_ 7月は体力づくりのための習慣を作る月と決めていて、それなりに成果が 上がったと思う。空いた時間をほとんどそちらに割り振っていたので、 今月は少し配分を変える予定。
_ なかなか面白かった。 苦味と甘味のバランスが若干ずれている気がするというか、ここまで甘くなくても いいかなと思った。後味が...
_ Mifareについてはよくわからんまま数年放置していたが資料と機材とソースが 揃ってきたのでいろいろ調べて勉強することにした。
_ FeliCaと比べるとなんとも素朴というか単純というか、洗練度の違いを感じてしまう。 贔屓しすぎかしら。 もっともFeliCaはプロトコルが洗練されすぎて、陳腐化のバランスが合わない という不幸な構造があるように思う。 耐用年数を越えても運用されてしまう辛さを感じる。
_ 相互認証はPN53x内にあるモジュールで2本に分けてくれるのか。うらやましい
_ ジョンに邪魔されて寝不足気味だ。痒いのか遊びたいのか自分の尻尾を追いかけて 怒って転がってぶつかってくるということを延々と繰返している。
_ しんどかった。終盤まで面白さがまったく分からなかった。 終盤もカタルシスを覚えるという類ではなかった。 日常的にキリスト教(カトリック)のことに接している人であれば また感想は違うのかもしれない。SFやミステリと思って読むとかなり しんどいものがあるような気がした。
_ 自分でコマンド組んで読めるところまで。初期鍵(factory-default key)は 発行している会社ごとに違うということは知識としては知っていたが、 nfc-mfclassic.cにある初期鍵っぽいリストをひととおり当たってみる的な コードを見て本当の話だったんだなあと思った。
_ 「前置詞」の本は、以前冠詞の本を借りたときに、 どちらかというと前置詞の方が...と思ったので借りた。 どっちの本だか忘れたが「前置詞3年、冠詞8年」と言われているんだとか。 知らなかった。前段落の、どちらかというと...という感想は、つまり問題にすら 気付いていないということか。とはいえ、期間があれば修得できるという含意も 感じられる(冠詞の方は8年じゃなくて∞年? みたいな冗句も入っていたけど)。 例えば「擬音」の感覚などは子供のときに出来上がるので大人になってからでは 修得は無理と聞いたことがあるが、そういう類のものでないならまだ救いがあるような 気がする。少なくとも目の前で発している音をどのように英語で表現するか?という ような問題は一生解決しないだろうし、爆発音は Kaboooom! には聞こえない。
_ 前置詞本は、 前置詞の持つニュアンスを説明し、それによって未知の言いまわしについて 前置詞を適切に使うことができるようになる、という構成になっているようなんだが、 なんか前提がおかしい気がする。こういう言いまわしで使われている前置詞は こういうニュアンスで使われている、という説明なら分かるんだけど (それだって「証拠」を恣意的に選択して自分の都合のよい結論を導いているという 毒入りチョコレート事件的な疑いは晴れないけど)、 ニュアンスから言いまわしが説明できるというのは順序が逆なように思えてならない。 具体的にはそうやって漠然と得た「ニュアンスに関する知識」から、 穴埋め問題的に演繹をしようとしてもまったく正答に至ることができない。
_ 英語の本を読んでいてよくある表現として、 「こういう(誤った)表現を見聞きするとネイティブスピーカーはとてもイライラする」というのがあって、 本当にイライラしているんだとしたら心狭すぎじゃないのかといつも思う。
_ 金曜は1回休みだったので30km。水分補給なしで2時間というのは無謀だったらしい。 思ったより日射しが強かったし、最後の10kmはかなりしんどかった。 今日に至っても疲労が残っている気がする。
_ ランニング用の靴を買った。走り始めはその威力がいまいち分からなかったけど 後半の足の疲れが減ったような。
_ ほうれん草とチーズのカレー。妻と作って喰った。初めて喰ったがうまいもんだな。 肉は入ってないのにボリュームがあって満腹感も強い。
_ 昨日に引き続き5kmちょっと。↑の完成が予定より遅れたので先に走ってきた。 空腹で走るのは初めてだった。予想以上にくたびれて驚く。
_ 週末の運動の疲労が残ってしまった。どうも今週末の運動のしかたは よくなかったらしい。補給や休憩なしで暑い中を運動するのはよくないということかもしれない。
_ 5kmちょっとでは物足りなくなってきた。 でも途中でジョンに水飲ませてブラッシングして...とやっていると5kmでも 小一時間はかかるので、これ以上距離伸ばすとちょっと時間喰いすぎな気がする。 まあその分スピードを上げればいいのかもしれないが...
_ ただジョンは後半のコースがどうも苦手らしく前を走ってくれなくなる。 体力的には問題なさそうに見えるけど。とはいえ、さすがに これ以上距離を伸ばして1時間以上走らせるというのは犬には厳しいような気がする。
_ ジョンと5km前後走って、家に置いてきてから再度走るとか...?でも ジョンの足を洗って、再度外に出て走るというのはなかなか気力のいる作業だ。
_ 図書館について知りたいと思って数冊本を借りて読んでみた。 図書館の館長が書いた本と、図書館のヘビーユーザが書いた本など。
_ 図書館に対する接しかたをふりかえってみる。
_ 現在の用途だと、以下のような要素が自分にとっては重要で、これらが欠けると 利便性が著しく低下すると感じる。(上に行くほど重要度が増す)
_ 図書館は公共のサービスなので、特別な対価を払うことなく これらの利便性を亨受することができる。「本を買うこと」をしなくとも、 一定の制約と条件を満たせば読むことができるというのは べらぼうに有利な特性で、強力すぎて著作権者側から 怨嗟の声が聞こえるのも心情的には 無理がないかなと思えるくらいだ。
_ 前置きが長くなってしまった。図書館について以上のような感想/感蝕を持っているのだが、 最近の電子ブックの百花繚乱ぶりを見て、これからの図書館のありかたは どうなるんだろう?それ以前に図書館の意義って何?というような疑問が浮かんだ。 もし電子ブックのようなものが図書館で借りられるとなれば、
_ そんな状況の下、図書館の本を読みたいと思った理由は大きく分けると2つあった。
_ そういった次第なので疑問は晴れていないものの、
_ 図書館が提供しているサービスは貸し出しだけではないということは 頭では分かっていたけど、じゃあ何と何があるんだよ、という質問には 答えられなかったので、今回本を読んで理解できたという点も収穫だった。 少なくとも電子ブック全盛になったらリアルな場所としての図書館が不要になるといった ことは考えないようになった (さすがにそこまでラジカルな発想はもともと持っていないけど)。 ただ、読んだ本の1つには「図書館に赴き本に向き合うことで初めて本の魅力を 伝えることができる」といった意味の主張があって、 それには同意できないなと思った。
_ 電子ブックを貸し出すというサービスはすでに存在するようだ。どうも PCで読むことが前提になっているようだけど。
_ 妻がfacebookで「いいね!」と言っていたものを引用:
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから マザー・テレサなるほどなあと思った。
_ 水元公園にもポプラ並木があるよな、と思ったら最後に出てきた。
_ システムの重要度は増すばかりなのになんでこんな質の低いシステムばかりなの? というよくある話題。流し読みしてまとめてみると、
There are solutions to these problems, but they are neither easy nor cheap. You need to start with very good, very motivated developers. You need to have development processes that are oriented toward quality, not some arbitrary measure of output. You need to have a culture where people can review each other's work often and honestly. You need to have comprehensive testing processes -- with a large dose of automation -- to make sure that the thousands of pieces of code that make up a complex application are all working properly, all the time, on all the hardware you need to support. You need to have management that understands that it's better to ship a good product late than to ship a bad product on time. Few software companies do this well, and even fewer of the large companies that write much of their software.
_ 品質の高いシステムを組むのにこれらが必要十分な条件とはとても思えない。 こういうことすらできていないのだから質の悪いシステムが量産されていても 当然という立場であれば、特に目鯨を立てることでもないように思うけど、 これが「解決方法」だと言われると困惑するばかりだ。
_ というのが第一印象で、ここで書かれていることは開発に関する姿勢や環境の 話に始終しており、それを実現するためのあらゆる努力が結果として 質の高いシステムを組む力を生む...というシナリオだと考えると... どうなんでしょう?それ以前の組織がほとんどだというのは分かるけど。
_ 2ヶ月ぶりくらいに休日出勤。今月は忙しい。休日に出なければいけないほど いろいろやることがあるのに、来てみたら別のことをやらざるを得なくなり 結局進まなかった。
_ 「古典部」シリーズを読み始めたとき、Wikipediaの 著者の項を見て、 ああ、「インシテミル」の原作者なのか、と思った。別に「インシテミル」のことを 知っていたわけでも、まして思い入れがあったわけでもなく、 やたらとメディアにそのタイトル(映画)が露出していた時期があったので 印象に残っていただけだ (余計な一言を付け加えるなら、予告を見た段階でなんかダメそうだなと思っていた)。 図書館に本を返しに行ったらちょうど目についたので借りて読んだ。
_ 館ものなのか! と驚いた。 古典的な館ものにいかにも現代っぽい設定をつけくわえていて 終盤まではものすごくひきこまれた。 そして、動機云々とか社会性云々とかは気にしないつもりで読んでいた(冒頭に それを匂わすことは書いてあったし)にもかかわらず、 最後の最後で一気に冷めてしまった。
_ 他の作品でもそうだったけど思わせぶりな記述が実は伏線にもなっていない 煙幕にすぎないというのがけっこう多い気がする。同じことを表現を変えた だけなのかもしれないが、 あからさまに「何かありそう」それも「核心に迫る」何かがありそうなところに 何もないというのが、どうしても拍子抜けに思えてしまい... 読み手として訓練が足りないのかなと思う。 動機はともあれ、もう少し「設定」の部分でネタばらしがあってもいいのかなあと 思ってしまった。
_ 「インドカリーハウス サイキルパ」は家の近くにある。 このへんの通りは道路に斜めの分岐があるというのが再帰構造をなしているので どこをどう曲がれば目的の場所に着くのか未だに分からんという問題があり、 つまりセブンイレブンのある通りの何番目の交差点を左に曲がって、 その後何番目で右に曲がればいいのかが分からない。どれも似たような景色だし。 したがって引っ越してからこの店の前を通ったことは1回しかない。 ああここがそうなのか、と思ったのだけど、それっきり辿りつかない。 というのもそのちょっと手前に 似たようなカレー屋さんがあって、だいたいそこで済ませてしまうから...
_ sshのport forwardingはデフォルトではloopbackにしかlistenしないということを 毎回忘れて毎回余計な時間を喰っている気がする。
_ 小説を読んでいると、たまに会話文の中に () で会話文調の文章が 入っているものに遭遇することがある。 「犯人はお前だ! (と僕の背後霊が言っています)」というようなもの(例文は適当)。
_ 自分が知っている文法の知識だとこれは何を指しているのかよく分かっていない。 () の中も喋っているのか、それとも喋りながら心の中で思っていることを 書いてあるのか?
_ Personal Fabrication というものの本。先日、薬を「印刷」する機械の話を どこかで読んで、そこでこの本を薦めていたので借りた。 このあたりかな。
_ 実例はたくさんあって面白いんだけど、何が作れて、何が作れないのかが 結局よく分からなかった。なんでも作れるといったって、組み立てたりするのは 人間なんだろうし、どこまでが機械でどこまでが人間の役割なんだろうという 基本的なことが分からなかった。基盤の作成、素材の整形などができるということは 分かったが... 「薬を印刷する」という話にはつながってこなかったし...
_ 司馬遼太郎とドナルド・キーンの対談をおさめたもの。
_ ドナルド・キーンという人の名前は高校時代に知った。当時クラスに アメリカからの留学生が来ていて、日本の文学作品を英訳した本というのも 何冊も持っており、その翻訳者がこの人だった。なので、 そういう仕事をしている人(英訳者)だとずっと思っていた。 日本の文学や文化について研究している人だったということを知ったのは最近のことだ。
_ 対談は面白い。二人とも物知りだなあ...というのは下世話な感想だが、 相手の挙げた人名や書名などに即座に反応するのがすさまじい。 モラル、とくに日本人と儒教の関わりについては意見が一致しないようで、 そのあたりの議論が面白かった。 あと、日光東照宮の話(p87〜)とか、10年かければ伝統を作り出すことができる(p105)など。
_ 以下は興味をもった人物や出来事の話。近いうちに本を読もうと思う:
_ 今週末も出てみたもののたいして進まなかった。何もしないよりは ましという程度。
_ 3ヶ月くらい前にナウシカの裏設定がどうのこうのという話が出てきて、 要するに原作の設定が映画とはだいぶ違うという話題だった。そのときに 予約したので借りられるまでに3ヶ月かかったことに。 ぶ厚くてでかくて重いのが2冊。
_ 枝葉の部分であれどうなった?的な疑問は残ったものの、 全体的にすごく面白かった。 なにより完結しているというのがいいよな... スケールが大きいのはいいけどまとめる気配が感じられない 作品とかのことを思うと...
_ 宮崎アニメについては非常に屈折した感情を持っていて、 まず作者本人の人となりは明確に嫌い。作品もどれも手放しで好きとは言えないが、 やっぱりたいしたもんだなとは思う。というような感じ。 この漫画は映画の後追い企画だとばかり思っていた(私が中高生の頃にも連載は 続いていたし)が、 Wikipediaのエントリを見て 本当に「原作」だったことを知った。 その頃はすっかり売れっ子になっていたはずなのに、途中中断を繰返しながら 続けていたというのは凄いな。少し見解を改めなければいけないかもしれないと思った。
_ これはよかった。派手さはないけど胸に熱さが残った。
_ 起伏はさほど激しくないというか、危うさを感じさせない展開だった。 いろいろトラブルはあったものの、登場人物に嫌味がほとんどなく、 人間関係的な困難がほとんど見られなかったといったあたりが、 そう感じさせる原因だったのかもしれない。 とはいえ、これがトラマになったとして、毎回のようにトラブルが 出て解決して結束が強くなって...ということになって、それで原作よりも よいのかと想像してみると、特にそうは思わないので、これでいいのかもしれない。 変な判断基準だが...
_ この本は借りるのに10ヶ月かかった。とても人気らしい。 タイムリーなことに映画化の話が出ているらしい。
_ 追記: 図書館のサイトで「ベストオーダー」(予約件数の多い書籍のリスト)を 見てみたらトップだった(617)。2位より50件も多い。
_ 主人公を形成するモデルになったと覚しき人が出ている。
_ これは素晴しかった。月並な表現を繰返して気がひけるけど、胸が熱くなった。
_ 二宮金次郎というと学校に銅像が立っているということで有名だけど、 一度も見たことがない。ただ今思うと、学校の近くに「報徳社」という名前の 建物があったように思う。
_ 二宮金次郎に関して知っている他のエピソードは、 永六輔が「徹子の部屋」で三波春夫について語っていたもので、 覚えている限りでは以下のような感じ:
_ そんな程度の印象で今まで生きてきたが、興味を持ったのは先日読んだ本(忘れた)が きっかけだった。二宮金次郎のことが出てきて、 今でいう経営コンサルタントのようなことをしていた人だ、と書かれていた。 そういえば二宮金次郎という人が何をしていたのか 知らないなあと思い、手始めに借りたのがこの本だ。
_ そもそも農民出身だったということすら知らなかった。 大きな反発の中、藩の財政をたてなおすために人の心を変え、 やりかたを変えてゆき、少しずつ味方を増やしてゆく。 敵役とも言うべき人物が次々と気持を改めてゆく様子は、出来すぎな気もしつつ やはり感動する。そして、それでも越えられない階級の壁というのがあり、 時代背景(幕末)とあいまって非常に迫力がある。
_ 「農民に向ける視線」にかなりフォーカスが偏っており、 なんだか不自然な描写があるような気がする。たとえば 青木村の仕法を冷たく拒絶するあたりの描写とか。 青木村の怠惰ぶりを挙げて「やっても無駄だ」というようなことを言っているが、 来たばかりの頃の桜町だって、この小説を見る限りでは大差がないように見える。 にもかかわらず、桜町はやって青木村はやらないというのだと、 二宮金次郎の行動原理って何なんだろうということを考えざるを得ない。 つまり藩命だったのかそうでないのかという違いでしかないのでは?というような 違和感。
_ 幕府に登用された件や、その青木村の仕法がうまくいかなかった件も あっさりと扱われており、違和感を覚える。武士ではなく農民に視線を向けていた というのはよくわかるんだけど、あまりにあっさりでむしろ違和感を覚えた。
_ このあたりはこの作品の中だけで解決できる問題ではないので、他の文献を あたってみて補完することになると思う。上記のような気になる点はあるものの、 全体としての印象は冒頭の通り「素晴しい」の一言だ。
_ 童門冬二の作品は初めて読んだ。小説の形をとりながら論説のようなことにも なっていて変わっているなと思った。
_ 5.4kmほど。今日はジョンを連れてゆかなかったので途中休みなしで 走ることができた。
_ たまたま前を走っている人が自分よりも随分ペースが遅い人だったので それにあわせて途中までゆっくり走った。足への負担も少なくて楽かもしれない。 走り始めはやはり膝が少し痛くて、走っている最中ずっと右足の甲が痛い。 右足の甲は普段歩いているときも痛いことがあり、疲労骨折とかだったら 嫌だなと思うが、走るのを1週間やめてみても痛むときは痛むのでなんか 違うような気がする。もともと偏平足なので歩くと痛みがちで、そのせいなのかなと 思ったりする。(思ったところで解決はしない)
_ やることが多くて締切までに仕事を終えることができなくなりつつある。
_ 一連の図書館本消化のうち1冊だけ 取り寄せが遅れたもの。
_ だいたいどの本も「レファレンスサービス」を推してくる。 司書のひとと相談しながら調べものができたり、本を一緒に探してくれたりする サービスらしい。いろいろ説明やメリットを聞くんだけど、どうにも一向に 関心が出てこないというか... 普段自分が扱っている工学系の分野では なかなか役立てづらいのかなと思う。自分が明るくない分野で力を借りるという ようなことならいいのかもしれない。
_ 「灰色文献」という分類は興味深い。流通していない書籍、 たとえば社史とか、そういうものは図書館でしか読めないことが多いという話。 言われてみれば社史いっぱいあったな。見るたびにいつか読みたいと思っていたが、 なかなかの分量なのでふんぎりがついていない。
_ 山手線沿線私立大学図書館コンソーシアムというのがあって、 山手線戦線の大学がシステムを乗り入れしているらしい。 いいなーと思ったら一般人が利用できるわけではないらしい。 やはり大学の図書館は大学にいるうちにきちんと利用しておくべきだったな。 人生で後悔することはめったにないが、この点に関してはそれなりに後悔の念がある。
_ 子供向けの啓蒙本はその道の第一人者が平易な文章で書いているので 素人が導入として読むには最適という話はなるほどなと思った。 そういえば今まで「ちくまプリマー文庫」とかそれなりの頻度で借りたりしていた (ただ葛飾区の図書館はちくまプリマー文庫はほとんど扱ってないようで、 ほぼ他区からの取り寄せになるけど)。今後も意識して借りるようにしたいと思った。
_ リファレンスといえば、葛飾区立図書館では「メールリファレンス」というのも あるらしい。メールで問い合わせると回答が貰えると。その回答を元にWebで本を 予約したりということをすると対面でやりとりする必要がないのでよいといえばよいが、 この本で書かれているようなレファレンスサービスの本来の形というものからは ちょっと離れているようにも見える。
_ 50のケースが挙げられていると見せかけて著者の随筆的なものが1エントリを 占めていたりするので油断ならない。
_ 人間関係については、好かれる:嫌われる:淡い=3:3:4といったあたりが 落としどころという話はまあそうなのかなあと思った。 今の人間関係は特にすばらしいというわけでもないし、 嫌いな奴やうっとうしい奴はそれなりの人数はいるけども、明確に嫌われていたり 敵対したりしている人はいないので、まあそんなに悪いもんでもないと思っている。 感覚的には3:0:7くらいかな。 こういう人間関係の場というのはちょっと不自然だな、と思っていたので、 そういう意味でも3:3:4というのは妥当な数字なのかと感じた。 なお前職でもだいたい同じ比率だったので、客先の人間はともかく 社内で嫌われたり敵対したりという経験はない。相手がどう思っているかは 知らんけど、少なくとも表面上はそうでないように振る舞っているので。
_ 著者は20代で大病を患い、以後無料の就職相談と著述をして生きてきた人で、 本人が書いているように高収入を望むこともないが精神的に 強い満足感を持って暮らしているらしい。 「成功者は無から有を作る」というくだりで、歩くことが好きな著者が 歩くことから価値を生み出せないかと考え、あちこちの商店街を訪れて 観察するということを始めたところ、それで本を編むまでに至ったという エピソードを紹介した上で、「自分の好きな『歩くという営み』ひとつとっても、 そこに目的意識をからませるなら、なんらかの仕事に通ずることになった」と 分析している。この視点は見習いたいと思った。
_ この本では「生き方」を6つに分類しているので、それぞれについて 印象を延べてみる:
_ 下請けなので仕事の一部しかできなくてストレスで、 最初から最後まで関わりたいという欲求というのがいくつかのケースで見られた。 前職も現職も下請けといっても上がいても丸投げで役に立たないことが 多いのであんまりピンと来ない。そもそも自分たちの領分でないところまで 口を狭んだり手を動かしたりしなきゃいけなくなっている気がするので、 全体に関わっていたいという気持は希薄だ。置かれている環境の違いだろう。
_ 途中にあった精神科医との対談がいちばん心に残った。 ひとつは鬱病の典型的な症状の話で、「思考抑制」というやつが中核になる 症状なので、受け答えなどが緩慢になるらしい。周囲や自分にその症状が 出てないか気をつけたいと思った。
_ もう一つは「労働観」にそぐわない場にいるとストレスになるという話。 労働観というのは、労働に対する価値観ということだと思う。 納得さえできれば超過労働が苦にならない人もいれば、自分の時間を侵されること 自体に苦痛を覚える人もいるなど、同じ環境に対して受ける印象が変わる。 転職系の本を読んでみると、自分の価値観を見極めよう的な記述は随所に見られるが、 「労働観」はそれを端的に表す言葉だなあと思った。随所に見られていても 「労働観」という言葉にピンと来るという心の動き自体が興味深い。
_ 昨日の考察も、かなり自分の「労働観」を 見直したものになっていると思う。 現在の境遇にもうちょっと踏み込んで考えてみると、
_ その他の事例とそれに関する主に我が身に置き換えたコメント:
_ 35歳から9年間で6回の転職を経験した著者の体験談を通して転職の事を語るという本。
_ 収入だけは妥協しないというわかりやすい基準があって、 それによって失敗しているパターンもあって、それでも転職のたびに 新しい経験を得ており、とくに早い段階から経営側の経験をしたいという 明確なビジョンを持って行動しているのがすごいなと思った。
_ 転職なんてたいしたことないよ、というわけでもなく、 苦痛と苦労の連続であったといった感じをさらりと出しているあたりはなかなか 迫力がある。選択肢が狭くなっているのは確実にあり、その上で前段落のように 経営者側の経歴を持っているというのが大きな力になっているように見える。
_ 失敗でもなんでも次に生かす材料にしなければ意味がないというのは何事につけても その通りだと思う。
_ ここのところ読んできた本の中では一番よかった。展開が論理的で説得力があり、 分析のフレームワークも自分にとっては非常に馴染みやすい。 単に眺めただけで終わってしまったので、しっかり中身を実践しなおそうと思う。
_ 乳酸は疲労の原因となる物質ではなく、エネルギーの準備物質であるというのは それとして、また、糖と脂肪がエネルギー源として重要で、 LT(Lactate threshold)を境にその利用バランスが変わるといった話もそれとして、 「乳酸を使いこなす」というのがどういうことなのか読んだ後でもピンと来なかった。 「使いこなす」という表現だと能動的にどうにかする感じに読めるんだけど、 説明を読むと勝手にそうなっているという感じだし。運動負荷を工夫しましょうという 話なら分かるけど...
_ 疲労の原因は様々なので、今起こっている疲労はこれが原因だ!というようなことは なかなか言えないらしい。一般的な傾向として避けるべきこと、例えば 身体に熱を溜めやすいような服装をしないとか、水分は事前に補給しておくとか、 炎天下を走らないといか、そういうものを知っておいて消極的に予防するしか ないのかな。もともとこの本は「疲労対策」みたいなものを期待して読み始めたので そういう意味では若干拍子抜けだけど、ないものであればいつまでも追い求めても しょうがないとも言える。
_ 糖の蓄積は2000kcal分くらいしかなく(普段から運動していない人はもっと少ない)、 フルマラソンを走ると途中でそれを使い切ってしまうため、30kmを越えたあたりから きつくなるのはそれが原因らしい。なので、ハーフマラソンとフルマラソンでは 辛さの質がまったく違うそうだ。
_ 個人的にはフルマラソンというのはあんまり関心がなく、 どちらかというと時間かかってもいいのであほみたいな長距離(100kmとか200kmとか)を 走るほうに魅力を感じる。そのようなことができるようになるための トレーニングならしてみたい。
_ 脂肪を消費するためには結局のところLT付近で長時間運動するほかなく、 タイムを向上するのであればLTよりも高い負荷でトレーニングして、 LTレベルを向上してゆくということになるらしい。身も蓋もないが要するに 競技するのならともかく、 そうでないなら少しきつい(息があがるほどではない)程度の負荷でひたすら走り込むしかないということだ。 それ自身は別に抵抗がないのでよい。走り込みによって自転車乗ってるときの 持久力も増えているといいんだけど。
_ エネルギーの元は糖と脂肪。となると糖質制限している場合は単純に不利になるのか、 そうでもないのか、どうなんだろうと思った。安静時は脂肪がそれなりに消費されるが、 運動強度が上がるとてっとり早くエネルギーを作り出せる糖を使うということ らしいので、脂肪からエネルギーを取り出すのが間に合わなければ少ない糖を 速やかに消費してさっさとくたびれてしまうような気もするんだが。 糖質制限の本では「ケトン体」が代替のエネルギー源として利用されるため むしろ持久力が上がるという話なんだけど、そういうことが起きているということは どう確かめればいいんだろう。安静時のケトン体の量が多ければそれでいいのか、 他の方法があるのか?
_ それにしても ミトコンドリアってすごいな。もともとは別の生物だったのが 取り込まれてほとんどすべての細胞が備えていて、エネルギーを作り出すことについて ほぼ全面的に依存しているというのは壮絶だ。怪奇小説の1本も書きたくなる 気持は理解できる。
_ 「トレイルランニング」というのがあるらしい。山道を走破するものらしい。 自転車の世界における「坂道好き」みたいなもんだろうか。 舗装されていない道を走るというのは怖い気がするが...
_ 25個所のコースが紹介されていて、なぜか実家の近くが3個所も挙げられていた(鎌倉、大楠、三浦)。 通学のときは山2つ越えないといけなくて大変だったが、 考えてみると横須賀〜鎌倉は山道好きには天国なのかもしれない。
_ 18時に小さいおにぎり2個食べて21時過ぎに走った。5.4km。途中で空腹になった。 最後の方は身体全体がふわふわしてきて、だるいようなもぞもぞするような、 スピード落とすのも苦痛でひたすら一定のスピードで走らざるを 得ないような。 変な感覚だった。家についたらかなりだるくなった。風呂入ったら治った。
_ 5.4kmのコースでも走り出す前と家に入る前に 少しずつ歩いているので実際に走っているのは5km弱。これだと実際に走っている 時間は30分ちょっとでしかないので、若干物足りないものがある。 意識してスピードを落として距離を変えずに時間を増やすか、さもなければ 距離を増やすしかないだろうな。
_ もともと長距離歩いたり自転車で走ったりすることは 苦でもなんでもないほうなので、ジョギング自体も辛いとは思わないのだが、 楽しいと思ったのは 今回が初めてかもしれない。 ジョギングを意識してやるのは今回が初めてではないのに、なんで今回に限って こういう反応なのか我ながら不思議だ。 一つ思いつく原因としては、体重を毎日計っており、走った結果が分かりやすく 数字に出てくるというのがあるかもしれない。
_ いずれ自転車で江戸川の土手とか、皇居のお堀端とかまで行って、ジョギングして 帰ってくるといったこともしてみたい。距離ももっと延ばしたいもんだ。 これから涼しくなって走りやすくなるだろうし、今のうちに 走りこんで持久力をつけておこうと思う。
_ コースを見直してみる。車の通りが少なくて安全な道路だけで走ろうと思うと 8kmが限界のようだ。あとは往復回数を増やすとかで対応するしかない。 まあ、日常的に走るなら8kmもあれば十分かもしれないけど。
_ ジョンの持久力はまったく心配なさそうだけど何しろ臆病なので後半は ほとんど前に出てこない。自然とペースも下がってくる。
_ なつかしい。昨日3作全部見終わった。1年以上かかった気がする。
_ 実況者はメッセージをよく読まない、探索が雑、漢字が読めない、 などと少々叩かれているが憎めないキャラクター。
_ 海の檻歌はトリロジー(の完結編)ということで評価の底上げがあるような印象を 持っていたけど、あらためて見直してみると、むしろ白き魔女の方が 他作品に支えられている感が強い。まあ総じてよくできており、 全部やってから2周目やるとさらに感慨が深くなるという現象を見ると、 三部作として実にうまくいっているなあと思う。 私はこの動画が「2周目」のかわりだった。
_ 昔見た「改造マリオ」で、1-1の最初にブロックで囲まれた土管があって、 ちびマリオだとどうやっても入ることができず、キノコ喰ってでかくなった状態で 8-4からZAPで1-1に戻ってきて、その土管に入ると9-1に進むことができるという ギミックがあっていたく感動した記憶がある。このトリロジーもそれに似た感動が あるように思う。(わかりづらい例えだな)
_ 海の檻歌>白き魔女>朱紅い雫 という順番に好きだ。 海と白は冒頭は朗らかムードで気付いたら世界の運命を決める争いに巻き込まれるという 構図が似ており、その分序盤の盛り上がりには欠ける感がある。 朱は冒頭から目が離せない展開でひきこまれるけど...緊張感がありすぎて逆に疲れる。
_ 海は前作までの登場人物が再登場しており、彼等の存在感があまりにでかいので 逆に本作からの登場人物の影が若干薄くなっている気がする。トリロジーとしては それでいいんだろうけど。
_ それにしてもペダル漕ぎながら1年がかりで見たシリーズが終わってしまったので 次は何を見たもんかと悩んでいる。 買うだけ買って見てないDVDを消化するか...
_ この胸の悪くなる展開はどういう決着を見せるのか?と思いながら読んでいたら 胸の悪くなる終わりかたをしただけだった。
_ Wikipediaの記事。 盛り上がりも少ない割に読後感は悪くてひどいな、と思ったのは、 唯一「蝿の王」と対話したサイモンのことをきちんと注目して読んでいなかった せいなのかもしれない。また、翻訳のせいなのかもともとそうなのか、 文章から情景を思い浮かべるのにかなり苦労した。なので展開に置いてゆかれる 場面が何度もあったり。
_ 英語を聞くのが一番重要で、残りは後からついてくるということらしい。 なるほどねと思った。
_ 以前ESL Podcastなどを通勤時間に聞くということをしていたので、また その手のものを復活させようかと思った。 フリーのaudiobookとかもあるようだ。
_ 通勤時間はここ何年かは本を読むことに費している。 空いてるし必ず座れるのでかなり集中して読むことができる。 本を読む量は減らしたくないので、半分ずつにする感じかなあと思った。 あと都内に出勤するときにはこちらをメインにするか。 eBookで英語の本を読むくらいしかしていないので(今は千夜一夜物語を読んでいる)、 これにリスニングを追加する感じだろう。
_ あとはジョギング中とかか。でもジョンと走りながらリスニングしながらというのは やりすぎな気がする。ジョンが巣立ってからにするか。
_ 問題は英語を聞くという行為自体はそんなに面白くないということだ。 英語で読みたい本や聞きたい番組があるわけでもないし、実力的には すでに知っている内容を英語で読むというところから スタートするので尚更面白味がない。それで英語が多少はまともになった先に 何をしたいのかというところで釣合いをとるしかないんだろうけど、特に 何かあるわけでもない...
_ 「欲しいものを自分で作ることができるという能力はとてもかけがえがないもの」で、 「プログラムが書ける人生は書けない人生よりも充実している」という信念が 自分の中にはある。
_ これは仕事についても同じことが言えるのかなあと思う。 何かやりたいことがあって、 まず自分でそれを作ってみることができるというアドバンテージはかなりでかい。 他人にそれを作ってもらうというのは非常にエネルギーが必要で、しかも 失敗することが多い (自身の、頼む側と頼まれる側の両方の経験から導いた結論)。 勿論、能力や環境上の理由で自分の作りたいものが作れないということも あるけど、コミュニケーションの過程で物が作られてゆかなければいけない 困難さに比べれば取るに足らない問題だ。
_ 楽しいおもちゃ(貸出)があるので返却期限までいじることにした。 さしあたってはDUKPTかなと思い、対向のアプリをErlangで組みながら 実験。DUKPTはややこしくてなかなか理解できなかったので、実際に 動かしながら遊ぶことでかなりすっきり理解できるようになりつつある。 Erlangはちょっと動かしながら試しながらやるにはぴったりの言語だ。 特に今回はバイナリだったりTCP通信だったりするので本当に書きやすい。
_ Thales Simulator Libraryの ソースも勉強になる。VB.NETのソースと格闘するのはこれが初めてかもしれない。 各種演算をHexStringのまま実施しているのが特徴的だなあと思った。 128ビット同士の演算とかがあるのでこれの方が楽なのか。 Erlangだと普通に数値かバイナリとして扱ったほうがよっぽど楽だが。
_ ちょっと前に読んだ。これを読んで最低限シューズはきちんとしたほうがよさそうだと 思って買ったので、そのくらいの時期に読んだんだろう。
_ 前半はQA形式で、QAともに冒頭に短かいまとめがあるので非常に読みやすい。 呼吸も姿勢もあんまり意識しすぎなくても身体が勝手に覚えてゆくから大丈夫、 とのことで安心した。全体的に小出監督の人柄が出ていて好感度が高い。
_ けっこう古い本のようだ。この本に限らず、ジョギングの入門書で 走り方などの解説に入るのは本の後半で、それまでは道具や 準備運動の話などに始終している。それだけ大事なことなんだろうけども。
_ スケジュール組んでLSDする日とインターバルする日を決めるというのは やってみたいと思った。
_ ストレッチやトレーニングのウエイトがかなり大きい。確かに 走るだけでなくてこういうことをきちんとしたほうが効果が出るんだろうな。
_ ただ、あまりに気にすることが多すぎて習慣にするのが難しい気がする。 走るための身体づくりをしたいというところまで明確な目的意識があるなら スポーツジムに通うというのもありかなという気がした。 今まではスポーツジムなんて行ってもエアロバイクしかする気がなかったので、 それなら家でペダル漕いでりゃいいと思っていたけど。 まあ今そんな定額出費をしている場合ではないので個人で工夫するしかないかとも思う。
_ 季節や時間帯、コースの環境などを含めてトレーニングの計画を 立てましょうという視点がいいと思う。まあ1年通してやっていれば自然と 分かることなのかもしれないけど。
_ 全ページカラーで写真が豊富。
_ 日常的なランニングは60分継続で走るというのがまずひとつの到達点なのかなと 読んでいて思った。 それ以上だと体力的にも厳しいし、そもそも日常的に1時間以上を消費するというのは 配分的にもやりすぎだろう。もっと時間をかけたり距離を延ばしたりということを するなら休日を使えばいいということか。
_ テクニックの話とアプローチの話など。流し読みした。 全体から把握する、8割理解できたら次に進む、などなど、 特に抵抗もないし今までもやってきたことだなあということを確認したり。
_ プロジェクト・マネジャーの経験のある人々が教訓めいたことを 見開き2ページで並べている本。プロジェクト・マネジャーをやっていて 何を一番大事だと思っているのか?(それが一番伝えたいことなのか?)というような 目で読み始めたんだが、よく見ると同じ人が何回か登場しており拍子抜けした。
_ スポンサー、ステークホルダーに関わる内容についてはだいたい同意できるな。 一方、エンジニアの環境とか、アジャイルとかの話はあんまり。というか 前段落で書いた通り、本当にそれがマネジメントしていて一番伝えたいことなのか? という気持が先に来てしまった。ただ、 技術的負債という視点はもっともだと思った。
_ 乳酸を使いこなすランニングで、 疲労に関する話が消化不良気味だったので疲労に関する本をいくつか借りてみた。
_ 疲労と疲労感は違うもので、 人間は疲労感があってもそれを我慢することができるし、 熱中して疲れを感じないということもよくある。したがって、疲労感がなくても 疲労は蓄積してゆくものらしい。これは大事な視点だな。
_ HHV-6とかHHV-7はほとんどすべての人が感染しているウイルスで、 疲労度が強くなると口中や体表面に逃げようとする性質があるらしい。 疲れが溜まると口内炎ができたり湿疹ができたりするのはそのせいなのか。 なので、唾液中のウイルス量を調べることで疲労度というのが分かるんだとか。 疲労感がない疲労なんていうものが定量的に調べられるのであればよいことだと思う。
_ 疲れの原因は活性酸素で、因子はFFと呼ばれるものらしい。 どんな疲労であってもこの構図は変わらないらしい。FFというのはなんのことだ? ということは書いてない。そんな殺生なと思いWebで調べてみたところ、 Fatigue Factorの略で、実体はタンパク質らしい。疲労時にこいつが たくさんできているらしい。それだけ聞くと「乳酸」だって 同じことだったんじゃないのか?と思ったんだが、これを健康な マウスに注射すると疲労するらしいのでどうやら間違いないらしい。
_ 疲労感を消すためには、文字通り疲労を消す以上に 気持/気分をどうにかするという面が強いんだろう。 疲れの原因は脳にあるというのはこの立場から 書かれたんだろうなあと今にして思う。
_ 疲労の回復として挙げられているのは、睡眠、食事、(緑葉の)香り、半身浴、 気分転換。まずは睡眠だろうな。最低6時間らしい。
_ ビタミンやアミノ酸については一般的に不足することはないが、 抗疲労成分としてクエン酸、イミダペプチドというのが挙げられていた。 鳥の胸肉に特に多く含まれているとか。胸肉をそれなりの量摂取するには 鳥はむにするかソテーにするかという程度か。
_ 執筆者が20人くらいおり、 業界誌か論文に近いものを寄せ集めているような印象がある。
_ 「疲労」と名のとくものならなんでも扱っているという感じで、 社会的、精神的な疲労なんてのも。疲労の治療、回復の話もある。
_ 疲労の本をいくつか読んでみて、ジョギングに関してさらに気がかりな点が いくつか出てきたので挙げておく。
_ まず夜眠くならなくなった。夕方はそれなりに眠気を感じるんだけど、 22時前後に走り終わると眠気がまったく感じられなくなる。この効果は 少なくとも3時間くらい続くので、最近は就寝が25時過ぎになることが多い。 25時の段階でも別に眠気を覚えるわけではなく、単にそろそろ寝ないと まずいかなと思って横になるだけだ。寝付きはかなりよく、朝までほとんど 目が覚めないので、むしろ睡眠の質は上がっているような気がする。 睡眠時間は6時間前後。 寝起きは辛いけど、特に昼間眠いわけでもなく、寝るまでの時間を有効に 使えるのでこれはこれで悪くないのかなあ、と思いつつ、 ↑の本で書かれているように、疲労が蓄積しているだけの可能性もあるので要注意だと思う。
_ 食事についても悩む。平日に走ろうと思うと、夕方18時前後に軽く物を食べて、 20時〜21時くらいに帰宅し、その後走るというパターンになる。 そのまま何も食べずに寝てしまえばいいんだけど、ジョギングの終盤には すでに腹が減っているので多少でも物を食べたくなる。牛乳と、豆腐と他少々という 程度にとどめているものの、寝る1時間ほど前に多少なりとも 物を喰っているというのはあんまりよいことではないように思う。
_ 上記2つはいずれも平日のパターンが確立できていないところに原因がある。 この上、ジョギングの他にトレーニングも、などと考えるといったいどういう 生活したものやらと思う。
_ iOS開発という研修を受けた。以前読んだ本を 追っかけてゆくだけだったので極めて退屈だった。 研修には「一歩目を無理矢理踏み出させる」という効用があるのでこれで いいんだろうけど、そこをクリアしている人間には退屈なだけだった。
_ なのであてがわれたMacBook Airをいろいろいじっていた。 軽くて小さくてなかなかよかった。XCodeをいじっていると若干画面が 狭く感じるものの、開発効率を著しく下げるほどではない。性能は申し分ない。 マルチタッチのスライドパッドっていろんな操作ができて便利だ。 反面、やっぱりMacOSXは肌に合わんと思った。
_ MacOSXは肌に合わんがLionでいろいろ変わったとかいうデスクトップまわりは もともとまともに使えていなかったので、 Mission Controlにはさほど不満がなかった。
_ 会社では長年のデュアルモニタ環境を先月からやめて、シングルモニタに戻した。 デュアルモニタじゃないと5分と生きられないと思ったが、実際にやってみたら そうでもなかった。
_ VirtuaWinで仮想デスクトップやらせて、 WinSplit Revolutionで適宜ウインドウを並べてやれば複数のウインドウを同時に 見るというのもそんなに億劫ではない。2ヶ月これで生きてこられたので これで問題ないんだろう。(まあデスクトップの切り替えのたびに寝た子を起こしに 行くので切り替え自体がなかなか終わらないという問題はあるけども)
_ Dexpotというのにも 魅かれたけどライセンス上厳しそうだったのと、家でいじってみたら 機能としては大きく変わらないためVirtuaWinのままでいいやということになった。
_ 6.5km。本当は8km走るつもりだったんだが、ジョンが突如抱っこをせがんできたので 限界なのかと思い断念。6.5kmのうち最後の1kmは歩いている。 歩いているときのジョンは非常に元気で、なかなかの勢いでリードを引っぱっていたので、体力の限界というよりは怖さが限界なんだろうか。
_ 先週火曜から休みなしで走っているのでちょっとやりすぎなのかも。
_ 偏平足は今後問題になるかもしれんと思った。偏平足は中敷とかで 多少カバーできるし、あとはトレーニングで足裏の筋肉を鍛えることも 有効らしい。知らなかった。
_ タイトルの通り。やっぱりトレーニングとストレッチは併用したほうが いいんだろうな。以前ちょっと欲しいなと思っていたバランスボールが また欲しくなってきた。
_ 肩甲骨と骨盤を意識する、まで読んだ。ちょっと読むのが早すぎたかもしれない。 気にするところが多すぎてよくわからんという印象を持ってしまった。 走り慣れたら再度読んでみるかな。
_ 三井物産の審査部門で働きつつ作家活動もしていたひとが会社を辞めた後に 書いた本らしい。自身の体験と、元山一證券のサラリーマン何人かが 破綻直後にどのように次を見つけたのかといったエピソードが並んでいる。 語り口が柔らかくて好感度が高い。
_ メインの話というわけではないけど「出ない杭は腐る」という言葉が妙に心に残った。
_ 体力づくりの本かと思ったら、整備や天候、地図、輪行、交通ルールといった 話題がほとんどで拍子抜けした。体力は続けていれば勝手につくけど、 ここで書かれている内容こそ本当に身につけるべき内容だ、ということなのかも しれないので、肩透かしを喰らったという感想自体がすでに著者の思うつぼなのかも しれないとちょっと思う。
_ 「ハンガーロック」「ヴィーダーインゼリー」等、聞いたまんまをうろ覚えで 書いているんじゃないかというのが散見され、編集者仕事しろという感じがした。
_ 近所がほとんどなかったので、実際に走ってみようというルートがなかなか...
_ 同上。東と西を間違えた(恥)
_ 江戸川沿いの終点は葛西臨海公園なのか。 荒川を下っていっても葛西臨海公園に出るし、コースとしては面白いかも。 上流の終点は関宿というところらしい。城があるようだ。 「せきじゅく」じゃなくて「せきやど」らしい。
_ 近所にある売店やスーパーの情報などもあってよいと思う。 上流に向かうときは三郷のカスミを超えると補給が困難になるらしい。 言われてみればそんな景色だった。
_ ちょっと古いけど(昭和62年) 「教書」というだけあって 自転車のメカニズムや乗りかた、歴史の話など充実していて楽しい。
_ タイトルの通り、買ったばかりとか、これから買うという人が読む 本なのかなと思う。
_ 違和感なさすぎ。目玉をつけてみる、 はまぐり刑事に匹敵するかわいらしさ
_ ロードレーサーなら200kmまでは日常、というのが前半の話。400km、600kmを 連続で走る人もいるらしい。
_ 「ロードレーサーなら」というのが必要条件になっているようなんだが、 その「200kmが日常」的な距離だということについて、 ロードレーサーで走るということが どのくらい重要なファクターなのかというのがいまひとつ分からない。 つまり普段乗ってるクロスバイクとか小径車とかではだめで、 ロードレーサーなら大丈夫というようなもんなのか、いやいやそうでもないよという ようなもんなのか。
_ 実際にロードレーサーに乗ってみて今との違いを理解すれば済む話なんだろうけど、 どうもロードレーサーと輪行には魅かれるものがない。 どちらも喰わず嫌いなんだろうけど、ロードレーサーに乗るくらいなら キャンピングカーのようなものの方がいいなと思ってしまうし、輪行するくらいなら 折り畳むことができる小径車できちんと距離が乗れるほうがうれしいと思ってしまう。 その点、ランニングであれば電車で移動して走るというのもありなのかなと 思う。手荷物一つあれば事足りるし。(まあ帰りに交通機関で移動するとなると汗の 問題がありそうだけど)
_ 先日書いたように他の著者の本も読みたくなったので借りた。 守田志郎著(朝日選書)。
_ 全体的に先日のものとは描かれかたが随分違っていて興味深い。 不自然に思えていた「青木村」の描かれかたもだいぶ違う。
_ 商人、侍の論理と比較した農村の論理という点が丁寧に解説されており、 その点から二宮尊徳の行為の意味や、親の利右衛門の「施し」の 意味を分析している。 先日読んだのはかなり小説的な味つけがされており、この本で別の視点から 考えなおすことができてよかった。
_ 幕臣となった後のこともきちんと描かれている。 晩年はいろいろと思い通りに行かなかったようで、多忙を極めつつも 挫折感の強い事件がたくさん起こっており、充実とは言えない感じを受ける。
_ 尊徳は農村に経済を持ちこもうとしていたんだな。生活の基準に金を据えさせ、 積極的な融資で農民本来が持っているポテンシャルを正しく発揮させてゆく ということらしい。藩の財政建てなおしも、出入りをきちんと計って、 締めるところは締め、投資すべきところにきちんと投資して(そこに必要な 金は融資するなり別途調達するなりという手を打って)、金をまわしてゆく中で 利益を出してゆくという非常にまっとうなやりかただ。 それを邪魔する農村の論理だったり侍の論理だったりをうまく解体して、 経済を構築し、実績を上げてゆく様子を見て、 出るものばかりを制限しても駄目なんだなという当然のことを今更のように知った。
_ 経済的に厳しい状態だからといって価値を生むものへの投資をやめてしまえば 経済の規模が小さくなる一方ということになる。今のうちの生活も決して経済的に よいとは言えない状態だけど、必要なもの、価値を生むものへの投資は ためらわないようにしたいもんだと思った。もちろん、 入りと出をきちんと把握できていることと、投資対象に期待する利益を 評価できていることが前提だけど。
_ 最後に... 図書館で借りた本なんだけど 書きこみがひどかった。線、囲み、括弧で括る、などやりたい放題で気分が荒む。 何を考えながら書きこんでいるのかさっぱり分からん。借りた本に書きこむという 点でもそうだし、書き込んでいる内容を見て、何を大事と思ったのか分からんという 意味でも。