_ やる気がでないが締切は迫っていて伸びることがないのでやむなくやっつけている。
_ AQUOS PADをおふろで使っていると水滴でボタンが押されたことになってしまうので 不便。あと音が聞きづらいので防水スピーカーかヘッドホンがほしいところだ。
_ 準備する時間がとれずに去年とほとんど変わらない状態で出した。 そしていろいろトラブルがあって2日連続で対応をしたりした。
_ プログラムを書いたり準備をしたり対応したりしているときに 一番してはいけない思考は「なんでおれ(だけ)がこんなことしなきゃいけないのだ」 だろう。今回はその気分が如何なく発揮されたので特に抵抗することもなく 淡々とできることをしたという感じでまったくつまらないことだった。
_ 読後の満足感は高くなかった。期待したものではなかったからなあ。 期待通りでなかった点を別にすると、相当面白かったと思う。ややこしいが、 感情的には受け入れられず、理性的にはよくできているというような感想。
_ 「毒入りチョコレート事件」を意識しているのは明白で、 「毒入り〜」のような推理合戦ではなく「探偵役」が章ごとに めまぐるしく変わってゆく中で新しい事実や仮説が生まれてくるという展開は 巧みだと思う。登場人物間、とくに被害者に対する印象が がらりと変わってゆく様子は表題の「プリズム」を連想させてとてもよかった。
_ 故意にそうしたようなのだが、挙げられている真相はどれも説得力に欠けるもので、 結局のところ本文中には真相は出ていないというのが「真相」らしい。 被害者がなぜ死んだのか(誰に殺されたのか)もはっきりしないし(事故かどうかもわからん)、 睡眠薬とチョコレートの関係もはっきりしないし、 強盗の存在とか、睡眠薬を用いたいたずらとか、被害者と瓜二つの妹とか、 妙な存在感のある刑事とか、思わせぶりな要素はいくつもあって、 でもそれは本文中では特に消化しきれているわけではない。
_ 繰返しになるが「真相」を書かないのは狙ってそうしているらしい。 それ自体は別に構わないのだが、 ここで挙げたもの達を組み合わせてじっくり考えると唯一の真相が出てくるのだ…ということになっていないのであれば話は別だ。
_ この小説は一人称が章ごとに変わる小説なので、 挙げられている要素が本当のことなのかどうかは実のところ分からない。 もちろん自分が犯人だと言っている人はいないので、章の最初から最後まで 嘘をついている可能性もあるし、嘘をついているのが複数人であればもうお手あげだろう。 そこに加えて、「毒入り〜」で言うところの「解放型」の可能性を排除していないところもあって、 結局のところ前段落で書いたような作りにはなっていないんじゃないかと理解している。 そしてそれは結果としてそうなってしまったのではなく、狙ってそうなっているんだろうから、期待した内容ではなかったという冒頭の感想に戻ることになる。
_ 東野圭吾の作品で満足を覚えたことがなかったがこれはよかった。 ミステリを読み慣れていれば誰でも気にかける部分の裏をかいていて、 それが必然だとまでは言えないにしろ嫌味に感じない程度には自然だったので とてもうまいと思った。
_ 年末からの滅茶苦茶な仕事も昨日でひと段落したので1回休みとった。 数日後にはまた滅茶苦茶な仕事が数個あるのでしっかり3連休をとっておきたいところだ。
_ 久しぶりに読み直してみた。 流れているテーマは悪く言えば他愛のないところだと思う。 それでもひきつけるのはやはり描写の力なんだろう。
_ 初級技術者向けとなっているがVimを使い始める前にタッチタイプを 修得しておきましょうと事もなげに言っているのでなかなかマッシブだ。
_ viやVimは気になりつつもまともに使ったことがない。 最低限の編集くらいはできるが。熱狂的な支持者がいることは知っていて、 でも何にそんなに魅かれているのかがまったく分からなかった。 この本を読んでかなりそのイメージが湧いた。 そして自分でも触ってみたくなった。
_ ただこの本で読んで理解した知識で考えると、 日本語の文章を編集するときには魅力が半減するような気がする。 使うならプログラム書くときだろうな…
_ 予約している「イニシエーション・ラブ」がまだまだ来る気配がないので先に届いたこちらを読んだ。以下ねたばれ注意 (飛ばす)
_ 「逆ミッシングリンク」が絡んだトリックはとても面白かった。 主人公たちが選ばれた理由と、運命が決まった瞬間の記述は邪悪すぎてすさまじい。 お前たちの中に鬼がいるは邪悪さ不足で 物足りなかったが、ここまで邪悪だと整理をつけるのが大変なので難しいもんだと思う。
_ ミステリだと思って読んでいたが最後にSFになった。 私は読みが浅くて、ああこれでリピートが終わるんだなと理解してしまったが、 オーロラ的なものをくぐった 人だけが次のリピートに記憶を持ってゆくことができるということなので、 R11に記憶を持ち越せた人が誰もいなくなっただけで、 また風間たちがオーロラ的なものを発見していろいろ始めるところ(R0)に 戻ったということなのかな。途方もないな。
_ 「おかわり!」 じゃないほうは持っているがそれと構成はほぼ同じ。 例文が変わっただけとも言える。文字通り「おかわり!」なんだな。
_ 日本刀やたたら製鉄のことを突然知りたくなったので借りた。 写真がカラーでないのが残念だがとても分かりやすかった。 たたら製鉄と溶鉱炉つかってできる鉄は使っている温度帯が違っていて それによって性質が変わるらしい。知らなかった。
_ 日本刀だけでなく鉄器や大仏の話なども。
_ 日本刀の工程を豊富な写真で見ることができる。 カラー写真はほとんどないけど。
_ 体調が悪い。
_ 読み終わってすぐは印象が薄かったが数分後 これはとんでもなく後味の悪い話だと気付いて気に入った。 後味が悪くて気に入るというのも悪趣味な話だが、底に流れる邪悪さに 魅かれてしまうのだろう。
_ 予測できない結末や真相ということはなかった。あの装置が出てきたときに 大抵の人は思い浮かべることが実際にその通りになっていたりするので、 そういう点での意外性はない。そのため読み終わってすぐは物足りない気がしていた。
_ 本のタイトルや章のタイトルによって巧みに誘導された面も大きい。 同じ年代を2回経験しているかのような記述と、これらのタイトルを見ると どっちかが夢でどっちかが本当で、でもどっちが本当だとしてもしっくり来なくて、 そんなことを悩んでいるうちに真相が分かって終わってしまうという流れ。
_ そしてよく考えてみるとある人物の言動の本当の意味が見えてきて、 その人物の印象が180度変わることに気付く。私は頭の回転が遅かったので、 それに気付くまでに数分かかった。この衝撃はなかなかのものだった。
_ この本でしか読めない内容ではないし、優れた解説ということでもないけど、 章末の問題がたくさんあるし丁寧にやっつけるならこのくらいの方がいいのかもしれないと思った。
_ 体調悪い。熱があるとか頭痛がひどいとかではなく、ただしんどい。 動くのも億劫なくらいだ。眠いというのもそれなりにあるんだろうけど、 それだけでここまでだるいとは思えないし、そもそも睡眠時間はけっこうとっているしよくわからん。
_ 外国語を学びはじめる前に知っておくべきことやするべきことがあるのではないか?と漠然と思っていて、 そもそも言語のつくりについて知らなくていいのかなあと思いながら 探して見付けた本。ちくまプリマー新書なので中高生向け。
_ 導入部はなかなかよかったんだけど、途中からついてゆけなくなった。 内容が高度すぎるわけではないんだろうけど、何が書いてあるのか読みとりたいという 欲求がどんどん減っていってしまった。ひとつには文章から滲み出る 著者の人格に抵抗を覚えたというのがあると思う。それに加えて、結局これらを知ってその先どう取り組んでゆくのか?という道筋を示しているようには 見えなかったというのもあるか。
_ よく寝た。
_ 文庫版。文庫版あとがきを読んで、あとはざっと読み直した。文庫版 あとがきは後日談も多くて読みごたえがあった。
_ 30前後の若い落語家が自分の師匠(米朝)をはじめいろんな人に芸のことを 聞くという本。先日引退宣言をした竹本住太夫にもインタビューをしていたので 興味を持った。
_ 聞き手の実力がないというわけではないけども、 実力があってそうなっているというよりは、歳が離れていることに よって生まれる話の流れというのがあるように思う。
_ 談志の「落語に帰属していない」という話は興味深かった。 私は談志の落語は談志であることが邪魔してなかなか素直に見ることが できないんだが、狙ってそうしているなら是非もない話だと思う。 そして、月並な話だけど、そこまで色眼鏡を持っているのに「芝浜」とかを見ると すっかりひきこまれてしまって、そして別のものを見ようとするとまた 色眼鏡が戻ってきて…となかなか複雑な関係だ。私が勝手にややこしくしている だけなのかもしれないが、 演題を小馬鹿にしたようなことを言うし、何度もやってやり飽きたなんてことを 平気で言ったりもするので、なんだかふてくされているようにも見えてくるし、 一方で一人でできる芸として落語を至上のものと捉えているのも意外というか、 この人の露悪家ぶりがそうさせているのかと今更知った。
_ 先週からジョギングを復活させている。平日に走ることはできていないが、 かわりに土日に長目に走っている。1ヶ月もブランクが空くとほとんど1から やりなおしだな。腹筋もかなり弱まっている。
_ 今週末は三連休か。連休に向けたコンディション作りを始めないといかん。
_ 3連休。
_ これはよかった。落語のあらすじと、桂歌若自身が語る周辺事情やら 落語家の世界の話などが織り交ぜられてとても面白かった。そして便利。
_ 志ん朝の語りをそのまま本にしたものらしい。口述筆記というやつか。
_ 浜美雪なる人の解説は一見支離滅裂。志ん朝亡き後の喪失感が そう書かせているのかもしれないと思ったが、そう思ってよく読んでもやっぱり支離滅裂だった。
_ 著者が思い入れのままに語って1冊できた感じの本。 直接見聞きしたわけではないので実感がないが、 それだけかけがえのない人なのだろう。
_ 先日引退を表明されたがこの本は昨年秋に出たものなので状況は あまり変わっていないんだろう。後継者がまったく育っていないというのは 著者と住大夫本人共通の認識らしい。
_ 「時代考証」に関する書評を見掛けて面白そうなので予約した。が、順番待ちが長いのでほかにいろいろ借りた本のうちの一つがこれ。
_ 面白かった。米を炊くタイミングが江戸と関西では違うとか、 想像したこともないようなエピソードがたくさんあった。
_ 志ん朝の落語の速記と落語によって描かれる人間像の解説。底に流れるのは 「愚かさ」だというのがこの人の抱いている落語像らしい。 そういうものなのか。まあそうなのかもしれない。
_ きちんと技術本していた。必要とされる能力や使うことができるツール、 などなど。
_ 読んだこともない内容はなかったものの、姿勢、トレーニング、食生活など 万遍なく扱われてよい本だった。
_ ミステリ作家にミステリの歴史を語らせるといったように、その道の人に自らの いる世界を案内させるという本。
_ 古くからある芸術ならそれを語る口もたくさんあるけど、 現代の文化となるとその現在の形をいきなり見せられても何がなにやら感が強いので、 こういった切口の本はよいと思う。
_ タイトルだけを見た状態では 「強いの?」が第一印象。「Microsoft製品を使ってないから! だったら嫌だな」が第二印象だった。
_ 軽口はともあれ内容はまともだった。 人間の問題、環境の問題を丁寧に扱っている。
_ 公開Profileに現職の情報を載っけとくと 会社に勧誘の電話かけてくる輩がいるようで、これ以上被害を増やさないために 公開する内容を絞った。
_ LinkedInにも個人情報を預けているが特にリターンを感じたことがない。 求人の情報もまったく興味を覚えないものばかりだ。
_ 志ん朝の対談集。落語という芸のことを志ん朝がどう理解しているのかというのが 垣間見られてよい本だった。解説のひとが適切にまとめてくれているので それも好印象。
_ 「芸は人なり」=「落語を媒体にして、その人物を見せる」というのは 談志の言っていることに通じるものを感じた。
_ 読んだことがなかったので借りた。想像もつかないようなとんでもない結末という ことはなかったが、よくできていると思った。最後に出てくる 「3つの手がかり」は、今となっては1つを除いてヒントになっているのかしら? という気がしないでもない。それは私の教養のなさによるのかもしれないが…
_ 岡嶋二人という作家 (2名の作家によるユニットらしい) の作品は初めてだった。 なるほどよくできていると思った。ものすごいものを読んだというほどの衝撃は なかったけど、結末に納得が行ったし、態度や科白の微妙な違和感が すんなり腑に落ちる感じはたいしたもんだと思った。
_ そして登場人物が揃いも揃って屑ですごかった。 屑なりに愁嘆場があったりしてその違和感が強烈すぎて笑えてきた。 もちろん狙ってそうなっているんだろう。
_ 明日から。
_ 前職ではPOSやっていたのでけっこう影響があった。とはいえ 3%→5%のときはまだ学生だったので、直接影響があったのは総額表示が 義務づけられた2004年のやつだ。 現職ではあんまり商品の価格を意識する必要がないので、影響がまったくないということはないものの前職に比べればないに等しい。
_ あれだけ苦労した総額表示が期間限定とはいえなかったことになるなんて 馬鹿な話だと思う。