_ 飛鳥部の本は3冊目? まだ読み慣れていないせいか少々ついてゆけないものがある。 たしかにこの滅茶苦茶な話をまとめあげる剛腕はすごいと思うが…
_ 薄くて文字の少ない本だけど、プレゼンテーションに必要な要素が よくまとまっていると思う。そして話のつなげかたとか、導入のしかたの 指南をしている部分は英語のフレーズとして非常に役立つように思う。よい本だった。 ANNE LAWSという人の本らしい。
_ 復活したAmazon Fireに入っていた。はて…買った覚えがないし、 ましてFireに入れた覚えもない…などと思いながら読んだ。 読んでますます混乱したのは、いかなる心理状態であっても 私が興味を持って買うとは思えない内容だったということで、 ホテルの冷蔵庫に備えつけのドリンクのような、 読んだんならお買いあげいただこうか (Nethack風) 的のものだったりするのだろうか、 と、もやもやしながら読みすすめた。 読み終えた後に購入履歴を見直したら、確かに自分の意思で買っていたらしい。 当時の購入価格が2円だったので、 単に安かったから買ったというだけなのかもしれない
_ でそんな本の感想だが…うさんくさかった。キリスト教に道教や禅の教えが 融合した感じなんだろうけども、私にはその融合具合がグロテスクに感じられた。 道教、禅の教えというのは、キリスト教圏の人よりは身近なものなので、 この人達が抱いた新鮮さというものに共感できなかったというのもあるかもしれない。
_ それにしても2円という価格設定は何なんだ。1円じゃ安すぎるから、 じゃあ2円だな、という商売がありうるのだろうか。まったく想像を超えている。 ドル (セント) → 円変換のときのレートと端数処理によって1円だったり 2円だったりするという話だろうか
_ 具合が悪いようだ。 久しぶりにアクセスしようとしたら反応がない。見てみたら電源が落ちていた。 停電でもあったのかな? と思って再度つけてみようとしたら電源ボタンに反応しない。 おやおや?しばらくコンセントを外して放置して、 再度電源を入れてみたら起動した…が、数分でまた電源が落ちてしまった。 あれあれ…?
_ ふた開けて様子を見てみようとしたところ今度はとくに落ちることなく 普通に動いているように見える。埃がけっこう溜まっていたのでエアフローが 悪くなったのかな? と思いつつふた閉めて様子を見た。 1時間半ほどで電源が落ちた。んー…
_ 前触れなく電源が落ちるので、まあ電源ユニットの問題かなあという 感じはするものの、確定するにはいろいろとっかえてみたり、 要素を減らしてみたりしなければいけないのだけど、とっかえてみようにも その手の部品が一切ない。電源単体で動かしたい… けど、どのピンをショートすればいいんだ?さっぱりわからん (わかろうとしてない) そして電源交換すれば治るとして、 綺麗に配線されているこれをばらしてまた配線して組み立てるのかーたいへんだなー という気持が強く、BTOとはいえこれで組み立てモデルを使う資格があるんだろうかと 我ながら思う。それはそれとして動かないのは困るのでなんとかしないといけない。
_ Wikipediaにはなんでも書いてあるんだなあー、 緑色のケーブルがささってるピンをGNDに落とせばいいんだろう。 でも周囲に電源がたくさんある中でピンのショートさせるなんておっかなくてやりたくないねえ…と思ったら 「検証ボード」としてATXメインコネクタ部分をつなげて動かすための ボードがあるらしい。
_ 金で解決するなら安売のサーバ機に乗り換えてしまう…という手がある。 ここのところ2万そこそこでPRIMERGYの小さめのやつが売り出されているのを よく目にする。ただメモリは使いまわしできないように見える。
_ 先日書いたATX電源を個別に制御するための モジュール。名前の通り、テスト用というよりはATX電源をPC以外の用途で 使うための基板という感じのようだ。 なのでプローブをつけやすいような形になっている。が、プローブをつけるための 部品はボルトで留められているので、うっかり電気を通しやすいところに 置いてしまったら 簡単にショートするんじゃないかという感じがする。そんななので、というわけでは ないだろうけどヒューズが4つ実装されている。とりあえずケースに入れとかないと あぶないかもしれない
_ ともあれこれでATX電源単体でのテストができるようになったので試してみたところ、 めでたく (?) 数時間で電源がひとりでに切れたので、少なくとも電源に 問題がありそうだというのは確定でよさそうだ。 今使っているのは Silver Stone SST-ST50F-ESB というものらしい。 500Wもいるかね? という感もあるが…
_ FreeNASをもう1セット作ることにした。古いサーバを再利用するつもりなので SSD (SanDisk SSD Plus) 2発と、HDD2発などなどを買って仕掛けてみたところ、 起動したそばから boot poolがいろいろおかしいと怒られる。つまりSSDの方だ。 zpool statusで見てみるとCheck Sumエラーがそれなりに出ていてしまいには 両方ともDEGRADEDになってしまった。2発とも同じエラー数になっているのが 謎な気もするが…zpool clear freenas-boot などとすればエラーカウントは クリアされるのでDEGRADEDではなくなるが、いくらboot poolとはいえこの状態で 起動するほど私の心臓は強くない。
_ 別のWindows10マシンにケーブルごともっていって、 純正のディスクユーティリティや、CrystalDiskInfoや、あと「FromHDDtoSSD」という ソフトでいろいろ試してみた限りでは問題らしい問題はなさそうに見える。 CrystalDiskInfoで「総不良ブロック数」が、片方は40、もう片方は128となっていて、 買ったそばからこれか、と思ったがとくに代替されている様子もないので これを理由に故障と判断することはできないんだろう、たぶん
_ その後、何度かインストールをやりなおしたり、ケーブル交換してみたり、 マシンを交換してみたりしたが、エラーの数は変わる (減る) ものの エラーが出ることには変わらないので、これはもうFreeNAS + このSSDでは 避けられない問題ということになりそうだ。
_ なおSSDのファームウェアは最新らしい。BIOS側の問題もあったりする?と一瞬 考えたが2台のマシンでだめだったからなあ
_ FreeNASでDockerをやろうとするとこれを飼うことになるんだが 不慣れな状態でFreeNASの中でいろいろ実験するのは大変なのでまずは RancherOS単体で試すことにした。
_ RancherOSを入れた後、Rancherを入れる。1.6系 (rancher/server) と 2系 (rancher/rancher) ではだいぶ様変りしてしまっているようなので、 最初からrancher/rancher で試す。ZFSにも対応しているようですばらしい。 nginx-ingress が最初から上がっているのでそれでL7のbalancingをさせることができる。 設定を見てみるとVirtual Host (って最近言わない?そんなことはない?) 前提の フォワード設定になっているので、単にIPとURLが指定できるだけでは期待通りに forwardしてくれない。ということに気付くのに少し時間がかかった。 VirtualBoxのport forwardingだけでは解決できないので、 Host Onlyのネットワークを組むとか、ブリッジでやっておいたほうが無難な気がする。
_ Storageまわりがよくわからない。最低限外部にNFSでもないといろいろ 実験もしづらいかもしれないな…と思ってFreeNASを作りはじめたのだけど、 そのFreeNASが↑の通りなのでいろいろうまくいかない。
_ それにしてもすげえメモリ喰うんだな…VMに8GB確保したけど全然足りてないみたいだ。 それに引っ張られてなのか、CPU使用率も高いままで、結果Load Averageが つねに2桁台になっている。重くて操作できないという感じはないんだけど…
_ xxx.192.168.0.1.xip.io みたいな名前をひくと、192.168.0.1 を返してくれるような DNSサーバらしい。 なるほどなーその手があったかという感じだ。↑の通りVirtual Hostで 振り分けをするようなシステムではIPアドレスを直接指定しただけでは期待通りの 動きにはならないが、このサーバで名前を解決してもらえばよい
_ 5月くらいから走る生活を復活させている。急にペース上げすぎたのか脛のところが 痛くなってきている。シンスプリントというやつだろう。 去年は1年で45kmしか走ってなかった。先月は64km。5月は50kmくらい? 月あたり60kmというのは決して長距離というわけではないのだけど、 なにしろほとんど走っていなかった生活を ずっと続けていたのでやはり慣らしは必要なんだろう。 ひどくなるとやっかいだからな
_ 昨日のつづき。HDDはたくさん転がっているのでべつにSSDにこだわらなくていいか〜、 でも場所とるからやっぱりSSDがいいな、といった逡巡があり、 HDDを選定しつつ、そもそもこのSSDは本当に初期不良なのだろうか、ということを 確定するために調査をはじめた。いくらなんでも2台一緒に似たような 不良を示すというのは偶然にしてはおかしい気がする
_ チェックサムエラーが起きるということは書いたつもりのものが書けてなかった、 ということなのでファイルを置いてSHA256とかとれば異なる値になったりするかな? と思いNTFSでフォーマットしなおして数十GBのファイルを置いてみたところ とくにハッシュがおかしいという感じはしない。
_ そうこうしているうちに Bug #35065: Checksum Errors with certain SSD - FreeNAS - iXsystems & FreeNAS Redmine というissueを見付けた。このissueの発端になっているdiscussionで扱われている、 SANDisk SSD Plus というやつはまさに私が導入しようとしているものだ。 ここに書かれているように、 vfs.zfs.trim.enabled=0 を、 インストール時と、loader.confそれぞれで強制したところたしかに checksum errorが1件も出なくなった。このパラメータは起動後にsysctlで 書換えることはできないらしいので、起動する前のタイミングで指定しておく必要があるらしい。
_ チケットの内容や、この動きから察するにTRIMという機能を使おうとするとまずいらしい。 そして vfs.zfs.trim.enabled=1 の状態だと30分に1回TRIMが実施されるようなので、 そのたびにチェックサムエラーが増加していって、 too many errorsでDEGRADEDになってしまう、というお話らしい。
_ でこの話は結局何が原因なのか?というのがはっきりわからない。 issueはもう閉じられてしまっているので、一部SSDのファームウェアはTRIMの処理に 不具合があるので無効にしなければいけない、というのが結論のように 話の流れ的には読めてしまうのだけど、 そうであると明確に書かれているわけではない。それに、なんでFreeBSDではなく FreeNASのissueとして話題になっているのかもわからない。軽く調べた限りでは FreeBSD側でこの問題が扱われている感じがしない。 もちろん他のOSでもTRIMしたそばから壊れるという話はさすがに出ていない。
_ ということで結局よくわからん。TRIMをoffにすれば問題なさそうに見えるし、 Boot Environmentなのでそんなに激しい読み書きがあるわけではないので、 別に気にしないでいいような気もしつつ、この話の流れがどうもすっきりしない。 Krisしっかりしてくれよ、と思った。馴々しいがFreeBSD MLで よく見掛ける名前だというだけで面識などは一切ない。PC-BSDはiXSystemsが スポンサーになったという話をどこかで聞いたような気がするが、Krisは iXSystemsにいたのね… でwww.pcbsd.orgのサーバ証明書は半年前に切れていた… www.trueos.org になったからか
_ セブンイレブンが7payという新しいバーコード決済サービスをはじめて、 不正利用だらけでPayPayを超えるカオスぶりを発揮しているらしく、その中で 出てきた話のひとつ。この中でアマギフ (アマゾンのギフトカード) が7payで 買えてしまうという話が出てきて腰を抜かした。本当なの?
_ 私はバーコード決済に仕事で絡みつつあまりよい印象を抱けないまま今に 至っている。そして、途中で少し印象の質が変わったと思う。 当初は単に顔ぶれが気に入らなかった (LINE、楽天、docomo) だけだったのだけど、 PayPayあたりから積極的に軽蔑というべきか、不快感を抱きはじめている。
_ きちんと考えたことがないので、印象に留まるのだけど、 バーコード決済が本質的に安全でないものなのか、 というと、そうでもないような気がする。 正しく運用できれば、クレジットカードよりも不正利用に強く、 加盟店に対する匿名性を高めたサービスを実現できそうな気もする。 なにしろワンタイムだし、本人確認の手段も増やすことができる。 そして会員を示す情報を加盟店に戻さなくても決済が可能 (実際に戻していないかはともかく)、 というのは考えようによってはメリットだと思う。
_ バーコード決済が本質的に安全でないものなのか、は、そうでもない気がする、 という印象に留まるものの、PayPayや今回の7payで起きている不正利用は、 バーコード決済では本質的に不可避な問題が起きているようには見えない。 そこに来て、ギフトカードも購入可能というのが本当に事実なのであれば、 クレジットカードや他の決済が不正利用との終わらない戦いを続けている現実を 何も見ていないし、そこから教訓を得ていないことになる。 そしてこの手のバーコード決済は、 他決済事業、クレジットカードや携帯電話料金徴収、など、 に決済としての信頼性を依存しているわけなので、私には 長い時間をかけて築いてきた他の決済ネットワークにただ乗りして、 その決済ネットワークを危険に陥れるものにしか見えない。 私もクレジットカード決済の世界に短くない期間かかわっており、 毛の先ほどとはいえ貢献をしてきた人間なので、 こういう能天気な振舞いは本当に不快に思う。 そしてこの能天気さと、それによって迷惑をかけている相手は 決済に限らず、製品の開発だとか、ほかのサービスだとか、そういったものたちも 含むんだろう。
_ このような状況がなぜ起きたのか?という話は、今後明らかになるか、 うやむやになるか、というところだろうけど、 公私で抱いている印象からの偏見だけで物を言うなら、ブランドとそのサービスを 提供するにあたり、それを構成する人や会社を、 対等な人格として扱っていないこのグループの体質に原因が多くあるんじゃないの、 と思う。 システムを組んでいれば誰が見てもおかしいだろうという状況に至ったときに、 誰も何も考えていないからそうなった、というケースが皆無とは言わないが、 どちらかというと、利害が対立していて対等な関係が構築されていない 複数の組織が小競合いや腹の探り合い、責任の押しつけあいなどをした結果、 誰が見てもおかしいだろうという状態に落ち着いて膠着状態になる、という構図の方が よっぽどありそうだと思っている。
_ コンシューマ向けのサービスを構築するにあたり、その構成員たる人や組織の 権利が軽視されることを是とする価値観は、別にこのグループに 限ったことではないと思うし、そういうイデオロギーが生まれるのは、 他ならぬ消費者の要求の厳しさが原因なのかもしれない。そしてその 消費者には自分自身も含まれるのだ、というような 逡巡については以前記した通りだ。 要求というのはhopが増えるほど増幅するものなので、 構図がシンプルでないものはもはや外部から理解することは難しいのかもしれないが。 それに今回の件ではいくらなんでも我々消費者が彼等を追いつめたのだ…!! みたいな 境地に至るのはむずかしいだろう。 なにしろ構成要素の権利よりも優先したはずの消費者の不利益になることをしているんだからな
_ 1回休み
_ 自宅サーバは少なくとも電源の不調があることがはっきりしたので電源を交換。 さかどんくんにおすすめされたシリーズの安いやつを買った。 ATXの電源ユニットというとひとつの口からケーブルが何本もぶらさがっていて、 使いもしないケーブル達が邪魔で、というもんだという理解があったのだけど、 このシリーズは電源ユニット側も取り外し可能な形式になっており、 必要ないものは最初からつなげないということが可能。 今回の用途ではPCIe用の電源はいらないし、PATAも使わないので、それら2系統の 電源をつなげないことで最低限の配線だけが残った。とてもすっきり。
_ 半日動かした限りではとくに問題なさそうに見えるのでしばらく様子見の予定。
_ 新しいUIはやはりおかしいところが多い。今のところ、指示した内容が破滅的な 間違いを起こす、というようなおかしさは見当たらないものの、 何も出さずに失敗する、スタックトレースだけ見せて失敗する、 Webクライアントの操作がまったくできなくなる (ブラウザのキャッシュを無視して リロードすると復活する…みたい) など。
_ 軽くWebをまわってみた限りでは、FreeNASは、というかiXSystemsはこんなもの、 といういつもの受け止めかたで、さっさとLegacy UIに戻している人を多く見掛けた。 日常的に使うもんでもないのでゆっくり直してね、といったような 弛緩した雰囲気を感じないこともない。
_ とはいえ私もそんなふうに思ってしまう部分があるのは否定しがたく、 しかしJailに関しては新しいUIじゃないとまずそうに見える、というか 昔のバージョンで作ったJailはLegacy UIじゃないとメンテできなくなっているらしい。 iocageに切り替わる前の、なんだっけ、Warden?で作ったJailは新しいUIでは メンテできないらしい。 なんてのを読むと、なんとなく新UIの方でJailの作り込みをしているような 気になってくるし、実際新UIではJailの中のZFSの扱いがずいぶん楽になっているようで、 このへんで 試行錯誤した内容はUI側でうまいこと設定してくれた。
_ Amazon Fireを復活して、英語の本を聞きながら読むにあたりリスニング能力の 復活を目指す必要もありそうなので久しぶりにTEDICTを再開した。
_ 前回はASUS ZenFone Max M1でやった。 打ち損じが多すぎて極めてストレスが溜まったのを覚えている。 で今回はFireでやってみたところ、打ち損じの頻度はほとんど変わらず、 それに加えてFireの重さと分厚さが手のダメージとして重畳され、たまに Fireの液晶面に拳を打ちつけたくなる衝動があらわれる程度にはイライラする。 そこに来て新しく追加された採点システム、前回「3回分の記録ができる」 的なことを書いたこの3つの点は、3つ全部点灯しているのは間違いが少なく 入力できたもので、間違いが増えると減点される、というものだったということが 最近になって分かったんだが、 いや聞きとれてないんじゃなくて入力できていないんだよ、という感じで極めて 欝陶しい。散々打ち損じながらようやく入力し終わった結果星1つです、 みたいなことをアピールしてくるのでよりイライラするようだ。 オプションを見る限りでは採点はOFFにはできないらしい。
_ まあ、いろいろイライラするところはあるとはいえこのソフトが他に替えの きかないものであるのは確かだし、以前あった健忘症も見られなくなったので これからも使ってゆくことになると思う。実際このソフトによって得られたものは とても大きいしな
_ Lýdia Machová: The secrets of learning a new language (リディア・マホヴァ: 新しい言語を学ぶ秘訣 ): たくさんの言語を操るPolyglotたちはどうやって言語獲得をしているのか、 という話。 決まったやりかたがあるわけではないが、共通するのは 自分に合っていて楽しいと思えるやりかたをしているということで、 そしてそれらがきちんと効果を発揮するためにはいくつか満たすべき性質がある、 といったことを延べている。 それ自体は別に目新しいこともないというか、それでPolyglotになれれば苦労はない、 と思ったりするんだけど、 つまりもともと才能があっただけなんじゃないの? みたいな予測される反応については、 そういうメソッドを取り入れている人達は学校では落ちこぼれで、といった 話をしている。なので才能は関係がない、と言いたいらしいのだけど、 それは学校でのやりかたが特別ダメだったりその人に合っていなかったというだけで、 その人に合っているやりかたが、その人の本来持っている才能を開花させたというのが 真相に過ぎないのかもしれないじゃないか、 というこちらの違和感を払拭するものではなかった。ただ初日から喋りましょうね、 みたいな、私には行動コストの高すぎるマッシブなメソッドを押しつけられるよりは、 それが本人に合っているかどうかの方が大事と言われるのは悪いことではない
_ Jason Shen: Looking for a job? Highlight your ability, not your experience (ジェイソン・シェン: 仕事を探しているなら、経歴ではなく力を示そう): どうも半年前に1回通してやっているようだ。あまり覚えてない…のでもう1回やった。 わりと聞きとりづらい。 話を聞いていて連想したのは、 「続けていた時間が経験として無条件で生かせるのは 変化がほとんどない世界だけで、変化の激しい世界では本質的なものをきちんと 探りあてて、変化の流れにきちんと対応してゆくといった 経験が求められてるんじゃないの?」といった筋の、 最近私がよく考えている話だった。過去にこれやっていた、 みたいなもの (経歴) は、あんまり参考にならないことが多い。 ↓に書いているように、その経歴におけるその人の果たした役割が見えない、 というのも大きい。
_ Liv Boeree: 3 lessons on decision-making from a poker champion (リヴ・ボエリー: ポーカーの達人が教える決断の3つの秘訣): 勝っているときは実力で、負けているときは運が悪かったという方向にバイアスが働きやすいというのは本当にその通りで、 そしてそれは勝負ごとに限った話ではないと思う。何度か書いてきたように思うが、 成功の近くにいたときに自分が成しとげたことを錯覚したり、 失敗の近くにいたときに他ならぬ自分がその失敗に大きな役割を果たしていることを 見落したりしがちだと思う。
_ Ingrid Fetell Lee: Where joy hides and how to find it (イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか): 最初の数十秒は、この人は聞きとりやすくゆっくり喋ってくれる人だな、という印象だったが、その後はその印象とはまったく反対のものだった。 早口だし聞きとりづらい。ちゃんと聞きとれるように喋ってくれよ、という気持になってくる。 JoyとHappyの違い、というのは今まで考えたことがなかった。 私がこのプレゼンに興味を持ったのは、どちらかというとHappyの方の話をしていると 誤解していたからだった。 私はあんまりJoyを求めていない、というか、求めないように無意識のうちに 自分を抑制していると思う。日常の中にこそ楽しみを見出すべきであって、 Joyみたいな揮発性の感情がないと日常が成立しないのはおかしいだろう、 みたいな理屈が自分の中にある。なのでここで扱おうとしているJoyの話も あんまり求めすぎるのもどうなんでしょうねえ?みたいな感情が生まれがちだった。 Kawaii が英語として通用するようになっていたり「インスタ映え」みたいなのが 共通の感覚になっていたりするのも、結局のところこのJoyというやつが 生きる実感みたいなものと直結していなければいけないというような イデオロギーというか、私にとっては呪いに見えないこともない発想が あるんじゃないのだろうか… というのが前半を聞いている最中に連想したことだった。 で、 このプレゼンで主張しているのは、もっと生物的な話で、 Joyという感情を引き起こすものは 人間にとって安心をもたらす、逆の感情であるfearやanxietyといったものを 引き起こすものは、人間にとって警戒を必要とするものである、といった 内容だったようだ。なるほどそういうことであれば、 身近にそういうものがあって悪いということはないよなあ、 というよりは、もうちょっと意識しもいいのかもしれないな、と思った。
_ これはTEDICTではなくYouTubeで見た。いろいろ驚きだった。 英語は、sound-basedではなくstress-based languageであること、 linking (前後の単語の子音→母音とかがくっつくやつ) があること、 collocationがあること、という3つの特徴があり、 nativeのひとはそれを駆使している。 というのが英語に関してこの人が話している全体像で、 それ自体は別に目新しいことではなく、だからこそそこをきちんと理解できるように 訓練しましょうね、という話はESLの教材の至るところに出てくる。
_ このひとが言いたいのは、 英語の話者は10億を超える数いるけども、 大部分の人達の英語と、英語の3つの特徴をフル活用しているnativeの英語との 間には大きな差があり、それが理由で、nativeの英語は多くの英語話者には 理解ができない、という現象が起きている、ということらしい。 語彙も圧倒的に少ない、平易な英語を使ってやりとりしている人達の間で、 英語がfirst languageの人は聞きとりづらく理解しづらい英語を 操っているんだという自覚が必要なんだぜ、という話らしい。
_ すでに書いたように、ESLの学習者は英語のそういった特徴に なんとか慣れようと一生懸命訓練したり勉強したりするわけだけど、 英語のnative speaker自身が、それはよいことばかりとは言えないんだぜ、 という視点を持っているというのがとても意外だった。 多くの人達が使えるコミュニケーションの道具としての英語の価値というやつは、 native speakerが無自覚に操っているものとは別のものなのかもしれない、なんて 考えたこともなかったので新鮮だ。
_ 話し言葉ではないものの、Wikipediaには文法や語彙を大幅に制限した Simple English版というやつがあるし、 話し言葉でも同じような動きが、あっても別に不思議ではないのかもしれない。
_ 以前話題になった瀧波ユカリさんのこれはさらに一歩進んでいて、 そのままで理解しやすいことを目指すのではなく、 機械翻訳しやすい文体を選ぶことによって読者が母語で理解しやすくするという話。 技術者の読者に強い感銘を与えているように見える。私も痛く感動した。
_ Simple Englishが翻訳しやすいかどうかというと、そうでもないような気がする。 人間にとっての難しさと、機械にとっての難しさが同じだとは思えない。 となると、機械翻訳しやすい英語、というのはどんな形をしているんだろう。 少なくとも日本語の場合は文法上のいくつかの工夫、 たとえば主語をきちんと入れるとか、文体を整えることでかなり精度のよい 英語が出力されているのが分かる。「翻訳調」と書かれている通り、 いかにも機械翻訳で出てきたかのような日本語を書くとよい、ようだ。
_ 今回は立石で腹ごしらえをして、そこから水元公園まで走って、 公園を一周するというコースにしてみた。公園を一周しおわった段階で14kmくらい、 金町駅まで歩いて17kmというところだった。今回は銭湯は空いていたけど 別に着替えさえできればいいやと思いスルー
_ ゆっくり走ったので足のダメージはそれほどでもないと思う。 走り終わってからひどい偏頭痛になった。
_ 大変に更新が滞っておりました。 今回は3/31からの分を上げています。 いろんなことがありました (回想)
_ どうも水曜に走って、家に戻ってきてから続いている頭痛がおさまらない。 寝ると少し落着くので痛い一方ということはないんだけど、しつこく芯が残る感じがする。 そしてなんかだるいというか、節々の痛みも感じるので、ひょっとしたら カゼをひいたのかもしれない。熱はないけど
_ ミステリに対してへんな感想かもしれんが、がんと免疫に関する理解が深まった。 相当狂っているので現実的にこういうことがあるとは思えんが、 そういうことが起きたときにそうと見抜くことができるんだろうか、というような 空恐しさを感じたりもした。
_ 冒頭に、メインとなる話とは別に、似たようなシチュエーションで 末期がんの患者が完全寛解したというねたがあって、そちらは早々に ねたばらしをされている。ちょっとした予行演習のようなもんなのかもしれないと 思いながら読んだが、解説を読んだところ、こちらの話はこの作品の 2年前に応募した作品のメイントリックだったようだ。
_ なお、最後の一行とかそれに近いところでびっくりさせるような趣向を 「フィニッシング・ストローク」というらしい。 「最後の一撃」なんていう表現もあるか。この作品もそういったものがあるという 分類をされているようだ。で、そちらについては、 個人的には驚きはそんなに大きくなかったというべきか、 ああそうでしたか、というような感じで、それを知ったことによって 途方に暮れたまま放り出される (なにしろそこで物語が終わってしまうので) という感じはしなかった。
_ どちらかというと、この小説の中にある数少ない「殺人」の中に 出てきた1行の方が、途方もない悪意を感じさせるものがあったように思う。 この邪悪さはなかなかすごかった。
_ Bob Stein: A rite of passage for late life (ボブ・スタイン: 晩年への通過儀礼): とてもよい話だった。 若者に通過儀礼があるように、晩年に向けての儀式があってもいいのではないか、 ということで、それは生前整理 (Death cleaning) といったものではなく、 過去を振返って整理して、新しい人生のフェーズに向かってゆく準備をする、 というような前向きなもの。 モノを処分したりあげたりしてゆく中で、 現在まで残っているそのモノに関わる ストーリーを振返ってゆく、といった「儀式」の形なんだが、これはいろいろ 考えさせられるものがある。自分がその時何を考えていたのか、 その後どう変わっていったのか、何に固執しているのか、 などがありありと浮かんでくることだろう。経過した時間が長いほど効果的だとは 思いつつ、これは5年とか10年単位でやってもいいような気がする。 この人のおすすめする儀式は、親戚やら友人やらを集めてやることで、 同世代や世代をまたいだ対話ができるというところに大きな価値を置いているようにも 見える。が、ひとりでやってもそれなりに効果はありそうに思う。 古いモノを不意に見付けて、 思い出話をしたくなる瞬間というのは誰にでもあるもんだと思う。
_ Amazon Fireに残っていたPodcast Addict の登録チャンネルから 久しぶりにダウンロードをしてみたところ、Grammar Girlとか Culips ESL Podcast、ECC 英会話Podcasting なんかは残ってたのに対して、 ESL Podcastが数年前から新しいエピソードが存在しなかった。調べてみたら Podcastの配信を止めて有料化したようだ。 以前からtranscriptなんかは有料だった気がするが、完全に有料になったらしい。
_ 記録として残っている限りでは2007年に すでに聞いていたようだ。今は利用していないけど、今聞いても得るものは きっと多いと思うし、English Cafeは純粋に話題として面白いと思う。
_ おかしくなった後の話。 とくに問題なく動いている。つまり一連の話はバッテリの リフレッシュをやろうとしたというのがすべての問題だったのだろうか。 今後バッテリのリフレッシュをしようなんて大それたことを考えることはやめよう
_ 買ってから2週間ほど使ってみたのでその後の 感想などを書く。
_ オンタイマーとオフタイマーが同時に設定できないのは誤算だった。 寝る前にしばらくまわして、朝方に動かしはじめる、ということができない。 温度センサーで代用するほかないのかもしれない。
_ リズム風のモードが2つあるけどあんまり便利な感じがしない。 というか今の距離感だと風力1でも十分に涼しいので、寒かったら首振り させればいいか、という程度。
_ 安いDC扇風機だと静かだけど首振りさせると音がする、みたいな感想が 多いけど、私が買ったやつは今のところそういう感じではない。とはいえ 首振りは経年劣化しやすい部分なのでいずれそうなるのかもしれない。 この扇風機の首振りはけっこう角度が広いので、たとえば洗濯物を 乾かすときに使うには、左右に振り切ったときに干している場所から 外れてしまう範囲が多い、など、うちの用途では少々使いづらい。
_ などなど、多少思惑が外れたところがあるものの、 最弱の設定でも十分に涼しいし、駆動音も風切り音もまったくなく、とても静か。 風力を強くしてサーキュレータのかわりにも使えるので、大変に満足している。 というのが全体的な感想だ。
_ どうせならdisklessで運用したい…と思っていろいろ試している。 今のところうまく行っていない。 How to create disk-less Rancher hosts.は、 ISOをいじってどうにかしている。これはこれでよいと思うんだけど、 アップデートのことを考えるとboot environmentを含めて気軽に 切り替えられるようなものであってほしいという感じがする。
_ nfsrootとiSCSIブートを試している。nfsrootはsystem-dockerの起動のときに
[ ] init:info: Connected to Docker at unix:///var/run/system-docker.sock [ ] init:info: Loading images from /usr/share/ros/images-init.tar [ 6.459637] random: system-docker: uninitialized urandom read (4096 bytes read) [ 6.489501] random: exe: uninitialized urandom read (4096 bytes read) [ 8.356530] random: exe: uninitialized urandom read (4096 bytes read) [ 9.020683] random: exe: uninitialized urandom read (4096 bytes read) [ ] init:fatal: FATAL: Error loading images from /usr/share/ros/images-init.tar (exit status 1) Error processing tar file(exit status 1): operation not supportedといった感じで怒られて止まる。 system-docker load -q -i をしているところみたい。 strace仕掛ければなんかわかるかな…と思いながら RancherOSをビルドする環境を整えてみたのだけど、 straceが入るようには作られていないように見える。 いろいろ調べたりするための準備が不足している。 そもそもnfsrootで動かすことを想定しているのだろうかという感もある。
_ iSCSIは… iPXE で sanhook して起動して… その後どうすりゃいいんだ? iSCSI込でRancherOSを動かさなければtargetのマウントができないのではなかろうか… BIOS的なものがドライブの面倒を見てくれている間は見えつづけるのだろうか? こちらも準備不足。
_ 準備が不足している段階で最初から無理かもしれないことを試行錯誤するというのは いろいろと効率が悪いので、もうちょっとお勉強してから仕切り直しする予定。 別にdisklessじゃないと死ぬわけじゃないし…
_ といいつつ、せっかくFreeNASがいるのでdisklessにしたほうがありがたいというのは 確かなところで、RancherOSはopen-iscsiに対応していることが分かったので そちらを試してみる。ZFSと同様に、 system-dockerの中で動かすような作りになっているらしい。 ひとまずディスクとして見えるところまではできたので、では ros install するか… と思ったらブートしている方のディスク容量が足りんと怒られた… おそらくopen-iscsiを用意するためにいろいろ取ってきたからだろう。
_ 別にrancherを動かすだけならRancherOSにこだわる必要はない…のかもしれない。 iSCSIブートするようなLinuxを用意して、そこでrancherを動かせば、そこから 先はあんまり変わらんだろう。とはいえ、 RancherOSのクリーンな作りは 好感が持てるのでできればこれを使ってゆきたいという気持もある。
_ 通院。先週から頭痛がおさまらない件についてはロキソニンで様子見となり、 耳の炎症については新しい医者に見てもらった。 耳鳴りの件もついでに相談してみたところ、処方されたのは前回と同じだった。 まあ聴力特性がこういう人は耳鳴りになりやすいという話らしい。
_ 『これぞミステリの醍醐味』『全てはラストで覆る!』という惹句があるので そういう、このあいだ学んだ用語で言うならフィニッシング・ストロークがある 作品ばかりが集められたものということになるだろう。 「全ては」というのは、ちょっと大きく出すぎなんじゃないのかしら…? たしかに覆るものはあったけど、それはどちらかというと登場人物達の それまでの関係の終焉であったりとか、幻想の破壊であったりとかを示すものであり、 登場人物達にとっての驚きを第三者視点で目撃する、という作りに見える。 作品群達に覚える後味の悪さや、驚きの臨場感の低さはそのせいだろう。
_ 一人で作業しているときに Podcast を聞くようにしたいと思い、 WindowsPCで使えるPodcastのプレイヤーを探した。 すぐに思いつくのはiTunesなんだろうけど… そしていくつか評価してみた 他のソフトたちはどうもいろいろ割切りがすごくて、subscribeして新しいものを 効率よく聞くという単純なことができそうなものが見つからなかった。
_ で、Podcastを聞くためにあちこちにプレイヤーを探すというのは本当に自分が したかったことではなく、プレイヤーは1つ、たとえばスマホに入れておいて、 それをいつでもどこでも聞きたい、というのが本当にやりたいことだった、 ということに気付いた。つまり移動中はヘッドホンで、職場や家ではそこにある bluetoothのスピーカーで、なんてことをしたい。しかし一方でヘッドホンや bluetoothスピーカーは他の機械でも使っているので、切り替えが煩雑だ。 現状の使いかたをまとめてみるとこんな感じになる:
_ 有線のものであれば、つなぎかえるというのは物理的に配線を変えるだけだし、 今どこにつなっていてどこの音が出るのか? なんてことは間違えようがないが、 有線で簡単にできることがBluetoothだととてもむずかしく感じる。 みんなどうやっているんだろう? Bluetoothの分配器みたいなものは世の中にないように見えるし…
_ 期も変わることだし心機一転と思っていろいろ整理したり、 とくに人間関係というか組織間の関係について見直して、少し身軽になるかわりに ごまかしのきかないような状況に自分を置いてみるか…と動きはじめた矢先に 別のところで大きく足を引っ張る話が出て来て、心の底から空しくなっている。 空しくなるだけでなく、自分がやろうとしたことが中断したり頓挫したりせざるを 得ないとしたら、ここまで自分がやってきた動きが、 逆の作用をすることになりかねない。 看護婦にHPを上げてもらうために装備全部外して近付いていったら 別の入口からコカトリスが近付いてきた… というような感じだろうか。 それだと単に私が不用心なだけという結論になってしまうが、 まあ不用心であったのはその通りなのかもしれない
_ 自分だけでなく組織のためによかれと思っていろいろ動いてきたのに 取り返しのつかないピンチに、私だけがなっているのではないかという状況は 考えれば考えるほど空しさが募ってくる。
_ あらすじ: FreeNASがいるのでストレージはそっちに任せておいて、 disklessでRancherOSを動かしたいなあ…と思っていろいろいじっていた
_ RancherOS がどうやってOSを作りあげているのかというのは、それはそれで 興味深いのだけど、そこにこだわっている時間がもったいないので、試しに Ubuntu で iSCSIブートをやらせてみた。 Diskless iSCSI boot with PXE HOWTO の真似をしたところ ほとんど詰まることもなく実現できた。 手順の大枠は、ZFSをrootfsにしたときにやった内容とほとんど一緒だしな… 勢い余ってZFS化もしたくなってきたが、まあこれでひとまずdisklessの見通しも 立ったのでこれでいいか〜 と思いつつ、 ブートデバイスがZFSならHDD1台背負ってもいいかな、という気もしてきた。
_ ということで余ってるHDDを1台潰してZFS rootの設定をはじめた。 Ubuntu 18.04 Root on ZFS にしたがってやってみた。 以前からいろいろ更新がかかっているようで、とくにboot environmentの管理を 想定したboot用のpoolを作っているあたりでいくつか流れが変わっている。
_ FreeNASと、RancherそれぞれがZFSになったので、相互にznapzendでバックアップ 送り合えばよいだろう。その設定はいずれすることにして、rancher/rancherの セットアップをどんどん進める。RKEを入れるところまでは何度もやったので 慣れたもんだ…。 で、ストレージをどうにかするところでいろいろ試行錯誤して 時間をたくさん使ってしまった。
_ Storage Classというやつと、Provisionerをくみあわせると、アプリケーションを デプロイするときについでにVolumeをセットアップしてくれるのでよいと思った。 というか、Rancherで出てくるアプリケーションたちがそうやって入れることを 前提にしているように見えるので、Persistent Volumeを自力で管理するよりは そっちに合わせたほうがよいのだろうと思ったのだが…
_ そういう用途で使えそうなバックエンドは、GlusterFSがよさそうに見えたので セットアップしてみた。FreeBSDでも可能なので、FreeNASのJailの中に 作ってみた。それはそれでうまくいっているように見えるんだが、 Provisionで失敗している。どうやらREST API経由でしか使えないらしい。 軽く調べてみると、Heketiというやつがその用途に使えるらしい。 HeketiそのものはGlusterFSが動いているノードに SSHでログインできるところに入れればいいらしいので、Ubuntu側の dockerで動かしてみた。いろいろミスがあって動かすのに苦労した (スペルミスやら 配置場所間違えるやら) 後、無事に動くようになったのだけど、 いざそれを使って設定をはじめようとしたところ、systemctl とかのコマンドを ssh経由で発行しだして、つまりこれはLinuxじゃないと動かないのかな?ということに ようやく気付いた。
_ Ubuntu側で構築すればいいか、こっちもZFSだし、ということで あらためてUbuntu側にGlusterFSを入れて、すでにセットアップ済の Heketiの向け先を変えてみたところ、たしかに制御できるようになったのだが… どうもこのツールの位置づけがよくわからん。なんかセットアップ済の GlusterFSクラスタのフロントエンドとして動くわけではないような… クラスタ→ノードという管理構造の中で、指定できるのは「device」だけだ。 deviceというのはraw diskのことなので、つまりあらかじめ作っておいたvolumeを 使わせるといった用途を想定しているようには見えなかった。
_ さらに調べてみると、gluster-restapi というモジュールがあることも分かった。 これはFreeBSDにも対応しているようなので試しに入れてみたが… 動いているような、 そうでもないような、よくわからない感じで手が止まった。 解決に向かう努力もいいが、未だにアプリ1こもデプロイできていない 現実を見て、少し取り組みかたを変えなきゃだめなのではという気がしてきた。
_ Rancherを使えばKuberenetesを実際に動かしつつ、概念を含めた知識をオンデマンドで 少しずつ理解できていいかも、と思って触っていたが、 それは様々なことがスムーズに進むことが前提であって、うまくいかなかったり、 途中で置いてけぼりになったりすると、結局どこまでひきかえせば自分が つまずいているところが理解できるのか、というような状態になってしまい、 それなら自分で1から構築してみて、最低限のところを理解してからあらためて やったほうがいいのではないかという気になってくるのだった。
_ 今日は1回休み
_ いつものように本を返すついでに走る…が、なんとなく今日は 青砥に来てみた。立石は図書館が近くにあって、着替えもできてよいのだけど、 駅周辺にコーヒーを飲みながら落ち着ける場所が少なく、そしていつも混んでいる。 金町は、コーヒーを飲みながら落着ける場所はいくつかあるが、図書館周辺の トイレが少なくて落ち着いて着替えられる場所が少ない。 で青砥は… 悪くないかもしれない。近くに図書館はないけど返却用ポストはあるので 返すだけならこれで十分。KFC、ロッテリア、VIE DE FRANCE、サイゼリヤ、 ドトールなどがあるのでどこも混んでて座れないということもない。 あまり清潔とは言えんが着替えは駅のトイレでできそうだし
_ この人の作品は、 葉桜の季節に君を想うということ、 死体を買う男 以来か。 どうも波長が合わないというか、相性の悪さを感じて敬遠していた。 でこの本だが…やっぱり合わなかった。びっくりさせられて、 それを瞬時に不快に思ってしまう、という読み手として 胡麻化しようもない反応が出たので、やはり相性が悪いんだろう。
_ 後付けの理屈を並べるなら、まず、フェア/アンフェアという点では別に アンフェアとは感じなかった。疑問を持った部分をきちんと調べれば 見抜くことができる内容だと思う。私にとって、不快と感じてしまったという以外の 後付けでの問題は2点で、ひとつは、もし仮にその部分について調べて仕掛を 見抜くことができたとした場合、 この小説はひどく気の抜けたものになってしまうのではないか、というものだ。 急所がそこにしかなくて、危うく成立しているミステリというように見えてしまう。 もうひとつは、読んでいる最中に抱いた不可思議さというのが、 仕掛が分かった後により強い驚きに結びついていなかった、というところだ。
_ 2つある、と書いたけど結局は同じことなのかもしれない。 今まで見せられていた世界が突如形を変えた結果、より強い驚きに結びつくのか (A)、 気付いてみればなんということもない、という形に落着くのか (B)、が、 私にとっての評価に直結しているように思う。 見えない精霊の満足度が低かったのも 同じ枠組で説明できるような気がする。この作品は明らかにBだった。 ただそうなると、葉桜〜 はどちらかというと A なので、A であればなにがなんでも 満足だというわけでもないようだ。
_ サイレンを鳴らしながら横切っていった自動車が東京ガスのものだった。 「緊急自動車」というらしい。
_ 別にどうでもいいと思いつつ、こうも執拗に露出されると目に入らざるを得ない。 そして目に入ってみると、出てくる話の前提となる部分をきちんと 説明していないのでイライラする。 私が知らないだけで、世間では周知の話なのでわざわざ 説明していないのかもしれんが…私が正しく理解できていないのは、 吉本との契約というのはどういうものなのか、というのと、 「闇営業」という用語の意味に関するものだ。
_ 吉本との契約については、その所属芸人たちが「契約書がない」 「月収が3桁、へたすれば2桁のことも」みたいなことを、私が物心ついた頃から ずっとやっていたように思う。少なくともそういうことを言っている当人たちは その悲惨な実態の改善を訴えるために喋っているようには見えず、 といってただの自虐とも言えない、芯の部分では苛だっていることを仄めかすような そんな扱いでそういう話題を出していたように思う。
_ 生活笑百科を見て育った世代があの番組から学んだ最も大きいことは 「口約束も契約」というやつだろう (そして上沼恵美子という人の 口の上手さと頭の回転の速さに今でも底知れない実力を感じるのもあの番組の おかげだと思う)。契約書がなければいけない契約の種類も 存在するのだろうけども、少なくとも契約書がない、ということは なくても問題ない契約形態なんだろうな、ということに過ぎないわけだし、 それで困るのはせいぜい揉めたときに「そもそもどういう契約だったのか」 ということを争う際に社会通念を含めてやりなおさなきゃいけない 手間が増える程度だろう。 そして今までそれほど (事務所にとって) 困るような事態は発生していなかった ということなんだと思う。
_ でその契約というものはどういうものなのかというと、 少なくとも雇用契約ではないだろう。 月数十円の振込みで成り立つ労働というものは 存在しないはずだ。 専属マネジメント契約というものらしい。 専属でありながら月1000円を切る収入であれば、 活動だけをして生活はできないので、副業をせざるを得ない、のだろう。 副業に自分の能力を生かしたものを選ぶのは自然な発想だとは思うが、 芸能活動と呼ばれるものを別途やってしまったら専属契約というものに 反するのだろう、たぶん…。なのでアルバイトをかけもちするとか、そういう 芸人の図が出来上がるんだろう。
_ そして、そのような契約であってもそれを継続するというのは、 芸人側にもそれなりのメリットがあってのことだろう。 そしてそのメリットは当座の収入というわけではないはずだ。 一方で成功者はとてつもない収入を得るだけでなく、 それをマネージメントしている人たちが組織内での地位をどんどん上げてゆき、 さらに芸人本人がそういう人達と対等以上の関係を保つことができるという組織像は ちょっと周囲に似たようなものがまったく見当たらないので理解がむずかしい。 才能を搾取して、それに取り込まれずに生き残った人達が強大な権力を得る、 というような、そしてそういうハイリスクハイリターンな世界であることを 甘んじて受け入れている人達の集合、という構図だろうか。 それにしても、というか、そうであれば、というか、 たかが芸能プロダクション内の不祥事に対して番組内で所属芸人が プロダクション批判を展開したり、責任を追及するだけでなく責任のとりかた (会長と社長が辞める) まで指定して、それが果たされなければこっちが辞める、 なんていうことを堂々と口に出したり、 番組内容を改変してその問題を専属的に扱う生放送に変更する、なんてのは いくらなんでもやりすぎではないのだろうか、と思う。 内輪の問題は内輪でやるのがマナーというもんだろう、と思ってしまうんだが、 結局のところこの揉め事自体がエンターテイメント化されることは多くの人にとって 望むべき展開ということなんだろう。
_ 「闇営業」については、小田嶋隆が 「闇営業」の本筋はそこじゃない:日経ビジネス電子版という記事を 6月末に出していて、私とは正反対のアプローチで「闇営業」の用法について 理解していることに気付いた。闇営業という用語を見て、 「闇世界の人間のための芸能活動」のことだろうか、と思い、その後に、 「事務所を通さない仕事」のことらしい、と理解する、という流れになっている。 私の場合は逆、というか、「事務所を通さない仕事」のことを指しているらしい、 と思った後に、どうも「反社会勢力に対する仕事」のことを指しているのだろうか? というような流れ。 というのも、あまりに「事務所を通さない仕事」のことばかりを 問題にしている話題が多かったので、 つまり「事務所を通さない仕事」が「反社会勢力に対する仕事」であるということは 自明だということなのだろうか? と思ったのだ。
_ なお前述の小田嶋氏の記事では、ちょうどその「闇営業」というのは何を指しているのか?という話について
「闇営業」とは何だろうか。 この言葉を知らなかった私が最初に文字面から類推したのは、 「つまり、アレか? 闇世界の人間のための芸能活動ってことか?」 ということだった。 これは実にありそうな話だ。 そもそも、はるか昔の戦前の日本にさかのぼれば、歌にせよ舞踏にせよ 語り芸でせよ、不特定多数の観客を相手に娯楽を提供する芸能の仕事は、 地域や業界ごとの縄張りを管理する任侠の人間や旅芸人を差配するタカマチ の人々やその関係者たちと切っても切れない、渡世人の生業(なりわい) だった。 それが悪いと言っているのではない。 起源をたどっていけば、芸能と暴力団は同じ根っこから発展した別の枝 だという意味のことを私は言っている。 是非を言っているのではない。私は、成り立ちの話をしている。 だから、芸能界で「闇営業」という言葉が使われた場合、それは、ある 種の先祖返りの中で、暴力団の仲介を得た芸能活動が展開され得るという、 ごく自然な推理を述べたまでのことだ。 実際、裏世界の人間は芸能を好む。 芸能界で暮らしている人々の中にも、任侠の世界への親近感を隠さない 人々が少なからず含まれている。 とすれば、「闇営業」は、「ヤの字の人々からのお呼ばれ」のことなの だろうなと考えるのは決して無理な連想ではない。と書いている。この記事が出てすぐ読んだ当時は、 闇営業の指すものに関心があったのであまり気にしなかったが、 あらためて読み直して、そしてここのところの流れを見てみると、 芸能事務所というのは反社会勢力と手を切ろうとしている歴史の流れというのが あるのかもしれない。実際に手を切っているかどうかはともかく、 そのように外には見せているわけで、 今回の件はその急所が見えてしまったというところなんだろう。
_ そんなことを思いながら 島田紳助が激白「松本の発言は別問題やから。でも大崎クビにしたら会社潰れんで」 | 文春オンラインという記事を読んだところ、 「直営業」という用語が出てきた。紳助独自の言いまわしなのかもしれないが、 この記事における「直営業」は事務所を通さない仕事のことであることは明白なので、 そんな便利な用語があるのであれば、事務所を通さない仕事に対して わざわざ「闇営業」なんていう後ろめたさを感じさせる語感の用語をあてる必要は ないだろう。もっと後ろめたい、話題に出してはいけないような「闇」具合が その前提としてある、というのは偏見だろうか。
_ で、吉本の社長が会見してたり、その前に松本が…というあたりの報道を見ながら、 ↑のようなことを思い浮かべながら「どういう会社なんだろうね」と妻に言ったところ 「ヤ○ザでしょ」と言われたので、これほどもやもやが晴れる展開も珍しいと思った。
_ 時間だけを浪費して成果が出ないのは困難な作業をしているからではなく 集中していないからであって、時間をかけてなおかつ成果が出ないような 無駄なことをしていてはいけないんじゃないだろうか、なんてことを さんざん無駄な時間を過ごした後に思うのは何なんだろう。 そしてそんな生活をもう何年もやっている
_ 主人公の狙っているところはある程度見えやすいところではある。 それでも終盤は盛りあがって、そして感動的でもあった。
_ パスワードリセットの要求がありましたが〜〜〜 というメールを月2〜3回 受けとるだけのサービスになっているのでアカウント抹消の手続きをした。 Apple製品にはもう何年も関わっていないし、この先もプライベートで関わることは おそらくないだろう。 仕事でも…まあないだろうな。あっても会社用のアカウントを作るだけの話だろう。
_ もう何年も、 年に1回くらいそろそろログインしてくれないとアカウント消えちゃいますよ〜という メールを受けとってログインしなおす、というサービスになっているので、 この機会にアカウント抹消を…とちょっと思ったが、こちらは保留。 未来永劫使わないということはない気がする。一方でDropBoxというサービスが いつまで続くのやらという感はある。
_ 先週の反省を元に、 Kubernetes Bootcampをやったり、いくつかのhands onのスライドを 追試してみたりした。Kubernetes Bootcampはちょっとボリューム不足だったけど、 hands onをいくつか試しているうちにkubectl を駆使することができるように なってきたのでよかったのかもしれない
_ local-path-provisionerというのを見つけたので試してみたところ、 拍子抜けするほど簡単にStorage Classを作ることができた。 これを常用するかどうかはともかく、先に進めることができたのでよい。 kubectlを駆使する術を少し身につけたので、ちょっと試すときも自分で PVCを作ったりすることができるようになった。
_ 今のところKubenetesが露出してないことによるものなのか、 かえって分かりづらく感じる。うまく動かないときに問題のある 個所を特定したりするのに時間がかかったり、むずかしくてできなかったりする。 もう少しminikubeであれこれいじってみるべきかもしれない。
_ FreeNASのAPIを利用したProvisionerには、 freenas-provisionerと、 freenas-iscsi-provisioner などがあるようだ。 Persistent Volumeはブロックデバイスとして切り出したほうがいいのだろうか? ブロックデバイスの方がホスト側の都合を気にする場面が少なそうだし、 性能的にも有利そうな気がするが… iSCSIならzvolとして切り出せるので ZFSのバックアップの仕組にも絡めやすそうに見える。
_ 腱鞘炎とはちょっと種類の異なる痛み。左手の人差指の第一関節にとくに痛みを 覚える。キーを押したり、弦を押さえたり、ペットボトルのフタを開けたり、 何かを握った状態から手を開こうとしたりする際に痛みがある。 さほど強い痛みではないので耐えられんほどではないが不快ではある。
_ とくに kubectl というコマンドを入力するときのc→t の指の動きがきつい。ので、 ここのところその痛みに気付くチャンスが多い。
_ 以前から閉まるかもしれない、と言われていたがついに 今年の6月に閉店してしまったそうだ。米沢を去ってからの14年は、数えるほどしか 行っていなかったけど、米沢にいた頃は月に1〜2回はかならず行くほど好きだった。
_ だいぶ暑くなってきて最弱の風力では朝方に暑くて目が覚めてしまうように なったので、温度センサーモードを試してみた。正確な名称は忘れてしまった。 とにかく室温に応じて風力を自動的に変えてくれるモードだ。 以前試したときは全体的にちょっと風力が強すぎるのではないかという感じだったが、 実際にこのモードを有効にして、首振りをさせつつ寝てみたところ、 室温が30度近くになっていても汗をかかずに眠っていられる。 汗をかかないのか、かいたそばから乾いているのかは実際のところ分からないが、 いずれにしてもたいしたものだと思う。
_ それはそれでよいのだが、なんだか起きたときの心境というのが爽快、とは 正反対の、なぜ私の身体は布団より下に沈んでゆかないのだろう? という 疑問が浮かぶような身体の重さを感じる。エアコンのオンタイマーと どっちがいいのかは悩むところではあるが… 扇風機直撃で 寝てると翌日に息をひきとっている的な話を以前よく聞いたがあれば デマなんだよね?少なくとも私はそうやって何十年も生きてきた…はず。 それとももう死んでるのだろうか?そうか…あのときわしは…
_ 漠然と指が痛いという感覚はずっとあったものの、ここのところ感じる痛みは どちらかというと人差指の、左手は第一関節、右手は第二〜第三関節、に 集中しているように感じられ、ひょっとして表題のものだったりするのだろうか? あまり他人の指をまじまじと見たことはないが確かに私の指の第一関節はコブ状に 隆起していると思う。
_ で今日は1回休みだったので整形外科に行ってみたところヘバーデン結節の用語が すぐに出てきて、レントゲンをとってもらったところ骨と骨の隙間がほとんどなくて これが痛みの原因であろうという話になった。鎮痛消炎剤 (ステロイドだと 思っていたがステロイドの成分は入っていないらしい。 ジクロフェナクNaゲル1%) の塗り薬を処方されて 一週間様子見となった。これ以上の治療というと、ステロイドの注射やら 外科手術なんてのもあるそうだが、あまり酷使せず、 冷やしすぎないといった日頃の生活の中で症状をおさえてゆく方がよさそうな 口ぶりではあった。遺伝性は証明されていないそうだが母も同じような感じだ。 父方の祖母はリウマチだったそうだが、この結節は自己免疫疾患ではないらしい。 女性ホルモンのバランスに関係するのか、女性の方が圧倒的に起きやすいようだ。
_ まあ安静にして酷使しない、きちんと休ませるというところだろうか。 それは受診する前から分かっていたことだけど、それ以外に方法がない=これ以上 悪くしないように生活の中で努力しなければいけないということが分かったのは 収穫だった。
_ 指への負担という意味ではキーボードよりもスライドパッドやトラックボール、 トラックポイントといったデバイスの「押しながら動かす」というやつの影響が 大きいような感じがしている。指の痛みの悪化を自覚してから左手トラックボールを 一時お休みしているが、それだけでだいぶ楽になったような気がするし… なおbeatmaniaなどはもうやっていないが先日ものすごく久しぶりにやった (どっちやねん) あれ、ひょっとして悪化したのはbeatmaniaのせいなのだろうか? なんか否定する要素が見当たらない。
_ 「非表示」と「ミュート」という機能があって、それを組み合わせると 勝手にメンバーに入れさせられているが別に読みたくもない、かといって わざわざ退出するのも当てつけがましくてあれだよな、というような状態を 軽々と解決できてよい…つまりそこでどのような会話がなされていようと 自分の目に届くことはない… という機能を期待していたのだけど、どうもそういう 動きにはなっていないようで、新着の未読が出てくるたびに一覧に出てくるし 目立つ見た目 (太字) になっているので、何の意味があるのかよくわからない。 どうやら「通知」を無効にするというような感じを目指しているように見える。 しかし私は通知といった機能はもともと無効にしているので、結局のところ 「非表示」かつ「ミュート」にしたところで体感上の違いはほぼまったくない。
_ わざわざ割込ませることに何の価値があるのだろうと思ってしまうほうなので この手の機能はすべて無効にしている。本心では、 TEMASのタスクバーのアイコンに赤い小さな丸がついたり、 Gmailを表示しているとHangoutが来るたびにタイトルを周期的に変更されたり、 といったアピールも無効にしたい気分なのだが、さすがにそこまで無効にしてしまうと 本当に2〜3日気付かないということがあったりすることもあるので 最低限の必要性として受け入れている。
_ もともとIRCには長く憧れていて、しかし見ず知らずの人たちの中にいきなり 入るのは心理的なハードルが高いなあと思っていたので 自分でチャンネル (#sdl-fan-jp) を作った… という経緯があるのでこういうコミュニケーションのツールは嫌いではない。 パソコン通信時代は遠方に住んでいたのでチャットをするというのはかなり覚悟が 必要な行為だったというのもあるかもしれない。とにかく以前はリアルタイムに 会話する、という行為に飢えていた。
_ 過度に干渉せずに自分のタイミングで会話を進めてゆけるというのがよいし、 そのやりとりを決められたメンバーの間で共有できるというのもよい。 なので相談したり何かを知らせたり、というためのツールとしてはとてもよいと 思っているんだが、一方でディスカッションをしたり、意思決定をしたり、 記録を残すためのメディアとしてはまったく適しているとは思えないので、 これらのツールがプロジェクト進行の中で大きな位置を占めるというのは まったく喜ばしい事態ではない。そんなことやっていたら組織や プロジェクト体制とは無関係なところでなされた会話で話が進んでゆくし、 後になって時系列にしたがった動きを探ろうと思ってもむずかしいか不可能だろう。 参加はしないが、観察はする、といった緩い関係を築くのもむずかしい。 他の動きを見て学ぶとか、集積・フィードバックといった動きをとることも むずかしい。結果として、プロジェクトの全貌が見えず再現性のない仕事ばかりに なってしまうような気がする。
_ これらがツールの特性によるものなのかというと、それを便利だと思う人達の 心がけの問題なのかもしれないが、いずれにしてもこれらのツールが急速に 浸透していって、なんかやばいなあと思っているというのが現状だ。 そのやばさは、自分がついてゆけなくなるといったようなものばかりでなく、 その先に見えている問題を止めようがないというもどかしさも含まれているような 気がする。便利なのは間違いないし、組織をまたいだスピーディーな意思疎通が 計れるツールを初めて手にする人も多いので、よいところは生かしてゆけばよいのだろうけども
_ スペースチャンネル5のメインテーマともいうべきこの曲はJazzでは 有名なものらしい。知らなかった。スペースチャンネル5というゲームは この曲で形作られているのではないかと思えるくらいぴったりと合っているので、 てっきりこのゲームのオリジナル曲だと思っていた。
_ 英語で日本の歴史を紹介している本。 まだ半分ちょっとしか読めていないがなかなか面白い。現在につながる日本の 価値観だとか、天皇制の話だとかをきちんと書いているし、 随筆的な書き出しで始まったりして、おっこれから何の話を 始めようとしているんだい?と関心を抱かせる作りをしていたりもしている。
_ 扱っている内容が日本の歴史なので、内容そのものは知っていることばかり、 ということになるんだけど、英語はかなり手ごわい。英語について 手加減をする必要がない本なので当たり前なんだけど、初めて見るような単語も 多くて大変。
_ 鎌倉〜室町あたりの時代の天皇・上皇には後〜〜 というひとが多いわけで、 この本では Go-xxxx という表現になっている。Go-Shirakawa とか。 でその表現を見るたびにGO! 皆川の顔が浮かんできてしまい変な人レベルを おさえるのが大変だ。Go-なんとかはたくさんいるし… 今は Go-Daigo に悩まされているところだ