Zinnia hacks tomorrow. (2018/8)

2018/08/01 (Wed)


= 道の駅 米沢

_ というのができたらしい。2ヶ月前。13号沿いなので電車の駅からは遠い。 道の駅なんだから当然だが…


= systemd-resolved

_ 昔はUbuntuはdnsmasqを使っていたように思うが、 知らない間にこれに切り替わったらしい。そしてsystemd-resolvedはループパックでしか listenしてないらしい


2018/08/03 (Fri)


= Pun

_ レベルアップの薬は呪われていると自分のレベルではなく ダンジョンレベルが上がる (つまり上の階に行く) とか、 NetHackはいろいろ洒落が効いていて面白い。 流し台の上を通過すると浮遊が解けるのも、なんでだか分からなかったけど、 流し台 (sink) だから沈む=落ちる、ということらしい。 こういう言葉遊びを pun というらしい。

_ こういった地口以外にも、 流し台壊すと指輪が出てくることがある (よく落とすから) 、とかも面白い。 リンゴとか梨を食べると「core dumped」となるのも不思議だったのだけど、 core (芯) を残して食べた、という意味なのね… core dump =吐くという イメージだったので、よっぽどまずいのか?と思っていた


2018/08/07 (Tue)

_ FreeBSD本は6割ちょっとまで進んだ。読みかった、購入の動機になっていた ZFSの章はボリュームがほとんどなくあっさりと読み終わってしまった…

_ ともあれ、私はやっぱり根本的にカーネルに対する興味が薄いようだ。 うまいことやってるんだろうな、という以上の興味がないと、 どう実現しているのかを知りたいという気持にならんだろう。 まあいったんは全部読み通しておこうということで読んでいるので、予想通りの 展開だが。


= 台風

_ 明日くらいから本州に近付いてくる台風は、今度こそやばいかもしれないという 感じらしい。前回のは自分の周囲では思ったほどの影響はなかったけど、 今回はスピードも遅くへたすれば24hくらい近くに居座るらしい。 仕事なんてしている場合じゃないんじゃないか


_ そういえば帰りそびれている。22時前くらいに相談を受けて、結果終電逃した

_ なので明日AMまでに回答すると言っていた問い合わせに取り組んだのだが… 不愉快すぎてなんでこんな連中のために心身にダメージを負ってまでやっているのかと 大変惨めな気持になった。

_ 結局夕方まで帰れなくて久しぶりにひどい徹夜になった。 台風は明日の夕方〜翌日にかけてがピークらしい


= サマータイム

_ 本気かね… 来年から?やろうとしているらしい。 経験もろくにないのに準備もせずにやるという発想がおそろしい


2018/08/08 (Wed)

_ 台風は近付いているが、さほど強い風ということもない? 夜もそんなでもない?かも?


= 津川雅彦さん逝去

_ 必殺の頃の若くて悪い奴の存在感がでかかった。合掌。


2018/08/09 (Thu)

_ 台風は、やはり思ったほどでも…だった。帰りは偶然雨も風も弱まっているときに 移動できたし、寝ている間に通過したようだし…暴風域の西側だったから よかったのだろうか


= earth :: 地球の風、天気、海の状況地図

_ 風の向きや強さが視覚的に分かりやすい


= Property-Based Testing with PropEr, Erlang, and Elixir

_ Webで読める方を2回ほど流し読みしてみたんだけど、深い理解に至らない。 ここで問題とされていることは、今までUnitTestで不満に覚えていた部分を 補うものであろうということは強く感じられるのだけど… PropErにこだわらず この手のテストを理解する必要がありそうだ


2018/08/11 (Sat)

_ 社内の機器にちょっとしたえぐいトラブルがあり対応に追われて 本来するべき仕事どころではなかった。


2018/08/12 (Sun)


= ハローサマー、グッドバイ

_ 借りたのは復刊される前のほうらしい。すんなりと理解しづらい訳文に 戸惑いつつ半分過ぎたあたりで物語が動き始めて、なんかすごい結末らしいという 前知識で読み進めたのだけど、残り数ページまでは特段すごい結末を 予感させるものではなく… そして最後に驚愕した… だったらよかったんだけど、 私の読解力のなさが深刻な悪影響を発揮して、飲みこめないまま読み終えてしまった。 その後ねたばれサイトなどを読んで、ああそういうことだったのか、そういえば あそこでああ書いてあったのは… みたいに芋蔓式の理解に至り、 驚いたというか情けないというか


= Design and Implementation of the FreeBSD Operating System, The 2nd Edition

_ 読み終わった。長かった。退屈なところと面白いところがあって、自分の心の動きが面白かった。

_ 冒頭はかなり面白かった。CSRGの実態とか、リリースエンジニアリングの話なんかは かなり興味深く読むことができた。メモリやプロセス、スケジューリング、 ファイルシステムの話になるとちょっとしんどくて (それはOSほぼ全部しんどいと言っているに等しいような気もする)、 プロセス間通信やソケットの話になると面白くなって… という感じだった。


2018/08/13 (Mon)

_ ここ1ヶ月以上起きたら会社行くというような生活を続けていて、さすがに 悪循環なので改めることにした。8時にアラーム鳴らして起きて会社に行く。 それでも遅刻であることには変わりないが…。 ここのところ寝るのが3時前後になっているが、その分寝てしまえば眠りも 深いようだし、酒さえ飲まなきゃ5時間前後の睡眠でもひとまずなんとかなりそう


= 熱収縮チューブの反対

_ みたいな商品はないもんか… 熱膨張チューブ? そんなもんが実在するのか分からんが、かしめがうまくいっていないケーブルを 固定したい。

_ 調べてみると、熱がある間は膨張するという素材はあるけど、膨張しっぱなしというのは見当たらなかった


2018/08/14 (Tue)

_ 1回休みとった。今月は昨日までで1日しか休んどらんので ちょうどよい


= 結婚記念日

_ 家でちょっと贅沢な食事をした。コノスルのスパークリングワインを買ってきて 乾杯した。こっちは安い。けどうまかった。

_ 結婚して9年か。早いもんだと思う。


= つぼみ誕生日

_ ケーキを買ってお祝いをした。つぼの誕生日を迎えることができたことが 何より素晴しい。


= 黒猫館の殺人

_ たしかこれだけ読みなおしていなかったような…と思ったのだが そんなことはなかった。が気にせず再読。 改訂版はここまでで、ここから先は予定していないらしい。 まあ今更暗黒館を改訂されても困るが…

_ 途中何度か驚きの真相が出てきて、それが全部揃うとより強い驚きになるという 展開はとてもよくできていると思う。


2018/08/17 (Fri)

_ 涼しい。20度くらいまで下がって、明日は30度行かないらしい。こんなの久しぶりだな…


= 頼子のために

_ 黒猫館とこの本はどうも似た系統を感じてしまうのでこちらも読みなおしてみた。 ちょうど去年新装版が出たようだ。読みやすくて妙に面白い。 リーダビリティの高さと、登場人物達の心の動きの描写が適切なのと、 各所にある「対決」が面白いんだろうと思う。とはいえ後味はとても悪い。 当時はそこまで感銘を受けていなかったようで、 名場面集のリストにも入っていない。


2018/08/19 (Sun)

_ 寝ている最中に吐き気を覚えた。熱っぽいし、昨日の夜喰ったものがまずかったのだろうか


= 語彙を増やすアプリ

_ 語彙を増やすのはアプリの力を借りられそうだと思っている。 クロスワードとかもそうだけど、語彙のネットワークを育てるものが クイズ形式であったりするとよいと思う。んだけど、なかなか見つからない


= Phrasal Verb

_ 句動詞というらしい。動詞+前置詞、動詞+副詞といった 組み合わせで独自の意味をあらわしたりするもの。

_ 未知の単語であれば、未知であることによって注意がそちらに向くことになり、 それは悪い面ばかりでなくよい面もあると思う。一方、Phrasal Verbは それを構成する単語は平易なものばかりなので、読んでいて未知の単語に 出会うことはないかわりに、漠然と読み流していると結局何が言いたいのか 分からない、という状態になりがちだと思う。

_ 「英熟語」みたいな括りで出てくるものと重なる部分は多い。 とはいえ、英熟語だけではなんか足りないと思っていたのだけど、 Phrasal Verb のリストはその穴を埋めてくれている気がする。 Ankiで取り組んでいるので身につくまでには時間がかかるけど


2018/08/20 (Mon)

_ また口の中が腫れてきた。抵抗力落ちてそうだからなあ

_ そしてまた台風が近付いているようだ。今度は2つらしい。


2018/08/21 (Tue)


= ボクシング・山根会長みたいな「おもてなしリスト」を作ってみた - デイリーポータルZ

_ これは面白い。私も自分の知らないところで好き嫌いを理解されている場面に 出会ったことが何度かあり (おもてなしじゃないよ)、〜〜は好きだったよね、 とか、〜〜は嫌いだよね、などと急に言われて、いつからそんなことに なっていたんだ? と驚くことになる。 他人から見た自分というものを自分が理解するというのはなかなか むずかしいことなので、他人に映る自分の好き嫌いなんていうものは とても面白い題材だと思う。などと深く感心をしてしまった。


2018/08/23 (Thu)

_ 口内炎が舌先にできはじめていて不快だったので、 こないだの悪夢の続きのときに処方されていた 軟膏を塗ってから寝たら治っていた。 ちょっとおどろいた… 気休め程度のもんだと思っていたが、 ステロイドの抗炎症効果を目のあたりにした感がある


= Linux版SteamにVulkan対応のWine実装でWindowsゲームもプレイ可能に - PC Watch

_ へーこれはすごい。SteamはLinux版入れても遊べるゲームが あんまり無いと知ったときに、これはゲームプラットフォームというよりは ゲーム配信フレームワークなだけでは?と思ってしまったが、ちゃんと どうにかしようとしている動きを知らないだけだったのか


= Firefox

_ なんか起動しなくなってしまって、 your firefox profile cannot be loaded などと怒られつづける。 プロファイルどかしても、--ProfileManagerつきで起動してもだめで、 いろいろ調べた結果、$HOME/.cache のリンク先が知らないうちに消えていた。 プロファイル関係ないじゃないか、と残念な気持になった。

_ Firefoxはどうもそういう、 起きていることを正確に伝えないWindowsみたいなところがあるような気がしており、 こないだもFirefoxのプロセス落として上げなおそうとしたら 前のがまだ残ってるからだめと怒られて、調べてみてもプロセスが 残ってるわけではなく、結局ディスクが溢れていていろいろ消せなかった だけだった、という話だった。ZFSなのでディスク溢れてるとファイルも消せないのだった。 なのでロックファイル的なものも消せないので、結果としてまだ前のが終わっていない、という結論になってしまうようだ。じゃあ、しょうがないじゃないか… と書いているうちに思った。


2018/08/25 (Sat)


= 霧越邸殺人事件

_ 記録によると最初に読んだのは2000年の8月のことだったようだ。 館シリーズは何度も読み直しているけど、こっちはそれっきり本当に読んでいない。 なので18年ぶりの再読。

_ 真相を知っている状態で読むと後半が少々だるく感じてしまう。 そして見立ての構造は、もちろん18年前もそうだったけど、 狙っているところをきちんと読めていなかった。解説を読んでようやく そういうことかと理解するような有様。理解してみると、これはすごいなあと 思うわけだけど… この霧越邸でしか成立しない構図になっていて、 当時も今回も、それが雰囲気のためだけのものだという程度の理解しか できていなかった。読解力の無さが恨めしい


2018/08/26 (Sun)

_ うすい駅のKFCが9月で閉店らしい。せっかくできたのに…

_ 昨日〜今日とかなり暑い。猛暑日だったようだ。


2018/08/28 (Tue)


= Android版「フォートナイト」にインストール乗っ取りの脆弱性、情報公開のタイミング巡りEpicがGoogle批判 - ITmedia エンタープライズ

_ このゲームはPlay Storeを使わずに配信されると聞いたときに、これは かなり注意深くやらないとすぐにへんなもの入れさせられるユーザが 続出するだろうな… というのが第一印象だった。そして公開して早々に 脆弱性が発見され、逆怨みのようなことを言っていて呆れた。 そういう危険性があることを分かってて独自に公開して早速脆弱性を作り出して、 ユーザを危険に晒しているのは自分たちじゃないか


2018/08/30 (Thu)


= 2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い

_ はてなダイヤリーが終わると知って、あら、こまった… と思ったのだけど、 はてなブログに移行できるのか


2018/08/31 (Fri)


= つぼみ

_ つぼみが死んでしまった。今週に入って少し動きが少なくなった。 昨日病院に行って、歯根の炎症をケアしてもらい、輸液をしてもらったばかりだった。 今日になって2回虚脱して、意識不明のまま妻の腕の中でゆっくり呼吸と鼓動が 弱くなって逝ったらしい。

_ がりがりで、どんどん毛が抜けて、透き通ったあばらから見える心臓はもうとっくに 限界を超えていたんだろう。よくがんばったと思う。

_ 仕事を早目に切り上げて帰宅した。妻はもちろんショックを受けていたけども、 最後にあまり強い苦しみがなく逝くことができたのと、できることは 物質・精神面ともにすべてやったというところもあり、やりきった感はあると思う。 つぼには自分にとってよいタイミングで逝ってほしいと常に思っていたけど、 それに近い形であったと思う。

_ もちろん喪失感は巨大だ。4月に入って一気に体調を崩し、どんどん痩せて毛が抜けて、 それでも美しさと気品は損われることなかった。最後には4kgを割ってしまったらしい。 もはや骨と皮だけの状態で、それでも部屋の中をのんびり歩きまわっている様子は、 悪いながらも落ち着いているという感じを抱かせるものだった。 つぼみがどのような逝きかたをするのか、というイメージがまるで 浮かんでいなかった。 桜を見ることができ、15歳の誕生日を迎えることもできた。 なので、ここまで弱っていても、 つぼみなら、このまま年を越したりもできるんじゃないだろうか… などと淡い期待を抱いていたりした。 冷たく固くなったつぼみは、もう目の前に手が来てもまばたきをしないし、 見ていて不安になるような鼓動ももうない。わずかな時間であっという間に こんなことになってしまうんだな、と、途方に暮れてしまう。

_ つぼみとミミ子は事務所で暮らしており、私は仕事でほぼ家におらず、寝るときも 上の階で…という生活だったので、 日常的なケアはほとんどが妻の力によるものだった。 つぼみとの別れは唐突で、もっと一緒に暮らしたかったという気持は もちろんあるけど、最期の1年半、つぼみと妻が親密な時間を長く過ごすことが できたのはよかったと思っている。

_ 苦労の大部分は妻のものだったとはいえ、もっと、ろくに歩けず寝たきりのままの、 介護生活が続くものと一方では考えていたので、直前まで細いながらも食欲があり、 ふらつきながらも歩きまわるような状態で、適切な言葉ではないが、あっさりと 逝ったことは、つぼにとっても、残された我々にとっても、 一番よいタイミングだったのではないかと思えてくるから不思議だ。

_ 家にいた犬たちは、親や兄が迎え入れた子たちだし、わんたももともと 妻と暮らしていた子だった。もちろん、それによって愛情の差が出るわけではないが、 ともあれ、 私にとってつぼみは、自分の意思で家に迎え入れた初めての子ということになる。 手のかからない、本当によい子だった。 人とも犬とも仲良くできて、大人しくて面倒見がよい子だ。 わずか7年とはいえ、こんなすばらしい子と一緒に過ごすことができたのは 本当によかったと思う。つぼみにとっても、 それまでの悲惨な生活を埋めあわせるものであったと思いたい。




Zinnia (zinnia@risky-safety.org)
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