気がします。

ここらへんの匙加減はどうしたらいいのかなあ。。。

なお例が下世話なのは芸風なのですが、この記事には合わないかな?


冒頭の説明の見なおし、表現の見直し、それから新堂さんに指摘されている スクロールバッファとコピーの関係についての説明の追加などをこれからします。

とりあえず今の変更分をcommit (1.16)

2003/12/01

だいぶ日が開いてしまったが...

校正用PDFが来た。今日の18時までに返事書かないといけないらしい。 腐っても会社勤めをしている以上、平日の昼間に取れる時間といえば 昼休みしかないわけで... この時間では編集の良し悪しを決めることはできないし、 それが望まれているとも思えないので、編集の取り扱いについては比嘉さんに 一任という方針で。

全部で15ページになりそう。なお、12/8発売の1月号に出るそうで。これが 印刷されて一週間後に書店に並ぶというんだから出版てのはすごい。

冒頭のリプレイ風文章はカットされてしまった(^^;

さて原稿料。昔の私ならこれでiBookでも...などと考えてしまうところだが (ちなみに前回の原稿料でプレステ2とゲームたくさん買った。絵に描いたような バブリーでアホな金の使いかただが、おかげで暖かい冬を過ごすことができた)、 将来のこともちょっとは考えて、iBookを買おうかと思う。 途中でノイズ入るあたりに未熟さが伺えるが、つまり貯金にまわそうということで

2003/12/02

記事は手の届かないところに行きましたので、例によって執筆作業をふりかえって みたいと思います。

前回強調した「緊張感」、これが記事をよりよくするための力になるという 考えは変わっていませんが、やはりそればかりには頼っていられないんだなあ というのが第一の感想です。

前回は、執筆期間が事実上10日と短かかった上に、ページ数の制限も なかったため、いけるところまでいってやろうという気持のもと、緊張感を 途切れさせることなく最後まで走りつづけることができました。仕事も今ほど 忙しくなかったし。

よくよく眺めてみると、実質の執筆期間ではさほどの違いはなかったようですが、 手の打ちようがないほど仕事にパワーを奪われておりまして、 やっととれた記事書きの時間も、こぼれ落ちてゆく集中力をかきあつめるのに 必死でした。緊張感も空回りするばかりでした。

純粋に、書くスピードとか、ペースという点では前回より格段によくなっていると 思います。これは、前回とは違いいろんな方に査読を お願いしていたという点が大きいです。 内容についての意見を貰える刺激ももちろんそうですが、 それなりに見せられる形にしなければ、変更した部分にきちんと理由づけを しなければ、というような責任感が、欠けた集中力を代替してくれたように 思います。

そんなわけで、入稿3日前くらいまでには、少しの加筆を残すのみ となっていました。前回は締切当日の24時間を仮眠と原稿執筆に費していたように 思いますが、それに比べれば全体的に見て進歩はしているのかもしれません。 (まあ今回の締切が水曜だったというのも影響してるのかもしれませんが。 月曜だったりすると前回と同じようにギリギリまでやってそうな気もする)

前回感じていた「もっといけたはず」は、また違う形で今回も感じています。 魂削って、終わった後に職場に復帰できないんじゃないかって思えるほど 力出し尽くしたかったのに。悔しいです。

と、いつものように沈んだ話になってしまいました。現時点で私が書けることを、 相応の力をつぎ込んで書いた、という点では前回と同様に手應えを 感じているんですけど...

最初に書いた通り、本職として文章を書いているわけではない人間が、 本来の仕事や生活をさしおいて緊張感や集中力を何週間も持続するなんてのは 土台無理な話、というのは分かりきったことですので、あとは そういった状況に関係なく一定の力を出し続けて完成に近付けてゆくことしか ないのかなあと思います。そう考えてみると、今回いろいろ苦しみつつも なんとか完成に漕ぎつけることができたというのはよかったのかなあ... f.o.


#いーまくせん@friend chat の皆様。 査読にご協力ありがとうございました。とくに新堂さんの的確な指摘、 sin-x師匠のバランス感覚に対するコメントは、執筆終盤になって悩んでいた 私にはとても大きな力となりました。

同じくごにいさん、shinichiro.hさんを始めとする#sdl-fan-jp@friend chatの皆様。 SDLと激しく関係ないのにコメントいただけてうれしいです。お二人のコメントの おかげで序盤の展開がだいぶ固まりました。

横田さん。壮絶なコメントをありがとうございました。軽い気持で、ということも ありませんが、お願いした査読がこのように壮絶な形で帰ってきたことには、 恐縮するとともに感動しております。 そのコメントの端々から横田さんの偉大さがよく伝わってまいりました。 新堂さんに先を越されてしまいそうですが、私もぜひ一度御会いしたいところです。

前回にひきつづき査読andリアルタイムのコメントをくれた兄貴にも感謝。

たむらさん。今回はコメントいただけませんでしたが、折に触れて 私の記事を紹介いただいたり、気にかけていただいて感謝しております。 ご自身も執筆中とのことですので、今度は私が協力させていただきたいなとおもっています。

比嘉さん、前回にひきつづきチャンスをいただきまして、ありがとうございます。 あまり成長の跡が見られない私ですが、祈りを込めて書きました。 あとはよろしくお願いします。(遺書かよ)


しかしあれですな、もっと普段からきちんと文章を書いてろよという話です。 文章に限らず、プログラムとか、その他いろいろのこともあわせて、やはり 怠けすぎなんだろうという思いが強いです。その気持を忘れないように、 これからもがんばってゆかないといかんと思います。

2003/12/05

原稿料振込み依頼のための書面作成。ここで初めて紙ベースのやりとりが 生まれるというのもすごい。まあLinuxJapanのときは振り込みの明細書だったように 思うけど

2003/12/08

たしか今日が発売日だったと思うのでこのページの認証を外しました。 後に公開する予定のものは認証かけた上で残しとこうと思ったんですが、 だいたいこういうことするとミスでひどい目に合うので、 全部消して、後に再度セットアップを行うということに。

さて米沢の書店に入るのはいつになるんだろう


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Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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