_ 肩、指、頭、などなどが痛い。PCを使わない時間を増やさないとだめそうだな。
_ 「折れた竜骨」が素晴しかったので、同じミステリ・フロンティアから 出ている古いこちらの作品を試してみた。
_ 「古典部」に通じるような、日常の謎を解きながら進んでゆく流れ。 冒頭から不穏な結末を予感させ、実際その通りの結末になった。
_ 謎解きの原動力も登場人物の苦悩も、日本の、当時の高校生〜大学生という年頃 固有のものなので、十分に歳を重ねてしまった今となっては 臨場感に欠けるというか、共感はあるけどそれは現在進行形であってはいけない、 というような心の鎧がどうしても出てきてしまう。実のところ彼等の苦悩は 今の私の苦悩とまったく無関係というわけではないので、それがかえって 重苦しいのだろう。
_ 昨年出た「王とサーカス」の主人公はこの作品の登場人物のようだ。
_ ノベルスだと一冊の薄い本になっているが、文庫版だと「鏡の中は日曜日」に 併録されているらしい。密室ものであることがタイトルから暗示されている。
_ 謎解きとしては小粒感があるし女将の変貌と感じの悪さがすごいので 満足感は必ずしも高くないが、登場人物でいろいろ遊んでいて、妙な仕掛もあったりで それなりに楽しかった。ボーナストラックみたいな扱いで読むといいのかな…と思う。
_ つづき。 フォントは結局買っていない。さすがに十字ガイドつき枠つきの用紙が 作れないということはないだろうと思う。
_ 禁則とかページ分けのことを考えると自力でPDF作るの大変そうだなあと思ったので LaTeXのスタイルか何かでないもんか?と探してみたところ 原稿用紙用スタイルというものを発見。TeXだとTeXのやろうとしていることを いろいろ潰してあげないと期待通りの出力が得られないようで本末転倒の感がある。
_ 大変といっても別に禁則を破っているから死ぬわけでもないし、 ページ分けも、等幅なんだからたいしたことないんじゃないの? ということで 今はPDFを操作する方を試そうとしている。
_ まだ小学4年生のところを取り組んでいるところなので、6年生分を終えるまでには 2週間くらいの猶予がある。
_ 最近また打ち合わせばかりのターンになりつつあるようで、 昨日は9:30から21:30までほぼ喋りっぱなしだった。喋りすぎた日は 喉の痛みを覚えるし、発声をもっと工夫しないとだめかもしれないなあと思う。
_ 今日は東京なので久しぶりに早起きした。もう6時だとすっかり明るいんだな
_ ヘッドホンの根本が断線しかかっているようだ。MDR-XB30EX/Rというやつで 2013年5月に買ったので、だいたい3年か。たしか3000円くらいだった記憶がある。 今同じの買おうとすると1万くらいするらしい。意味不明。 私が買ったのは赤というよりは小豆色という感じ。とくに不満もなく使っていた。 雑な扱いをしていたので、むしろ3年もってよかったというべきなのだろうか。
_ 「黒い仏」を読む前に読んでいたら、ふざけた小説だ、と不愉快になる パターンだったかもしれないが、慣れてきたせいか、またなんかやってるなあと 苦笑する程度で済んだ。 この、人を喰った構成を、もっと先鋭化させることで逆に娯楽化したのが 麻耶雄嵩なのかもしれない。
_ 過去と現代の密室が扱われていて、どちらも人を喰った真相なんだけど、 現代の方は、なるほどそれは盲点だったなあと素直に感心した。 ここまで綺麗にミスディレクションが効果を発したのを見るのは初めてだった。
_ 電車の中で本を読むことが多くなってしまい、こちらの消費量が少ない。
_ Yuval Noah Harari: What explains the rise of humans? (人類の台頭はいかにして起こったか?)。 本人のサイトを見ると イスラエルの人のようだ。h をまったく発音しない。内容はとても面白かった。 人類は個々の能力によって繁栄したのではなく集団の力で繁栄した、というのは だいたい想像可能なんだけど、ではその集団の力というのはどういう形で 働いているのか、ということが非常に分かりやすく説明されていた。相手が 誰なのかも分からないのに協力ができるのは人間だけで、それは言葉の力も 大きいんだろうけど、共通のフィクション、 たとえば国家とか法律とか、通貨といったものを信じることができる 能力によるところが大きい、という説明はとても説得力がある。
_ そして人間は多くなりすぎて、今後は大量の「役に立たない人間」という種類の 人達の存在が問題になる、というのも、薄々は感じていたけどはっきり言われると やはり斬新に聞こえる。その先の形として2つの可能性を予言しているが、 なんだか終末もののフィクションを読んでいるような気分になるな。
_ Chieko Asakawa: How new technology helps blind people explore the world (視覚障害者が世界を自由に探索できるようにする新技術)。 日本語が第一言語の人が獲得した英語というのを 聞きとりしてみたくてようやく見つけた。 早口になると rやthの発音が怪しくなるようで、 英語発音矯正・英語学校 ザ ジングルズ | J-TEP®レベル一覧"の レベル88の記述がよくあてはまる感じがする。 とても流暢な人だとは思うんだけど、崩れたときの発音がいかにも日本人の英語的で 聞きとりをするとけっこう苦痛。 IBMの「ホームページリーダー」の開発を主導した人らしい。 以前の人は自身の能力を鍛えることで新しい 感覚によって歩きまわることができるということを模索していたのに対して、 こちらはテクノロジーの力で自立を助けるという側面が強くて、 こういう役立てかたを見ると高度なテクノロジーが詰まった機械が 大衆化されてゆくのはやはりよいことだなあと無邪気に感じてしまう。
_ Robert Waldinger: What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness (人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から)。 対象の人達の人生を何十年にもわたって観察するという珍しい研究をしている人。 それだけ長い時間となると研究をしている方も顔ぶれが変わってゆく。 この人自身も研究を始めた人ではなく何代目かの責任者らしい。
_ そういった研究の中で導き出された、人生を幸せにするために最も大切なものは、 というと、一言で言うなら人間関係、ということになるのかな。 それは説得力があるし反対するものではないが、 容易な違和感としてサンプルの偏りを感じる。まず男性だけで、 しかもアメリカに住んでいる人だけが対象になっている。 長年続けているので次の世代の人達も対象になっていて、その中には 配偶者や子供も入っているので、もしこの研究が続けば女性のサンプルは 増えてゆくのだろうし、アメリカの中でとはいえ注意深く サンプルを選んでいるようなのだけど、 やはり初期サンプルが人類共通と言えるほど無作為とは言いがたいと思う。 だからといってこの研究の価値がないわけではもちろんないし、 だいたいそんなところだろうという気はしている。途中でこの人自身が言っているように、 似たような研究は資金不足や後継者不足で頓挫してしまっているようなので、すでに 70年以上この研究が継続しているということ自体の価値は大きいだろう。
_ よい人間関係というのは諍いがまったくないということを意味せず、また、 そういう人間関係は時間をかけて育んでゆくものなので、 重要性を頭で分かっていても、それを実現するには継続した努力が必要となり、 そういう地道な努力は多くの人間にとってとても苦手なもんなので、 よい人間関係を築くのは難しい。 そして人生で何度か自分の周囲の顔ぶれがかわるタイミング、たとえば 進学とか就職、転職とか、リタイア時などがあるので、ある時点でよい関係が あったとしても、それがずっと続くと安心するわけにもいかない。 それでも、よい人間関係は幸せな人生にとって必要なものであれば、 それを求める価値はあるんだろうな。
_ BJ Miller: What really matters at the end of life (人生を終えるとき本当に大切なこと) 。 かっこいい姿と声のおじさんだな。若い頃に感電事故で手足を失ったらしい。 右手は残っているし普通に動くようだが、 左手は肘から先がなくなっているし、両足は義足のようだ。 左の肘から足に抜けるように電気が流れたようなので、その通りに大火傷をして 切断することになった…のだろう。
_ ちょっと早口で耳慣れない単語も多くけっこう手ごわかった。 そして内容は… むずかしかった。分かりづらいことを言っているわけではなく、 むしろ分かりやすすぎるくらいだし、とても大事なことが沢山出てきたと思うので、 消化しきれていない感じ。Shadowingの題材にしてしばらく取り組んでみようかなと思う。
_ そういえば口内炎が途切れなく出来ている。 確かに不快だけど都度思い出す程度の存在だ。
_ 独自の進化という表現がやはりふさわしい。他に例のない、 真似をしようとする人がいるのだろうかという気もしてくるけど、 やはり読書体験としては、この人の作品でしか味わえないものがある。
_ 物語の舞台がどういった所なのか?という点については、さほど意外ではなかった。 2つ思いついた可能性のうち1つだったし、言われてみれば各種の不自然な描写と 辻褄が合うのはこっちだったなと思う。
_ では具体的に何処なのか?は、そんな正確に分かるのか?と思ったけど、 外からこれだけ手がかりというか伏線を与えられているので 文句は言えないか… カレンダーの謎も納得。
_ 「読者が被害者」という、少なくとも私は過去読んだ記憶がないトリックについては、 まあそういう言い方をすればそうなるけど…という感想。 少なくとも読んでいる最中は、 こんなもん読ませやがってという感想を抱かせる=読者が被害者、みたいな話だったら どうしようと思っていたので、そういうことではなくてよかった。 そういう人もいるかもしれないけど。
_ オマージュ対象と思われる他の作品で、 あれだけ苦労して辿りついた「あれ」が、なぜか出発地点にある、という 展開が妙に気に入った。そして、このような舞台になった原因の設定も 巧みで、日本人が迫害されるに至る経過は、 正直なところ妙に教訓めいていて鼻につくものの、 荒唐無稽と言い切ることはできないし、 今の我々にしか感じとることができない感情なのかもしれないと思うと、 やはりよくできていると思う。
_ 不注意からworkディレクトリを失ってしまった。workディレクトリというのは、 PCで何か文書を作ったりプログラムを作ったりといった 作業をするときにまず開くことにしているディレクトリ。以下は顛末の記録。
_ ずっと保留になっていたdictation環境の復活をしようとして、 playitslowlyの改造を済ませた後、Emacsいじりながらその機能を呼び出すために AutoKeyを入れた。 以前作ったスクリプトはVAIOに残してあって dynabookには持ってきていなかったので、 まあたいした手間じゃないしもう1回作るか…と作業を始めた。
_ そもそもスクリプトを持ってこなかったのはAutoKeyが管理しているフォルダに 置いてあるからで、冒頭の定義の通りworkディレクトリに置いておけば 今後バージョン管理をするときにも便利ではないか、と思いそのようにした。 これが伏線の1つ目だ。
_ 作ったり消したり、を繰返しているうちに、 フォルダの中身とAutoKeyが持っている情報に不整合が起きてしまったので、 いったんAutoKeyのエントリを消してみた。エントリを消すと実際のディレクトリも 消えるらしい。ふーんと思った。これが伏線の2つ目だ。
_ で、あらためてフォルダを登録しようとして、 /home/zinnia/work/AutoKey というやつを作って指定しようとしたら、 誤って /home/zinnia/work を指定してしまった。 ここでエントリを消すと伏線2の通りworkが消えてしまうので、 さて、どうしようかなとコンテキストメニューを見ると「切りとり」的な アクションを発見したので、 それを実行してみたところ有無を言わさず 次の瞬間には work ディレクトリが消えていた。 ごみ箱にも残っていないし、extundeleteでも、 関係ないディレクトリはひっかかるんだが肝心のworkディレクトリが まったく出てこなかった。 ここまで清々しいデータの失いかたは久しぶりだ。
_ たしかに消えてしまったとはいえ、VAIOの方には引っ越す前、 つまり今年に入ってすぐあたりの状態が残っている…と思うし、 ZHTを形成しているものの元データはworkとは別のディレクトリにあるし、 MindMapはバージョン管理しているから数日前に戻るだけだろう… (work全体はバージョン管理もバックアップもしていなかった) そう考えると完全に失われてしまったものは少ないかなと気をとりなおす。 唯一仕事に関係する作業ディレクトリについてもバージョン管理していたし、 さらに、たまたま数日前にすべて別のマシンに移動していたのでほとんど問題ない。 それ以外のファイルについては、今年の1月以降取り組んだ内容はだいたい英語がらみ、 たとえばAnkiの問題の元ねたとか、その程度だったので、まあ 入力した内容が失われてしまうのは痛いが、入力が完了した分は Ankiのデータから逆変換できるだろうし、 本当に失われたのはここ2週間分くらいかな…それもEmacsのバッファに 残っていたらそのまま救えるかもしれないなあと思った。これが伏線3だ。
_ 出先から戻ってVAIOに入っているUbuntuの様子を見ようとしたらブートローダーが Windowsしか起動してくれない状態に戻ってしまっていた。別にパーティション 消したわけではないのでブートローダーを復活すれば起動するはずだが、 その日に何か新しいことをやろうとすると被害を広げそうなので何もせずに寝た。
_ 土日は犬たちとたわむれたりで過ごして、ようやくVAIOのUbuntuを起動するための 作業をはじめる。といってもrEFIndのブートイメージをUSBメモリに書き込んで 起動するだけなんだけど… 操作ミスで他のディスク壊したりしたら 目もあてられないのでVMware Playerの中でいじる。なかなかUSBメモリとして 認識してくれず、何回かやりなおしているうちにうまくいったのだが、 書き終わったUSBメモリを抜いたらホストOSの方が刺さった。 結果Emacsのバッファもろとも消えてしまった。 さっさと保存しておけばよかったものを、 今度こそ完全に作業中のファイルを失ってしまった。 さらに再起動したらfsckを手動でやりなさいという昨今まだあるのかというような メッセージが出て、fsckをした。fsckによってさらに被害が拡大することもなく、 無事に復活したようだ。 というわけで、一部データを除き4ヶ月前に戻った。
_ AutoKeyの恐しい仕様はどうかと思うし、今自分がやっている作業が そんな重大な結果をもたらすという意識がまったくなかったのだけど、 そういうことを起こさない努力と、 バックアップをしていないこととは問題の質が異なるし、 バックアップを先送りにしていることは何度痛い目を見ても 繰返してしまうものなのだな、と我がことながら呆れてしまった。
_ 目の前が暗くなるようなトラブルというのは最近あんまりなかったので 新鮮だった。 こういう、どう言い逃れしても自分が招いたミスで、自分自身にしか 影響のないダメージを受ける、という体験をさせられたことがとても 新鮮で、目が覚める思いだ。 世の中には取り返しのつかないことが沢山あり、 起きてから悔やんでも仕方がないのだ。という当たり前のことを突きつけられた気分。 教訓らしきものを書くなら以下のような感じになる:
_ 東京行きなので早起き。いろいろ考えごとや調べものが溜まっているので ちょうどよい。
_ 昨日の夕方に家の近くで火事があったらしい。 犬たちが心配だったので定時で帰ってきたところ、 まだパトカーやら消防車やらが道路を埋めていた。 近くといっても2ブロックくらいは離れているのと、風向きの関係で家の方には 煙を含めほとんど影響がなかったようだ。
_ Shureは初めて。ここ20年くらい惰性でSONY製品を使いつづけてきたので 他メーカーのイヤホンというのもとても久しぶりだ。
_ 今まで使っていたものと異次元の音がするとかそういったことはなく、 普通によいと思う。Shureのイヤホンは耳のかけかたというか、向きというかが 私の知っているものと違うものが多いんだけど、この機種は私の知っているやりかたも、 Shure独特のやりかたもどちらでもOKになっているようだ。
_ ケーブルは太くて頑丈そう。その分曲げには弱いようにみえるので断線に強いかどうかはなんともわからない。
_ 日本だとエイジングと呼ばれるようだが、聞く前にやる慣らし運転みたいなもの。 しかしこれやらないと駄目派と、やっても意味ない派だけじゃなくて、 やってはいけない派というのもあって、同じ現象に対してそこまで矛盾した 意見が共存するなんてそんな出鱈目な話があるかと思っている。
_ こういうときに起きているのは、三者三様に出鱈目な場合と、 ある前提条件の下で正しいものに対して、 受け取る側が意味を感じているかどうかという違いが出ている場合があるのだろう。 容易に思いつく違和感としては、そんなに効果があるなら 出荷前にやっとけばいいじゃないかというものなのだが、 慣らしにもいろんな種類がありますとか、効果が持続しませんとか、 そういうことなのかもしれない。効果が持続しないのはともかく、 いろんな種類があります、というのはどうも納得しがたいけど。もともと イヤホン設計時の周波数特性というやつがあるのだから、今更慣らしの仕方で 特性が変わったところでどうということもないと思うので。
_ で結局私自身は面倒なのでやっていない。何百時間もホワイトノイズやら ピンクノイズやらを聞かせ続け、しかも連続でやるとダメージを与える 可能性があるので休ませつつ…なんて面倒でやってられるかと思ってしまうのだった。 エイジング専用の音声がYouTubeにあるので、それを使えばいいのかもしれないけど。
_ さて、workディレクトリ消失事件を経て同じ失敗を繰返さないためにも バックアップを先送りにしてはいけないという、人生で何度思い知らされたか 分からない教訓を再度確認する。
_ ちょうどFreeNASの環境を作りたいと思っていたので、 この機会に構築をしてしまおうと思う。ドキュメントの言い草を信じるなら メモリは最低8GB必要らしい。ドライブは最低2台必要なので、 そうなると最近のちっこいPCではちょっと能力不足かもしれない。
_ それなりのベアボーンを買って構築するとなんだかんだでけっこう金がかかる。 あんまり能力が高くないけどメモリは沢山積める、というものはそこそこ あるんだけど、3.5インチのドライブを積める、まして複数台積めるとなると いきなり高くなってしまう。 ちっこいPCと外付けのドライブで構築するのが現実的なのかなあ? どうせFreeNASはRAIDを組んだデバイスからブートできるわけではないし、 匡体の中に全部入れることがかならずしも有利とは限らないのかもしれない。
_ 外付けをするには今でもeSATAかUSB 3.0かという選択肢しかないようだ。 eSATAは目が覚めるほどには早くないとか電源供給できないといった問題以前に ケーブルが抜けやすいというあれが普及せずに滅びゆく 理由なんじゃないのかという気がしてならない。抜けやすくて本当に助かったわ、 というようなケースがこの規格の用途から考えてあるとは思えないんだが
_ 15年前に中古で買ったはずのCD。久しぶりに聞きたいと思ったら見当たらなかった…。 なので買いなおした。
_ この中では「羽根枕」がとくにすばらしくて、 囁くような歌声というのは今まで経験したことがないものだった。 「眠れない夜はため息が踊る」は、 本来あまり好きなジャンルの曲ではないのだけど、歌詞の力が凄くて好きになった。 以前も書いたかもしれない…
_ 暑かったり寒かったり忙しい。
_ 面白かった。意外な方向に進んだわけではないし、出てきた装置のことを見れば 起きることはだいたい予想はつくわけなので、 そういう意味での驚きはなかったのだけど、 主人公が置かれた状況は怖いな。これだけ精巧な装置があると、もはや何を 信じていいのやら
_ 主人公が導き出せなかった真実を叙述の中で確定できるのか…? できないような気がするので、ミステリとして楽しむことはむずかしいのかもしれない。
_ ボリュームが少ないので通勤の片道で読むことができた。 大人にとっては見え見えの真相を、 主人公がどこまで理解しているのか…という読みかたになるのかな。 大人が読むと、子供は何も分かっていないと思いがちだし、 大人になれば分かるんだろうな…という読後感を抱きがちだけど、 この主人公はかなり本質的な部分を理解しているように思うので、 同年代の少年少女が読んだらどんな感想になるのかは知りたい気もする。
_ なにやら強風が。
_ 久しぶりに開催。今回は、 自宅のストレージ環境について結論を出す、ASP.NETの勉強をする、 PowerShellを少し眺めておく、といったことを予定して望んだ。
_ ストレージについては、下手にコンパクトなものを選ぶと高くつくし、 ストレージのためのスペースを別途確保しなければいけないという問題がある。 プリインストールのOSも無駄になるし。 「格安サーバ」というジャンルは、ここ1〜2年は円安の影響なのか 新しいものが出ている気配がない。そもそもサーバ製品を自宅で使うという 発想をする人がもうあんまりいないのかもしれない。 したがって、格安サーバを買おうとすると当時とまったく同じか、 大差ないスペックの機械の、 売れのこっているものを当時よりも高い値段で買わなければ いけないことになりまったくうれしくない。
_ 自作PC…というのは、今となっては別に格安でもないし、 うまく動かなくなったときにいきなり面倒になる。 でもショップブランドのBTO的なやつだとカスタマイズできて、しかも dosparaみたいにOSなしだと安くなるようなので、これも手かなあと思う。 とはいえ、 業平に住んでいた頃にTsukumoのAeroSlimを使っていたけど、あれは故障が 多くて不満の残る内容だった。ずっとつけっぱなしにするに足る部品構成かどうか という問題はあるのかもしれない。
_ @Sycomというところが出しているRadiant VX2400H97というやつが、無理のない デザインで、さほど高くもなくていいかもしれない。
_ ということで注文した。HDDは他で買ったほうが安いので別途手配することにした。 なんだか悩みつづけるために勉強会に出席したような気になってきた。
_ Linuxでバックアップというと未だにrsyncやらdump/restoreやらAmandaやら なのだろうか…と思いながら UbuntuのDashホームでBackupと入れたらこれが出てきた。Time Machineみたいに 何も考えずにバックアップとりつつ、復元のときに必要なものだけを 取り出すようにできているのかが分からない。使ってみて評価ということかな
_ これ。 たぶんいきなり壊した。コンバータ (CON-50) を刺したところ、 カチッというべきか、パキッというべきか、バキッというべきか、 今になって考えてみるとバキッだったんだろうな、という、いずれにしても 小気味のよい音がしたので、きちんと嵌まってよかった、と思ったんだけど、 本来密着しているべき個所、つまりペン先をホールドする部分と、 それよりも少し太くなっている軸の部分が分離してしまった。 分離した個所を見ても、何かが折れた感じがしないし、別に利用上の支障は ないんだけど、あまり気持のよいものではない。 500円くらいのもんなので使うだけ使って卒業すればよいのだろうけど…
_ とても細い字が書けるので、これで練習帳をやると、 少しでもお手本から外れた角度で線を引いたり、 誤ったトメ・ハネ・ハライをするとすぐに分かるので、 本当に胡麻化しがきかない。卒直に言って今まで練習に使っていた万年筆に 比べるとあまり気持のよいものではないが、まあ練習なので気持よいばかりでは 駄目なのだろう。
_ 倒叙型なので、過去に起きた誘拐事件も、進行中の誘拐事件も、 犯人が誰かとか、動機の部分は特に謎ではないし、 とくに過去の事件はわりと見え見えだったのでこれを伏線として使われたら かなり満足度の低いものになっただろう。
_ 進行中の誘拐の方は、どうやって成しとげるのか?を読みとるような読みかたに なるんだろう。 なんだかあの日本映画の怪作「誘拐」を思い出すな。
_ 少し古い作品なのでそこで使われているテクノロジーは少し古いけど、 今のテクノロジーに置き換えたら劇的によいことが起きるとも思えないし、 今となっては実現不可能というトリックでもないだろう。そういう意味では 古さを感じない。
_ 同じ作者の初期の作品。こちらの方が面白かったように思う。 狂言誘拐に乗じて何かをしようとしている人がいて、その人の目的や動機などは はっきりとは出てこないので、狂言誘拐事件を起こしている人達との緊張関係が ずっと続くし、仲間割れや裏切りなどもあり、高度な頭脳戦を見ているようで 楽しかった。
_ 身代金をどうやって手にするかというあたりは少々見え見えだったような 気もするけど、題材によく合っていてインパクトがあった。 別のトリックは、こちらも見え見えだったはずなのに私は気付かなくて、 鈍いにも程があると呆れた。まあそういう鈍さがあったほうが楽しめるのかもしれないけどね!
_ HDDを2発注文した。3〜4発買ってRAID-Zなどを構築する手もあるんだろうが、 今回注文したPCはさほどCPUが豪華ではないし、メモリも16GBなので、まあ RAID1でよいだろう。
_ 頭痛。
_ 意外だった。来週新しいkindleが出ますという話が先週あったときは、 もっと大きいサイズのものが出るとか、あるいは今となってはたいして差がない PaperWhiteとVoyageを統合したようなものが出る、 といったあたりを想像していたので、 さらに上位機種を出してくるとは。
_ なんだか、これじゃない感がすごい。 世間でも似たような声が多いような。 防水とかカラーという期待もあったようだ。 そっちは私はほとんど期待していなかったけども…。 たしかに軽くて持ちやすくて明るくなって 電池があほみたいにもつ、というのはどれもうれしいことだと思うけど、 それが最上位機種として出てこられると、それを欲しいと思うことは かなり難しい。
_ kindleのヘビーユーザにとって最高の読書体験を与えることはamazonには 重要なことなのかもしれない。 私はkindleに取り込まれるのは心地よい感じがしない程度のライトユーザなので この端末の価値が分からないのかもしれない。 今使っているPaperWhiteに大きな不満がないというのもあるか。 それとて譲っていただいたものなので自腹で買ったわけではない。 今この機械を失ったら即座にかわりのものを買うとは思うけど、 そのときに買うのは…やはり Paperwhiteかなあ? 無印にフロントライトがついたら それで私の用途はだいたい満たされるのだけど…
_ PCの代金振り込んだ。HDDも間もなく来るだろう。 今週末に作業できるといいな。 あとはUSBメモリを2本くらい買えばひとまず必要なものは揃うので、出費としては 6万前後というところか。 欲張ればもっといいものを買うことも可能だったかもしれないが、割切りも必要だろう。
_ 当分週1〜2回は都心に出ることになるので、早起きしつつうまいことやろうと思う。
_ ASP.NET 4 Tutorialを見ながら勉強した。
_ WebFormsのことは多少知っていたし、MVCのことも存在は知っていたけど、 Razorというのがあるのか。WebFormsのサーバコントロールは、 登場当初こそ画期的だと思ったもんだけど、 今思うとちょっと野暮なところを感じる。Razorはその点スマートな感じを受ける。 仕事で触るわけではないので気楽な感想だが…。
_ 導入部はだいたい分かったしこれを手がかりにソースを読むこともできそうだけど、 1から勉強したり教えるためにはやはりテキストが欲しいところだ。でもどれも 高いんだよな。そして評価が一定しないものばかりだ。それだけユーザ人口が 多いだけだという話なのかもしれないけど。
_ 昨日よりも涼しい。寒いくらいだ。
_ 睡眠のリズムが狂っているせいか昼間の眠気が強くなってきた。 規則正しく、十分な睡眠という原則を守りたいところだけど、 実際のところなかなか難しい。
_ よかった。 ミステリとしては、残念ながら見え見えで、 意外なところはほぼまったくなかった。 私でもここまで見え見えだと思うのだからよっぽど分かりやすいのだろう。 もちろんこれがミステリとして仕掛のある本だというつもりで 読んでいればという話で、注意をしなければ分からなかったかもしれない。 いや、わかるかな… それくらいあからさまだった。
_ 描かれている「人間」は現代的ではあるものの説得力があるし、 失われた環の中に主人公が意図せずにはまってゆく様子と、 強い印象を抱かせる結末はよかったし、 先が気になって一気に読み進めたのは事実としてそうだけど、 この構造が、先を読ませる力になったのか…よくわからない。 私個人に関して言うなら、ミステリを探して行き当たった本なので、 それでよかったのだと思う。
_ 勉強する。身のまわりにはバッチファイルやJP1 Scriptのスクリプトファイルが 溢れているんだけど、バッチファイルでスクリプト書くのはけっこう大変だし 読みづらい。JP1 Scriptはたいしたことができるわけでもないのに高い。 JP1ときちんと組み合わせて使うとかならともかく、単体で使っていても特に すばらしいとは思えない。統合開発環境も古臭いし…。
_ Windows PowerShellは登場当初こそ、 こりゃUNIXのシェルスクリプト環境よりもすごいものが できたと思ったもんだけど、バッチファイルかさもないとJP1 Scriptだという 世界の住民に与えるのがこれかと切ない気持になるな。 今更VBSやWSHなんて触りたくないし、UNIXのスクリプトの世界が 手放しで素晴しいもんだとは思っていないし、 たしかに PowerShellの拡張性やパイプの考えかたは確かにUNIXを超えていると思うけど…。
_ ちょっとしたツールの組み合わせでどうにかするのがシェルスクリプト、 それよりも高級なことをしたければスクリプト言語や普通のプログラム言語、 サーバ管理だとやっぱり大抵の場合はシェルスクリプトに逆戻り…というような世界で さほど困っていないので、 もうちょっと穏当な回答があってもよかったんじゃないのかと思ってしまうのだった。
_ そういえばPashというのがあった。 もう長いこと動きがないようだけど…今は GitHubのほうがメインのようだ。
_ 凝りやら腱鞘炎やらがひどくなっている。休ませないとどうにもならんだろうけど 腱鞘炎はともかく肩こり腰痛系やどう休めればいいのやら…と思う。
_ 難解だ。今まで読んだこの人の他の作品、ほとんどはバカミスだったけど、 結局何だったんだ?というような読後感を抱くものはなかった。 一方この作品はかなり難解でややこしい。 自分の理解力のなさを棚に上げて、滑ってるんじゃないのかと思ってしまうほどだ。
_ バカミスではないのであっと驚く仕掛などはないし、 およそ実現可能とは思えないトリックに理性的な解決を期待できるわけでもないし、 ホラーという方が近いのかな。ぐろいし
_ 書き忘れていたが口内炎があって水飲むのも喋るのも億劫だ。 口内炎そのものは日常的にあってわざわざ書くような ことでもないが、今回は久しぶりに自我を奪われるほどでかい。 そして口の中全体が炎症を起こしている感じもあるし口内炎周辺は なんかいろいろ凹凸が激しくなっていて、全体的に我が身でなければ 正視を躊躇うぐろさだ。
_ これはうまいな。登場人物が少ないので、 一見無関係に思える2つの出来事がどうつながるかという話になった際にとりうる形は そんなに多くないわけで、まあ当然そうなるよな…というような 読みかたをしていたら、何度も使い古された手口にまんまとひっかかっていた。 読み直してみたら巧みな表現で誘導されていることにあらためて気付いて悶えた。
_ これは技巧を読む小説なのかなと私は受け止めている。 心に残るような物語があるわけでもないところは、 オマージュの対象になっていると思われる そして扉が閉ざされたに通じるものがある。 オマージュと言いつつ告白合戦するわけでもないので意表をつかれた。 分量が少ないので通勤の片道でほとんど読めてしまった。
_ 昨晩来た。さっそくHDD塔載して使い始める。
_ 荷物の中にマザーボードの箱が入っていて、 えっこれって自分で組み立てるやつだっけと一瞬慌てたが付属品入れであると 書かれていて安心した。HDDはすでに購入してた2台を入れた。 どのねじを使えばいいのかは書いてあるがどこで固定するのかは書いてないので 少々不親切。
_ フロント上面に電源スイッチやUSB端子などがあって、 これはすっきりしていいかもしれないと使う前は思っていたが、 デバイスを刺すと何かの衝撃で曲げてしまいそうで (実際USBメモリを1本曲げた)、 そして電源のLED (白) が衝撃的な眩しさでたまらなかった。 中は余裕のある設計なのでその点は予想通りでよかった。
_ さっそくUSBメモリにFreeNAS 9.10-RELEASEを入れる。 9.10-RELEASEは、ベースになるFreeBSDは10系になっているらしい。 FreeNASの10系はUIを刷新することを想定しているらしくまだ出てこないようだ。 などといったことをjkhが書いていたように思う。
_ でインストールして、アップデートがあると聞いてやって再起動したら 再起動中にgiving up的なメッセージを出してそれっきり起動しない。 USBメモリを別のところに持っていてもブートしないので、そっちがおかしいようだ。 なんやそれ。曲げたからだろうか。そんなはずはないと思いつつ夜も遅いので寝た。
_ 起きて会社に向かう途中でUSBメモリを注文した。夜には届くらしい。 へたしたら友達に買ってきてもらうより早いんじゃないかという気がする。 持つべきものはamazonだな! (哀)
_ そういえばZFS入ったんだよな… 触ってみたい。 バックアップもzfs send一発でできると思うと夢が広がる。 なおFreeNASのドキュメントの教えに従うとdedupする場合は 1TBあたり5GBくらいのメモリを余計に持っていようね! ということなのでノートPCで遊ぶときはそういうものを 聞き流す勇気が必要なのかもしれない。あるいは単にdedupをやめるとか
_ 自分で選ぶことすら億劫な瞬間があって、誰かが選んだものに文句を言っている方が 楽であるという側面もあって、そういうときにこういう サービスで漠然と生きることも必要な気がする。 という駄目人間の見解はともあれ、 プライムミュージックがあればこういうのがあってもいいという話なのだろう。
_ 肌寒い。そしてひどい頭痛。
_ 鮎川哲也は初めて読む。少し前の世代のミステリー作家の活躍した年代がいまひとつ よくわからない。島田荘司以前、江戸川乱歩以後といったらいいのだろうか、 先日読んだ岡島二人とかは最近寄りの人だと思うし、横溝正史は江戸川乱歩と 同時期か少し遅れている時代の人だと思う。というくらいで、 坂口安吾とか、高木彬光とか、松本清張とか、西村京太郎とか、この人とか、の 前後関係がわかっていない。
_ ともあれ、この作品は発表後そろそろ40年になるので もう古典と呼んでもいいのだろう。 手がかりはすべて眼前にあるというほどでもないけど、 思わせぶりな伏線とそれを裏切る展開の繰り返しは面白かった。 いくつかの伏線はなるほどと思わされた。
_ しかしやはり40年たって独自の変化を遂げたミステリの世界の刺激に慣れすぎて しまったのか、すごいものを見せられたという感じがない。 もっと若くてミステリを読んだ経験が浅い頃に読むとか、もっと歳をとって 最近の浅薄はミステリについてゆけんというような心境になったら もっと楽しめるのかもしれない。
_ USBメモリを交換してみたところ、updateしてもbootしないという問題は 起こらなくなった。shutdownの途中で止まる問題も、 この あたりと 同じ問題だったようで、updateが済んでからは問題なくなった。
_ さていろいろ設定などをしようか…というところで あまりFreeNASの基本的なところを理解していないことに気付いた。 以前ひと通りドキュメントは読んだけど、当時はあまり真剣に使う気がなかったので 実際に自分が使うつもりでもう1回読みなおさないといけないかなあと思った。 なので作業は一時中断。そういうことは機器の手配中にやっておけば 無駄な時間を過ごさずに済んだわけで、 しかもそれは最初から気付いていたことだったので、 分かっててもなお人は何もしないもんだと思った。私だけの問題なのかもしれないが
_ ファンの音はとても静かなのでよい。LEDが眩しい話は昨日書いたか。 ミニタワーということでもうちょっと小さいものを想像していたんだけど、 ちょっと机の上に置いておくには邪魔かなと思える程度には大きい。 まあ3.5インチのドライブを4つ余裕がある状態で積めるので贅沢は言えないか。
_ 見た目よりずっと軽いので扱いは楽だ。RGB/DVI/HDMIの端子がそれぞれあるので どれでつなげてもよい。 今のところFreeNASでデスクトップ環境を作るつもりはないのでRGBで十分だけど…
_ だるい。
_ workを失ったときに消失したAnkiの教材を再度入力し始めた。 実際にAnkiをする前に復習ができてほんとうによかった。
_ これも難解だな… しんどい思いをして読んだけど、それに見合うものを得られた 感じがしない。「迷宮 Labyrinth」と同様滑ってるんじゃないと言いたくなってしまう。 なにしろ読んでいる内容がそんなに面白くない。 仕掛けのためだけにあるものなのだからそれでいいのかもしれないけど、 内容それ自身に読み進めさせるものがなければどうにもならんような。 そうでないと単にまとまりのない、気が散るような文章の集まりになってしまう。 「紙の碑に泪を」に通じるものがあるのかな。
_ 口の中の荒れ具合がひどい。口内炎も増えている。
_ そろそろ更新の時期なので手続き進めるか… と思って手が止まった。 なんか値上げしているような。去年まで25$だったはずなのに 今回は40$になっている。2年だと72$。 そんなアナウンスあったっけ?と調べてみたがとくにない。 40$って、risky-safety.org よりも高いぞ。さすがにちょっと馬鹿馬鹿しいな。
_ 特にJavascriptにもnode.jsにも思い入れはないけど、JSON前提のWebサービスを 軽く作るならこれでもいいんじゃないかと思って試してみた。
_ Tutorialみたいなのがあったのでそれに従ってやってみた。 あんまりWebに特化していないというか、標準ライブラリの範囲だと routingも自力でやらなきゃいけないのかと驚いた。でもそこも自力でやることで 比較的コンパクトにWebサービスを作ることができたのでよかったのかもしれない。 expressというフレームワークがあるようだけど、今回は それを使うまでもないし、これで十分だと思った。
_ 眠りの牢獄がよかったので 同じ著者のこちらを試してみた。 さすがにこれは…ちょっとあからさますぎて意外性はなかった。 読み切れていないもっとすごい事実があるのか?というと、 それは考えづらい。
_ 私自身は読解力があまり高くなくて鈍い方だと思うんだけど、 あれこれ検索してみると、 私が読めている程度のことすら読み切れていない人があまりに多くて驚く。 こういう人達が楽しめるミステリと、私などとは比べものにならないくらい 訓練されたミステリ読みたちが楽しめるミステリの間にはとてつもないギャップが あるんだろうな。そうなるとミステリを小道具にした小説という体裁は、 謎とも言えないような小賢しさを感じるか、あるいは 単に読みづらさを感じさせるだけでかえって不利なのかもしれない。
_ チェーン・ポイズンは、あからさまではあったけど 印象深い物語だったのに対して、こちらはそこまで印象深い話ではなかった。 たしかに切なさを感じさせるものはあるけども。
_ Ubuntu 16.04 LTSの Release Notesに ZFSのことが何も書いていないのはどういったわけなのだろう。 ZFS on Linuxがライセンス上GPLと競合するかもしれないという話は 以前からあったわけだし、それを敢えてLTSに載せてきたというところに もうLTSに入れちゃったもんねー的意思を感じるわけなのだけど、 それにしてはRelease Notesに何も書いてないというのはちょっとよくわからない。
_ TOEIC申し込んだ。6/26なのでちょうど2ヶ月か。ここ2ヶ月ほどミステリ読むのに 忙しくて移動中の学習がおろそかになっているので、連休もあることだし少し 見直してゆくことにする。
_ 倉阪鬼一郎の著作リストの中で「バカミス」マークがついているのはこれが 最後だと思う。似たような趣向というべきか、 雰囲気の作品はここ1ヶ月前後で2冊ほど遭遇しているが、 そのうちの1冊の方が切れ味は鋭かったように思う。 こちらの作品の方が大がかりだと思うけど。
_ いずれにしても、世間一般でバカミスというと思い浮かぶのはむしろ こっちの傾向なのかもしれない。
_ 会社は駅のすぐ向かいにあって、駅のまわりには食べるところがそれなりに あったんだけど、ミスドが先月一杯、マクドが4月中旬にそれぞれ相次いで 閉店してしまったので一気に食べるところが、とくにコーヒーを飲めるところが 減ってしまった。
_ どちらも別に利用者が少ないわけでもないと思っていたけど、この駅前で飲食店を やるのは割に合わんのだろうか。何年か前にサイゼリヤも閉店してしまったので、 飲食店にすら見放される街なのかと驚きを隠せない。 まあこの街に居住している人達は駅に着いたらすぐにバス停に向かってしまうので そもそも利用する施設といったらコンビニくらいしかないのかもしれない。
_ それでもレイクピアの中にはまだロッテリアとサブウェイがあるし、 駅ビルの中にはVIE DE FRANCEもあるので、 完全に見放されたわけではないらしいので私も元気に生きてゆかなければいけない。
_ BQ Aquaris M10 Ubuntu Editionはその後さっぱり話を聞かないな。 その後というのはどの後かというと、pre-order始まりました、という話の後だ。 発売されます、注文始まりました、という表面的なニュースはたくさんあるが、 届いた! とか、使ってみた! という記事がおそろしく少ない。 私が見つけたのは techrepublic.comというところの記事くらい。 たしかにWindow modeにするととたんに遅くなるというのは動画でも感じていたので、 これハードウェアスペックの限界なのか、Ubuntu Touch側で改善の余地があるのか いまいちわからんな… とは思っていた。
_ そんなことを書いている暇があったら買って支援すればいいのだが、 サーバ機を買ってしまったので少し旬を逃してしまった感がある。半年後くらいに 再度検討する頃には別の選択肢もあるといいな…
_ 日本語版サイトもあるらしい。SCP財団。 久しぶりにロースおじさんのところ 見に行ったらなんか紹介されてた。 どうやら世の中には愛好者が多いようで 検索してみたら解説サイトやら動画やらが出てきた。私は存在すら知らないまま 何年も生きていたらしい。 クトゥルフ神話よりはとっつきやすそうだ。
_ ボリュームがあって面白そうで仕掛がある英語のサイトということで 読もうかなと一瞬思っているものの、 基本怖いものには近づかずに生きてゆきたいと思っているほうなので悩む。 「くねくね」とか今でも思い出すだけで怖いしね…! しかし ミステリを読んでいると流れ弾のようにホラーを読まされることもあるので 安全に生きるのは難しい。
_ おじさんは ナミキファルコン買ってたり 多趣味な人だな… POVの話見たら見たくなってくるし、 不思議な人だ。