夢幻の心臓IIについて

入手

Project EGGで購入するのがいちばん手軽だと思います。 X1版と88版、それからPDFのマニュアルを購入可能です。X1版の方が サウンドもSSGだし、キャラに色がついているし、値段も安いし(^^; よいのでは ないかと思います。

リンク

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/1081/mugen2.htm

マップやアイテムの情報が網羅されています。すばらしい。

http://hyonz.hp.infoseek.co.jp/mugen2/index.html

職業表はここにしかないような気がします。すばらしい。

はじめに

以下は夢幻の心臓IIの魅力について書き散らしてみたいと思います。(どっかで 見たような書き出しだな...)

概要

(とりあえず記憶を頼りに書いてるので自信のないところは括弧つけて書いてます)

夢幻の心臓IIは、クリスタルソフトによるRPGです。 「夢幻の心臓」の続編として発売されました。

シンプルながら、練り込まれたシステムはその軽快な操作性と共に 高い評価を受けていたようです。よく出来ていると思うRPGは?と聞かれて 内藤さん、木屋さんが揃ってこのゲームの名前を挙げていたことが印象に 残っています。

あらすじ?

死ぬ間際に神に対して呪いの言葉を吐いた主人公は、夢幻界という異次元の世界に 放りこまれました。苦難の末、夢幻の心臓を手に入れ、復活を果たします(ここまでが「夢幻の心臓」)

元の世界に戻れたとばかり思っていた主人公は、エルダーアインというまた別の 世界に飛ばされていました。元の世界に戻るための戦いは続きます...

3つの世界

この世界は、人間の世界、エルフの世界、魔神の世界 という3つの世界に分かれており、それぞれがワープゾーンによって結びついています

エルフの世界との往復は比較的容易ですが、魔神の世界に行くためには特別な アイテムが必要です。

システム

スピード

私はやったことがないので伝聞なのですが、前作「夢幻の心臓」はとにかく 「遅かった」そうです。グラフィックに限らず、ディスクアクセスなども 非常にストレスの溜まるものだったようです。

対して「夢幻の心臓II」ですが、描画のスピードも早く、ディスクアクセスも 実に軽快になっています。

FDはヘッドの移動や、 ディスクの回転スピードなどがHDなどと比べて格段に遅いため、 ゲーム用OSでは、ヘッド移動やディスクの空転(?)がなるべく少なくなるように 配置を工夫したりといったことをしていたようです。 少し後の時代になりますが、MS-DOSやそれに近いOSを使っているゲームと、 専用のOSを載せているゲームではディスクアクセスのしかたの違いが 目や音ではっきり分かったものです。以上余談でした

オートセーブ

建物に入る前にセーブされます。セーブしわすれてずっと前に戻された! という ような悲劇は少ないですが、かわりにやりなおしたい!と思ってももう セーブされていたというようなことが起こりますので、気をつけましょう。

操作系

テンキー、あるいはジョイスティックだけで操作できるようになっています。

メニュー項目の決定をするボタン(5、X、スペースなど)は、 フィールドではパス(自分は移動しないけどターンは進む)になっていますので、 スペースキーを押しっぱなしにしていると、勝手に敵が寄ってきて、 戦闘モードになり、戦闘中は勝手に最初の敵を選んで攻撃してくれるので... というわけで、敵がたくさん出てくる場所でスペースキーを押したまま 放置しておくと、勝手にレベルがどんどん上がるという技が使えます。

そのような技が使いやすい場所としては、魔神城(ダミー)が有名ですが、 アストラルの洞窟B2Fでもできるようです。後者はゲーム開始直後から やることができますが、ゲームのバランスが大きく崩れることは 確かです...

以下まったくの余談ですが、この手の放っておいてもレベルアップというもので 記憶に残っているのは、ガンダーラ(PC88・ENIX)、ファージアスの邪皇帝(PCE・Human)などが あります。ガンダーラは夢幻の心臓IIと同様に、特定の場所でスペースキーを 押しっぱなしにしておくと勝手に戦闘を進めてくれる上に、モンスターが たまに落とす回復アイテムのおかげで本当の意味で放置できるような感じでした。 夢幻の心臓IIでは、デュラハンの麻痺攻撃とか、FOOD不足とか、多少なりとも 不安要素はあります。ファージアスの邪皇帝では、移動中、多少の障害物は 避けながら移動してくれるという特性を利用し、お椀型に窪んだ土地で、進めない 方向に移動させつづけておくと、そのお椀の中を左右に行ったり来たりし つづけるので、いつか敵に出会って...というものです。ついでに 決定ボタンを押しっぱなしにしておけば、戦闘も勝手に終わらせることが できるという感じでした。

それ以後のゲームでは、「自動戦闘」みたいなものがつくものが増えましたので、 さらにやりやすくなったのではないでしょうか。英雄伝説とか...

視界

このゲームには「視界」があります。木や山の向こうが見えなかったり、 塔や洞窟ではドアをくぐらないと部屋の中が見えなかったり、といった 感じです。

マップ自体は比較的単純なところが多いのですが、「視界」があるおかげで 見かけ上の複雑さは数段上がっています。

見えなくなっているところを見るための魔法や道具もありますので、積極的に 使っていったほうがよいでしょう。また地上では「空を飛ぶ」ことで 視界の制限を越えることができます(あまり長時間は飛んでいられませんが)

移動

歩く以外に、空を飛ぶ、船に乗る、という手段があります。

空を飛ぶには、ペガサスの羽根というアイテムを使うか、 魔法系の呪文「翼よ、はばたけ」を使います。前者はそれほど長い時間は 飛んでいられません。後者は術者のMPが続く限り飛んでいることができますが、 その消費量は尋常ではないので、やはりあまり長くは飛んでいられません。

船は「樫の木」で作りだすことができます(携帯船みたいな感じでしょうか)。 ただし、船を操縦する技能のある者がパーティにいないと乗れません。

職業

キャラクターは、英雄、操船、戦闘、幸運、魔法、神聖の いずれかの能力を持ちます。これらは生まれつきのものですので、 変えることができませんが、 戦闘、幸運、魔法、神聖、いずれかの能力を付け加えることができます。 つまり、同時に2つまでの能力を持つことができます。 ただし、すでに持っている能力との組み合わせによっては、 付け加えることができないということもあります。

これらの能力の組み合わせによって、職業が決まります。 たとえば、 「戦闘」という能力を持っている人の職業は「戦士」ですが、 さらに「戦闘」という能力をもうひとつつけると「剣士」になりますし、 「神聖」を身につければ「僧兵」となるといった具合です。

一定のレベルに達し、クラスチェンジの ためのアイテムを探しだし(お店で買えるものもあります)、 しかるべき人物に会うことで(身につけたい能力によって異なります) 2つ目の能力を身につけることができます。 仲間にできるキャラクターの中では、最初から2つの能力を持っている 人がいますが、そういった人達に、 それ以上能力をつけくわえることはできません。

キャラクター

主人公は4人までを仲間にしてパーティーを組むことができます。 キャラクターが増えると以下のような変化があります。

賃金の未払が続くと、パーティーから離れていってしまいます(また仲間に することはできるようですが)。1日に払う賃金は一人あたり多くても5と 微々たるものなので、 払っているという事実を忘れがちです。 有り金を全部食糧に変えてしまい、支払いが滞って...なんてことのないようにしましょう。

仲間にできるキャラクターは好みで選んでよいのではないかと 思いますが、

アイテム

一人あたり15個までしか持つことができません。アイテムは、交換することは できますが、「捨てる」というコマンドが常時使えるわけではないので、 物を捨てたいときは、すでに15個アイテムを持っている状態で、 さらに1つアイテムを拾い、「なにか捨てますか?」と聞かれたときに 捨てたいものを選ぶ必要があります。

また、ナガッセには、荷物預かり所があります。こちらで、いらないものを 預けることができます(引出すときに手数料をとられますが)

戦闘

1回の戦闘で出てくる敵は1種類です。 敵の数については、敵の種類によって決まっているようです(ドラゴンは かならず一匹で、グリフォンなら3匹など)

防御

このゲームの大きな特徴として、「防御」の能力の高さがあります。 「防御」を選べば、まず直接攻撃によるダメージを受けることがないくらいです (絶対に受けないとは言えないと思いますが... あと魔法はやっぱり効くような 気がします)。

逃げる

このゲームは、敵と出会う頻度がかなり高いですが、戦闘中に簡単に逃げることが できます。といっても、「逃げる」コマンド自体が失敗する頻度は 結構高く、逃げることに失敗してもほとんどダメージを受けることなく そのターンを終えることができるので、結果として繰返し「逃げる」を 実行すれば、無傷で逃げることができます。

ただし、逃げた後の敵との位置関係は、戦闘前とは変わっています。 敵の「向こう」に逃げてしまうこともありますので、その場合はより ピンチになることもあります。

プレイ日記(ネタばれをとても含みます)

あと文体もかわります。

人間の世界

X1版と違い、88版は丸腰で始まるため、まずは装備を整えることから 始める。この時点で注意するべき点は以下の3つだ。

主人公のレベルが一定に達するまで、レベルに応じた報奨金を貰うことができる (1レベルにつき1回まで)。かならず回収しておこう。 貰いそこねると悲しい。

地上にいる強敵は、弱い順に

といった感じになると思う。ドラゴンは勝とうと思っても勝てないので 問題外だが、ガーゴイルくらいまでは頑張ればなんとか勝てるという程度である。 が、これらは1回でも倒してしまうと以降は通常の敵と同じように 生成されてしまうので、ギリギリで勝てるようなレベルのうちは倒すべきではない。

食糧については、サルア城の一角に、破格値で食糧を売ってくれる場所がある。 この人物、持っている在庫をすべてさばいてしまうと、それ以後は売ってくれない。 在庫をさばいたかどうかのチェックは、購入後に行われるので、

という流れで買ってゆくとよい。
在庫チェックは購入後なんですよ
こんな感じ。

人間の世界で、とりあえずやっておくべきことは以下の通りである

以下、ステップを踏んで記録してゆく...

レベル上げ

シルヴィア王女を助けるには、あるアイテムが必要だ。そのアイテムは サイクロップスが守っている。なので、当面はサイクロップスを倒せる程度の 力をつけることが目標となる。

地上の敵はさほど強くないが、先程挙げた連中には注意しよう。とくに、 ガーゴイルには手を出さないこと。一人で冒険している場合、 麻痺や眠りを喰らった瞬間にゲームオーバーとなる。

まず、サルア城の王様にお金を貰う。とりあえず、大型の剣と重甲冑が 欲しいところだが、両方買うにはお金がたりない。そこで、まずは大型の剣だけを 買っておく。

ブロッブ、トリフィド、ゾンビあたりならなんとか手が出せるので、 頑張ってレベルを1つ上げて、王様からお金を貰い、重甲冑を入手。 さらにレベル上げにつとめる。ゴブリンを倒せるようになると、お金には あまり苦労しなくなるだろう。

アーケディア城には、グール、スケルトンなどの新顔が出てくる。 モンスタートリーは攻撃力、防御力とも高い強敵だ。といっても サイクロップスはもっと強い。

グールからダメージを受けないようになると、アストラルの洞窟で レベル上げができるようになる。アストラルの洞窟は、4つの階層に分かれていて、

  1. 入ってすぐの階層
  2. 入ってすぐ梯子を降りた階層
  3. 1の、もうひとつの梯子を降りた階層
  4. 2or3から辿る階層
最初の階層にはミノタウロスという攻撃力がべらぼうに高い敵が出てくる。 が、すぐに梯子を降りると、そこにはグールとゾンビしか 出てこない階層があり、またかなりの頻度でそれらが襲ってくるので、 最初のレベル上げ地点になる。

4の階層は、エルフの世界に行くためのワープゾーンがあるが、ゴーゴンが たくさんいるので覚悟を決めてゆこう。石化を喰らうとかなりやっかいだ。

さて、いずれかの段階で仲間を増やす。攻撃力的には主人公もそれなりに 強いけど、一人では寝たり麻痺したりという攻撃にはまったく歯が立たない。 というわけで、アーケディア城2Fにいるユーギンを仲間にした。

首尾よくサイクロップスを2体とも倒すことができた。 サイクロップスを倒した瞬間にザコ敵に降格するため、普通に出現するように なるという原則はここでも変わらない。 サイクロップスを相手にする前に充分なレベル上げと、丸薬の買い溜めを 忘れないようにする。

そしてシルヴィア王女を救出。
高飛車なシルヴィア王女
随分な言い草ではあるが1年近くも捕えられていたのだから仕方ないのかもしれない。

彼女をサルア城まで連れて帰ると、サルア城の鍵のかかった場所への 出入りが自由になる。宝物庫を漁って、勇者の紋章、樫の木などを入手する。 ここの勇者の紋章を使って、主人公を勇者にクラスチェンジした。

シルヴィアともすぐに再会できる。彼女なしではゲームをクリアできないので、 仲間にしないわけにはいかない。 なお、彼女の部屋の近くにあるワープゾーンには、まだ入らないことをおすすめする...

赤き塔を攻略。人間の世界ではガーゴイルと並んで宿敵とも言うべき デュラハンが登場。丸薬は充分に持っておこう。

最上階で黒い石を入手。なおこの階にはドラゴンのいる部屋がある。その部屋の 入口で待ち構えているので注意。逃げるのはさほど難しくないが、 逃げた後にドラゴンのいる部屋の「中」に入ってしまうと、かなり困ったことになる。 何度も逃げてドラゴンのいる部屋の「外」に出るしかないんだが、なかなか 難しい。

現時点でできることはこんな感じだ。アストラルの洞窟からエルフの世界へ行くことにする。

エルフの世界

エルフの世界ではトロールが大量に出現する。攻撃力が強いため、半端なレベルでは 先に進めない。

エルフの村に行く。ここにはお店で買える武器の中では最強の「魔法の剣」が 売られている。また、精霊の守り、力の帯といった防具も入手できる(ほかでも簡単に買えるけどさ)。

が、ドワーフのユーギンがいるのが悪いのか、追い返されてしまった (なお、エルフ城の王様に謁見すると、出入り自由になる)。 しょうがないので向かいにあるシーの村に行く。 村人は大事な情報をいろいろ教えてくれるが、それ以上にどうでもいい情報を いろいろ教えてくれる。
シー
このシーは、とっても大事なアイテムを持っている。ここでしか 手に入らないわけではないんだけど、ここで手に入れた方が圧倒的に楽である。 関係ないけどこのシー(グリック)って女性だったのね。

トロール城に入り、緑の石を入手。それから二人のエルフを救出。 エルフの村に連れて帰ると、 本来の姿である一人のエルフ(ウルル)になる。彼女は数少ない 「魔法使い(魔法 + 魔法)」なので、 そのまま仲間にしておく。

先程のシーを仲間にして、フルメンバーになった。

エルフの世界は、内側と外側が断絶されていて、上を飛び越える(ペガサスの翼や 魔法など)か、下をくぐる(見えない洞窟)必要がある。外側にある ドワーフの村で金の腕輪を入手。これは無条件で手に入るみたい...

グリックの持ってるシーのコンパスと、金の腕輪があると、さまよえる塔に 入ることができるようになる。まあコンパスはなくてもいいような気がするが、 さまよえる塔は名前の通り動きまわっているため、コンパスなしでは 見つけることが難しい。

さまよえる塔の中には、聖なる剣が5本安置されている。これは すべての職業で使用可能なものなので、残さず回収しておこう。

同じく外側にある「魔法が封じられた洞窟」で、角笛を入手。人間の世界に戻ろう。

人間の世界(2)

角笛をしかるべき場所で使うと、幽霊船が出現する。 そこまで辿りつくには船に乗る必要がある。船は、サルア城などで手に入る「樫の木」で出現させることができる。 ただし、船を操縦するには操船の技能を持った人(船乗り、バイキング、など)が 必要だ。というわけで、ウルルとは一回さよならして、近くの街で バイキングを雇う。

幽霊船の中でダークナイトと一戦交え、青い石を入手。

先程のバイキングとウルルを交替し、サルア城からワープを繰返し、 魔神の世界へ行く。

魔神の世界

溶岩と水と山に囲まれた魔神の世界はドラゴンがたくさんいて、しかも どこにいてもこっちにまっすぐに向かってくるような恐しい土地である。 「鉄のからだとなれ」や「敵の足、鉛となれ」などを駆使してなんとか耐えよう。 と思ったらその魔法を唱えてる人間が攻撃対象になってしまったりして よりピンチになったりもした。

世界の中央には魔神城がある。ここにラスボスである魔神がいるはずであるが、 入ってみるとだたっぴろい空間にザコが大量にいるだけだ。奥の方に 赤い石があるのでゲットしておく。で、魔神城の本当の姿を暴くためには、 土の精霊を解放し、その力を借りる必要がある。 水、火、土それぞれの神は、それぞれの名のついた塔に封じられている。 しかるべき石と、シルヴィアの能力を使ってそれらを解放してゆく。 このとき順番が大事だ。火の塔を先に攻めてみて、火の神が封印されてるところまで 行ってみたら先に水の方をなんとかしてなどと言われて涙する。 歩いて行けるところから先に行く、と覚えておこう。

水、火、土それぞれの塔は非常に入り組んでいる。 特に土の塔は、登ったり降りたりを繰返す必要があるので、 マップを書いてないと簡単に迷ってしまう。 精霊を解放したのに帰れないなんてことになると悲しいので、きちんと マップを書いて確認しながら進もう。

すべての精霊を解放すると、いよいよ魔神城が真の姿をあらわす。 中に入ってみると、ザコの姿は消えており、かわりに同量の強敵だらけになって 迫ってくる。 まずは10体いるダークナイトをすべて倒し、ダークネス→ビッグアイと 撃破してゆく。最後に祭壇の前まで進むと、エンディングに進むことになる...

感想など

シルヴィアは勇者の紋章を使って聖戦士にしてみたが、後半のMPの増加量を 見ると召喚術士にするべきだったのかもしれない。本当は魔法系よりも 神聖系にしたかったんだが、それはできないような感じ...

グリックは、幸運の能力でもつけたいな、と思ったが、それもできないらしい。 主人公は、MPもさほどではないし、勇者でよかったのではないかと思う。

今回のパーティは、勇者(英雄 + 戦闘)、剣士(戦闘 + 戦闘)、 聖戦士(言霊使い + 戦闘)、修道士(神聖)、魔法使い(魔法 + 魔法)であった。 で、神聖系が使えるのが一人だけだったので、石化や死に対してちょっと 脆いところがあった。魔法系は、敵の弱体化や呪文無効化などがあるので、 やはり一人は入れておきたい。

というわけで、勇者、剣士、召喚術士、僧兵、僧侶(または僧兵)、あたりが いいのかなあ。幸運は、たしかに宝箱を開けるには便利だけど、 それ以上のものでもないし...

パーティーのバランス的にはとても悪いんだけど、 それでもクリアできてしまうのはレベルが充分に高いからだと思う。 本来なら、エルフの世界でトロールにおっかけまわされて泣きながら逃げたり、 魔神の世界でドラゴンに波状攻撃喰らって泣きながら逃げたり、というような 緊張感があるはずなんだが、その時点でのレベルが充分に高いため、 そんなに苦労せずに先に進めてしまった。(まあドラゴンはそれでも辛いんだけど

簡単にレベルが上がってしまう理由は言うまでもなく スペースキー押しっぱなしであって、やはりこれはバランスを著しく損う行為だ。 だったらやらなきゃいいじゃん、という話もあるが、夢幻の心臓IIの 戦闘は回数が多い割には単調で、あんまり真面目にやろうという気になれない。 せいぜい、攻撃力の弱いキャラは体力の少ないモンスターを攻撃させる、とか その程度の戦略性しかないように思う。

というわけで、攻略するにあたってスペース押しっぱなしでの レベル上げというものは禁じ手とすることが第一だと思う。 その上で、

などを模索するとか。

疑問

戻る
Zinnia (zinnia@risky-safety.org)