_ 今朝の室温は15度台だった。15度台はもう着る毛布や暖房を必要とする レベルなんだよなあ
_ ゴミ捨てに外に出たら雨の中に氷の粒が混じっており、 4月になったのでは…?となった
_ EOS 50Dはマニュアルフォーカスで遊べるのが楽しい。さすがに重いので あまり気軽ではないが
_ メインダイヤル空転の件は、バッテリーグリップをつけてそっち側で 代用するという道もあるようだ。ただ純正でも300gを超えるようなので さらに重くなるのは感もある。
_ 端子カバーは2個所あるうちの1個所はとれていたが、残っていた1個所もちぎれた。 USBケーブルつなげるために1回開いただけなのに? というよりは 最初からちぎれていて、端子に嵌っていただけなのかもしれない。なんともはや
_ dpreviewを見ると 画素数アップの代償として高感度耐性は少し落ちているような感じらしい。 このあたりはsRAWだと多少ましになったりするのだろうか? あと、40Dの後継機種というわけではなく、しばらくは併売だったらしい。
_ 60Dは樹脂ボディで、50Dは最後のマグネシウム合金ボディだったらしい。 あと本当かどうかは分からんがプリクラに搭載されていたこともあるようで、 外見がとても綺麗だがシャッター回数が 限界近くまで使いこまれており、端子カバーも切取られているといった状態のものが 中古で出回っていたらしい。まあキヤノンからSDKも出ているし、 PC側から制御しやすいというのがあったのかもしれない
_ 週の前半はけっこう寒く、後半になってようやく日中15度を超えるような 気温になった。それでも夜はしっかり寒い。しかしこの寒さも今度こそ終わりに 近付いているようで、来週から最低気温が10度を下回る日はほぼなくなりそうだ。
_ 桜は週の後半あたりにようやく満開と言える感じで、 そして早くも散り始めているようだ。今週は雨も降るようなので次の週末まで もってくれるかどうか
_ 寒いとやはり炎症関係にはよくないようで、関節炎や皮膚の荒れなどが目立つ。 指の関節炎は1〜2日休ませたところであまり変わらんような気もする。 あと、乾燥した部屋にいたせいか喉が少しひりひりする。今週は 人混みの中に入ることもなく、 移動は徒歩か自転車ばかりだったので何かに感染する機会はほとんどなかったと 思うんだが…
_ 喉の痛みに先立って久しぶりにひどく腹を下した。原因がよくわからん。 なんか悪いものを喰ったという自覚もないのだが… 金曜にそんな調子で 腹痛と戦った。
_ 50Dを一週間使いつづけてみた。
_ 空転するメインダイヤルについて気付いたことがいくつかあった。 触らずにしばらく放っておいてから触るときちんとクリック感があって 反応するのだが、そのまま回しつづけたり、逆方向に回そうとするともう 空回りするようになる。そしてまたしばらく放っておくと回復して… という感じだ。いずれにしても使い勝手は極めて悪い。
_ それから、マルチコントローラー (ジョイスティックみたいなの) を押し込むと オリンパス機でいうところのスーパーコンパネ的なものが出てきて、 その左上がシャッタースピードの変更になっていて、その設定値は サブダイヤルで変更できることが分かった。バッテリーが極端に消費しているときは 画面が出てこないが、そうでなければ普段使っているTvモードで シャッタースピードも変更できるので、なんかこれでもいいかなーという気がちょっと してきたが、せっかくのハイアマチュア機なのにコントロールダイヤルを 満足に使えないのは悲しいし、シャッターボタンも含め耐久性に難があるのであれば さらにおかしなところも増えてしまうのかもしれない。
_ …と考えたのでバッテリーグリップを買った。新品の互換品を買うより中古の 純正品の方が安かったのでそちらにした。幸い使用感のほとんどない中古を 入手できた。乾電池用のアダプタもついているので安心。 ただこれを装着したことでボディとバッテリーだけで1kgを軽く超えてしまうので 身体の、とくに腰あたりへの負担が増えてしまった。 さらに、普段私は底面と右上にそれぞれpeakdesignのアンカーをつけて たすきがけをしているのだが、このセッティングだと縦位置にしたときに ストラップがひっかかってしまい見づらくなってしまうことが判明したので、 右上→左上に変更して左側にぶらさげるようにした。
_ グリップをつけたおかげでシャッタースピードの変更も気軽にできるようになり、 その他の効果として、自分でも予想外だったのだが、縦位置での撮影をする機会が 増えた (……)。そういうことをするためのグリップなのだから当たり前なのかも しれんが、横位置メインで、画角的におさまりが悪いときは縦にする、という ような考えかたを当たり前のようにしていたのに、グリップがあることで 縦位置をメインでもなかなか楽しいではないかと気付いた。
_ レンズはあまり本数はないがそれなりに広い画角をカバーできており、 ようやくいろいろ活用できるようになってうれしい。 CANON ZOOM LENS EF 35~135mm 1:4~5.6は やはり普段づかいでとても便利な画角の範囲だと思う。以前は気付かなかったが 周辺部の色滲みはそれなりにあるようなので被写体には気をつけなければいけない かもしれない。道路の白線などがあるとかなり目立つ。 CANON EF 75-300mm 1:4-5.6 IIは 自重で伸びてしまうのが悲しい。また周辺の色滲みもそれなりにあるようだし、 ボケもちょっとうるさめ。だけど軽いし写りも決して悪くない。 CANON EF50mm F1.8 IIはやはり素晴しい。 他のレンズと比べると薄い膜が取り去られたようなくっきりさを感じる。
_ マニュアルフォーカスは、*ist DSよりは合わせづらいのかもしれない。 ピントの合っていないものの割合が多い。とくに広角のレンズだと合わせづらく 感じる。 ただこのあたりはなんとなく 聞いていた話と合っており、フォーカシングスクリーンを変えることで MFのピント合わせがやりやすい(そのかわりに少し暗くなる)ということらしい。 Canon フォーカシングスクリーン Ef-S というものらしい。ただもう新品では 手に入らないようだ。まあライブビューも使えるのでそっちで代用かしら
_ フォーカシングスクリーン Ef-S は 瀬戸さんが14年前に 紹介動画を上げていた。やはりけっこう暗くなるらしい。 また、これ見ていて気付いたんだが、 60Dのサブダイヤルの内側には十字キーがあるようだ。ダイヤルと十字キーを 兼ねている機種が多かったので、50Dでも無意識のうちにサブダイヤルの上下左右を 押そうとしてしまい戸惑う、みたいなことをやっていたが
_ グリップのおかげで縦位置が使いやすくなったので、三脚も使いたいと思うように なってきた。なので汎用のL字グリップを買ってみた。1000円しない安物だが 金属の塊なのでそこまで差が出るものでもないだろう。ただ角の加工が されていないので指〜手のひらへの当たりがけっこうきつい。 質量は130gくらいらしい。さらに重くしてどうする感がある。 底面と側面がすべてアルカスイスの雲台にフィットする形状になっているので どこでも固定できる。予想していたこととはいえ 側面の長さがさほどないので、縦位置にしたときに重心の真下で 固定することはむずかしい。グリップがなければちょうどいいくらいなのだろうけど…
_ ISO800〜1600でもあまりノイズがひどいという感じはなく全然問題なさそう。
_ 一週間で500枚ほど撮った。その間に2回Err 99が出た。 シャッター音がおかしいかな?と思ったら固まり、そのままErr 99のループだった。 バッテリ抜いて少しして戻したら復活した。2回のうち1回は画像が 撮れており、左側が黒、右側が灰色のグーローシェーディングしたような感じだった。 Err 99はいわゆるその他エラーであり、問題がはっきりしていてエラーコードが 別に割当てられたもの以外は全部Err 99になるらしい。 シャッターユニットの寿命が近いのかもしれない。
_ 購入時にBP-511Aが2つついてきており、それらはけっこう消耗しているようだ。 使い切った後に充電器につけるとけっこう早く充電完了となり、カメラに入れると 残量残りわずかの表示になる…という感じ。あまり長もちしそうにないので 互換バッテリを2つ仕入れた。
_ 桜はこの週末がピークっぽいので、夜も三脚持って撮影に出てみた。 けっこうブレがひどい写真ばかりだった。ミラーの振動もけっこうあるし、 横着して タイマーも設定していなかったのでシャッター押したときの揺れもあっただろう。
_ いろいろ気になる点や悩ましい点はあるものの、そのあたりは少しずつ解決してゆく ものだろう。今のところ大変楽しく遊べている。そんなに長いこと使えるような コンディションではないような気がしつつ。50Dがどういった感じのものなのかを きちんと理解するための時間はあるだろうから、以後はこれを基準にCanon機を 考えることができるとは思う。
_ 残っていた端子カバーは持ち運んでいる最中に外れて落としてしまったようだ。 やんぬるかな
_ 文庫版を読んだ。連作のような形式になっており、文庫版は「北ノ町」という 書きおろしが4番目に挿入されている。
_ ミステリとして読んでいいのか、そうでもないのか掴みどころのないまま 読み進めた。 世界観は最初の「風ノ町」から少しずつ匂わされるものがあり、 3つ目の「日ノ町」を読み進めている中で「玉座」が予想される通りもので あることが分かった段階でどういう世界なのかがはっきりしてくる。 「石ノ町」で「彼女」がどういった存在なのかがほぼ明らかになり、 最後の「王ノ町」で全貌がはっきりした。 そして書きおろしの「北ノ町」が挿入されていることで不明瞭だった部分が さらにはっきりしたように思う。
_ 今から気持悪い感想を書くが、私が普段抱いている問題意識だとか 見解だとか、観察した結果得た境地だとか、そういったものがあり、 そしてなんでこの人はそれらをこんなに明瞭な文章にできるの、という驚きが 至るところにある。この人の作品を読むたびにそういう驚きに直面することになるので ちょっと怖いくらいだ。
_ ミステリの頭で 読んだのでチューニングが合った頃にはもう終盤だった、という私側の問題があったものの、終末とその後の世界、という描写は刺激的でよかった。 個性に乏しい「彼女」の描写も世界観に合っていてよいと思う。
_ 他の文庫本と同様、最後に新潮文庫のほかの本のリストが並んでいるのだが 妙に脈絡のないセレクションだな…と思いつつ何度か眺めているうちにその選択の 意図が分かって驚いた。仕掛というほどのものではないかもしれないが、この部分で こういうことができるのか、という驚きがあった。
_ 「暃」という読みもなければ意味もない文字の存在を初めて知った。 幽霊文字というらしい。 「JIS漢字コード」の指すものが曖昧なので読後に調べてみたところ、 JIS X 0208の句点番号のことではなく、 ISO-2022-JPのコードのことを指しているようだ。こちらも掴みどころがないまま 読み進めていって、最後の最後で狙いがはっきり分かったときはびっくりするとともに 感心した。
_ 最初のページにある5A83という黒い文字の後ろに赤く滲んだ文字があり、 しかもAと8の下には2つずつ文字が重なっているように見える。もちろん 意図のあることだと思うが何を指すのかが分からなかった。
_ 前回読んだのがもう10年前だということに 驚きを隠せない。
_ 昼はそこそこ暖かく、夜はわりと気温がしっかり下がるという日々が続いている。 桜はかなり散ってしまったが、場所によってはまだ満開過ぎたばかり くらいといってもいいような状態で、この週末はぎりぎり見頃といっても いいような気がする。さすがに葉っぱも目立っているのであと数日といった ところだろう…ただすでにツツジやベニバナトキワマンサクなどが綺麗な 花を咲かせはじめているので、しばらくは花と緑に囲まれた日々でうれしい
_ EOS 50Dメインの生活はつづく。たまにNikon D70を使うと最も顕著に違いを 感じるのはやはり背面のLCDだ。50Dのでかくて見やすい表示に慣れると D70の表示の小ささにびっくりして一瞬何が表示されているか分からんという感じだ
_ そんな50Dを使っている最中に、シャッター半押ししたらbUSYという表示が点滅して 全押ししても切れないという事象が。バッテリー抜いて戻して再度電源入れて…も だめで、バッテリー抜いてしばらく放っておいたところ復活した。 なんか50Dはこの手の、すぐに解決しない問題がたまに発生するので なんか気持よくないなあ…と思いながら検索したところ、 キヤノン、「EOS 50D」の露出オーバー現象などを改善を発見した。 現在入っているのは1.0.2で、 「電池の装填タイミングによって、カメラの表示パネルに「busy」の表示が点滅し、シャッターがレリーズできない現象を修正」というのはまさに今回経験した 事象だと思われる。そして 「シャッターボタンを押すタイミングによって、カメラの表示パネルと液晶モニターに「Err 99」が表示され、シャッターがレリーズできない現象を修正」というのは、 先日経験したやつでは…? ということでファームウェアを更新することでどちらも解決が期待できる。 現在最新の…ということは最終の、と言って差し支えないと思うが、ファームウェアは 1.0.9らしいのでそれを入れた。
_ ついでに魔が差してMagic Lanternも入れてしまった。これは1.0.9が入っていないと入れられないらしいので ちょうどよかった。オリジナルのファームウェアを完全に置き換えるものではなく、 どちらかというとオーバーレイ的な感じで機能するので、使い勝手が大きく 変わるものではないようだ。そしてML側のメニューの中で総レリーズ数などを 確認できることを知ったので試してみた。25205+115 らしい。前項は シャッター切った回数、後者はライブビューを使った回数らしい。 確認した段階で数百枚は撮影していたが、購入当時で25000回くらいは シャッターが切られていたらしい。思ったより少ない。耐久は10万らしいので まだまだ全然いけるだろう。
_ 50Dが来たおかげでCANON EF50mm F1.8 IIを 活用できるようになったのはうれしい。本来の画角ではないが、 むしろこのくらいの方が扱いやすいと感じる。
_ 今朝室内で撮るためにシャッタースピード少し遅くしようと バッテリーグリップ側のメインダイヤルを回したところシャッタースピードに 変化がなかった。本体側のような空転をしているわけではない。 あれこれ試したところ、変化していないわけではなく表示が 変わっていないだけのようで、シャッターボタン半押しすると 表示に反映されるという挙動だった。これはMLを入れた影響なのか? ML入れたままオリジナルのファームウェアで起動する方法があったはずなので それを調べて試すか…と思いながら外に持って出たところ症状が 消失して普通にダイヤルを回すたびにシャッタースピードが変わった。 一時的な何かだったのだろうか… なおSETボタンを押しながら起動すると MLなしで起動できるらしい。
_ 100均で安物の耳かきを買ってきた。2本セット。50Dのメインダイヤルの 掃除をするには、表面のゴム部分を持ち上げないといけないらしいので、 金属のドライバーや竹串などよりも竹製の耳かきの方が傷をつけずに持ち上げることが できそうという目論見で、実際その通りにゴム部分を持ち上げることができた。 綿棒にアルコールを染みこませて、耳かきで浮かせたところに差し込んで ぐりぐり…中の樹脂部分と上のゴム部分を 両方掃除できたらいいな、と思いながら10回くらい繰り返した。 その後ダイヤルを回してみると、アルコールが乾いていない間は空転を続けていたが、 ブロワーを吹きつけつつ乾かした後に回してみたところ元の使用感が 戻ったようだ。空転せずにきちんとクリック感をともなった回転になってくれた。 掃除すると治るというのは正直なところ半信半疑だったのだが、 ちゃんと治ったのでかえってびっくりだ。なおゴムと中の樹脂部分を 接着してしまうというソリューションもあるようだ。接着面はそれなりに 大きいとはいえ、力のかかる方向を考えると接着剤があまり得意な条件では ないように思うので躊躇する。
_ バッテリーグリップとL字プレートがついている状態だと レンズつけなくても1.2kgくらいになるのでさすがにきついが、それらを外すと 800g前後となるのでさすがに負荷を外すと何もかもが軽い…!! という 気分になるものの、それでも他のボディよりは重いのだった
_ 前回読んだのが17年半前の2007年10月。 天保時代に発生した三方領知替え、 WikiPediaのエントリだと 天保義民事件がそれにあたる。 以前もかなり興味深く読んだもので、最近は私の周囲の境遇も、 これまでのものがそのまま続くとは限らないという予感を伴うエピソードが 増えているし、今読んだらまた新しい発見や感想があるかもしれんという 予感があったので読み直すことにした。家の中にもあるはずだが 図書館で字の大きいバージョンがあったのでそちらを借りた。 私が持っているものはMicrosoft Word のワードアートで 作ったんじゃないかと疑ってしまうようなチープな表紙で脱力ものだった。 今回借りたのは表紙はさほど突拍子もないものではないものの 「レジェンド歴史時代小説」なる意味不明のフレーズが複数個所にあって不快だった。 余計な自我を出して滑る様子を見て抱く不快感は訳書の邦題に感じるものと通じるところがある
_ まず見逃していたのか、忘れていたのかは分からんが、 そういった感じの事実は、 この事件が起きたのは天保で、幕府から命令が出たのが1840年、なので、 江戸時代終了まで残り30年を切っている段階だったということだ。 執政たちはすでに海外の脅威を現実のものとして受け止めており、 諸藩を押さえつけていた将軍家の権力も動揺しはじめている時代に、 国防という観点からも引締めを進めてゆくことが必要となっており、 この領知替えは試金石的な位置づけでもあったという描写になっている。 そしてそれが思いがけなく挫折したことにより、 幕府の運営はより厳しさを増してゆくことになる…という予感を抱かせるものがある。
_ 同情を買って世論を少しずつ自身の有利になるように誘導してゆく取組の連続は、 戦う手段の少ない当時にあって重要な戦い方だったのだろうし、 それはとても現代的とも言えると思う。今になってこの小説を読み直したいと 思ったりしたのもその手法の洗練具合にあるのかもしれない。
_ この小説でトリックスター的な役割を演じるのは 大平村の酒屋「加賀屋」の万平と、南町奉行の矢部定謙の二人か。 万平については一発逆転を期した動きがことごとく多くの人間を巻き込んで 悪い結果を引き起こしており、運の悪さが極立っている。 小説中には描写されていないが、矢部だけでなく 老中の水野忠邦や目付の鳥居耀蔵もそれぞれあまりよい末路を辿っていないようだ。 水野に至っては5年後に自身が三方領知替えを受ける身になっているらしい。 隠居させられているので命じられたのは跡継ぎである息子だったようだが
_ あと注意から完全に外れているものとして、この小説では長岡のことが ほとんど何も出てきていないようだ。この件は庄内、川越、長岡の3つの 領地に対する転封だったが、庄内が中心なのはともかく、 川越の動きは話の流れ上必要なところは描かれているのに対して、 長岡の動きは大胆に省略されているようだ。
_ 工作活動の資金調達を本間氏当主の 本間光輝に迫るところは、藩と豪商の力関係のバランスが危うくなる 瞬間を描いており緊張感がある。小説の中では描写されていないが、 資金調達はかなり難事だったようだ。
_ 今日は天気が悪くずっと雨がちだった。さすがに桜も散ってしまっただろう
_ 週の後半から気温がどんどん上がり、夜も15度前後までしか下がらず、 日中は25度以上、という感じで室温もどんどん上がっている。 手遅れになる前にスポットクーラーを再設置した。 排熱の手当のしかたを忘れていたのでぜんぜん涼しくならんなあと 目の前が暗くなったり頭が真っ白になったりしたが、きちんと手当をしたら きちんと涼しくなった。そういう製品だから当たり前だが…
_ 夜はそこそこ気温も下がるので四六時中つけっぱなしということはしなくても まだ大丈夫そうだ。そしてこのスポットクーラーでは真夏の本気の暑さを耐えるには 少し力不足であることが分かっているが、その頃にはもう引越しているので このスポットクーラーの力を借りるのはおそらくそれまでのことになるんだろう。 新居にはでかいエアコンが1台備えつけらしく、残り2部屋には 今の住居に設置した2台のエアコンを持ってゆくので、3年ぶりに自分の部屋に エアコンがつくことになりそうだ。
_ さすがにもう夜寒くて大変ということはないと思われるので、毛布などを 一気に洗濯する。羽毛布団も次の冬まではいらんだろう
_ 50D生活はつづく。桜もほぼ散ったので追いたてられるように撮りつづける日々も ひと段落したので、MFレンズなどをいろいろ試している。 AEは効くので露出はカメラ任せにしたいところだが、絞り込み測光なので あまり絞るとファインダーがかなり暗くなるのと、あとこれはKissシリーズでも 感じたことだけど望む露出よりかなり明るくなってしまうようだ。 シャッタースピードそれなりに速くして回避しようとしたのだが 感度が上がってしまうだけだったということに後で気付いた。露出補正をするのが 正解だった。
_ 目が疲れているときに室内でピント合わせようとするとけっこう外れることが 多いものの、屋外では近距離〜無限遠まで肉眼でわりとちゃんと合わせることが できているようだ。とても快適。 YASHIKA DSB 50mm 1:1.9を久しぶりに使った。 E-PM2なんかで使おうとすると、 EFのマウントアダプタを経由してつけることになり、Y/C⇔EFのマウントアダプタは EFのマウント径よりも大きいので、途中でちょっとでっぱる感じになって 見栄えも手ざわりもあまりよくないのだが、EFマウントのボディであれば そういう不自然さはないのでとてもしっくり来る。肉眼でのピント合わせも 苦じゃないし、撮れた画像もとても素晴しい。
_ 久しぶりにα55Vと30mm F2.8 MACROを使ってみた。なんか設定上の問題なのか シャッタースピード優先でF4.5より明るくしてくれなかったようで、ほとんどの 画像がISO1000を超えていた。
_ 買ったのは2016年2月なので もう9年経過している。そしてここ4〜5年はほとんど使っていなかった。 久しぶりに取り出して使ってみた。当時見よう見まねでやっていた 慣らし処理や使った後の処理はわりといい線行っていたようで、本体はとくに 錆びたり劣化したりという感じはない。フタの方は加熱が不十分なこともあり 劣化した油がひっついている感じになってしまっていた。 セスキ水 + メラミンスポンジでべたべたのところを除去してみた。
_ 処理がきちんとできているので今でもひっついたりはしないし、洗剤で 洗ってもべつに問題なさそうなコンディションではある。おかしな 匂いがつくこともないようだった。ただ重量はけっこうなもんで、 私の指にダイレクトにダメージを与えたようだ。取り出したのは二週間前だが 関節炎がさらにレベルアップしてしまったようで今でも痛みを覚える。 せっかく暖かくなってきて痛みも和らいだと思っていたところだったのだが
_ 表面を覆っているのは油が硬化したようなものであり、 酸化鉄の皮膜というわけではないように思う。鋳鉄のものはスチールたわしで 表面を削って再度処理しなおすこともできるようなので、新居はまた ガス台生活に戻ることになるようだし、いったんリセットして再度処理しなおしても いいかもしれない。そしてフタはいまひとつ活用法を見出だせないところがあるが、 蒸し料理的なものに使うことで真価を発揮するのだろう。今回は 鶏肉の酒蒸し的なものをやってみたところ、フタを閉めているときは 水分の蒸発がかなり緩やかで、フタ開けて煮詰めることで照り焼き的な 見栄えになって、ふっくらとしたおいしい出来上がりにすることができた。 やはりこれらの特性を生かした料理ができるといろいろ楽しそうだな…とは思うが、 使うたびに手入れの煩雑さと私の指へのダメージが気にかかるので悩ましいところだ