Zinnia hacks tomorrow. (2015/11)

2015/11/01 (Sun)

_ 最近は東京に出ることが多いので、会社の近くの松屋で毎日のように 納豆ごはんを食べて、夜は酒飲まずに野菜中心の生活をしてみたところ 少し元気になったような気がする。蕁麻疹も少し落ち着いた。 まあ土日は少し睡眠時間を長目にとっているというのも効いているのかもしれない。 とはいえ 休みでも6時前にいったんは目が覚めてしまうので 習慣というのはおそろしいもんだと思う。

_ そして蕁麻疹の原因は小麦粉なのではなかろうかという気が少ししている。 ひどくなったときは だいたい麺類喰った後だということに気付いたので…

_ 忙しくてあほばっかりで気が狂いそうなので、そんな折にUbuntuのアップデートが 降ってきたので、入れてより切羽詰まってみようかと思ったら例によって ディスクが足りんと怒られた。先代のIT神が自重を求めているのかもしれない。

_ 3244M必要であと640Mあけないといけないらしい。

_ Adobe Readerを入れかえたら再起動を求められたり読み上げが云々と毎回 起動時にダイヤログを出してきたり、「ファイル」「編集」にショートカットキーが なくなっていたり、サイドバーの消しかたが分からなかったり、 本当に人を苛立たせることしかしない会社だなという思いを新たにした。 早く潰れてくれと思った。


2015/11/02 (Mon)

_ あほはすぐにはいなくならないし、あほはあほのままなので改善の余地はない。 自分以外のすべてが気に入らない。病的な思考だな


= PPP over TCP

_ PPPとその上位を移植しなければいけない案件が発生して、 下位は3Gとかでわけわからんので、せめて上位と下位は別々に開発したいなあと 思いいろいろと環境を模索していたところこのようなものが存在することを知る。

_ FreeBSDの/usr/sbin/ppp、なつかしい。昔はIIJ-PPPと呼んでいた。 こいつのdeviceにtcpなどを指定すると、直接つなげてPPPフレームを流すということが できるらしい。

_ ポートフォワーディングを駆使しつつ飛んでいるパケットを見てみたところ、特別な ヘッダ等はなく単にPPPのフレームがそのまま行き来しているだけのようだった。 なのでこれから移植するPPP以上の部分に対して、下位をTCPで投げるというような ものを作ってあげれば、FreeBSDのpppdで対向の試験ができるし、 下位の3Gあたりが組み上がったらそっちに載せかえるということが できるし、また逆に、下位の3Gあたりが組み上がった段階でTCP⇔3Gの転送を 作ってやれば、PPP over TCPすることで/usr/bin/pppを使って上位の接続を 試す、などいろいろ柔軟に対応できる。


= FreeBSD

_ 今は10.2-RELEASEというものらしい。インストーラでzfsを選べるようになっていた。 すごい。まあ今回は無関係だしメモリ厳しいのでffsにした。


2015/11/21 (Sat)

_ 久しぶりに休みらしい休みがとれた。いろいろ腹の立つこともあるが、 それらは追ってまとめたり消化したりする予定。 今週前半に最大の山を超えて、後半は睡眠時間を増やしつつ体力回復を 計ったので、今日もそこそこ早起きして、ようやくPCをいじる時間がとれたという ところだ。


= 最近のTEDICT

_ ここ1ヶ月は東京事務所に出勤していたので、そもそも移動時間が短かかった。 半蔵門線の15分足らずの間しかやっていなかったけど、少しずつやっているうちに それなりにこなしていたらしい。1ヶ月以上まとめるのをさぼってしまったので 取り組んだ順番をあまり覚えていない。

_ このあたりからNexus5Xで取り組み始めた。キータイプの精度は少し落ちるけど 続行困難なほどではないし、なにより軽いのでAQUOS PADのときに感じていた 指の負担がほとんどないのがありがたい。

_ Jorge Soto: The future of early cancer detection? (早期癌検出の将来は?)。 ネイティブの人ではないので発音がちょっと独特。 micro RNAというやつをマーカーとしてがんを早期発見する、のだそうだ。 DNAよりもちっちゃいので対DNAで使えていた技術が使えないのでそのあたりの 技術から作らなきゃいけないらしい。そして検出器として唐突にスマホが 出てきて、そしてこの一連の技術がオープンソース化されているという話らしい。 症状が出るまでがんが発見できないという問題が解決されることはよいこと なのだと思うけど、目に見えないほど小さいがんが見つかったときに それをどうすればいいのかな。でかくなるには年単位で時間がかかるのだから、 ゆっくり考えればいいのか。

_ Barry Schwartz: The way we think about work is broken (我々の仕事の考え方は間違っている)。 アイディアのテクノロジーという考えかたが出てくる。 聞いた限りでは、社会を作りだす力という感じなのかなあ? モノのテクノロジーは駄目なものは消えてゆくけど、アイディアのテクノロジーは 駄目であってもそれを支える人が出てきてなくならない。生活様式や組織といった 社会の形が変わってしまうから。らしい。人間は生来怠惰なものでありきちんと 管理しなければいけないという誤ったアイディアがライン勤務みたいなものを 作り出して、それがある限り仕事の形は変わらない…といったような感じ? もっともな話だと思う。ここから得る教訓は、現状の社会から望まれている 労働者のあり方というのは自分の幸せに結びつくとは限らないということだろう。

_ Salvatore Iaconesi: What happened when I open-sourced my brain cancer (がん治療をオープンソースで公募したら・・・)。 イタリア語を話すように英語を話しているような感じ。この人が このようにして治癒したというのはいいとして、この方法しかなかったのか?というと 本人が認める通り、もともと治療しやすい種類のがんだったということなのかも しれないが、がんを宣告されたときに生じる感情の変化など臨場感のある 描写はさすが芸術家だと思った。人を動かして思いもよらないコミュニケーションが 生まれてくる様子も興味深い。

_ Latif Nasser: The amazing story of the man who gave us modern pain relief (現代の「痛み」治療を生んだ男)。 元プロレスラーの医師が医療現場でないがしろにされがちだった「痛み」に 向き合って現代のペインクリニックの基礎を築いたという話。 痛みは身体からの警告であるというのは強固な思い込みで、 それだと幻肢痛のようなものが説明できないというのは、 言われてみればという驚きがあった。 それでこの人の話を調べるきっかけになった、 お母さんだか叔母さんだかの痛みはどうなった感があるけど。

_ Guy Winch: Why we all need to practice emotional first aid (感情にも応急手当が必要な理由)。 TEDICTで最初に取り組んだやつをやりなおしてみた。 ここ当時聞きとれなかったなあ、というところがさほど困難を感じずに 聞きとれているので成長を感じる。「反芻」というやつはほんとうに厄介で、 当時これ聞いてから気をつけようとずっと思っているのに、気を抜くとすぐに そういうループに戻ってしまうので、強固な習慣になっているんだなあと思う。

_ Maryn McKenna: What do we do when antibiotics don’t work any more? (抗生物質が効かなくなったらどうすればよいのか?)。 どうすればよいのか? というと、このプレゼンを見る限りでは、そうなったら どうしようもない、というように感じる。そうなる前になんとかしましょう、という 話なのだろう。 抗生物質がだんだん効かなくなるから濫用してはいけないというのは、 それこそ私が子供の頃から言われていたことなのでそういう点では目新しさはない。 ただ、あまりに抗生物質が当たり前の世界で生きているので、 抗生物質がなかった時代に起きていたこと、たとえばちょっとした怪我が原因で 感染症になって、打つ手がなくなって死んでしまうとか、 抗生物質が前提の外科治療などができなくなってしまうといった 想像力が及ばなかったので驚きだった。

_ 風邪が命とりになる時代が あったことに驚いていたけど、 ほんの70年前はちょっとした感染症で死んでしまうような時代だったということらしい。 平均寿命が伸びたり、ガンで死ぬ人が増えたことに対しても抗生物質の 果たした役割は大きいそうだ。要はガンで死ぬような歳になる前に死んでしまうという ことなんだけど。製薬会社が抗生物質の開発にあまり積極的ではないという 背景もあるらしい。すぐに耐性菌が出現して効かなくなってしまうから。 そういった背景もあり、このままではもうすぐ抗生物質が使えない 世界に逆戻りしてしまう。という警告。おそろしすぎるだろう… で、どうすればいいの?というと、 要約すると濫用をやめましょう、そして製薬会社が抗生物質の開発を 続けられるようにインセンティブを設けましょう、ということで それは速やかな破滅を避けられるのかもしれないけど長期的に見てどうなんだ? という違和感があった。きちんとデータを追って調べればいい話だが…

_ Tal Danino: Programming bacteria to detect cancer (and maybe treat it) (細菌を使ってガンの早期発見と治療を)。 細菌をプログラミングするって格好よすぎるだろうと思った。癌細胞の中は 免疫が働かないので細菌にとっては増植しやすいので、プログラムされた 細菌が癌細胞を発見したり治療をさせたりするには適している環境らしい。 目から鱗だった。

_ Jay Bradner: Open-source cancer research (「癌研究のオープンソース化」)。 ここでも製薬会社との対比が描かれていて、製薬会社はその利益追求のために 個々のがん患者をどうにかしたいという意思が後回しになるのかなというような 描かれかた。非常に稀にしか起こらないがん患者に対してドレーンに流れ出ている 癌細胞を使わせてもらいたいと依頼するシーンはとても切ない。おそらくその 末期癌患者は治療の間もなく亡くなってしまっているのだろう。


= スクリーンショットをとる話

_ TEDICTの健忘症はなくなったかと思って油断すると、稀に発生するので困る。 やはりスクリーンショットとるやつは必要だった。標準の状態でも とれるらしいのだけど、電源ボタンとVOLUMEボタンを同時に長押しするという 意味不明のアクションをとらないといけないらしい。機能を呼び出すために必要な キーとして電源ボタンをアサインする神経が分からん

_ Screenshot Easy というやつを入れてみた。撮ったスクリーンショットを見るたびに 全画面で広告が出て唖然とした。まあTEDICTの進捗を保存するだけの用途なら プレビュー画面だけで十分なのでいいけど…


= 新しいノート

_ さて少し落ち着いたので検討を再開しようかな… 最近のVAIOさんはいよいよ バッテリの持ちが悪くなり1時間もつかもたないかというところまで劣化している。 バッテリパック交換サービスなるものがあるらしい。 新しいPC買って落ち着いたらこれ出して延命を計りたい。

_ 点検サービスなるものもあったらしいのだけど、もうやめてしまったらしい。 この値段でいろいろ調べて必要に応じて交換などしてくれるのは とてもありがたい話ではないかと思う。もうないけど


_ 先月末あたりの体調が最悪で、そこからは少しずつ回復した。 記録残す暇もないほど忙しい割には回復したのでありがたいことだと思った。 酒飲まず野菜中心、暴飲暴食しない。といったあたりが効いたのかな。 あと先月は夜間作業が多くて生活が不規則だったというのもあったのかもしれない。


= グルタミン

_ tekezoさんにおすすめされてとるようになった。半年くらい前にも話題になって、 非必須アミノ酸を摂取しなければいけない理由がわからんなあ、 それならBCAAの方がいいんじゃないの?と思って手が伸びなかったのだが、 そんなに高いもんでもないし、効果があると言っている人も多いし、 忙しくて死にそうだったので、先月中旬あたりから試している。

_ 効果は絶大だと思う。寝起きのだるさがほとんどなく、普段よりも睡眠時間が 短かいのに身体がすっきりしている気がする。寝醒めが爽やかというのは 生まれてこのかた片手で余る程度しか体験したことがないので感動した。 なお味はあまりよくない。苦いわけでも酸っぱいわけでもなく、なんか 旨味の直前みたいな味覚だけが残るのであまり快いとは言えない。 ところが一緒に買ったBCAA(レモンフレーバー)と一緒に飲むとその嫌らしさが なくなって一気に爽やかになるので、この組み合わせは気に入っている。 突発的な徹夜などで家に帰ることができないとグルタミン不足で 倒れるんじゃないかと思う程度に頼ってしまっているので本当にいいのかという 気もするが、飲まずにだるい思いするよりはよいだろう。

_ いくら効果があるといっても徹夜明けのだるさが皆無とかそういうことはない。


= PPPなどをどうにかする話

_ 最終的にはどうにかなった。と思う。 PPP over TCPはとても役に立った。TCPさえ使えれば物理層の制御はともかく PPPから上を試すことができるし、 フレームの中身見てプロトコルの解析をするなんてのも簡単にできる。

_ lwIPを評価して 組込む際も全面活用した。まずLinuxのPCで、PPP over TCPつかって評価して、 その状態で組込み先に持っていって動かすというサイクルがうまく機能した。

_ lwIPはよくできていた。慣れるまで少し手間取ったけど、ドキュメントはぎりぎり 揃っているし、ソースもそんなにでかいもんではないのでどうにでもなる 安心感があった。一番低レベルのものはスレッドを持っていなくても動くので 今回の用途にはぴったりだった。コールバックモデルなので、 イベントループ+非同期IOと同じような感覚で書けるので、プログラムモデルとしても あまり不自然ではない。排他制御に気をつかわなくていいし。


= FireTV Stick

_ ほとんど活用できていない。妻がレンタルの映画を見ていた。 リモコンをいじりはじめた瞬間、音声機能つきのを買わなかったことを後悔した。 けど、スマートフォンをリモコンがわりに使えると知ったので無駄な後悔だった。


= memopri

_ 箱に「毎月15日請求」と書いてあって、えっこれ月額とるの!?!? と0.5秒くらい 衝撃を受けていたので紛らわしい作例を載せるのはやめてほしいと思った。

_ USB接続のやつ。2000円足らずと安かったので買った。ちょうど、似たような 見た目なんだけどrevisionが異なるとか問題があるとか、いろいろ異なる 機器・基盤を大量に触っていたので大活躍だった。

_ これはテプラのかわりというよりは付箋のかわりなんだ、というレビューに納得して、 言われてみればそうだよなあと思ったんだが、考えてみると 2年くらい前にお勉強会でgonyさんが手書き機能つきのやつ持ってきて、 そのときにshinhさんにサイン書いてもらったんだけど (註: 落書しただけでサインしているという自覚はない、はず) そいつは未だに私のVAIOに貼られたままで、多少黄ばんでいるけどまだまだ元気だ。 なのでそこまで耐久性のないものでもないように思う。

_ ソフトはいろいろ微笑ましいというか前近代的な作りだな…と思った。 USB端子に封印がされていて、先にドライバ入れてください的なことが 書いてあった。それは初回は気をつけるかもしれんけど二回目以降は無理だろう… と思った。入ってしまえば、あとはまあ印字できればいいしということで あまり気にしていない。用紙サイズ自動認識だとかオートカッターみたいな 洒落たことはできないので自力で指定する必要があるようだ。 機種も自分で指定するというのがちょっとした驚きだが、なにしろ物理的に 挿す前に入れなきゃいけないんだから当然か… 印刷ボタンを押すたびに いいですかいいですかと聞いてくるのは無効にできないのかなあ


_ ここ1ヶ月は東京に出勤していたので通勤時間は短かかった。 混雑を嫌って早起きして出社していたので、だいたい5時半に起きて日付変わるくらいに 寝るという生活。 始発が多いので別にそんなに神経質になる必要はないのだけど、 他が活動を始める前にいろいろ 先手を打つなど融通が効いてよかった。


= 指示がうまく伝わらない話

_ Aをしたい。AをするためにはBが必要… といった指示をすると、 Bしかやらない、とか、今週中にAとBとCをやりたい、時間があったらDもやりたい、 といった伝えかたをすると、全部揃ってないし指示受けたことすら忘れている、とか、 指示が途切れたときにやっておくべきデフォルトの作業をアサインしてあるのに、 毎日のように次何やればいいですかと聞いてきて、お前は過去に指示した あれやらこれやらをどうしてそのままにしておくのか?と聞くと、 そういうのやらなきゃいけないんですかと仕事の内容に注文をつけてきたり、 私が東京に詰めている間に何が気に入らないのか知らんが周囲に当たり 散らしていたり、等々、 仕事に対してやる気がないことと、せめて相手の期待通りの仕事をすることは 普通の人間は両立しないのか? といろいろもやもやした。 過去にやった内容をまったく覚えていない、タスクレベルでしか理解しようとしない 等々、なかなか自分には理解できない発想なので非常に困った。

_ そういう人間ほど自分が受ける指示について、ぼんやりしている、とか、 背景が分からんというようなことを平気で言うのでいよいよ分からない。

_ 指示は指示した側が気をつけていないと簡単に無視されてしまうというのは、 どこの組織でもあるものなのかは分からんけどこの会社では上下層問わず 頻繁にあるので、そこは生活の智恵的にどうにかしなければいけないという 自覚があるし、単に無視されるよりは明確に拒否されたほうがいいのかも しれないけど、なんか世間ではこんな比較をしなければいけないような事態が 普通に起きてるのだろうか?と考えこんでしまう。いくらなんでも切なすぎないか?


= ラストハルマゲドン

_ 年に何回かは思い出す。ここ1ヶ月忙しかったときにはなぜか 戻らずの塔のBGMが頻繁に頭の中に流れていた。

_ 表題のページは偶然見つけた。すばらしい。今見直してもすごいゲームだな。


2015/11/22 (Sun)

_ 久しぶりに日本酒が飲みたくなり180mlのやつを買って飲んだら えらい頭痛になってしまった。


= Audible

_ 月額1500円とはいえオーディオブックが聞き放題というのはすごいサービスだな。 Amazon系のサービスには毎回同じ感想を抱いているように思うが、 ここで獲得したアカウントでamazon.comのサービスが受けられないもんなのかな。 特に和書に興味ないし、落語なんかはCDを買ったりで充実させればいいし… 芸能人に朗読させる発想がよくわからん。プロのナレーターかさもなければ 著者本人でいいじゃないかと思ってしまう。

_ 英語のリスニングについては、まだぼーっと聞き流しても意味が分かるという レベルには達していない。 そのため、聞き放題と言われてもまだ無駄づかいだろうという感覚。 ぼーっと聞いていても中身が分かるというところに至るには どのくらいの断絶があるのかもよくわからんなあ… 日本語だと 何事もなくできていることが、どのくらい高度なことなのかという 想像力があまり働かない。


= 新世紀エヴァンゲリオン

_ コミック。4巻くらいまでは買っていたような記憶がある。 まだ大学生の頃だったような… 知らないうちに完結していたそうだ。 そしてKindleで1冊50円という情報があったので一気に買ってみた。 二時間ほどで一気に読み終えた。大変面白かった。未だにエヴァンゲリオンは いろんな人にとって呪いみたいに心身を縛っているんじゃないかと思わないわけには いかないけど、貞本エヴァは途中何度も中断しつつもきちんと終わっていると 感じたし、エヴァンゲリオンはもうこれでいいやという気になる。 映画は映像音響がすごいので見るとは思うけど、 これが見たかったんだというような明確な見解はないにしても、 少なくともこれじゃない、私が見たかったのはこういうのじゃない、 というような感想を抱くのは 目に見えているし、そういうのはもう疲れるので、 期待したくないという気持が一方ではある。

_ オリジナルの脚本、TV本編、映画などの要素をうまくまとめて、フォーカスも 絞られていてよかったと思う。支離滅裂にしか見えなかった シンジやゲンドウの言動も、このコミック版の中できちんと成立させようとする 姿勢が見えたし。

_ ただ結末としてはすでに考察等含め語られているところから大きく外れておらず、 3x3 Eyesの「サンハーラ」でさえ少々類型的な終末描写だなあと 思ってしまったので、さらに10年以上経過してこの結末というのは 若干の物足りなさを覚えるし、この舞台装置が必要だったの?という気もするが、 まずこの物語が穏当に完結したのを喜ぶべきなのだろう。 様々な人や使徒が各々の思惑で動いている様子は、描かれている内容だけで 読みとるのは難しいところもあるけど、アニメ版を見ていた頃の緊張感が 甦ってきて面白かったし…


= Kindleのコミック

_ コミックは初めてだった。これはどう考えてもFireの方が向いているだろう。 1〜2秒おきにページをめくろうとすると電子ペーパーでは書換えにかかる 時間がどうしても気になると思う。実のところ試してもいないので実は そんなに大変でもないのかもしれないが…

_ Fireは、ふりがなのところが少し潰れてしまうものの、 概ね快適に読むことができた。さすがにAQUOS PADと比べると肌理細かさがないけど、 普通に流し読みする分には何も問題がない。


= Prime Music

_ そういえば始まっていたよな… と思ってFireいじってみたのだが、 「ミュージック」のタブにPrimeマークついてても金とられるみたいだし よくわからない。「ミュージック」のアプリを起動して規約に合意しなければ いけなかったらしい。

_ 溺れそうというほどの量はないようで、敢えて買わないけど 無料なら聞きたいと思っていたものを少しずつ聞いているという感じ。これはこれで 楽しい。そしてミュージックのアプリはちょっと重いな。 Fireだと荷が重いのかもしれない。


= タイタンの戦い

_ 2010年くらいにリメイクされたもの。リメイク前のやつは子供の頃に 見たことがある。リメイク版はCGが多用されているんだろうが、 オリジナルの方は特撮系の技術が駆使されていたように思う。 薄暗さ、狭さが臨場感につながったオリジナルに比べると、 リメイク版は壮大な景色や広いスペースを生かした感じで対極的だと思った。 やはりオリジナルの印象が強いのでそちらの方が好きだが…

_ 映像の迫力はさすがにすごいけど、下敷きになっている物語があれだし、 冒険して倒して姫助けました。でも去りました。というような感じで 特に大きな盛り上りもなく。イオとアンドロメダのどっちがヒロインなのかも 分からんし、そもそもなんでペルセウスは倒伐の旅に出たのか?というあたりも 成行き感が強かった。 オリジナルに出てきたフクロウは一瞬出てきただけで置いてかれたっきりだった。 パロディのつもりなんだろう、たぶん…。 親子の葛藤、半神半人の葛藤なんかは オリジナルにはなかった要素かもしれない。 ペガサスが黒いのもなんか理由があるのか?


= 段ボールシアター

_ 妻は「ごみなんとかシアター」という呼びかたをしており、 オリジナルの名称のどこに「ごみ」が入っているのか分からんがそういうことに なっているらしい。

_ そして私もようやく使った。私にはちょっと近すぎるかな…などいろいろ考えたけど 結局2時間弱ずっと見てた。少し息苦しさを覚えるな。


2015/11/23 (Mon)

_ いろいろうまく行かずほぼ家にいた。


= ノートPC

_ 自分にとって十分なスペックってどのくらいなんだろうなあということを ここのところ考えている。 CPUとメモリを大量に必要とするのは画像を扱う人で、 動画を扱う人はさらにディスクも大量に必要、といった印象がある。 ゲーム中心の人はCPUやGPUが命で、反面メモリはそんなでもないのかな。 モニタの応答速度も大事になるのかなと思う。 音楽の人はVSTiたくさん動かすからCPU必要なのだろうか。どちらかというと マシンのスペックというよりは機材を置くスペースがたくさん必要という印象。

_ 一方、私が普段やっている作業にとってマシンのスペックが どのような影響を与えているんだろう。いくらCPUやディスクが早くても ビルドに一定の時間がかかるのは避けがたく、一瞬⇔数秒⇔数十秒の間には それぞれ大きな断絶があると思う。さすがにビルドのたびに数十秒待たされるのは しんどいけど、数秒のレベル、たとえば10秒が3秒になりました程度だと、 あんまりありがたい感じがしない。このVAIOはかなり背伸びしたので CPUもメモリもかなりよいものなんだけど、それでもビルドが何事も一瞬で 待つ必要がないですね…ということはなかった。なので、別次元の快適さを 手に入れたという感覚はない。

_ ディスクも、なんでもかんでも置きたいという欲求を満たすにはそれなりの大きさが 欲しいところではありつつ、でもGB単位で容量を喰うような巨大プロダクトを同時に 何個も扱うということはまずないので、今の128GBでもひとまず十分と言える。 もっともディスクはあればあっただけ使う傾向があるのでなんとも言えんが

_ CPU。よくわからん。Erlangで分散処理書いているときにコアが1つしかないですと 言われるとちょっと悲しいかなという程度? ビルドは複数コアあったほうが いいようにも思う。

_ ネットワークは、あまりスピードは出なくてもいいから常時つながっていたいという 欲求は比較的強いかもしれない。いろいろ調べたりするにはつながっていた方が 便利だし、そもそも常時接続を前提とした環境はけっこう多い。

_ メモリは…どうなんだろう? 複数のアプリを切り替えながら使うという点では プログラム書きというのは独特なんだろうか。開発環境はけっこうメモリを 喰うほうなのかもしれない。FreeMindもそこそこメモリ喰うし…そうそうVMを 複数動かすこともあるか。 今は8GBあって、そんなにいるのかという気がしつつ、 そもそもFirefoxが数GBのメモリを元気に 喰っているところを見ると、やはりそのくらい必要なのだろうかという気にも なってくる。たかがブラウザがそんなにメモリ喰うの? そしてCPUもかなり 喰っているような気がする。Tree Style Tabで数十のタブ開きっぱなしなのが よくないのだろうか。これより優れた 方法を知らないので、今のところのこ習慣を変えられる気がしない。

_ 画面サイズは個人差が大きそうだ。私はlibretto20時代が長かったこともあり 小さいフォントで文字数を稼ぐことに慣れてしまっていて、 1024x768でも十分だと思っている。もっともこれは倍のサイズがあったら 使いかたも変わって、そこでの便利さを追求することになるんだろうとも思う。 そもそも横幅が広がる傾向があって、私はそれをまったく活用できていない 自覚があるので…

_ などなどと考えてみると、プログラミングにとって必要なスペックって実は そんなに高くないんじゃないの…?という気がしてくる。実際VAIO買うまでは librettoU100で普通に開発していたしな… 細くても常時つながっていれば自宅のデスクトップPCの力を 借りるなどもできたし、今ならもっとよい方法もいろいろあるだろう。 CPUがAtomでよくて、メモリが2GBでよければかなり選択肢が広がるので、 そのあたりをいっぺん体験してみたいものだ。

_ HDDかSSDか。容量そんなにいらないのでHDDじゃないと困るということはない。 HDDは頻繁に故障に悩まされたのでSSDに魅かれるな。

_ サイズと重さ。これも個人差が大きいように思う。私は11インチで1.3kgの 現状に満足しているので、この程度であれば問題ない。あまり液晶のサイズが 大きくなってほしいと思ったことがない。なにしろlibretto歴が長かったんで…

_ なんか妥協してはいけないのはメモリだけのような気がしてきた。 そんなことないのかなあ? まあ未だにCore2 Duo、2GBのマシンで普通に 開発をすることもあるので遅いことに対する耐性はあるつもりだけど… あとはキーボードとかタッチパッドとかか… これは妥協してはいけない気がする。 VAIOはタッチパッドはともかくキーボードは厳しい。


= 32bit UEFI

_ というやつがあるらしい。どうやら私がAtomの安いWindowsタブレットに Ubuntu入れようとしてことごとく失敗した理由はこのあたりにありそうだ。

_ 32bit UEFIマシンで遊ぶというスライドや、そこから辿れるスライドがいろいろ詳しかった。 Why cheap systems run 32-bit UEFI on x64 processors という記事をみつけた。

_ Play with UEFIなども見た。 UEFIというのはわからんものだと思ってあまり近付いていなかったけど、 ちゃんと理解すればいろいろ見通しがよさそうに見える。


2015/11/28 (Sat)

_ カゼひいたかもしれん

_ 寒気と眩暈がひどい。他はとくに異常ない。 そんなカゼが存在するのかは分からないけど… 頭痛はいつものことだし、 肩が痛いのもカゼとは関係ないし…


= タブレットとUbuntu

_ 先日32bit UEFIのことを学んだので試してみた。 手元にはICONIA W3-810 (Acer) と、 Arrows TAB FARQ55M (富士通) がある。 まず後者で試してみた。

_ Ubuntu 15.10ではだめだった。GRUBから起動をかけようとするのだがその直後に 固まってしまうようだ。いったん14.04まで落としてみたところ起動した。 こいつは10インチなのに2560x1600というすごい解像度をもっていて、そして Ubuntuでもきちんと表示されている。 299ppiらしい。すごいな。タッチもできる。Wifiは…認識しない。 BroadcomのSDIOのアダプタらしいのでbrcmfmacで認識するかな…と思ったが 今のところ認識する気配はない。Product IDが 0x4324 なので、 BCM43241 というものらしい。

_ なおmkusbやろうとしたらUSBメモリのデバイスが選択できずにはまった。 /etc/fstab を検索して選択肢を作っているらしいのだが、項目がタブで 区切られている場合を想定しなかったらしい。fstabなおしたら入った。

_ 15.10が起動しないのは、なんだかgrubとカーネルのところの連携からすでに 駄目なように見える。多少なりともLinux側のログが出ればいいのだが、 そういう気配もない。VAIOではどっちにしても普通にブートできる。 GRUBのつくりかた間違えたのかな。

_ …15.04、14.10でもだめだな。14.10の リリースノートを見てみると、kernelが3.16になって 「32bit EFI BIOS上での64bit EFIブートがサポートされます」と書いてある。 それはまさに今やりたいことなんだけど、サポートされる前の14.04で むしろ問題なくてサポートされるようになった14.10からだめになるというのは、 つまりどういうことなんだろう。


= 最近のTEDICT

_ John Green: The nerd's guide to learning everything online (何でもネットで学ぶ方法)。 地図の例えは面白いな。広く浅く、徐々に深くという知識を追求する様子が よく現れていると思う。 私もYouTubeで勉強することは多く、最近もVLANのお勉強をしたばかりだ。 私の場合は映像で勉強できるということに加えて英語のリスニングの訓練にもなる ということで一石二鳥だ。プレゼンなんかだと字幕が恋しくなるけど、 この手のレクチャー動画だと字幕なくてもどうにかなるという難易度なのも ちょうどよい。


2015/11/29 (Sun)

_ ようやく寒くて大変だと思えるような陽気になってきた。今年はなんだかんだで 温かい秋だった。そして雨が多かった。

_ ノートPCのかわりが見つからない。 いかにこのVAIOがお買い得だったかということだろう。同程度で、 ああいいかも、と思ったら20万近い値段がついていたりする。 数万eMMC 32GBとかで… だったらChromebookでいいじゃないかという話だし。


= 豪華スイーツ列車「或る列車」に乗ってしまった - デイリーポータルZ

_ これはすごいな。昔の豪華客船などはこんな感じだったのだろうか。

_ そして乙幡さんが片桐さんとコラボしていて DVD-BOXまで出していることに今更気付いて驚いた。


= 「チャンピオン」や「りぼん」から国語辞典にのせたい言葉を探す - デイリーポータルZ

_ 何気なく読み始めたらえらい面白かった。 1冊の本になるくらいのボリュームがあってもいいと思う。 「舟を編む」に感じた楽しさに近いんだろう。


= バッテリを長持ちさせる話

_ あんまり気にしたことないけど、できるだけバッテリを長持ちさせる習慣というのが あるはずだと思って調べてみた。

_ まず高温がだめらしい。そのため充電しながら使うなんてのはだめらしい。 そして満充電状態でさらに充電をつづけるのはだめらしい。 充電止めたり再開したりという制御がはじまって、それがバッテリの寿命を 縮めることになるそうだ。 ノートPCとかであるECOモードというのは80%くらいまででとどめておいてそのような 問題を減らすらしい。

_ 最近のリチウムイオン電池はメモリ効果がないので、 なるべく使い切ってから充電しましょうというような気をつかう必要はないらしい。 でもバッテリリフレッシュはしましょうねと言っている人もいて、 これはどちらかというとバッテリの消費量の学習をさせなおすのが目的なのかしらと 思った。

_ Nexus5Xは思ったよりバッテリの消費が激しいので、 今よりもバッテリが劣化したらちょっと運用が大変かもしれないと思う。 できるだけ充電の回数を減らしてゆく算段が必要なのかな。 幸いNexus5Xの充電は速く、20%切ってから30分くらい充電すれば8割くらい 復活するので、そのような運用になるのだろう。 寝ている間にバッテリを使い切ってしまうようになったらまた考えものだが…



= Podcast addict

_ AQUOS PADの頃から愛用しているんだが、プレイリストまわりがどうも よくわからないことになった。Continuous Playbackというのが できたのは理解している。 でもこの説明を読む限りではunreadのトピックがある状態で再生すればそのチャンネルの unreadがすべて登録されそうなもので、実際1回だけそのような動きになったので やっぱりそうなのか〜と納得したんだけど、それっきり二度とそのような 動きになってくれない。

_ あとピッチを変えずスピードだけを変えて再生できる機能を使っているのだけど たまにこの設定をミスった的なtoastを出して通常速度での再生に 戻ってしまうことがある。以前のバージョンだとたまにプレイリストの 再生が止まってしまうことがあったんだけど、こういったことが起きていたのかしら? そしてスピードを上げると音程が低くなっているような。Grammar Girlの OP/EDの音楽の音が低くなっている。ピッチ上がるどころか下がるとは。


= あぶない叔父さん

_ 探偵小説像に揺さぶりをかけるために、書いているのかどうかはともかく、 そういう挑戦が目につく一連の作品の中で、 さよなら、神様なんかは 純粋に楽しめたんだけど、この作品は、なんだかそういう 挑戦に読み手である自分が飽きてしまったのか、あまり盛り上がらなかった。

_ 解説読むとなるほどよくできているなあと思うし、主人公の崩壊した道徳の中で 危うく成立している話なんだなあということがあらためて分かるんだけど、 思わせぶりな伏線だとか、あからさまに怪しい記述が全部回収されたっけ…? と居心地の悪さを感じた。

_ あと、私にとって金田一耕助は特別な思い入れのあるキャラクターなので、 それで遊ばないで欲しいな… というのもあったように思う。


= 「がん」の非常識-がんの正体がわかれば末期がんでも懼れず-

_ タイトルはうさんくさいけどよい本だった。がんってつまり何なのか?という いろんな本を読み始める前に抱いた疑問の多くが説明されていた。

_ 三大治療では手の打てないような末期の患者だけを相手にしている医者らしい。 代替医療のこともいろいろ分かった。そして本人が認めている通り、 門戸は狭そうだ。なにしろ費用がえらいかかるし、残された時間はほとんどないし、 常に効果があるわけではないし。



= 走った

_ 久しぶりに走った。図書館→家までいろいろ迂回して10km、 家に帰ってからジョンを伴って5km弱。ジョンも食生活の見直しがきいたのか スリムな体型をとりもどしつつある。


= マクド

_ あちこち閉めるとは聞いていたけど身のまわりで3店舗閉まっていることを今更知った。 ジョンの散歩がてら見に行ってきた。

_ 本所吾妻橋駅前。今月閉店したらしい。まだポスター貼られたまま。 近所は浅草か蔵前かスカイツリータウンがありますよという案内が。

_ 押上。京成橋のふもと。押上に住んでいた頃から何度となく利用した。 引っ越してきた当時は21時くらいに閉まってしまう店だった。ここを逃すと 本当に喰うところがなくて困った記憶がある。今じゃ考えられないけど。 そしてここは10月には閉まっていたらしい。数日前もここの向かいの道路を通ったのだが まったく気付かなかった。

_ アルカイースト内のマクドもなくなったらしい。 あそこ人少なくて入りやすかったんだけど…

_ 駅出てどっち向かって歩いてもマクドにぶつかるというくらいのものだったので、 ここまで減るもんなのかと驚いた。

_ マクドの本当の収益源は不動産だという話をどっかで読んだことがある。 「金持ち父さん…」だったか。なので閉店して土地を手放せば経営を立て治すことが 可能なのだろうか。ほんまかいな。 探してまで行くところではない…というのもあるしな。


2015/11/30 (Mon)

_ 筋肉痛。そういえばかぜ気味だったことを思い出した。


= タブレットとUbuntu つづき

_ ICONIA W3-810で試してみた。こっちは14.04でもだめだな。 GRUBまでは辿りついているので、32bit UEFIレベルではどうにかなっていると 思うんだけど。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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