Zinnia hacks tomorrow. (2013/12)

2013/12/01 (Sun)

_ 木〜金にかけて米沢に行ってきた。寒いことは寒いが雪が降っていたわけではないので楽だった。

_ 昨日は家族 (妻・つぼみ・ジョン・与太朗) で散歩。スタバでのんびりした。 今日は妻と東京都美術館でやってるターナー展というのを見てきた。 炎上している船のやつ(「水葬」というらしい)、「レグルス」というのが特に 印象に残った。妻は「水葬」が一番の目当てだったらしい。特に示し合わせた わけではないので、珍しく趣味が合うなと思った。

_ 美術館はめったに近付くことはなかった。その割には今年は2回も行ったな。 1回目は熱海のMOA博物館。前回と今回を比べると、 内容はともかく今回はとにかく人が多かった。見ている人のことが気になって あまり集中できなかった。流れがあるのでじっくり見ることもなかなか難しいし。

_ 上野公園は久しぶりに行った。やっぱりいいところだな。ジョンを連れていったら楽しそうだと思った。 昼飯は美術館の中のレストラン。ピカタがうまかった。


= 博物館動物園駅

_ 京成の日暮里⇔上野間にある駅。今でも車窓から見えるので上野方面に行くときはいつも注目している。

_ 何十年も前に廃止になったような印象を持っていたが、まだ20年たってないのか。


= オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて

_ ここで挙げられているものをいくつか実際に読んで見た結果、 1で挙げられている本たちから期待されるものに応えていないんじゃないのか? という気がするものが多かった。

_ いろいろ言いたいことはあるが、 タイトルにある「オチ」は、最後の最後という意味で 使われているわけではないことが多いらしい、ということは分かった。

_ どっちつかずの結末で「あとは読者に委ねる」というのは、 好きじゃない。 それが本文の中で検証できるものなのかどうかも分からない状態で、放り投げられても困る。 そして、そういう系統の本で、見たままのものが「真実」でなかったとして、 それ以上にしっくり来る「真相」が出てくるという予感を覚えるものに出会ったことがない。 何もないところに意味を探しているんじゃないかという警戒感が拭えない。 壁を見ていれば何か模様を見出だしてしまうし、 暗闇に目を凝らしていれば何らかの姿を思い描いてしまうといった程度のものなんじゃないのかと思う。

_ いずれにしても、最近読んでいる本は上記のスレッドをきっかけに 読み始めたものばかりで、満足度は必ずしも高くない。 期待するものを間違って、結果消化不良を起こしているという面が多分にある。 おいしい飲みものを紹介してくれという要求にカレーライスを提案したとしたら そりゃ消化不良も起こすだろうし、飲んだら胃がもたれた! という苦情も 普通は成立しないだろう。カレーライスは飲み物ではないので (飲み物だと主張している人もいるようだけど)。そしてそれはカレーライスがおいしいかどうかには関係がない。 うまい例え話を思いついたつもりだったがあんまりピンと来ないかもしれない。 まあ当面はそういう感想文が続きそうだという話。


= この闇と光

_ 雰囲気はとてもよかった。方々にある違和感の解消については、それは分かったけど それからどうなった?感が強かった。

_ 結末はよくわからんかった。 よくわからんかったし、気になる点はいくつもあったが、前エントリに書いたように、 今までの全てをつき崩すような結末が導かれるとも思えず、2回読んで追求を断念した。


= 葉桜の季節に君を想うということ

_ 小説としてはとても面白かった。ミステリとしては手放しで好きには なれなかった。判断基準は以前書いた通りで、今でも変わっていない。 故意に隠す、書かないというのをやられるとちょっと冷める。


= グラスホッパー

_ これも3回読んで追求を断念した。書いてある通りの意味は理解しているつもりだけど、そこから導かれる驚きの事実が出てきそうな気配を感じなかった。

_ 著者がインタビューで 書いている通りなんだろうからこれが正解なんだろう。 思わせぶりな記述はいくつもあったが、これが叙述トリックでないなら 著者が単にうっかりしていただけということか? であればちょっと受け入れがたい。


= 死体を買う男

_ 作中作の方はややこしいというよりは、いかにもな展開という感じで オマージュとしては楽しめるけどミステリとしてはさほど感銘を受けず、 当然期待が強まるのは作品の外の話なんだけど... これも消化不良だった。

_ 4冊のうち3冊がこういう感想になってしまうので読み込みが甘いのかなあ?と 心配になる。でもいくら読みこんでも根本から覆るようなとんでもないことが 起こる気配を感じないんだよなあ


2013/12/06 (Fri)

_ なんかいそがしいな


= 国語入試問題必勝法

_ 例によって「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」のスレッドで紹介されていたので読んだ。 本としては面白かった。けど「オチが…」というのはいったい何の話ですか?という感じでピンと来なかった。

_ 短篇集で、どれも「パロディ小説」らしい。 いかんせんオリジナルを知らないのでパロディ小説をパロディとして楽しむことはできなかった。


2013/12/07 (Sat)


=

_ 荻原浩というひとのミステリ。これももちろん「オチが…」の流れで借りた。 そしてようやく期待通りのものが読めた気がする。これはとてもよかった。 以下ねたばれ注意。 (飛ばす)

_ 3時間ほどかけて読んだ。最後は寝る直前にフトンで読んでいたので 眠くてしょうがない状態だった。内容が退屈だったわけではなく、 単に極度に眠かっただけだが。読み終わった直後も、 あーなんか後味の悪い小説だなーという程度で済んでしまった。 寝て起きて、内容を思い出しながら考えていたところ、ん?ああそういう話なのか、 と気付いて、 目が覚めるほど驚いた、というわけではないけど、 なるほどこれは確かにびっくりだ、と思った。

_ 目が覚めるほど驚いたわけではないというのは、 違和感を覚える程度には怪しかったし、最初に気付かなかったのは、 単に鈍かったのと、さほど強い印象が残っていなかったというのがあると思う。

_ それでも解決しない違和感(時系列まわり)があったのでもう1回読み直した。 そういうことなのかな...でも納得いかないなあと思いつつWebを巡ってみたところ、 「そういうこと」で決着がついているようだった。説明を読んで、ああなるほど そういうことにしたいのか、と納得はした。ただ自分の思うフェア/アンフェアの 基準では、これはアンフェアに入るかなと思う。

_ 読んだのは文庫版。加筆修正があって、落ちが少し分かりやすくなっているらしい。 どっちつかずの結末で終わるのは好きじゃないというは、まあ自分が分かるならいいかという身勝手な基準でそうなっている面はあるかな。 まあ自分が分かるなら大抵の人は分かるだろうという予想もある。身勝手であることには変わりないが。

_ 落ちを抜きにしても十分面白かった。世代間の年令差、見た目と実際の年令差などのコントラストが鮮やかで楽しかった (解説の人が言うような抱腹絶倒というほどではないけども) 。 落ちの意味が分かったことでより後味は悪くなったけど、私はあまり気にしない。 というより、我ながら悪趣味だと思うけど、 ミステリに求めるものはまさにこういうものだとも言える。



= AQUOS PAD SH-08E

_ 会社で購入。ほとんど触る暇がない。 dなんとかというアプリや目障りな感じのアプリをどんどん消してすっきりして、それっきりだ。テザリングは便利。 ソフトキーボードは横で使うとなかなかよい感じ。ただソフトキーボード自体があんまり工夫がないというか、もうちょっと便利なものがあってもいいように思った。

_ 自宅の無線LANにつながらないのも1週間近く放置していた。 SSIDの下に「認証に問題」と出ている。 DHCPからアドレスとれていないのかなーと予想していたがそもそもアドレスをとりに 来ている気配がない。本当に「認証に問題」なのかもしれない。

_ 検索したものの要領を得ず (困っている人が多いようだなあーという程度)、 AirMac Extremeの様子を見よう...としたらうまくいかなかった。 WindowsのクライアントはWin 7 SP1以上じゃないと使えないらしい。 仕方ないので妻のマシン借りてやってみたらAirMacが見つからないと言っている。 Macはもう家にはないし、AirMacである理由もあまりないし、 無線LANブリッジ/ルータなんて今なら数千円で手に入るようなので、 設定画面に辿りつけないAirMacを後生大事に使うこともないような気がしてきた。

_ 買いかえたら済むのかというのはよくわからないが、少なくとも何が起きているのか 調べられない状況では何が悪いのかもよくわからないしな... Android 4.1.1にはWifiの接続にバグがあるなんて話を複数のサイトで 見掛けたが本当かな。本当ならすごい話だ。とても信じがたい。 いずれにしてもSH-08Eは4.2.2だから話は別だろうけど


2013/12/08 (Sun)

_ いやあ年末ですなあ! 知らないうちに12月になっていた(おせー)


= 幸せな食卓

_ 例によって「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」のスレッドから。

_ とてもいい本だと思う。先入観なしで読んだらもっと素晴しかったと思う。 が、やはり心構えが違っていたらしく今それじゃないという感じがしてしまう。

_ ただし、スレッドのタイトルに矛盾しているわけではない (ミステリと限定しているわけではない) し、「ラストというか後半で」という 註釈も適切なので、これじゃないこれじゃないと騒ぐのもどこかおかしい気がする。 堂々巡りだが結局のところ先入観なしで読んだら...というのが結論になるのかな。


= 密閉教室

_ 法月綸太郎の処女作らしい。法月綸太郎は綾辻行人の短編で「悩める青年」として 出てきたのを読んだのみで、作品を読むのはこれが初めてだった。以下ねたばれ 注意。 (飛ばす)

_ 2回読んだ。 1回目は、実はこうだった、いやいや本当はこうだった、本当の本当はこうだった... という連続で気付いたら終わっていたという感じで読み終えた。 2回目は、あまりに終盤〜「コーダ」に至る流れの意味が分からないのでそのあたりを中心に読み進めた。が、結局よくわからなかった。

_ 時代背景や置かれている状況が見えていないせいかもしれないが、 なんでこの人は読者につっかかっているんだ?という違和感が拭えなかった。 どうも肌に合わない作家さんだな、というのが現時点での結論。

_ しかし「新本格」の中心人物の初期の作品でこういう流れというのは意外だな。 アンチ「新本格」としてなら分からんでもない気がするが。 高校生ならではの青臭い感情とかはよく出ていたと思うので、人物が描けていないとは 思えなかった (どうやら著者自身の心境や体験がベースになっているらしい)。

_ そして「コーダ」については、「ノーカット版」という大幅にボリュームアップした (正確には、「ノーカット版」を出版時に大幅に削ったらしい) もので ねたばらしされているらしい。その内容を知って、ああやっぱり肌に合わないなという 気持を強くした。

_ この記述は怪しいな、とか、後で関わってきそうだな、と感じたものは だいたいその通りの流れで回収されていった。思いも寄らないところで 突然、というものは見あたらず。 密室のトリックについては...探偵役がいてもいなくても 一生隠し通せるようなものとはとても思えなかった。 そしてそのトリックの実現性について、後出しの事実で説明しているようにしか 見えなかった。したがってミステリとしても不満が残る。


= スカイツリーのふもとに真夜中に開く食堂があった

_ 向島に1年半ほど住んでいたことがある。 地図を見てそのアパートの隣であることを知った。 開いているところを見たことがなかったのはそういう理由だったのか。

_ 東武タクシーなつかしいな。TOTOと東武タクシー、裏には銭湯。 スカイツリー建設の騒々しさがなければこの周辺は気に入っているので また近所を探すという選択肢もあったかもしれない。

_ 「有明貴志」さんというのもなんとなく覚えている。 道路向かいのラーメン屋さんでポスター見た記憶がある。店主だったのか。 そういえば店の名前も「ありあけ」だった... 今になって気付いた。


2013/12/09 (Mon)


= 神様ゲーム

_ は相当気に入ったので、 「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」のスレッドの中では秘かに 一番期待していた。

_ 以下ねたばれ注意 (飛ばす)

_ びっくりするという点では今のところ最高だった。が、「蛍」のときは びっくり→これはすごい! だったのに対して、こちらはびっくり→なんで?という 感じだった。読み直してみても叙述上のトリックがあるわけでもないし、 示される「真相」が唯一無二のものであるということもなかった。単に神様が そうしたというだけの話で、彼が神様であったかどうかはもう信じる信じないの世界ではある。

_ これはこの人の芸風である(らしい)「最後にぶちこわしにする」の変形なのかなと 今では理解している。主人公が手にした結論は、それはそれで十分辻褄が合っているし、 彼が思い描いた「犯人」の不自然な行動も説明がつく。 一方、神様が示した真相は、本文中でそれと気付かせるものはとても少ないし、 はっきりそうと分かるようにも書いていない。 フェアじゃないじゃないか、と一瞬思ったが、これは一人称の小説だし、 10歳の子供である主人公が世界を描き切っていないと考えれば それまでなのかな、という気もしている。したがってこの段落冒頭の理解に落ち着いた。

_ 全知全能の神様が出てきて、その神様が犯人の名前をいとも簡単に言ってみせたり、 「天誅」を加えたりするような大味な設定の中でしっかりミステリしていて、 さらに後味の悪くなるような秘密を残したり、何の希望も残さない終わりかたなど、 なかなか見どころの多い小説だった。満足度としては「蛍」の方がずっと上だけど。


= 今日のAQUOS PAD

_ 会社にWHR-G301Nが転がっていたので試しにつなげてみたところ 「IPアドレス取得中」まで進んだ。やはりAQUOS PADが求める認証方法を AirMacがサポートしていないということなのかなあ


2013/12/12 (Thu)


= 第1回見せびらかし会

_ やります。これはなにかというと以前やっていたSDLオフの発展形です。 SDL縛りがなくなって、普段取り組んでいるものを見せびらかしたり、 オフをきっかけに何かに取り組んで、できたものを見せびらかしたり、 それを見たりするオフです。名前がしみじみださいですね。でもSDLオフの雰囲気を 残した新しいオフとしてやってみたいという意気ごみのあらわれが このださい名前なので、気に行ってもらえるとうれしいですね


= なめくじに聞いてみろ

_ 薄々気付いていたし実際にそう書いてきたけど、はっきりしたのは 「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」から辿って読むのは あまり実りの多い結果をもたらさないということだ。個々の本は別のきっかけで 読めばきっともっと楽しめたろうと思う。この本もそんな感じだった。

_ 持ってまわった言いまわしが至るところ、 あらゆる登場人物の科白に出てきて、好みが分かれそうだとは思う。 個人的にはあんまり肌に合うほうだとは思えなかった。 けど、殺し屋小説としてとても楽しい。


2013/12/14 (Sat)


= セカンドディスプレイ

_ 見せびらかし会の準備のためにVAIOで開発する時間が増えている。 でも家にいるときなどはPCが隣にいるので、そちらを使いたい。でも開発対象は VAIOのUbuntuにあって、そのまま使いたい。

_ キーボードとマウスだけならx2vncとかSynergyを使えばよい。けど、 せっかく大きなモニタがつながっているデスクトップがあるので、 こいつをセカンドディスプレイみたいに使えないもんかと思った。 つまりAir Displayみたいなことがしたい。

_ VNC関係 (vnc4server, x11vnc) や、Xinerama、 XdmxXephyrなどといったものを 組み合わせてうまいことできないもんかなと思うのだが...

_ xrandr --fbででかいサイズを指定して....というのはうまくいかなかった。 なんかDPIが変わっちゃったかのように間延びした表示になってしまう。 xorg.confをいじればどうにかなるのかもしれないができればやりたくないな。 外部モニタつなげたときなど勝手にうまいことやってくれているので、 変にいじったせいでそれが働くなるのは困る。というしょうもない理由だ。

_ まあVAIO TシリーズはRGB端子ついているからモニタつなげちゃえばそれまでなんだが...


2013/12/22 (Sun)


= 第1回見せびらかし会

_ 無事開催できました。お疲れ様でした。

_ 私の出しものはあいかわらずSPS2だった。 GLSLを勉強したので、それを組み込んでみた。 組み込むことができさえすればそれなりに派手なものを作るのは簡単だし (なにしろGLSL Sandboxにコードがたくさんあるので)、GLSL SandBoxのものを 表示できるようにするところまでは先月の段階で取り組んでいたので、その成果を マージするだけだった。

_ 今回はバックグラウンドの一枚板にGLSL SandBoxのフラグメントシェーダを喰わせて表示するところまで。 せっかくプログラマブルシェーダを使うようにするのであれば、トランジションなどでも 活用してゆきたいところだ。

_ SDL2に対応させて、OpenTKに移行させて...というのが今後のロードマップだ。

_ 「見せびらかし会」について。人数、メンバーともに普段の「お勉強会」と 大きく変わるものではなかったので、いつもの気楽な感じで進んだ。 発表もののオフとして進めるにはもうちょっと広い会場で人数が多くないとあれかな。 そのためには早目の告知と早目の会場確保だろう。ということで次回は来年3月に 実施することに決めた。

_ 時間が余ったので久しぶりにAndroidのアプリでも作ろうかな...と思ったら Android SDKが入っていなかった。ひどい。


= FFP-750DHP

_ AirMac Extremeのぐあいがよくないので買い換えた。11ac (draft) に対応した製品の中では不自然なまでに安い。 ひとまず無事に使えているようだ。AQUOS PADからの接続も良好。 VAIO Duo 11も5GHz側で使えているようだ。VAIO Tシリーズは2.4GHz。

_ Webで設定いじれるのでWin/Macなどはなくてもよい。なかなか垢抜けた画面で、 分かりづらい場所に「詳細設定」というリンクがあって、 これを使うといろいろいじれるんだが、これを使うとサポート外になるらしい。 当然無視して使った。

_ 簡易包装 (FFP) と書かれていて何事かと思ったら製品の化粧箱を裏返して使っていた。 製品の箱そのものを使っていたら意味がないような気もするがそういうものなのかもしれない。


= Twonky Beam

_ AQUOS PADが無線につながるようになったので、nasneの動画が見られないもんかなと思って探して見つけた。 普通に見られるな。便利。

_ DTCP-IPは別料金らしいのだが、docomoのAndroidタブレット/スマートフォンでは無料になるらしい。なんだそりゃ。うれしい。ふざけるなと思う。でもうれしい。


= Logitec AR120

_ Bluetoothのオーディオレシーバ。 先代が壊れてしまった後、5ヶ月ほど なしで過ごしてきた結果、それはそれで別にいいかなあという気もしてきたが、 AQUOS PADのヘッドホンジャックにつなげて何かを聞くのは抵抗があるし、 どちらかというとAndroidの音量設定は意味がわからないので本体から 一切音が出ないようにしたいので、ヘッドホンジャックは塞いでおきたい。

_ 音質は悪くないと思う。先代と大きく変わったのは給電(充電)しながら聞くことが できなくなったことか。ヘッドホンジャックが充電ケーブルの接続と兼用になっているので充電中はどうやっても聞けない。


= NETGEAR PTV3000 Push2TV

_ AQUOS PADの設定画面を見ていたらMiracastなる単語が出てきて、 よくわからんがHDMIの信号を無線で飛ばせるようなイメージらしい。 Windows 8.1から標準で使えるようになったらしいので、 妻へのクリスマスプレゼントにした。

_ ファームウエアのアップデートに手間取った。マニュアル通りにやっても APが生えてこない。10回くらいやりなおしているうちに動いたのでよしとする。 言語設定はリセットスイッチを短かく押すことで切り替えるらしい。


= Miracast

_ nasneの映像が見られたらいいなと期待していたのだが今のところうまくいっていない。 AQUOS PAD + Twonky Beamでは再生時にエラーになってしまった。 著作権保護対象の動画は再生できないらしい。 VAIO TV with nasneも再生時にエラー。こちらは著作権保護云々というわけではなく 単に画面設定がおかしいんです的なエラーだったが、言われるままにミラーリングを やめても同じエラーだったのでよくわからん。

_ Miracast自体は著作権保護にも対応しているわけなので、 それが働けばこういう状況にはならない気がするので、何が原因でうまくいっていないのかは分からないが、こういう場合はどこかの怠慢という要素があるのは間違いないだろう。 私が調べる手間をとっていない怠慢があるのは間違いないが、それ以外にもあるとしたらそれは「時間が解決する系」の問題かなと思う。あるいは「今ある機器ではどうにもならない系」もあるか。 REGZAさん側に問題があったらもうお手あげだな。まあREGZAに問題があるかどうかは別のデバイスにつなげてみればわかることだ。

_ Push2TVはWiDiにも対応しているらしいので、そっちだと様子が変わるのかな? いずれにしても「時間が解決しそう系」を試行錯誤するのはあまり気が乗らないな。 ならこんな流行するかどうかもわからないデバイスに手を出さなきゃいいわけだが。


= Wi-Fi Direct

_ Miracastはこいつを使って接続するらしい。APなしで直接つなげるらしい。 なぜそんなことをしなければいけないのかは理解していない。

_ Push2TVはファームウェアのアップデートなどのメンテナンスをするときには Wi-Fi DirectからAPに遷移して、一時的に生えてきたSSIDにつなげて アクセスするという作りになっている。 一時的に生えてきたSSIDはセキュリティがかかっていないのでウームと思う。 また自分の買ったバージョンでは関係なさそうだがまさにその一時的にSSIDを生やすのがうまくいかないというバグフィックスが入ったファームウェアが出ていたりして悩みが深くなった。そんなバグ踏んでたらもうアップグレードしようがないじゃないか。 というかさっきまで自分が体験していた問題もそれに近いような気がする。


= VAIO TV with nasne

_ 何かの拍子にnasneが見つからないことになってしまう。 しかもけっこう頻繁にそうなってしまうので困っている。 ↑でいろいろ試行錯誤したいのに、肝心の相手が見あたらなくなってしまうので何もできん。 そうなっている状態でTwonky Beamからは見えるので、VAIO TV with nasneの問題なんだろう。


_ 読書メモが溜まっているので消化する。


= ペットフードのひみつ

_ artonさんの記述を見て借りた。 妻はヒルズとは縁が深いので見せてみたところ、やはり見たことがあるらしい。

_ あらすじはartonさんの適切なまとめの通りだった。 そしてヒルズの歴史は別の機会に読んだことがあったので、その復習になった。


= 亜空間要塞の逆襲

_ いい加減しつこいが「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」から。

_ 面白かったが、このオチにびっくりするには私の教養が足りなかったようだ。 普段からSFを読み慣れていて、さらに時代ごとに求められてきたSFの形が少しずつ 変わっているといった知識がないと駄目なように思える。


= 煙か土か食い物

_ 「オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えて」に 「暗闇の中で子供」が出ていて、それはこの「煙か土か食い物」の続編らしいので こちらから読む。以下ねたばれ注意 (飛ばす)

_ ミステリをする気はないようだ。ないならやらなきゃいいのに、と思うのに、 ミステリっぽい気の引きかたをしているので、そうやって気を引いておいてやらないというのはどういうことだと思った。 おちょくっているのかな。そうなんだろうな、と思う。 密室のトリックが「秘密の出口がありました」だしな。

_ 「文圧」と表現されるらしい、読点がほとんどない勢いのある文章については 特に不快でもなく。 とはいえ回想シーンはぐろいばっかりで長いしなんなんだこれという感情ばかりが生まれてきた。

_ 町田康みたいなのを目指しているのかな。本文中にも「くっすん大黒」の話が 出ているし。町田康は好きな作家の一人だが、似ているようで受ける印象は 随分違うので、もし狙っているのであれば生憎私にとってはまったくそうではないというのが結論になるかな。 この本だと、勢いに押されつつ、ある瞬間に「だから何なのだろう」という疑問が 自分の中に芽生えてしまって、それがどんどん増幅するような感じを覚える。 町田康みたいに疑問を覚える前に押し切られてしまうような感覚はない。 このあたりは相性とか、あとは私が単に歳を取ったとか、いろんな原因がありそうにも思う。


= 暗闇の中で子供

_ 話が完全に破綻している。 書き手の能力が不足してどうにもならなくなって破綻したわけではなさそうなので、つまり狙ってそうなっているんだろう。 分かるのはそのくらいで、あとはさっぱりわからない。 なんでそうなっているのか?何が書きたいのか?など。

_ 自分の期待が満たされることも、綺麗に裏切られることもないんだろうなあと思いながら残り100ページを読み進んで、結果としては ああ読まなくてよかったよ時間を返してくれという感想になった。 私はけっこう忍耐強い方なのでこういう感想を抱くことはめったにない。

_ とりあえず町田康を読み直してみようかな... 当時と同じ感覚で読めるのかどうかを 確認したい。もし感覚が変わっていたら、この著者の本に感じた否定的な感覚は 単に私が歳をとったからというだけの結論になるのかもしれない。


= 慟哭

_ 貫井徳郎というと必殺シリーズに関しての記事を漁っているときに 見掛けた名前で、私にとっては作家というよりは必殺ファンの人という印象の方が強い。小説読んだことがなかったので当然だが。 当時読んだ記事を探してみたのだが見当たらないな。もう15年くらい前の話だ。 15年たって初めて小説を読んだ。

_ 面白かった。オチでびっくりするという条件もだいたい満たしていると思う。 ただ、このトリックは私があんまり好きじゃないものだ...

_ まあ、「叙述トリック」ってそういうものだと言われればそれまでだけど、 過去何度も書いたように叙述自体がメイントリックというのはどうしても 好きになれない。それは書き方に仕掛をしただけじゃないか という気持が先に立ってしまう。でも「蛍」とかは嫌いじゃないので この見解にも一貫性がないな。気持よく驚ければそれでよいというだけの話なのかもしれない。

_ この本で扱われていないものも多く含むが、

なんてのにはあんまり感銘を受けない。もちろんそれがメイントリックになっているような大味な小説は読んだことないけど。

_ さて本作に関しては、まったく予想もつかない展開ということはなかった。 「犯人」の言動や思考を見ていれば、 それにマッチするのは登場人物の中でごく少数しかいないので、あとはメインになる 叙述トリックを見破ることができれば自然と犯人は一人に絞れると思う。 私はそこまで明確に状況を理解していたわけではないが、 こういうことが起きているのかなーと想像したものの中の1つには挙がっていたので 驚きという点ではあまり大きくなかった。


= OpenGLの真髄

_ 久しぶりにOpenGLを触って、FBOやらVBOやらのことがよくわからんので 参考になるかと思って借りたのだが、 古いせいかそのあたりの話題がほとんどなかった。


= ニンジャスレイヤー

_ 「スリー・ダーティー・ニンジャボンド」が収録されている巻。 フォレスト・サワタリが初めてかっこよく見えた。



= StationTV Link

_ VAIO TV with nasneがうまくないので他のアプリを試してみるかと思って 最初にStationTV Linkを試用してみたところ何事もなくPush2TV経由でREGZAに 映像が出てきた。よかったよかった。

_ 実際に使うには購入が必要。 来月までおよそ半額のディスカウントキャンペーンをしているらしい。半額で1,950円。

_ nasneで撮ったものを大きい画面で見たければ VAIO Duo 11を使えばいいし、フロで見たければAQUOS PADを使えばよくなった。 なかなか便利になったな。大きい画面で見るにはプレステ3でも安く買って 設置するしかないか?と思ったりもしたが安く済んでよかった


2013/12/23 (Mon)

_ 気付けば明日は誕生日だ。ということは37最後の日か。振り返っておこう。


= 2013年後半名場面集

_ 一番大きい出来事は与太朗が来たことか。 皮膚の状態はあいかわらずあまりよくないが、それ以外はとても元気。

_ いちばんよかった買物は 小さい魔法瓶。ほぼ毎日使っている。 1000円しない買物だったが満足度が異様に高い。もっと早く使っていればよかった。 あと、自分で買ったわけではないがAQUOS PAD SH-08Eもいろいろ便利に使っている。 年末にかけていろいろ買物をしたが、それ以外はおとなしい半年だった。

_ 壊れたもの。P904iやら MM-BTSH3BKやら。 会社の人にP905iを借りっぱなしのまま年越しになってしまった。

_ ジョギングは続いている。が、去年より距離頻度ともに少ない。体重は2kg増えてしまった。 ジョンも若干ふくよか。年末はジョンと走り込んでゆきたい。

_ 英語の勉強をはじめたというか再開したというか、とにかくはじめた。 ここ1ヶ月くらいはサボり気味だがこれも年末年始にかけてやってゆくつもり。

_ 印象に残った本:

「英語リーディング教本」「プログラムはこうして作られる」は、 学ぶことや教えることについていろいろ考えるきっかけになった。来年も取り組んでゆく。 兼ねてから読みたかったDr.林の本をいろいろ読んだのもここ半年の大きな動きだ。

_ 仕事...は、今期から主任になったのでそれに関わる動きをいろいろした。 よく働いたなあというのが短かい感想。 今までも、死ぬほど忙しい、死にそうに辛いといった感想を毎年のように 抱いていたが、自分の身に起こっていることだけでなくて、組織の中で起こっていることをどうしてゆくのかという要素がわりと増えた半年だったと思う。

_ 「よく働いたなあ」は、あまり達成感を感じさせる響きがないし、 実際その通りだった。 先日見るとはなしに見ていたテレビ番組で、 何かをなしとげた人が心境を語っている様子が映っていて、そこで出てきたのが 「心地のよい疲労感」という言葉だった。私に欠けているものを適切に表現しているようで非常に印象に残った。

_ 組織の問題を分析したり口を出したり手を動かしたりしてきたが、会社も少しずつでかくなって、 穀潰しばかりが増えて、どんどんどうにもならなくなっているように見える。 「どうにもならなくなってきている」という感想は毎年抱いているし、それが 次のステージに進んだというのも毎年同じ感想なので、組織というのは 駄目だ駄目だと思っても次の悪い段階に進む素地があるんだなあと妙な感心を覚える。 私の想像力では、この駄目具合は崩壊の第一歩だなどとすぐに思いがちなんだけど、 その状態でもまだまだ続くし、まだまだ悪くなるらしい。それはよく言えば 個人では実現が難しい弾力性というやつなんだろうと思う。

_ 自分にとって新しいテクノロジーへの取組み、は、この半年はほとんどなかった。 Sphinxをいじるようになって、 GLSLを触って、Sunabaをいじったくらいか。いずれも深く触ってゆくところには至っていないので、ひきつづきだ。


= ジョン

_ めしの仕度しているときに噛まれた。顔の近くを水やフードが行き来するのが 気に入らなかったのだろう。まとわりつくのでどけようとしてそのようにしがちだ。 普段もやっていることなのでその日は虫の居所が悪かったのだろう。

_ 腹立たしいのでジョンをケージに閉じこめて寝た。鼻鳴きも無視して寝ていたら 妻が外に出した。近付いてきたりフトンに入ってきたりするのをあっちに行けと 放り出したりしているうちにあきらめたらしく、朝には足元で丸くなって寝ていた。 目を合わせようとしない。

_ その後情緒不安定になったらしく、しばらくは荒れていた。 翌日、今度は私と妻が不在中に自分の部屋から抜けだして一日中暴れまわっていた。 ケージのロックが甘かったのか、よくわからんが初めてのことだった。 いろんなものをひっくり返して、いろんなものを口に入れていたらしい。 今度は妻がジョンと口をきかないことになりまたジョンは情緒不安定に。 翌日も留守番をさせたが帰ってきたら今まで見たこともないような 量のうんこをしていた。

_ 留守中に部屋に出られるように偶然なってしまったわけだが、そこで大人しくしていれば、 ああジョンはいい子で留守番できるのだな→じゃあ今後はフリーにしておけばいい、 となって、2部屋にエアコンつけたまま外出する必要もなく御互い幸せだったのだが、 このあたりがジョンの浅はかなところで、 外に出られると気付くとこちらの心配通り暴れ回っていろんなものを口にして、 とやっているので、やっぱりケージに入れとかないと駄目じゃないかという話になる。

_ ジョンの気持が荒れるのはまわりの人間の情緒にも関係するのかなと思う。 ヒステリーとか癇癪もちの子供みたいなもんか。 親の不安がそのまま子供に伝わってしまって、 なぜかは分からないが精神が不安定になるというような。 そうだとすれば、分かりやすいといえば分かりやすいし、厄介といえば厄介だ。

_ まあ犬であれ子供であれ、心身に余裕がない状態で、 かつそれが相手に感じとれるようなことではうまくないということだろう。 ジョンのように多感な子であればなおさらそうなんだろう。わんた、コパン、つぼみ あたりにはそういう感じはまったくないので、感覚が麻痺していたらしい。


= 歩いたり走ったり

_ 最近だいぶ寒いので走りやすいが走り始めるまでがしんどい。

_ 一昨日はオフの帰りに目白から上野まで歩いた。なんで目白かというと 最近満腹で電車に乗るとめっきりだめになってしまって、 新宿から移動しているときに途中で降りて、なんか乗りなおすのもあほらしいので そのまま京成のある駅まで歩いただけ。寒いので汗をかくこともなく歩けた。 7kmちょっとだったらしい。荷物が重いので妙に疲れた。90分ほどかかった。

_ 昨日はジョンと久しぶりに走った。こちらも7kmほど。 普段走っているコースは1時間足らずで7kmほど。 水元公園を全部まわると10km超えてしまうので やっぱり山手線の内側は狭いなあと思うのだった。


2013/12/24 (Tue)

_ 38になった。30代も大詰めですなあ! と去年も思った気がする。

_ 悪夢、忘れもの、遅刻など38の初日からいろいろあった。 与太朗のいびきがひどくて、悪夢で目が覚めて以来眠れなくなった。



= ロートレック荘事件

_ 面白かった。一昨日の記述にひきつづきあまり好きなトリックではないが...

_ この本は有名なので、実のところメイントリックとして使われている 手法については事前に知っていた。にもかかわらず真相を見通すことが できなかったので、私が鈍いのか書き手の能力が高いのか、その両方なのか、 いずれにしてもたいしたもんだと思う。


_ 妻にREGALの靴を買ってもらった。かっこいい。 以前もREGALの靴を買ってもらったことがある。さすがに高いだけあって頑丈だ。

_ 前回のは紐つきの装飾多めのやつだった。今回は紐がなくてスマートな感じだ。


2013/12/28 (Sat)

_ 年内最後の出勤日が終わった途端にカゼひいた。身体がだるくて頭がぼーっとして 喉が痛い。鼻も詰まり気味だ。 酒飲まずにあほみたいに寝ていれば元気になるかと 思ったがさほどよくなっていないようだ。 ユンケル飲んでさっさと元気にならねば。


_ 熱っぽいが熱はなく、喉の痛みもだいぶ減ったが具合の悪さは残るという 妙な具合が続いている。葛根湯を飲んだ。


= 弥勒の掌

_ 我孫子武丸は殺戮にいたる病探偵映画に続いて3作目。

_ トリックは例によってあまり好きじゃないやつで、短いのであっという間に 読み終えてしまった。オチは嫌いではない。まったく後味がいいものではないけど。

_ 好きじゃないトリックとはいえ、分かりづらいということはなく、 むしろあまりにあからさまに怪しかったし、実際気をつけながら 読んだつもりだったのにすっかり騙されてしまったので、 注意深い人ならきちんと見破れるのかな? そのあたりがよくわからない。 確かに叙述トリックとしては特段難しくもないけど、 それだけの情報で起こっていることがすべて説明できるのかと言われると、 疑惑が深まるという程度なんじゃないかと思う。読み漏らしていることが まだあるのだろうか。


= VDSLモデム逝去

_ 家に帰る直前に家のサーバの接続が途絶えて、なんか嫌な感じだなと 思いつつ帰宅してみた。LAN内はとくに問題ないようなので単に外に出られないらしい...と思いつつサーバルーム(和室)に行ってみたらVDSLモデムのランプがすべて 消えていた。アダプタ抜き挿ししたり、コンセントの位置を変えてみたりしたが二度と電源が入ることはなかった。

_ NTTの故障問い合わせのサイトに入力したのが19時ちょっと前。 受付は17時までで、29日以降の受付対応は1/6以降になるらしいので年末年始は 対応してもらえないという話か。SH-08Eがあるのでネットワークがまったく 不通になったわけではないが、あの機械がないと外に出られないということか。


2013/12/29 (Sun)

_ カゼはさほどひどくなっていないが全快とは言いがたい。 でもよくなってきていると思う。昨日は12時間くらい寝たんだが今日はそこまで眠れなかったし、そもそも眠りが極端に浅くて寝てるんだか起きてるんだかよくわからないまま8時間経過した。 ジョンもひっきりなしに出入りしていたし。


_ 帰りの電車で寝過して押上まで行ってしまった。新記録か。 青砥を出た直後に目を覚ましたのだが「次は押上」のアナウンスだった。 快速バンザイ。30分くらい余計に時間をかけて帰宅。

_ 洗濯機の喘ぎ声がいよいよひどくなってきたらしい。保証書を探してみたら ヨドバシの5年保証に入っていたのでそれで修理してもらう予定。


= HDMIとEthernet

_ Push2TVをつなげるためにHDMIケーブルが必要だったので買ったのだがそのケーブルは Ethernet規格対応なる文言がついていた。なんのこっちゃと思って調べてみると、 HDMIケーブルにEthernetフレームを流すことができるものらしい。 HDMIケーブルでつながっている他の機器でIPネットワークを組んだりできるようだ。 なるほどなるほど。いちいちRJ45でつなげたり無線に対応したりしなくても ネットワークが組めるというのはお手軽でよいのかもしれない。


2013/12/30 (Mon)

_ だいぶ楽になってきたがまだ全快とは言いがたい。


= 和風香辛料(七味・山椒) - 国産唐がらし(唐辛子)・国産たかの爪・国産輪切り唐がらし・国産石臼挽き山椒・石臼挽き山椒・製造販売元 - やまつ辻田

_ facebookでがすけつ君が書いていたので気になっていたので取り寄せてみた。 山椒の風味が強烈。確かに嗅いだことのないほどの強さだ。 山椒は香辛料の中で一番好きなのでまったく問題ないが、 山椒が苦手な人は大変だろう。

_ 風味がものすごいので、かけそば、かけうどんではつゆの風味が 感じられなくなってしまうほどだ。今度麻婆豆腐を食べるときに試してみたい。



= パンク侍、斬られて候

_ 町田康を読み直したくなったので、 デビュー作の「くっすん大黒」と、読んだことがなかったこの本を借りた。 「オチがめちゃめちゃびっくり〜」にも出てきたのでちょうどよかった。

_ やっぱりいいな、読んでいて楽しい。 心に残るフレーズや哲学的な科白もあってどきりとさせられるし (人語を解するようになった大臼(猿)の得た感覚の話などはとてもひきこまれた)、 会話も落語を見ているような感じがする。落語をそんなに親しんでいるわけではないので ただの印象でしかないのかもしれないが。

_ やはりジャンルとそれに対して暗黙のうちに期待するものが自分には確かにあるようで、 この本もミステリですと言われたらまったく評価できんだろう。 もちろん町田康に緻密なミステリを期待することはないのでそんな評価は下りようがないけど。

_ ただ町田康は短編を見慣れてしまったせいか少し冗長に感じられてしまった。 一気に読まずにちびちび読んだのも悪かったのかもしれない。

_ おそろしいことに舞台化されているらしい。DVDも出ているようだ。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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