Zinnia hacks tomorrow. (2013/8)

2013/08/01 (Thu)


= P904iつづき

_ それっきり電源が入る気配はない。docomoショップに持っていったところ、 店のバッテリーにつなぎかえて電源入れてみてやっぱり電源入りませんねー 修理になると水没でなければ最大15,000円くらいかかり、それで復活するかどうかも わかりませんねえというようなことを言っていたので、そうですかそうですかと 聞いていたが、つまり金はかかるし治らんかもしれないということだと気付いたので 退散した。滞在時間5分。


2013/08/03 (Sat)


= V-Check

_ 「英単語力」を検定してくれる。測定はアカウントなくてもできるけど 結果を見るにはアカウントを登録しないといけない(……) ひとまずやってみた。

V-Check Report

TOEICだと525点相当...これはまずい。

_ テストしてみると、半分くらいは 英語の本やドキュメントを読んでいるときに、そうそうこういう 単語が分からないんだよね、というものがうまいこと出てくるので感心した。


= flash文字化け

_ YouTubeのCMをスキップするためのボタンとか、 TEDの字幕を日本語にしたときの表示とかがトーフになっているのが気になった。 ↑のV-Check結果も日本語だとトーフでさっぱりわからん。

_ 調べてみると、ttf-arphic-umingをインストールしてそれで入ったフォントを 適当なttcに上書きするといいよ!というのがたくさんヒットした。 いいのかもしれないが野蛮だな....と思いつつ特に逆らうこともなく同じことを してみた。たしかに表示はされるんだけど、中国語の字体があるときは そっちにひっぱられるのでなんとも汚ならしい。ないよりはましという程度。 やはりちゃんと調べないと駄目なのかな... ニコニコ動画の字幕は問題ないので、きちんと日本語と指定されているもの以外が駄目なのかなと思う。


= 携帯を変える話

_ 新しいものを買うのは気分が高揚するのが普通なのかもしれないが個人的には 気分が沈む一方だ。会社で買うものを選ぶときはほとんど迷わないくせに 自分のものを買うときは苦しいほどに悩む。

_ 苦しんでばかりいてもしかたないので状況をまとめつつ検討を進めることにする。

_ 携帯(P904i)は壊れてしまってそれっきり電源が入る気配がない。 数十枚の写真と電話帳が失われてしまったのは惜しいが、なにがなんでも 復旧したいですというほどではない。電話番号やキャリアが変わるのも 別にどうということはないなあ。料金プランは最低のものだった。そもそも ほとんどまったく電話をかけず、大部分が着信(しかも妻から)なので、 電話としてはその程度の用途しかない。

_ 他の用途としては、毎日のアラーム、と、カウントダウントレインくらい。 アラームはAndroidのアプリでもいろいろあるんだけど、設定を素早くできるという 点ではP904iのものに慣れきってしまっており他のものを使う気がしなかった。 カウントダウントレインもAndroid用のものがあるが、以前も書いたように なんかスマートフォンの画面表示をさせたままというのには抵抗がある。 P904iにはそういう遠慮はないし、うっかり上げっぱなしにして1〜2日放っておいても 特に電池を喰う気配もない。

_ というわけで、携帯として買い換えるのであればとにかく安く済ませるというのが まずは適当だろう。一方で、スマートフォンなどに買い換えるとなれば... どうせ買うなら...というあたりで話がややこしくなってくる。 防水!というのはよいとして、どうせスマートフォンなら通信量を気にせず 使いたい気がしてくるし、それならテザリングもできるといいなあと際限なく 新しい要望が。なおおサイフケータイはもう卒業したのでとくになくてよい。 NFCも特になくてもいいかなあ。あったらあったで日常生活に何らかの変化が 生まれるかもしれないが、ないと死ぬというほどでもない。 飽きたというのもあるし、飽きることを許さない程度には仕事で使っているし...

_ 大きなくくりとしての要求はこんな感じで、逆に言うとこの程度なので、 20台くらい候補に出てくる。どれも似たような感じがするので選べるか!という 気になってくる。なにしろ今使っているのが(会社の)HTC Desireで、 特に大きな不満もなく、せいぜい内蔵メモリ少なすぎるだろという程度の 不満しかなく達者に使っているので、今時の機種ならこれより悪いということは ないだろうと思う。したがって選ぶ基準というのが見当たらない。 docomoの野暮なサービス・アプリが少なければ少ないほどいいという程度だが、 このあたりも特に選択肢を狭める要素にはなっていないようだ。 防水でないという点でSamsungの機種がだいたい対象外になる程度か。

_ などと悶々としていたらAQUOS PAD SH-08Eはどうだと言われて、 もちろんネタなんだろうが真に受けてしまって眺めてみたら、これ以外に ないんじゃないかという気がしてきた。もちろんこれ自身で通話が できるわけじゃないので、これ以外にないどころかこれじゃないと言うべきだが、 冒頭に書いた通りほとんど通話に利用していないので、通話が不便であっても あんまり構わないし、タブレットとして考えるとけちのつけようがないスペックに 見える。片手で持てるサイズなのも、中途半端な大きさのものよりよい。

_ そうそう、あんまり関係なけど妻が割ったiPhoneがあるので、これを直して 真面目に使うという手もあるな。その場合はデータ通信がちゃんとできるような 契約に変えるか、別の手段で通信をさせないといけないが....



= Text-to-Speech

_ Ubuntuで読み上げさせようと思うとどんなソフトがあるのかなあと思い調べてみた。 eSpeakFestivalというのが見つかった。 いくつか英文を入れて読ませた限りではFestivalの方が聞きとりやすいと思った。 このあたりはデータを充実させれば結果が変わるのかなあ?

_ しかしこのあたりはWindows、MacOSX、Androidほどの手軽さはあんまりない感じ。 品質もだいぶ違う。Kindleの読み上げはかなり自然で驚いた。これなら 日常的に使えるんじゃないかと思った。


= Play it slowly

_ 再生速度はそのままでピッチを変えたり、ピッチはそのままで再生速度を 変えたりできる。バックエンドはGStreamerなのでそれで使えるフォーマットなら mp3に限らず利用できるようだ。英語の本の読み上げのスピードを上げたり下げたり できるので便利そうだ。ファイルは1つしか選べないのと、選ぶたびに設定が 戻ってしまうのがどうも...だけど。

_ そしてピッチを変えたりしているのは実際にはGStreamer側のようにも見える。 それならRhythmboxのpluginもありそうだなあ...と思ったらいくつか見つかった。 rbpitchと、 rhythmbox-scaletempo。 しかしどちらも動かない。プラグインの一覧に出てこない。 メンテされてないのか、やりかたがまずいのか...



= プログラミングの動機

_ 布川さんの引用した部分だけを読んで反応:

ではなぜ80年代にそのような小中学生、いわゆるパソコン少年がたくさんいたの
だろうか?その理由の一端は、おそらく次のような文章に集約できるだろう。
 「僕もプログラミングができるようになって自分でゲームを作りたい。
ヒットゲームを作って、中村光一のようなスターゲームプログラマになって、
お金をたくさん儲けたい」。
「理由」の「一端」を「集約」しただけなので、とりたてて文句を言うものでも ないのかもしれないが、私も全然違うと思った。 中村光一さんの名前を知ったのはずっと後のことだし、 それは置いておいたとしても、パソコンでゲーム作ると金が儲かるという 発想はまったくなかったな。 スターゲームプログラマ=儲かるという認識がそもそもなかった。 スターゲームプログラマだから儲かったというよりは、 功績が認められて社会的地位が上がったから儲かったという話じゃないのかなあ? 当時もよくわからなかったが、今もよくわからない。 が、どうも最近の成金クリエイターの姿を当時に重ねているお伽話のような気がしてならない。

_ 自分がパソコン少年だったのは、単に触ってて楽しいおもちゃだったからという 以外には適切な理由が思いつかない。それを極めて何かをしたかったとか、 将来そういう仕事につきたいといったことはほとんどなかった。 高校〜大学と過ぎていって、どうやらこの世界でしか生きてゆけないらしいと 気付いたときにはもう後戻りできない状態だった。それでも生きてゆける世界が あるだけ幸せだとも思ったけど。


2013/08/04 (Sun)


= 携帯電話の話つづき

_ オンラインショップで機種変更できるらしいので試しに様子を見てみるかと 思ったらMy docomo IDなるものを求められた。そんなの作ったっけ? 新規登録するには携帯に折り返しされる何らかのものを用いて何らかの 手続きを踏む必要があるらしい(ちゃんと理解していない)。その携帯が 壊れてるのでそういうときにはお店に行く必要があるらしい。結局店に 行かなければいけないのか。店で機種変更なんて考えるだけで気が滅入るので 2週間くらい準備運動が必要だ。

_ と書いていたら妻の携帯に私のSIMを挿して操作すればいいじゃんと言われて なるほどその手があったかと思った。やってみたら無事に登録できた。 ではさっそく契約変更等のシミュレーションをしてみようと思ったら いかにも2in1しているから駄目と言いたそうなエラーコードが出て コールセンターのTELが出てきたので駄目だこりゃと思った。 とりあえず2in1の解除が先だな...


= ごみ

_ あんまり明確なところを理解していなかったので燃えるごみと資源ごみ以外を 出せていないという現実に気付いた。ので、少し勉強。以下は葛飾区のページから 自分なりに理解したものをまとめている。(無保証)

_ 大部分は燃えるごみ。それ以外のうち、粗大ごみ、資源ごみ、プラマークについては 明確に対象が決まっているので、その通りにすればよい。それ以外は燃えないごみ。 土、石、大量の油などはごみとして出せない。家電リサイクル法の対象に なっているものも出せない。大雑把な分けかたとして、燃えないごみとして 出せるのは、

といった感じのものらしい。なお、電池、蛍光管などは資源回収をしている 場所があるのでそれを利用したほうがよいようだ。資源回収には他にも プリンタのインクや、ペットボトル、食品トレイ、紙パックなどがあるらしい。

_ 発泡スチロール、エアキャップなどは「プラマーク」の日に出す。 ただしプラマークがついていない発泡スチロールは「燃えるごみ」として出す。



= 適性検査結果

_ 以前受けた結果がとっくに帰ってきていたのだが まとめる時間がなかった。

_ この検査は、正直なことを答えずに望まれる人物像的なものを描きながら回答すると だんだん支離滅裂になってゆくように設計されているんだとか。したがって 診断結果に加えて、回答の一貫性というのも示されてくる。私の回答の一貫性は 問題なかったらしい。

_ 「ストレス耐性」というのと「総合適性」というのが出てくるらしい。 まず「ストレス耐性」については以下のような結果(と感想)になった。

_ 一方、「総合適性」の方は以下のように。

_ 概ねよく当たっているというのが感想。ただ受けた直後に予想していたものと 比べると、リスク回避の側面というのがあまり出てこなかったように思う。 自分ではそう思っているけど実際はそうでもないということだろうか?

_ 妻に見せたところ「わりと当たってるね...美的センスがないとか特に」らしい。 「交渉・説得を好まない」とか「批判的」も当たってるらしい。


2013/08/05 (Mon)

_ 2in1を解約してもらった。違約金が1万近くかかるらしいと聞いて危うく 怪鳥音を発するところだったがなんとかこらえた。 こんなところにも2年縛りがあるのか。悪質すぎるなあと思ったんだが、 2in1で検索してみるとMNPが云々でなんか技があるらしい(ひどい表現力だ)。 なので簡単に増減できるとうまくないのかもしれない(興味ないので分かっていない)


2013/08/06 (Tue)


= 瞬断

_ 家のサーバのuptimeが0日に戻りIPが変わってしまったので瞬断が あったのかなと思った。せっかく800日近くのuptimeだったのに残念だな、と思いながら 帰宅したところ、なぜかつぼみが浴室から出てきた。普段は寝室に エアコンつけて締めきっているので浴室に来るはずがないのだが...と思いながら つぼみを伴って寝室に向かってみたら蒸し暑い。瞬断のときにエアコンも止まって しまったらしい。瞬断があったのは14時過ぎで、昼過ぎまでは晴れ間が見えていたが その後は下り坂だったように思うので、暑さにやられるという酷い事態には ならなかったようだが...特にジョンはケージに入っているので逃げ場がない。 (3頭の中では一番暑さに強いようだけど)

_ 扇風機は回っていた。言われて気付いたが機械式のスイッチだったのが 幸いしたらしい。室温を下げる役には立たなかっただろうが、空気の流れを 作ることで局所的に異様に暑くなるというようなことはなかったと思う。 あとは、つぼみが雷でパニックになったのか、自力で寝室から脱出していたのも よかったのだろう。

_ 犬達には苛酷な環境を体験させてしまって申し訳ないが、 取り返しのつかないことで学ぶようなことがなかっただけでも幸いというべきか。 しかしエアコンだけに頼ると危険だということがよくわかった。 いろいろな手段を併用しないといけない。

_ すぐに思い付いたのは、fashyの湯たんぽに氷を入れて置いておく、 クッションだけじゃなくて床をそのまま露出させた状態の場所をたくさん作る、など。 あとは、すだれ、オーニング、なんでもよいが、外からの直射日光を減らす算段が 有効なように思った。


= すだれ

_ どうやって取り付けるんだ?ということで調べてみると、 突っ張り棒を使う方法と、 サッシ枠にネジ止めできる金具(単品で売っている)を使う方法があるようだ。 後者の方が楽そうだな。ただ金具2個で1つあたり2個、都合4個のネジだけで 支えることになるので強度的に心配な気もする。

_ クランプで取り付ける方法もあるらしい。クリップを加工するのはすごいな。

_ あとは「よしず」にして立てかけるという手もあるか。


2013/08/07 (Wed)


= すだれ

_ サッシにネジ止めするフックと一緒に買ってきた。 フックの方はやはり雨戸のように遊びの大きいサッシを想定したものなので 予想はしていたが網戸のレールにつけてどうにかなるものではなかった。したがって 網戸が動かなくなってしまった。が、まあなんとか固定できた。(網戸も固定されてしまったけど)

_ すだれ等をひっかけるための場所が2個所あって、2枚を重ねてぶらさげることが可能。 ただ設置場所の関係で上部にあるフックがサッシ上の壁と干渉してしまうことが 分かったので、ちょっとしたフォースを使ってそのフックを無効にした。 この程度のフォースで無効にできてしまうのだから強度の方は知れているだろう。

_ すだれは数百円の安物。異様に軽い。ワンシーズン超えられれば上出来だろうと 思って安いのにしておいた。

_ いろいろ予定外のことはあったがひとまず設置できてよかった。


= 遠隔リモコン

_ って何だ?と思って調べてみた。昔からある「学習リモコン」の応用で、 ネットワーク越しに操作できるようにしたリモコンのことらしい。なるほど。 これなら外出先から家電の操作ができる。(もちろんネットワークにつながっている前提だが)

_ あったらいいなと思いつつ安いのでも1万超えているのでなかなか難しいな。 手作りすれば安いんだろうけど、こういうのは品質第一という面が大きいので なかなか。

_ しかし特にエアコンを相手にする場合は「今どうなっているのか」が分からないのは 辛いな。普通にリモコンを操作しているときも、ON/OFFのステートがおかしくなって リモコンの表示面ではONになった的なことを言っているが実はONになってない といったことが普通によくあるし...


= USB温度計

_ 1000円くらいで買えるものや、数千円で買えるものなどいろいろある。 以前調べたときはあんまりピンと来なかったが...

_ USB温度・湿度計モジュール(完成品)がよさそうに見える。 温度と湿度がとれるし、サンプルソースも充実している。

_ USB温度計! USB thermometer-528018は、もっと安い。 ハンドリングするコードを公開している人がいるらしい。 (上記2点はいずれもRaspberry Piで温度と湿度を計測しグラフ化してみました | 株式会社インフィニットループ技術ブログを参考にした)


2013/08/09 (Fri)

_ おそろしい暑さだ。

_ 今週は勤務時間の8割が打ち合わせなど。残りの2割はその打ち合わせの準備。 したがってPCに向かっているときはメール書いてるかパワーポイントを いじっているかどちらかだった。

_ 打ち合わせやその準備等をしていると仕事した気になってしまうので危険だ。 実際にしなければいけないことが大きく進むわけではないので (一部の打ち合わせは例外として)、こんなことを繰返していてはあほになってしまう。


2013/08/10 (Sat)

_ 熱風が吹いており長時間外にいると生命の危険を感じる。


= Ubuntuのフォントの話、つづき

_ いろいろ調べていたが飽きてやめてしまった(何もしていない)という話なので読まなくてもよい。

_ 先日やった対応の副作用で、 主にLibreOffice Calcがおかしなことになった。 ツールチップのフォントが一部汚ならしくなったり (再度表示させると戻ったりすることもあってよくわからない)、 書式で「AAA」(曜日)をしているところがあきらかにpinyin(Tu3Yao4Ri4みたいな)になっているし、 「折り返して全体を表示」が効かなくなって、セルの右端に小さな赤い三角形が 表示されるようになってしまった。

_ なんでフォント入れるだけでこんなことが起きるんだろうという憤りを 覚えないこともないが、メリットよりもデメリットの方が大きいので元に戻した。 (折り返して全体を表示が効かないのは治ってない)

_ fontconfigの原理は勉強すれば分かるが、ではflashの方がどういった経緯で トーフを表示するに至ったのかというと、それはいくつかの原因が考えられるわけで、 それを切り分けるにはいろいろとトレースしなければいけない (以前のMonoのときはソースがあったので そちらからのアプローチが可能だったのだが)。 気力が出ずにやめてしまった。

_ なお設定がうまく効いているかを調べるのには 字幕サポートつきのYouTube動画がよいようだ。 これとか (どこかのQAで引用されていたのをそのまま利用しているだけだが)


= LinuxとDTrace

_ DTrace自体は使えるらしいが標準で入っているわけではないらしい。 SystemTapなるものが あるようだ。他にもあったような気がするが忘れてしまった。 システムコールをトレースしたければstraceがあるか。



= 時間はなぜ取り戻せないのか

_ 独身時代に戻りたいとか、子供の頃に戻りたいとかそういう話ではない。

_ 「時間の流れは生命(生きる意思)がつくっている」という仮説(著者にとっては確信)が テーマになっている。個々の書いてあることは分かるし、事実と想像も きちんと区別されているし、一見「何の話をしているんだ?」と思える構成も きちんと最後にはまとまるように作られていると思うのだが、 1周目はそれでもなんかピンと来なかった。

_ 2回読んでいいたいことは分かってきたつもりで、なるほどねえとも思うんだけど、 そうでなければいけない理由、他の可能性を許さない理由があるのか? よくわからなかった。


= 英語リーディング教本

_ 急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法で紹介されていた本。中身に取り組んでいないで 読んだだけの状態で感想を書く。したがってメソッド自身の有効性については とくに書けない。

_ 意外な内容だったので驚いた。「急がばまわれ式〜」の記事では、大半の勉強法は 「学習者のコンフォート・ゾーン(快適な領域)を外れることが多く、大抵の人は不安感や不快感を感じて、学習をやめてしまう」と書かれていて、 集中力は消耗資源だという「スイッチ!」の教えに感銘を受けた私としては 非常に同意だったのだが、この本は相当にラジカルというかマッシブというか、 ひたすら暗記、まずは暗記、疑問を覚えてはいけない、まず暗記、 何の意味があるのかは分からないもしれないがまずは暗記、 説明はできないが絶大な効果があるからまずは暗記、と、いった印象を受ける。

_ これに取り組めばどういう効果が期待できるのか?なぜそれが実現できるのか? という点について説明を放棄しており、また、全員に効果があるものではないことを 認め、さらに中途半端にやってしまうと害が大きいことも認めているので、 これは最初によっぽどこの人を信じてやってゆくという覚悟を持って、 途中の五里霧中ぶりをひたすら耐えてゆく覚悟もいっしょにして、 はじめて成立する勉強のように思える。これはちょっとどうなのだろうと思った。

_ なにを目指しているのか、そのためにどうすればいいのか、というのは ある程度分離可能な話だと思う。 なにを目指しているのかを示された場合、それに至る方法が複数あるかもしれないし、 (この本でも認めている通り) 人それぞれ適した方法は違うかもしれないので、 だからこそ、なにを目指しているのか、と、そのためにどうすればいいのか、は、 きちんと分けたほうがいいと思う。これらが混じっていると、 なんでそういうことをさせようとしているのかに疑問を覚えるし、 理由らしきものが出てくると、別の方法でも同じ効果が得られるように思えるけど そっちじゃだめなのか?少なくとも書いている本人はそれらを無意識にしろ 検討した結果排除した状態でそれを書いているのか? といった疑問がどんどん出てきてしまう。

_ 目指していることとその手段を混同してよいのは、他に方法がないときだけだと 思う。それでも他に方法がないんだよという説明は欲しいところだが。 他の方法でも遠回りになるかもしれんが結果同じことだということなら 選択肢の一つとして対象を見ることができる。 同じような理由で、現時点の自分が「目指している状態」に比べてどのような 位置にいるのか、スタート地点以前なのか、けっこういい線いっているのか、 すでにゴールを超えているのか、といったことが客観的に分かる指標も欲しいところだ。

_ 取り組むことをためらわせる構成だった。平たく言うと、なんかおかしいぞ、 と思ったときにそれを否定する材料が示されているわけでもなく「いずれわかる」「とにかくやってみろ」という答えが帰ってくるような感じ。

_ 一点、説明らしい説明かなと思ったのは、 こうやって時間かけてトレーニングすることによって構造を先読する能力が 培われていって、結果としてリーディングやリスニングの能力が上がってゆくという あたりか。これはなるほどと思った。実際にそうなのかどうかは分からんが、 これだけ薦めている人がいるのであれば正しいのかもしれない。 「日本人の英語」でも、こういう表現や単語が出てきたときにネイティブの人が 無意識のうちに思い浮かべるもの、といったような説明が頻繁に出ていたように思うし、そのような 発想を身につけるために、トレーニングを積むというのはそれ自身間違ったことではない。 amazonでも評価が割れているが、星の低い人は途中で挫折したか、最初から やっていないかのどちらかのようだし。

_ あとは、とりあえずやってみようかということを躊躇う理由としては、 中途半端にやると害の方が多いという点だけだな。



= 携帯の話、つづいていない

_ 何も進んでいないという話なのでとくに読まなくてよい。

_ 面倒、憂鬱、金がかかる等の理由もあるが、

(国内メーカーは)3~4年、同じことを繰り返してきた。
(端末を)作った、売れない、故障する、評判が悪い。ぜひ、
ツートップに入るぞという気合を持っていただくとありがたい
などと言っている人物が社長の間はこの会社に金を落とすことに強い嫌悪感を覚えるというのも理由のひとつだ。 こんなこと言ってメーカーが発奮するような関係を築いていると 思ってるのだろうか。発言自身もそうだがそれ以上にこういう発想が気持悪い。

_ 株主総会でスティーブジョブスと友達になれと迫られているのを見たときは さすがにちょっと気の毒だと思ったが(前社長の頃の話だが)、 docomoはアプリもCMもサービスも何もかもが野暮で見苦しい。 公私ともによい印象がまったくない。CMは何を伝えたいのかさっぱり分からないし、 そもそも携帯/スマホを擬人化するにあたってその「擬人」を、使っている人間が 自覚しているのかどうかがCMごとに揺れているようでコンセプトがさっぱりわからん。 あるCMでは「擬人」であることは使ってる本人には自覚がないように見えるし、 一方で「擬人」と会話しているCMもあったりして、二次創作でももうちょっと 設定をしっかり考えるだろと思った。


= 伝えるべき人に伝わっている(のだと思う)ということ

_ 「この感覚がXperia」というのもさっぱり分からなかった。どの感覚? ブレイクダンス的なダンスをしている様子を映して、冒頭の決め科白が出てきて、 製品名が出て終わりというかなり割切ったCMだったが何が言いたいのかさっぱり 分からなかった。

_ 以前の(最近もそうなのかもしれんが見てないので分からん)GalaxyのCMもさっぱり 分からなかった。GalaxyのCMに限らず最近のCMは動きが激しすぎて何を伝えたいのか 分からないということが多い。伝えたいことを短かい時間でしっかり伝えるという 努力を放棄しているようにも見える。歌っているだけとか、踊っているだけとか。

_ でも、それが改められる気配がないということは、 おそらく伝えるべき人には伝わっているということであり、私自身は 伝えるべき人(ターゲット)からは外れているということなんだろう。 なんとなく、伝えるべき人にしてもその伝える内容というのはメッセージではなく 「印象」なのだという気がする。つまりターゲットの人々にしても伝えようとしている 内容が伝わっているのではなく(そもそも伝える内容がさほどあるわけでもなく)、 単に好印象を残すというだけのことであり、伝える側もそれだけを狙っているのでは ないだろうか。確かめようのないことだがそんなことを思った。

_ ソフトバンクのCMとか、それの後追いのようにも見えるdocomoの家族のCMとかは、 好印象だけが拠所というような印象操作を感じるし、それがきちんとターゲットに 伝わっていればそれでいいのだろう。自分はターゲットから外れつつある/すでに 外れたという印象は心地よいものではないが、それが狙った結果であるなら 仕方のないことだろう。もっともこれから平均年齢が増えてゆく時代に 若者ばかりに目を向けていていいのかという心配もあるが、それは僻みを含んだ 余計な心配なのかもしれない。

_ もっとも、伝えたい相手にだけ伝われば、そうでない相手に悪印象を残しても 頓着しない(ように見える)というのは今に始まった話ではないか。 お茶漬を啜っている音やチャーハンを喰っている音を強調して流すCMとか 何かを飲む音を強調して流すCMとか、 未だにその系統がなくならないので有効な手法として定着してしまったんだろう。 私にとっては単純に極めて不快なので、なんでそんなことができるのか不思議で しょうがない。最近もトマトジュースのCMでそういうのがあって、 なんとも言えない気分だ。


2013/08/11 (Sun)

_ ようやくVAIOのキーボードに少し慣れてきた。苦節3ヶ月弱。 打ち損じがなくなったわけではないが(現にここまで打つのに3回くらい打ち損じが発生している)、まあそういうもんだという心境になってきたことを「慣れた」と表現している。キーボードそのものに慣れたわけではないということか

_ 正確にタイプができるようになったわけではない。家にいるときなどは 打った通りに入力してもらうようVAIOの都合は無視して強く打つようにしており ミスは相対的に減ったように思う。外にいるときはさすがに強く打つばかりだと うるさくてたまらないので、多少スピードを犠牲にして静かに打つようにしている。 そう考えると、キーボードの特性に心身を合わせているという意味では「慣れた」と いってもいいのかもしれない。あとフレームを叩く頻度もだいぶ減ったようにも思う。

_ VAIO Proが想像以上にすごいマシンで、かつキーボードもまともに見えるのと、 あとはそれを見てしまったが故にアフィリエイト系がVAIO Proで埋められてしまい 口内炎に似た痛みを常に覚えることになってしまったが、VAIO Proは4GBまでしか メモリを積めないそうで、少し痛みが柔らいだ。まあ今の使いかたでは8GBの メモリなんて使い切る気遣いはないのだが...

_ 2本指タップ→右クリックが期待通りに動くことが少ないため多少ストレスだ。 しかしコンテキストメニューキーの存在を思い出したのでそれを使えばよいのだとさっき気付いた。


= 部屋片付け系本3冊

_ 物心ついてから数ヶ月前まで 片付けや収納に関しては幻想というか無意味な思い込みをしていて、 つまり適切な収納方法を採用していれば自然と秩序ある状態を維持することができる/秩序ある状態を維持できないのは方法に問題があるからだ、というようなものなのだが、 人間の能力や関係に対するマインドセットは努力で維持成長すると考えているくせに、 片付けや収納に関しては努力が必要なものは仕組が間違っていると思っているということなので興味深いことだと思った。

_ 今では秩序の維持をするために毎日少しずつの時間を割くことの大事さを 知っているので、 原則をおさえてそれを維持する日常的な努力をするという組み合わせでなんとか なるのではないかと思っている。というわけで原則をおさえる手がかりとして いくつか本を借りて読んだ。

この中では3冊目が体系的でよかったと思う。 1冊目は精神論が占める割合が大きかった。やる気をどうにか出そうというよりは、 やる気でどうにかするようなことでは続かないのでいかにやる気をなくすようなことを排除するかに心を砕くというような。2冊目はそもそも広い家が多かったような。 職業も偏っていて、すぐに参考にできるというものは少なかった。

_ 簡単なまとめ:

あと、2冊目の本で出てきた「空腹で外出しない」というのは確かにそうだよなあと思った。 空腹で外出すると余計なものを買ってしまいがちというのは実体験としても その通りだ。


2013/08/12 (Mon)

_ tekezoさんに教えてもらったところによるとVAIO Proのキーボードも 満足度低いらしい。なあんだそうだったのか、と、口内炎的痛みは消滅した。 が、それでもTよりはましなんだろうなあと思うとすぐに復活した。


= 英語リーディング教本 1日目

_ どのくらいの時間で効果が出るか分からないので手をつけることにためらいを 覚えたが、とりあえず30時間くらいやってみて様子を見ましょうということにした。 往復の電車で英語の本を読みつつ聞くということをしていたが、それを中断して こちらにあてることにする。往復で1時間半くらいは使えるので、月末までを目安に 状況を見てみるという感じ。

_ 1日目で全体の1/3弱くらい。まずPart1を読んで、指示に従って練習問題をやって、 Part2の解説を読んで、問題を数回繰返しやって暗記して、それまでの問題を 数回通してやってみて...という繰返しでやってみている。 暗記暗記と言われて身構えたが、実際にやってみるとさほど非人間的な暗記でもない。 書かれていることの理解を試すというつもりで暗記をするので、突拍子もないことを 覚えさせられているという感覚はない。

_ まだ全貌を理解しているとはとても言えないし、求められている暗記の基準を 満たしているわけではないが、このあたりは反復でカバーするしかないかなと 思っている。やっているうちに方針が変わるかもしれないが、現時点では 暗記に取り組むよりまず一周したいという気持の方が強い。


2013/08/13 (Tue)


= 英語リーディング教本 2日目

_ 2/3弱まで進んだけど苦痛になってきた。ピラミッド式に知識が構成されてゆくので 後半に行くほど楽になってゆくと書かれているが実際には逆に進みがどんどん 遅くなっている。積み重ねになっていないのだろう。集中力が 途切れがちになってきたので最初からやりなおしてみようと思う。

_ しかしこれ最後までやっても書かれている内容だけではここで主張されている 「重要なこと」は分からないような気がしてきた。体得するには書かれている 通りに訓練をしてゆく必要があるんだろう。少なくとも2/3進んだ現時点では 述語動詞と準動詞の識別が超重要だというのは記述の中からも体験の中からも 見えてこない。

_ あと、文法の知識がだいぶ失われてしまっているので、これ高校生の時分にやれば だいぶ結果が違ったかもしれんと思った。当時、天下り式に暗記していた 文言は未だに覚えてるしな...この本で書かれているように一字一句間違えずに 覚えているものもある。「副詞節中の未来形は現在形で代用する」とか。


2013/08/14 (Wed)

_ どうも体調がとても悪い。寝ている最中のエアコンがきついのかもしれない...と 妻に言ったら、妻が寝るときに(たいてい妻は私よりも遅く寝る)私が暑いと不平を 漏らしたらしく、それで設定温度を下げて寝たらしい。まったく覚えてない。 ここのところ寝ている間の記憶がまったくない。

_ 寝ている間の記憶がない=眠りが深いと何年か前まで思い込んでいたが、 後で聞かされる私の奇行ぶりから判断すると、記憶がない=単に忘れているという だけの可能性があり、そしてそちらの可能性の方がよっぽど高いらしい。


= つぼみ誕生日

_ 結婚記念日とつぼみの誕生日は一緒。去年は怪我病気もほとんどなく過ごしてくれたので大変よかった。長生きしてほしい。


= 英語リーディング教本 3日目

_ いったん最初からやりなおしてみた。1〜2日目でやった分のうち2/3くらい進んだ(ややこしい)。 1回目は見過ごしていた部分が少し分かるようになってきた。 やはり中途半端な理解のまま進んでもだめらしい。焦らず着実に進めてゆくほうが いいのかもしれない。

_ ついてゆけなくなる理由の一つに見通しの悪さがあるように思う。 これから〜の話を始めます、というのもここで〜の話をしておくことが こういう理由で重要だからです、そのためにしばらくは〜とそこから展開される 話をひとつずつやっつけてゆきます、というような流れに、 なっているのかもしれないがそうとは読みづらいような作りになっている。 結局のところ練習問題と回答を暗記するまでやるという方法論に落ち着いているので、 知識の前後関係をあまり重視しないで断片的に出してゆくのはある程度 狙ってそうなっているような気がしないでもない。 今何の話をしているんですか?的な混乱は、だから意図してそうなっている...という気がするという話。 個人的にはなかなかストレスフルな構成だ。辛くなったら最初からやりなおして、 波が少しずつ砂山を侵食するように前に進んでゆけばいいのかなあ?当面はその方針でやってみることにする。


= 古典落語

_ 以前読んだ本のうち、いくつか実践しようと思ったものの1つ。

_ 古典落語の速記から起こした落語のシナリオ集みたいなものらしい。 たしかに読んでいると軽妙で面白い。なにげないやりとりの中にある 面白さというのは、手の込んだ笑いよりも自分にとっては心地良く感じる。

_ 先日読んだ本によるとこの本は落語家の間ではあまり評価が高くないらしい。 落語の大事なところをスポイルしているような感覚があるのかな、と思った。 カラオケみたいな。あと、「枕」や細かいディテールって噺家ごとにいろいろ変わるものだと思い込んでいたのだがそうでもないのだろうか。もしそうだとすれば 誰がやっているものを本に起こしたのかを書かないまま載せるのは あまり誠実な態度とは思えないなあと思った。


2013/08/16 (Fri)

_ 今日は夏休みとったので1回休み。


= マンボウ氏の暴言とたわごと

_ 著者の本はこれが初めてなのであまり思い入れがない状態で読むと タイトルに恥じない暴言とたわごとぶりだと思う。 著者は精神科医で双極性障害(躁鬱病)で、となかなか得がたいキャラクター、というと不謹慎だが、実際この本を読んでみるとそんな気がしてくる。 自身の心の状態を冷静?にとらえて、 つきあっている様子が見えて面白い。 それに振り回されている周囲の人の困惑まで浮かびあがってくるような描写。


= アンクル・トムの小屋

_ 英語を聞きながら読むという取組みの中で Uncle Tom's Cabinを読んでいた。 それの後追いで日本語訳も読み始めて、昨日読み終わった。 相当ぶ厚かった。こんなボリュームだと知っていたら読まなかったかもしれない。

_ 世界史講義録を読んで Uncle Tom's Cabinのことを知った。もう2年以上前か。いつか読んでみたいと 思っていたので、英語の勉強を兼ねて読めるというまたとない機会を生かして読んだ。

_ やはり英語では細かいところはあまり読めていなかったので、 後追いで読めたのはよかった。奴隷商人については英語版の方が ひどい印象を持っていたが、日本語で読むとそれなりの心づかい?や苦悩が 感じとれたし、一方でシェルビー氏は原版よりも酷薄というか無能な印象が 強くなった。そしてマリーは英語版でもなんだこいつ感が強かったが和訳を読んで もっとえげつない人物だということが分かった。といった人物の造形に 関わる話もそうだけど、物語の中で決定的な意味を持つ場面がそうと 読めていなかったなあと感じることもあった。例えば38章(The Victrory)でトムに起こった変化とか。 英語を読んでいると英語の解釈の方に頭を使ってしまうせいか 短期記憶の方がおろそかになってしまうようで、個々の文章の意味は分かるがさっきまで何の話をしていたのか忘れてしまうということが多い。 本当はさらに何度か英語の方を聞き直すほうがいいのだろう。

_ 英語の教材としてのUncle Tom's Cabinは...正直あまり適しているとは思えなかった。 奴隷商人たちや奴隷達の会話は発音も綴りもひどいもんで、 単語の頭の子音が省略されてアポストロフィになっていたり、 thがほとんどdになっていたり(dis、derとか)。 ただこのナレーション(LibriVox)はとても素晴しかった。 声色を巧みに使い分けており、スマートな青年と粗野な奴隷商人、 神経質そうな婦人、といった人々の性質が 違和感なく表現されていてたいしたもんだと思った。

_ 今になって読んでみると、奴隷商人やレグリーの横暴ぶりはたしかに ひどいものではあるが、しかしあまりに時代が変わってしまっているため 頭で理解できる不快感、怒りという範囲を超えないものだが、 一方で、マリーのような 人間は今でもリアルにいそうで、また、そういうのがいたらたまらんだろうなあという 意味ではより不快。物語の登場人物にこれほど負の感情移入を覚えたのは 久しぶりだ。

_ 翻訳は大学の講義で訳したものを編集したようで、最初の方はあんまりこなれていない 感じで読みづらかったがすぐに慣れた。「解説」にあるように、 トムの主人公としての影の薄さが独特。ジョージとトムの心のつながりの深さも 直接描写されていることはほとんどなかったし、そもそもトムは 奴隷制度について悩んでいたり戦っていたりしていないので ちょうど台風の目のように動きがない。 奴隷制度に悩む人としてはクレアやオフィーリア、ジョージといった面々がおり、 奴隷制度と戦っている人としてはハリスがいて、そういう意味ではハリスの方が よっぽど物語の主人公っぽい。

_ Wikipediaにもあるが、最近再評価されだしたとはいえこの作品に対する アメリカ人の印象はあまりよくないようだ。前段落に書いたようなトムの 描かれかたが、白人におもねる、従順で無抵抗な黒人奴隷という像になってしまった ということなんだろう。きちんと読めばそんなことはないということは分かるのだが。 トムは解放されることを強く望んでいるし、 自分の意に沿わない命令は命がけで拒否しているので、 むしろまったく逆とも言える。

_ 最終章によるとある程度の実話を元に、複数の人物のエピソードを一人に 集約したりといった手続きを踏んでいるようだ。 英語の場合は仕方ないことなのかもしれないが(名前のバリエーションが少ない)、似たような名前の人が多くて混乱した。さすがに二人のトムについては 混同することはなかったが、ジョージという人物が複数いたり、エで始まる女性が数人いたりですぐにこんがらがった。


_ 結婚記念日のディナーに行ってきた。なかなかおいしかった。


= 英語リーディング教本 4日目

_ 今日は1回休みだったので1時間程度しかとれなかった。過去の問題を やりなおして、ひっかかったところを読みなおしたり、いい加減な暗記のところを やりなおしたり。

_ 「文言通り寸分違わず」と言いながら同じ質問に対して表記が揺れていたり (「過去分詞形容詞用法の働きは?」という問いに対して、 「名詞修飾と補語」(17)⇔「名詞修飾・補語」(18)と揺れている)、 おかしな文言があったり (「thoseとIの間に省略されたている関係代名詞のwhich」(21))しており 大変いただけない。初版は2000年4月で、22刷もしているのに 改版しないのか。まさか寸分違わず暗記しろと言った手前、今更直せないとか そういうことなのだろうか?まるで神の言葉のようだ

_ といった愚痴はあるものの、繰返しやっていることに対してはまあなんとか 続けられるかなあという程度のてごたえはある。 まだそれが何か自身の目を啓いているという自覚には至っていないが。 まだ10時間前後なのでそんなもんなのかもしれない。


= 文法の話

_ アメリカ人の元英語教師の話を又聞きしたところによると、 「ただ聞くだけで英語ができるなんて無理」 「むしろ声に出して話すことが大事」 「日本人は文法を気にしすぎ」 「とにかくどんどん話してみたほうがいい」といった感じらしい。 聞くだけで云々は置いておいて、ネイティブの英語教師の文法に対する理解は こんなものらしい。たしかに、日本語を習おうとしている外国人に対して 日本語の(口語の)文法の重要性を実感を持って説くことが私にできるかと言うと そんなことはなく、とにかく話してみたらぐらいのことは言ってしまいそうだ。

_ 日本語を学習している外国の人の話を聞くと、例えば「は」と「が」の使い分けが 難しいなどという問題があって、確かに私は文法を意識してそれを使い分けているわけではないし、 一方で「は」「が」を取り違えた文章を見たり聞いたりしたら即座におかしいと思う。 その「おかしさ」はもちろん文法で説明することも可能だが、それは 日本語を子供の頃から身につけている人が行ったり感じたりしている頭の動きと 同じものなのか?と言われるとよくわからない。

_ 「英語リーディング教本」では、以下のような説明をしている。大事なことなので 長目に引用する:

本書を構成する核になっている「品詞」と「働き」という2つの抽象的
な概念は、英文を読むときの頭の働きを分析するための道具にすぎません。
したがって、この2つの概念を用いて、英文を読むときの頭の働きを説明
することは、必ずしも英米人(および英語を正しく読める人)が常に品詞と
働きを意識しながら英文を読んでいるということを意味しません。私たち
日本人が日本文を読むとき文法を意識しないのと同様に、英米人も英文
を読むとき品詞や働きを意識的に考えることはおそらく稀でしょう。本
書は「英米人は品詞と働きという概念を意識的に使って英文を読んでい
る」と言っているのではないのです。そうではなくて「英米人は英文を
読むとき、品詞と働きという抽象的な概念によって説明されるのと同じよ
うな頭の働かし方をしている」と言っているのです。
「そうではなくて」の直前まではまったく同感で、ここまでに書いてきたことと まったく矛盾していない。したがってポイントは 「品詞と働きという抽象的な概念によって説明される」頭の働かし方と、 英米人が行っている頭の働かし方が近いかどうかにかかっている。ここで 書かれていることは本当なのだろうか? 例えばネイティブの人にタイムリーに「それはおかしい」「これが正しい」と 指摘されつづけることによって、「おかしい」という反応を生み出さない 表現を身につけてゆくというやりかたもあるように思うが、これは文法の知識とは あんまり関係がないやりかたのように思う。 結果的には同じものを生み出しているのかもしれないが、自分の中で 体得した「法則性」が「文法」と同じかどうかは分からない。

_ ここまで考えて、では日本ではなぜ小学校高学年〜中学の国語で文法を 習うんだろうという疑問が浮かんできた。自身の過去を振り返ってみると、 普段読み書きしたり話したりしている日本語が、文法という授業になると 途端に他人行儀になって、さっぱり自分の頭の動きと合っていないというか、 いろいろ考えないと答えが出てこないことに戸惑った記憶がある。 「戸惑った」というと穏当な表現だけど、実際には恐慌に近い状態だった。 なんで自分が普段使っている日本語について、まったく分からない問いかけを してくるんだ?という恐怖がたしかにあった。

_ 分かってしまえばどうということはないが、 どうということがないだけに、その後の人生に何の影響があったのだろうという 感覚が拭えない。つまり、そこで得た知識が、以後の読み書きなどに変容を もたらしたという自覚がない。 文法の知識を駆使しなければ読解できないような問題というのを解かされた 記憶もない(文法的に解析しろという問題はあったけど、それがないと読めないという わけではない)。

_ それでも文法を学ぶ理由は何だろう?と考えてみると... 自覚はなかったけど、難しい表現を読み解いていったり、難しい文章を書くときに 破綻しないようにするためには文法を駆使しなければいけない、とかだろうか? 自覚がないので正しいかどうかも分からない。

_ 学習指導要領を眺めてみたがますます分からなくなった。 そもそも文法に関わる話がほとんど出てこない。 知恵袋的なところでも話題になっているようだが、 「正しい日本語を使うには必要」「より深い教養を持つ」「豐かな生活を送る」 といったことが「答え」になっていて、さらにそれが「ベストアンサー」に なっていたりするので頭を抱えた。それ答えになってるか? なんで「正しい日本語を使うには必要」で、 なんで「豐かな生活を送る」ことができるのか?を示してないのに そういうもんです、なんて言われて納得できるのが不思議だ。 「より深い教養を持つ」なんて大きなお世話だろう。無駄なのか役に立つのか 自身ですら分かっていないものを知識として多く持っていることが 「深い教養」を持つことだと思えるならたしかに幸せな人生だろうとは思うけど。

_ 軽く検索した中で唯一私の疑問や違和感について答えていると思ったのは 学校文法の目的について (pdf) というレポートで、 これを見る限りでは、 文語(古文)文法、英語文法への準備としての位置づけだったということになる。 これは「なぜ口語文法を勉強しなければいけないのか?」という問いに対しては 納得の行く説明だ。身近なもので慣れておいて、未知のものに取り組んでゆくというのは 正しいアプローチだから。もちろん古文や英語を学ぶときになぜ文法が必要なのかという冒頭の問いの答えにはなっていないが。

_ それに加えて、ともすれば乱れがちな日本語(に限らないことだろうけど)を、 文法的に正しいかどうかということで守ってゆくという側面も見られる。 これもまあもっともな話なのかなと思う。そういうこと自身に意義を見出せないとか 反発を覚えるという時期もあったけど、「エスペラント」という 本を読んでからは、そういうことを意識する人の 気持や、そういうことを意識する大事さも分かるようになってきた。

_ まあ途中の話に戻って、頭の動かしかたとして似ていようが似ていまいが 他に方法がないんだ、とか、他にもやりかたがあるけど結局これが一番近道なんだ、 とか、いろいろなやり方のうちの一つでしかないんだ、といったことが 明確になっていればここまで悶々とした気分にはならないんだろう。 そしてここまで歯切れの悪いというか、説明になっていない説明が氾濫している ということは、特に答えはないが役に立つという程度の話でしかないようにも思う。 ここまで書いておいてなんだが、英語に関して文法が基礎になっているということに対しての抵抗や嫌悪感はほとんどない。 そうやって積み重ねてきたことによって生まれる感覚というのはたしかにあるし、 他に方法がないような気がすると言われればまあそんな気もする。ただ、 ここに書いたような疑問が解消しているわけではないので、当たり前のように 必要だと言っている人や、当たり前のように不要だと言っている人は 自分よりも深い考察や分析を経てそう言っているのかというのはとても気になる。


2013/08/18 (Sun)

_ 久しぶりに3連休だった。


= 英語リーディング教本 小休止

_ 休み中はあまり時間をとっていない。すでにやった部分の復習などを数十分程度。

_ 同じ著者の別の本のレビューで挙げられている、 「迷いようがないのに無理して迷っている」というのはよく分かるな。 おそらく、現時点では英文に取り組む能力が低下しているように思う。 今まで気にしていなかったことを気にすることによって 「読めた」という感覚が自分から遠くなってしまったように思う。 それは正しく読めるようになる過程で一時的に生じるものだと言われれば そうなのかもしれないが。


= plugin-containerとかflashとか

_ ふと気付くとplugin-containerが数十GBの仮想メモリを占めていたり、 そのまま放置しているとplugin-containerが落ちたり、他のプロセスが落ちたり、 マシンが操作不能になるほど重くなったり(数十分放置しておいても操作不能なので電源を切ってしまう)、など、なかなかおかしな状態になっている。

_ plugin-container側でメモリを消費するというとflashくらいしか考えられず、 何をきっかけにそんな大量のメモリを必要としているのかが分からない。 最近のバナー広告系はflashを使ったりすることも多いので、いろんなタブを 開きっぱなしにしてちょっと目を離すとすぐにGB単位のメモリを要求していたりするので本当に意味が分からない。

_ そういうことで困っている人はいないのか?と思って調べてみたがそのものずばりは 見当たらなかった(Flash Pluginのリークを疑っている記事はいくつも見つかったけど どれも解決策らしきものがないままだった)。 plugin-containerについては、それを無効にする方法は あちこちで見付かる。どうも不安定なプラグイン(要するにAdobe系のことなんだろうと 理解している)がFireFox本体を巻き添えにして落ちるケースが多かったので プラグインを別プロセスで動かすようにしたというものらしい。 それにしては至るところで無効にする方法が論じられているのもおかしな話だ。 ほぼすべてのページで余計なメモリやCPUリソースを消費するので無効にしましょうといった説明になっている。 一つだけそれを否定しているページがあったが、理屈になっていない説明で非常にむずむずする代物だった。

_ 不安定なプラグインが云々という意味ではまさに今起こっている症状がそのもの ずばりのような気がする。試しにplugin-containerを無効にしてみたところ、 今度はFireFoxのプロセスが不安定になって自殺させられたりするようになったので、 期待通りの役割を果たしているらしい。 どこかのページで、plugin-containerはページがいなくなっても メモリを解放しない的な説明があったような気がするが、 FireFoxのサイトの説明にはそんなことは書いていない。

_ 定期的にマシンが不安定になるので困っている。 FlashにもFireFoxにも特に思い入れがあるわけではないが、かといって今からもう 使いませんというほど割切った関係ではない。TreeStyleTabから離れられる気がしないしな... だいたいなんでたかがブラウザの1プロセスが大量にメモリを要求したくらいで 操作不能になって電源を落とさなきゃいけないくなるような 状況になってしまうんだろう。理解不能。CTRL+ALT+DELETEも効かないし。


2013/08/19 (Mon)

_ どうもなんだかあちこちで人的トラブルがたくさん発生していて困っている。 私の中にはそれを解決するべき人物は自分ではなく別にいて、自分はそれのかわりに いろいろと動いているんだという意識しかないので、つまりなんなのこれという 心境だ。

_ どっちを見ても問題だらけで、せめてこの方角だけは綺麗な景色が見えますとか そういうのないもんかと思う。なんだか不健全な思考だな。


2013/08/20 (Tue)


= 今日の英語リーディング教本

_ 何日めか忘れたのでタイトルを変えた。昨日ようやく一周した。 本日すかさず2周目に入って全体の1/2弱。この本の求めていることが 少し分かってきた気がする。具体的な変化としては、設問に対する答えが だいぶ澱みなく出てくるようになってきた。しかし未知の英文に対してここで 得たものが生かせそうな気配は今のところ感じていない。一時的に 能力が低下している状態は続いているようだ。

_ 別の本に挙げられていたが、多読と精読は排他的なものではなく相互に補いながら 成長してゆくものなのだろうと思う。したがってこの本のトレーニングが軌道に 乗ってきたら、通勤の往復は英語の本を聞きながら読むほうに戻って、 このトレーニングは別途時間をとってやろうと思っている。

_ トレーニングが効果をあらわすのはいつごろなのかな。この本の冒頭に 著者のレッスン?を受けた人の感想があって、それを見ると6回12時間で 見違えるように的な記述があったので、きちんとやればそのくらいの時間で 何かが掴めるのだろう。別の本(「英語ベーシック教本」まだ読み終わってないけど)では、 早い人だと1ヶ月、そうでなくても数ヶ月で身につくような意味のことが 書かれていた。数ヶ月ずっと暗中模索というのはちょっとつらいので、 何か手応えを感じるような体験があってほしいなあと思う。

_ この本は文法に対する突飛な解釈というのはなくて、 中高で学んだ文法の知識がそのまま下敷きになっているので、 過去学んだ参考書などをもう1回やってみるというのも相乗効果を期待できるかなと 思っている。考えてみると、当時は「くわしい英語」にある 「教科書の基本文例」なるものを死ぬほど書き写させられたわけで、 あれに近いことをもう1回やってもいいように思った。

_ 中学と高校で学ぶ英語の範囲ってどんなもんだっけ、と思って軽く検索してみたところ、 中学の最後の方に関係代名詞のさわりを習って、 高校は関係代名詞、関係副詞、分詞構文、仮定法などを扱うらしい。


2013/08/21 (Wed)


= すだれ

_ 効果は絶大。快晴で外が35度まで上がっている状態で、 エアコンなしで寝室を閉め切って 実験したところ、30度ちょっと超えるくらいでおさまった。 すだれがないときはほぼ外気温と一緒、場合によっては それ以上になることもあったので雲泥の差だと思う。エアコンの効率も 高まるだろう。効果の裏返しとして光があんまり入ってこないので カーテンを閉めると日中でもけっこう薄暗い。冬場は外さないといけないな。

_ 取り付ける手段があればすだれ自体はあほみたいに安いのでコストパフォーマンスは とてもよい。取り付ける金具がちょっと高いし何年ももつものじゃなさそうだけど、 それでも、すだれ込みで2000円でお釣が来るくらいなので十分安い。


2013/08/22 (Thu)

_ 自分が本当に伝えたいこと、主張したいことをそのまま言うのではなく、 わざとずらして伝えることでむしろ問題の本質を相手に気付かせるといったような 物の言いかた(敢えて露悪ぶってみるとか)は、使いどころや自分の置かれている 立場をわきまえないと相当痛いんだな、ということを見ていて思った。 自分もそういうひねくれた手法をよくやるので気をつけないといけない。


= 今日の英語リーディング教本

_ 2周目、残り10%くらいまで。初回の終盤はほとんど中身を吟味しないまま とにかく終わらせてしまった感じが強いが、今回はそこまでの感覚はない。 そして、前半に「暗記」させられたものが実際に登場してくると、ああこれのことを 言っていたのかと(2周目にしてようやく)気付いたりする。

_ まあ以前も書いたけどやっぱり構成がおかしいと思う。意図してそうなっているというか、 構成をきっちりすることに意義を感じていない (それなら「今は暗記しとくだけでいい」で済ませるほうがいい) という意思を感じるので、 構成がおかしいというのはある程度折込済のようにも見えるが、 とっつきの悪さをより極立たせているような気がしてならない。 むしろ「暗記」しなければ先に進めないように仕向けているのかなあ?


2013/08/23 (Fri)


= あなたの人生を変える睡眠の法則

_ 行動療法士という職業のひとが書いた本。借りたのは妻だがなんで借りたのか 覚えてないらしく読まないまま返そうとしていたので読んだ。なかなか 面白かった。

_ 今自分が問題だと思っていることについてかなり的確に答えや指針を示していて 勉強になった。ちゃんとした睡眠は疲労回復にはとても大事で、 そのために必要なことをちゃんとやらなければいけないというのが私の 問題意識だ。そしてそれと同じかそれ以上に、ちゃんと睡眠できているのかを どう(自己診断で)客観的に評価するべきかというのも示されており有意義な本だと思った。実際にここに書かれていることを明日から試してみることにした。


2013/08/24 (Sat)


= 秋葉原

_ 久しぶりに行った。前回は妻とVAIO Tap20とDuo11を見に行ったときなので 去年の12月だったかな...半年以上ぶりだ。書泉とヨドバシ7Fの有隣堂を 巡って帰ってきた。 別に秋葉原じゃなきゃいけない理由がまったくないが、 でかい本屋というとこの2つしか思い出せない程度には田舎者なのでこれから先も そんな感じになるのかと思う。

_ なるべく中心の方に近付きたくなかったので岩本町から向かったんだが それでもメイド服を着た人がビラ配ったりしていてすごいなと思った。 そしてこの地域で歩いている人達は歩くときの制御方法が他と違うのか、 妙に頻繁にぶつかりそうになったりぶつかったりする。この距離であれば この姿勢に入ってる人が譲る、とか、この距離で無理につっこんだらぶつかる、とか、 そういうロジックが違うのだと思う。単純に人が多いせいか?とも思ったが 金町駅前だって朝晩は同等以上の混雑ぶりなので、やはりロジックの問題では...!と 思った。

_ あとVAIO Pro11触ってみた。 そんなに誉められたものではないがやはりTよりはいいみたい。口内炎が痛い。 ただちょっとストロークが重い気がした。それにしてもいろんな キーボードを開発しているもんだ。Duo11のキーボードも他とはだいぶ違うし... キーボードに金かけるなんて流行らないのかねーと思っていたが こんなにバリエーションを開発するというのはなんか矛盾している気もする。


= AQUOS PAD SH-08E

_ 説明員の目を避けながらこっそり触っていたのであまり長時間いじれていない上に 結局説明員につかまってしまった。説明の80%は料金の話で、 あとは今は刺さってないけどスタイラスがここに刺さりますとか、今は映ってないけど フルセグ映りますとかそういった話だった。程よいサイズで素晴しいと思う。 隣にMEDIASの7インチタブレットがあったけど、軽いという点以外ではあまり 見るべき点を感じなかった。

_ 防水で適度な大きさでフルセグというのはフロ用タブレットとしてもなかなか いいんじゃないかと思えて仕方がない。なんでマルチアカウントじゃないんだろ。 どうも説明を読む限りでは製品を作る段階で電話機能かマルチアカウントか どちらかを選ばなければいけないという話らしい。そういうところでは 頑張らないんだね... 国内独自サービスのためのアプリ作ってバッテリ消費に 貢献したりは一生懸命なのに

_ 説明の80%を占めていた料金の件もなんだかんだで参考になった。 音声通話つきだと月8,000円くらい、データ通信だけだと月6,000円くらいらしい。 分かってはいたので驚きはしなかったが、なかなかのもんだな、と意気消沈してカタログだけ貰って退散。

_ データ通信は通常の方だと7GB/月までで、安い方だと3GB/月までらしい。 そんなに使わない気がとてもするが、 最低料金の携帯電話とデータ通信ができる設備と安いSIMと、それから タブレットとかを使おうとするとまあ安く上げることはできるだろうが 驚天動地の安さということにはならんだろうな... タブレット触るなんて10年早いという気がしてきた。

_ スマートフォンというのはどうも思い入れがないので選びづらい。 あったらあったで便利だし、なければ辛いのは確かなんだけど、 とにかく愛着がないので自分で持ちたいという気にならないんだな。などと 悶々としていたら携帯物故してそろそろ1ヶ月か... 前段落までのようなことを考えるといいや来世でという気がしてくるので問題だ。

_ なお防水=フロでもOKというのは必ずしも正しくないらしく、つまり水に ボチャンと漬かることと湯気に曝されることは条件が全然違うと。 たしかにそうだなあーとなるとやっぱりジップロックか。事故で湯ぶねに落としても 大丈夫という安心感があるし、他にも水の中に落としてしまった...!というような トラブルでも安心なのでやはり防水は外せないところだ。


2013/08/25 (Sun)

_ 頭痛と首〜肩痛であまり使いものにならなかった。夕方にジョギングしたところ よくなったが (今日は妙に涼しかった) 酒飲んだらまた復活した。


= UC Browser

_ Androidのブラウザは長いことDolphin Browserを使っていたのだが まったくページをロードしてくれなくなったので乗り換えた。 なかなかいいな。ハードウェアキーを使わずに操作できるのもよいし、 タブの操作もスワイプでできるので楽だ。ブックマーク開くのに2ストローク 必要なのがちょっとなあという程度か。

_ あと巨大な問題として#sdl-fan-jpのログのサイトが見られない。 ログインしようとしてsubmitしてもログイン画面に戻されてしまう。 cookieに対応してないとかそういうことなのだろうか。まさかそんなことはないと 思いつつ。

_ Dolphin Browserはバージョンアップするたびに今まで使えていたものが 使えなくなったり使いかたが変わったりでストレスだったが、デフォルトの ブラウザよりはずっと使いやすかったし、最近のバージョンでは過去に使えていて 一時期使えなくなっていたタブリストまわりもだいぶ使いやすく復活されていたり、 ジェスチャのかわりにパイメニューのサブセット的なUIがついて、これはこれで いいかなあと思っていたが、HTC Desire固有の問題なのかとにかくよく落ちるのも 問題だと思っていたし(1日に数回は落ちる)、いい機会なので こっちに乗り換えようかなあと思う。


2013/08/27 (Tue)


= 今日の英語リーディング教本

_ 3周目?4周目?よく覚えていないが終わった。今月中にあと1〜2周できそうだな。 正直ちょっと飽きてきたが、反面澱みなく答えられる設問も増えてきて それはそれで楽しい。


= 本買った。

_ 先日の秋葉原行きで買った本。

英語リーディング教本は、図書館で借りていたけどもっと続けたいと思ったので 買った。残り2冊は節をあらためて書く。


= 英語の学習

_ 今回は1年くらいの期間で英語に対する能力を高めたいというのを目標として 始めている。それ以外の指針として、以下のようなことを考えている。

_ 英語リーディング教本に取り組んでそろそろ2週間。なんか掴めてきそうな 気がしているのでもう少し続けたい。とはいえ貴重な通勤時間を使い続けるのは もったいないので、細切れにして少しずつ繰返してゆく予定。 今月中にあと1〜2回全部通して、あとは以下のような感じかなあと思っている。

繰返してゆくごとに習熟度も上がってゆくとは思うので、今のところ上記のように 考えているというだけで、この先何か月もこれを繰返すということはないと思う。

_ 教材に金をかけないと書いたが、英語リーディング教本をやっていて、 文法に関する項目→例文に多く触れたいという気持になってきたので、文法書が 1冊欲しくなった。結果購入したのがForest。Webでかきあつめれば それに近い状況を作ることも可能だとは思ったけど、ここは金で解決してしまった。 「瞬間英作文」は、評判がよかったので眺めてみたところ 「文法に関する項目→例文」という要求をよく満たしていたのですぐ買った。 正直こっちこそWebでかきあつめれば...とは思ったがCDに魅力を感じて買ってしまった。

_ 現時点で買わなきゃいけない本はこんなもんかなと思う。あとはずっと昔に買った 英語の参考書系とか単語集を適当に使いつつ、Project GutenbergとLibriVox、 それからTEDの動画などを教材にしてリーディングとリスニングをこなして ゆくつもりだ。

_ なおDUO(3.0)については見送った。単語・熟語の学習についてはもうちょっと 技術的に解決できる余地がありそうだし、 最低あと半月〜1ヶ月はまだ取り組めないと思うので、金で解決する前に そのあたりで頑張ってみたいと思う。

_ あと、リスニングという点では単に耳から来る情報だけで何かをするという 経験があまりないため (ラジオを聞く習慣がない)、英語にこだわらず日本語を 耳だけでどうにかするということにも取り組んでみる必要があるかな。 さしあたって「落語」あたりがいいかな?と思っている。


2013/08/29 (Thu)

_ いろいろと願いや思いや目論見を持って、いろんな無理を抑えつつ 行動しているがこれは報われるのかなあという気がとてもする。 自分の限界が来る前に他でおかしなことが起こって破綻しそうな気もする。 人に話を聞くたびに問題が増えていっているように思う。考えてみたら 去年の秋からずっとこんな調子なんだよな。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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